漂着の浜辺から

囁きのような呟き。

鎌倉

2011年04月11日 | 三浦半島・湘南逍遥

 昨日は鎌倉へ出掛けた。この二三ヶ月は、全くといっていいほど休みがなかったし、娘の受験や地震もあったので、遠出するのは久々。
 大船で電車を下りて、大船観音を頭上に見上げつつ、駅前の商店街(いい感じに充実していた)でお弁当を買い込み、そのまま鎌倉方面に向かって歩く。途中で、鎌倉中央公園という谷戸の地形を保存した広い公園で昼食兼花見をする。この公園には初めて来たが、よい場所だった。その後、鎌倉駅の方を目指して歩き、人ごみの中を鶴岡八幡宮へ。台風で倒れたという大銀杏を横目に、お参り。その後、源頼朝公の墓参り。僕は頼朝公のファンなのだが、墓参りをするのは初めて。源頼朝は、なぜかあまり人気がない。人気の高い義経や龍馬なんかよりも、実像はずっと器も大きくて理想も高く、信念も揺るがなかった魅力的で傑出した人物だと僕は思うのだが、天皇制を軸とする教育ではそれも仕方がないのか。八幡宮からほど近い場所に、墓はひっそりとあった。
 鎌倉散策の〆に、由比ヶ浜の海岸へ。海岸からの帰路で、御成小学校の脇を通る。この小学校は、養老先生の出身校ということ。外観を見ているだけで、中に入ってみたくてたまらなくなる建物。

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