つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

死んでしまえば、後の祭り・・・

2006-04-09 | Weblog
どんなに悔やんでも、死んでしまえばなにもできないし、してあげることもできない。 生きているときだけが可能性を秘めている。

誰でもわかっていることだと思うが、時間はただ無駄に過ぎていることが多い。

死んでしまえば、二度と再び同じ人に逢うことはない。
あの世に行けば会えると思うだろうが、あの世に行ってもけっして同じ人に逢うことはない。
それは、夢を見れば分かる。
夢の中で会う友は、夢の中の友であり、現実の友ではない。
ただ自分の記憶の現象の友である。
夢の中で友と会っていても、現実に友は自分のそばにはいない。
物事も伝わっていない。

あの世も記憶の現象の世界である。
生前、やりのこしたことがあったとして悔やんでも、それは後の祭りである。
この世のことは、この世にあるときだけしか叶わない。
それだけに、生前の時間は大切なのだが・・・。

この世の声があの世に届くことも無く、あの世が何かをしてくれることも無い。
絶対交わることの無い世界となっているために、死んだ人に逢うことはない。
死んで、あの世に行っても、前に死んだ人に逢うことは無く、ただ
記憶の現象の人に会えるだけである。
記憶の現象として会うものである。
コメント
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