東京都知事選、現職は退く。それを見て、自民解散総選挙に打って出る。ヤケクソになっての啖呵を切って敗北、仁政にない政治というのは、結局、「終に」という事になる。権力を得た者の心と言うのは、「両刃の刀剣」、往々にして地獄に落ちる。そんじょそこらの覚悟では地獄にたどる。今の立ち位置に浮かれていては、有頂天にして、微細を見ることはできない。宇宙から地球を見て、
ただ青く見えるだけである。ありのままに見て、詳細を知ることができない。
有頂天という事は、見渡せていながら見逃してしまう事にある。まして、ただのサラリーマンとして勤めていれば、「あだ」となるのである。覇者というのは覚悟がいるのである。でなければ、その権力に負かされてしまう。天命として受けた資質でなければならない。それこそそこは、あまりにも質素にしての姿形でありながら、絶大な力を宿す。たとえるなら、自然の力である。縁の下の力持ちである。それは見えなくして発揮される。だから、崇められるのである。
普段より見える力は、あまりにもおぞましくある。それは、
悪いことはすぐ見えてくるが、善いことは見えにくい事と同じである。そこに人為的策略があれば、隠し事として粛々と進むが、必然露呈、暴露される。さながら、人の寿命の内にある時の間である。真夏の夜の夢、春の夜の夢の如し、泡沫にある。「花の命は短くて、苦しき事のみ多かりき」と謳われ、
人生も全く同じである。
さてさて、英国も政権逆転、フランスも同様、アメリカ然り、日本国の首都東京もまた同じ、して、総理もそこに属す。従属である。
これから、姑息にして、どのような「まさか」なる企みが起こるのか?
でも、「窮鼠猫を嚙む」は起こらない。なぜなら、今までが巨大な「悪魔」だったから。光に照らされては、焼かれるだけである。
今は、消えゆくロウソクの火にあり、燃え上がる状態。
火薬に繋がった火縄の火の様に、チリチリと燃え進む。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます