漂着の浜辺から

囁きのような呟き。

油壺

2006年08月07日 | 三浦半島・湘南逍遥

 昨日の日曜日(8月6日)は、油壺へ。
 三浦半島デジカメ便りのshuさんの記事を読んで、久々に行きたくなったからだ。
 しかし、油壺は、やはり人が多い。
 途中の道も、混雑していて、なかなか車が進まない。
 分かってはいたが、多少うんざりしてしまう。
 横堀海岸から胴網海岸へ向かう岩礁の道の途中には、なかなかよいシュノーケリングポイントがあるのだけれど、そこには釣りをしている海水浴客が何人もいて、うっかり釣り上げられたらたまらないので、残念ながら、その間を、嫌味のように少し泳いだだけだった。
 ピーク時の油壺は、三浦海岸に比べれば少しはマシかもしれないが、このように人だらけである。それに、狭いところに沢山の人がいるので、余計に「うわっ」という感じがする。
 この時期のこの辺りのお勧めは、荒井浜から胴網海岸へ向かう途中である。この辺りは、ざっと開けていて、眺めがよいのだが、人は少ない。面倒臭がって、皆は来ないようだ。砂浜はないけれど、シュノーケルがあれば普通に泳げるし、何より居心地がよい。主に僕はその辺りを拠点にして、泳いでいた。
 上の写真は、胴網海水浴場の近くにある、三浦道寸義同の墓。北条早雲に滅ぼされた豪族、三浦氏最後の当主である。油壺の由来は、油を流したように静かな湾だというところから名がついたとも言うが、一説には、この三浦道寸の最後の戦いで死んでいった三浦一族の血で、湾が油を流したように真っ赤に染まったということろから来ているともいう。
 
 

 写真は、油壺湾の入り口付近。
 油壺湾は、上から見下ろすと、本当に静かな緑色の湾。
 ヨットハーバーがあるのも、その穏やかさが重宝だからだろう。
 ところで、この付近からエントリーして、ちょっと油壺湾を潜ってみた。
 が、近くを絶えずクルーザーが行き来しているし、水の中も透明度がほとんどない状態だったので、すぐに諦めた。 
 

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