38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

発芽待つ人参に、うれしい雨。

2015年08月17日 | 農と暮らしの日記
里芋。おなじみの風景。
6日前の写真と見比べてみたけど、あまり変化がない。植物の生育は速いと言われるが、そうそうこちらが思うほど、ぐいぐいと成長してくれたりはしないもののようだ。
ただ、葉の色は少し濃くなっているように見える。

待っていた雨がたっぷり降った。
先週の水曜以来だから、「待望」というほどのことはないが、その雨に期待して人参を播いたのにその後の「好天」のおかげで連日の水やりとなり、発芽の目安となる播種後1週間を前に、そろそろ自然の雨が欲しい、というか、降ってもらわないと労力的に困ったことになるなという頃合いだったので、とにかくありがたい。

里芋の畑は用水路から簡単に水が入る。
それでも、上からたっぷりと降り、畝の全体を瑞々しく湿らせてくれる雨をこの里芋たちも喜んでいるように見える。



月曜、世の中はお盆休み明け。
晴れのち曇り、11時頃から2時間ほど大雨。午後は曇り時々晴れ。

朝ごはんは、オクラのスープ、じゃが芋のパンケーキ。

午前:荷造り、市内配達。9時頃から里芋の畝間を管理機で中耕、用水路から水入れ。
大豆の畝間にも水を入れ、オクラの収穫を始めたところで強い風が吹き始めたので軽トラに避難。
横殴りの雨となり、用水路からの水口を閉めて帰宅。
昼ごはんは、鶏と白長茄子の豆鼓醤風味の味噌煮、オクラのスープ。

午後:軒下で育苗の種播き。今季初のレタス類など。
雨があがり、雨後の畑の見回り、日没前後まで収穫。
晩ごはんは、ビーフン炒め(人参・玉葱・豚肉)、冷奴、オクラ茹でたの。



20時から、遠くで花火の音。
市街の加茂川河畔、「お観音さん」の納涼花火大会、4,500発。曜日にかかわらず毎年この日と決まっていて、お盆が終わって子や孫たちがいなくなってからの花火ということで残念がる人も多い。昔はそんなこと関係なかったけれど、最近は僕も「なるほどなあ」と、なんとなくさみしい心持ちがする。

就農してすぐの頃は子どもたちと見に出かけた。
ところが、子どもたちも忙しくなったり興味が薄れたりしてきて、今年はとうとう音だけ聞いて、近所の土手に上がれば遠くに赤や青の光が見えるものを、見に行くことさえしなかった。
まあ、音だけの花火も、悪くはない。

<本日の野菜セットの例>
胡瓜、茄子いろいろ、ピーマン、オクラ(五角と丸莢)、空心菜。
セットによってほかに、赤玉葱、つるむらさき、から。
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予報の雨降らず、人参に水やり。

2015年08月16日 | 農と暮らしの日記
空心菜はようやくどんどん摘めるようになってきた。
水が好きなので雨が降らないと困る野菜なのだけれど、今年は水好きならこちらも負けてない里芋と同じ田んぼのしかも水口あたりに植えたから、黙っていてもじゃぶじゃぶと水がかかる(この「かかる」は上から水滴がかかるわけではなく、一般的に灌水の意味。用水路などから田に水を引くことを「水をかける」と言い、中干しなどで水を切るのを「引っつかす」と言う)。

空心菜は炒めものが一般的。
鶏、豚、牛などの肉や竹輪、また、素麺や焼きそばに使ってもいい。毎年書いている気がするけど、中華ふうやエスニックふうなど味を濃くするのがポイント。



日曜、曇り時々晴れ、午後は晴れ時々曇り。
朝ごはんは、昨日の折の残り、茄子と玉葱の味噌汁。

午前:秋作に使う畑に残る大きい草をとる。
午後:昼になったけど、晴れてきたのでいったん帰宅して水を積み込み、予定外の人参水やり。
そのまま、あちこち草むしり、収穫。

16時過ぎから遅めの昼ごはん、茄子と玉葱の炒めたの。
日没頃まで荷造り。

晩ごはんは、オーブン焼き(鶏、じゃが芋、玉葱、伏見甘長)、ドライトマトのペンネ、胡瓜の酢の物。



予報の雨は夜になっても降っていない。
明日も一時か時々かはわからないけれど傘マークが出ているが、あやしくなってきた。

人参は水やりをすると草が出やすく土も固くなる。
できれば雨だけで発芽してほしいが、そうもいかなくなってきた。

しかも、時間をとられて育苗の種がなかなか播けない。
ダブルパンチで秋冬作に影響が出てくる。台風の進路がそういう意味で「気になる」きょうこのごろ。
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敗戦70年、過ちとは何か。

2015年08月15日 | 農と暮らしの日記
またオクラの写真。
こちらは島オクラと呼ばれる丸莢の品種。一般的な五角のに続いて、これもまずまず量が採れるようになってきた。角がないぶん筋張った感じが少なく、それゆえだろう、多少大きくなっても柔らかくておいしい。



土曜、晴れ。夕方は時々曇り。
70年目の敗戦の日、あるいはポツダム宣言受託の日。

朝ごはんは、若布と玉葱の味噌汁、ポテトサラダ、茄子と炒り子の炊いたの。

午前:人参の水やり、収穫、昼前に市街の実家へ。
松山から兄一家も帰省し、近年恒例、両親を含めて10人でお盆の昼ごはん。
どちらも車に乗るのでノンアルコールで。子どもたち4人(いとこ同士)も久々の楽しい時間。
15時過ぎに薫も合流、選抜チームでトランプ。大富豪、ばば抜き。

夕方に解散、僕は畑で人参などあれこれ水やり、収穫。
そのまま19時半から消防団の機会自主点検。21時頃に帰宅、昼の残りものなどで晩ごはん。



70年。先人たちの多くの犠牲の上に今日の平和があると、よく言われる。
そのことは確かだと思う。しかし、犠牲は先人たちだけだろうか。現在も表向きの平和の裏に、いまを生きる多くの人たちの犠牲があるのではないか。我が国民であれ、外国の人々であれ。

戦争のない時代に生きている私たちは、ほんとうに平和を生きているのだろうか。
そこに平和の犠牲は、ほんとうに1人もいないのだろうか。

あの過ちを繰り返してはならないという。
表向きは、繰り返していないように見える。けれど、それはほんとうだろうか。

繰り返してはならない過ちというのは、何だろう。
それをいま、私たちはほんとうに繰り返していないのだろうか。
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夏の葉っぱ、70年談話。

2015年08月14日 | 農と暮らしの日記
夏の畑の、葉っぱいろいろ。
どれが何の野菜か、わかりますか?

真が夏休みの宿題だかで必要だというので、畑に一緒に行って採らせた。
こうしてみると、真夏の葉っぱは虫食いが少ない。これから秋に向かって虫も増えてきて、ただでさえ暑さに疲れて寂しくなってくる野菜セットもさらに苦しむことになる。



金曜、午前中は曇り時々晴れ、午後は晴れ時々曇り。
朝ごはんはスコーンで、チーズ、ピクルスなど。

午前:荷造り、畑で追加の収穫、また荷造り。
昼ごはんは、オムライス。

午後:市内配達、フジグラン出荷、図書館。
夕方、野菜セットを取りに来たお客さんが唐箕を譲ってくださる方がいると教えてくれたので、一緒にいただきにいく。
うちでいま使っているのは歯車の噛み合わせの調子が悪く、いろいろ調整はしてみているのだけどもしかすると完全に直りきらない可能性があるので、予備のためにもということで。
不揃いな谷戸の棚田なのに、きれいに管理されていて感心しきり。
畑に戻り、日没まで里芋の畝の中耕など。



安倍総理が戦後70年の談話を発表。
作成過程で紆余曲折あったようだけど、とりあえず「世論」が求める言葉の断片はぬかりなく盛り込まれているようだ。ところが、なんだか響かない。村山談話など歴代内閣の方針を引き継ぐとしながら、その引き継いだはずの「思い」のようなもの(第一には「おわび」)が自身の言葉で語り切れていない印象で、これはしかし、あちらを立てればこちらが立たずという、難しい立場の中でなんとかやりくりしたものだろうから、仕方がないかもしれない。
結局、当初からあった、なぜ70年で談話を出す必要があるのかという疑問に答えきれなかったように思われる。

ただ、まったく意味がないというわけではないだろう。
あらためてこのようにあの戦争や戦後の歩みを振り返る、一字一句をかみしめるような文章に触れることは、その趣旨が自分の思いや考えと必ずしも完全に重ならないとしても、戦後生まれが8割という我が国の国民にとっては意義があるのではないだろうか。

<本日のフジグラン西条>
オクラ。

<本日の野菜セットの例>
胡瓜、茄子いろいろ、ピーマン、オクラ(五角、丸莢)、空心菜。
セットによってほかに、玉葱、赤玉葱、伏見甘長、つるむらさき、から。
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熱風で、雨後の畑はもう乾燥。

2015年08月13日 | 農と暮らしの日記
昨日は20日ぶりの雨が降り、大豆も瑞々しくその葉を広げてうれしそう。
この間の土曜日に援農で草取りをしてもらったときにはまだ条間に入れたけれど、それが今日だったら畑に入るのも邪魔になるし草も格段に増えているだろうし、つくづく、あの頃合いでの援農は大いに助かった。
あらためてU家ご一同さまに感謝、ありがとうございました。



木曜、昨日の雨は昨夜遅くから未明に降ったりやんだり。
夜が明けてからは曇り、日中は晴れ、午後時々曇り。昼前後に熱風の強風。

朝ごはんはトーストで、グリーントマトのピクルス、マッシュドポテトなど。

午前:野菜セットの荷造り、収穫、里芋のあたりの草刈り。
昼ごはんは、天然鯛のあらのソテー、茄子の味噌汁。

午後:机仕事で作付計画、秋冬の種の段取り、収穫など。
晩ごはんは、やきそば(茄子、豚ばら、玉葱、ピーマン、万願寺、空心菜)、冷奴、オクラの茹でたの。



昨日のありがたい雨は、今日の熱風で大方乾いてしまった。
今日一日くらい、終日曇りとはいかなくても、少し雲が広がって鬱陶しいような空模様だとよかったのに。

雨を目当てに人参は播いてしまった。
畑で会った近くの農家さんに、「雨じゃけん人参播いたのに、もうからからで……」と言ったら、「あー、拾うて歩くわけにいかんしのう」と。

そうですよ!
種はいったん播いてしまったら拾って歩くわけにいかない。
まったく困ったものだ。人参の種も土の中で困っていることだろう。

僕と人参の種と、どっちが困っているだろうか。

<本日の野菜セットの例>
胡瓜、茄子いろいろ、ピーマン、オクラ(五角、丸莢)、空心菜。
セットによってほかに、じゃが芋、玉葱、赤玉葱から。
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20日ぶりの雨、人参播種。

2015年08月12日 | 農と暮らしの日記
7月24日の梅雨明け前に降って以来、ほぼ3週間ぶりの雨。
その頃はまだ草に埋もれていたオクラや空心菜が、いまは元気に夏の姿を見せている。

それにしても、この雨はありがたい。
収穫中の野菜のほとんどは写真のオクラなども含め、夏の乾燥を見越して畝間灌水のできる場所に作付けているから、用水に水が流れているあいだはなんとかなる。梅雨どきにたっぷり降った今年は、山にも用水池にもまだ水がある。

一方、困るのは毎年、人参の種播きだ。
こちらはやはり発芽に上から降る水が必要だし、人手で水やりができとしても、日差しの和らぐ日がないと発芽に時間がかかる。

というわけで本日、2度目の人参を播いた。
1度目は梅雨明け前の7月に播いて草とりもしてあるのだけど、発芽がやや不良で、草もその後次々に出て苦戦気味。今日は昼前後から雨の予報だったので、朝のうちに降り始めることを見越して7時台に畑へ。

大きめの草を手でとり(多くはスベリヒユ)、トラクタで耕耘。
その途中にもうぽつりぽつりと落ち始め、大急ぎで4条×2列、のべ200mほどを播種機で播いた。雨粒除けと日除けの寒冷紗をべた掛けして完了。
2、3日すっきりしない空模様だと助かるのだけど、さてさて。



水曜、朝から曇り時々雨。御巣鷹山の日航機墜落事故から30年。
雨なしの猛暑は昨日までの19日でひと休み。最高気温も30℃を下回ったかもしれない。

朝ごはんは、茄子の味噌汁、鰻と胡瓜の酢の物、子どもたちは納豆。

午前:上記の人参播種、雨が降り出して土が少し柔らかくなってきたので、あちこちトラクタ耕耘。
昼ごはんは、冷たい素麺を予定変更して、温かいオクラのトロトロにゅうめん、おにぎり。

午後:フジグラン出荷、軒下で育苗の種播きあれこれ、収穫。
晩ごはんは、ほっけのひらき、胡瓜の千切りサラダ、じゃが芋と板天の炊いたの、黒米ごはん。

<本日のフジグラン西条>
オクラ。
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川内再稼働、原発ゼロに幕。

2015年08月11日 | 農と暮らしの日記
里芋は毎日少しずつ生育中。
お盆までに隣の列と葉が触れ合うくらいに、という計画(希望)はどうやら難しそう。触れ合う葉も少しはあるかもしれないけれど、いまのところ、全体的に触れ合う、というわけにはいかない感じだ。

8月中に葉がトンネル状になるように、という計画(希望)はどうか。
こちらはやや抽象的なので、トンネルだ!と言えなくもない状態にはなるかもしれない。

いずれにしても、最終的に大切なのは葉ではなく芋そのものの生育。
試し掘りは9月の末頃か。

西条の「いもたき」は8月13日から。



2日分をまとめて記入。

10日、月曜、晴れ。雨なし18日。
朝ごはんは、梅じゃが煮、茄子の味噌汁、胡瓜酢。

午前:荷造り、市内配達、フジグラン出荷、里芋の肩の中耕と水入れ。
きのう援農で草とりしてもらった大豆の畑にも管理機を入れて中耕。
昼ごはんは、茄子豚春雨、胡瓜の胡麻だれ。

午後:宅配便セットの荷造り、秋の畑の大きい草とりと耕耘、収穫。
晩ごはんは、鰻と胡瓜のちらし寿司、小海老のマリネ、オクラのスープ。



11日、火曜、晴れ。雨なし19日。
朝ごはんはトーストで、チーズ、ピーマンとソーセージ炒め、出汁巻き。

午前:秋どり胡瓜の定植、つるむらさき2度目の定植、秋どり莢いんげんの直播。
今週後半の雨予報を前に。いずれも暑さ除けや虫除け・鳥除けに寒冷紗をトンネルやべた掛け。
昼ごはんは、オクラと鶏と豆腐の昆布だしトロトロスープ。

午後:荷造り、新居浜方面の配達、大きな草とり、畦際の溝切り。
晩ごはんは、茄子挽肉炒め、竹輪と糸蒟蒻の炊いたの、鰻と胡瓜の胡麻酢和え。



九州電力の川内原発が再稼働。
我が国は2年にわたった「原発ゼロ」状態に別れを告げた。あれほどの大事故、社会的大事件も4年たてばすっかり歴史の1シーンである。

原発に反対でも声に出せない社会。
現実のいまを生きる我々は、暮らし全体、人生まるごとがそういう仕組みに取り込まれてしまっていることを、同時代的には言い訳にできないことはない。
しかし、その弁解を将来世代はけっして認めないだろう。

伊方3号機も、まもなく。
愛媛、大分、福岡、山口、広島を臨む海に、出口はない。

<最近のフジグラン西条>
オクラ、ピーマン。

<最近の野菜セットの例>
人参(最終)、胡瓜、茄子、ピーマン、オクラ(五角、丸莢)、空心菜。
セットによってほかに、じゃが芋、赤玉葱、万願寺唐辛子、つるむらさき、から。
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大豆援農、長崎原爆の日。

2015年08月09日 | 農と暮らしの日記
久々にまあまあ大人数の援農で、今日は大豆の草とり。
播種は7月11日だから1か月弱でここまで成長した。夏播き大豆は早い。これまで、三角ホーで株まわりを一度中耕、さらに管理機で条間を走って中耕・土寄せしてあり、それでも残った草が大きく成長していたのだけれど、本数が少ないからそのままでも草に埋もれてしまうというようなことは当分ないだろうと放置してあったのを、援農決定で「それなら、ここ!」と即断即決。

野菜セットのお客さん一家、神奈川県から。
両親と中学生、小学生、そしてまだちびっこの3人で計5人。それに僕も加わって30分ほどみっちりと。のべ約200mほどの大豆畑すべてがきれいになった。
草の量は黄色いコンテナ10杯ほどか。

この段階でこれだけしっかり草がとれるのは大変な贅沢だ。
間をおかずに管理機でもう一度中耕し、その後はこまめに畝間灌水でどんどん生育を促したい。

枝豆は10月上旬から下旬、乾燥大豆としては12月収穫で1月中に脱穀・選別の予定。



日曜、晴天。70年目の長崎原爆の日。雨なし17日。
朝ごはんは渚のお土産パンで、チーズ、グリーントマトピクルスなど。

午前:収穫、温室の片づけ、庭先の草むしり。
9時過ぎに援農のUさん一家が到着、10時頃から畑の見学、すぐに上記の援農に突入。
昼前にみんなでいったん帰宅、そして一家は帰省先の福岡に向けて嵐のように去っていきました。

たいへん助かりました、ありがとうございました!
神奈川へのUターンの途中にも休憩がてらまた寄ってくださいね(ない、ない)。

昼ごはんは、素麺、おにぎり、梅じゃが煮、胡瓜の酢の物。

午後:フジグラン出荷、家のあれこれ、夕方から収穫。
晩ごはんは、茄子・玉ねぎと豚ばらの豆板醤炒め、小海老と赤玉葱・ピーマンのマリネ、胡瓜の酢の物、梅じゃが煮。

<本日のフジグラン西条>
ピーマン、オクラ。

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里芋の露、いのちの滴。

2015年08月08日 | 農と暮らしの日記
里芋の葉が集めた露が、朝の光に輝いている。
いったいどこからこれだけの水が?

昨日の夕方、ほんとにごくさらっと霧雨のようなのが1、2分降った。
まさかあの小さな、雨粒にもならないような滴がこれだけの量になるとは思えない。とすれば、地中から吸い上げた水分だろうか。里芋はこうして集めた水を、葉が揺れたときに自らの株もとに落とし、それをまた生きる糧とするといわれている。



土曜、晴天、雨なし16日。
朝ごはんは、茄子の味噌汁、昨晩の烏賊焼きの残り。

午前:ピーマンの草刈り、里芋の畝の肩の中耕・土寄せ、茄子の畑に畝間灌水。
昼ごはんは、焼きそば(ピーマン、人参、玉葱、烏賊)、茄子の味噌汁。

午後:フジグラン出荷、脱穀機とバインダーの収納、じゃが芋と玉葱の選別。
晩ごはんは、茄子のグラタン、じゃが芋のパンケーキ、冷奴。



庭先が片付き、秋冬野菜の育苗作業が本格的にできる態勢になった。
雨の降らない高温の毎日、夏の育苗は手間がかかるけれど、秋は必ずやってくる。

<本日のフジグラン西条>
ピーマン、オクラ。
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焼き鳥、烏賊焼き、土産話。

2015年08月07日 | 農と暮らしの日記
烏賊がおいしそうな色に焼けている。
奥ではこれまたいい色に焼き鳥が……。

毎年恒例、お盆の前の金曜はJA西条の飯岡支所まつり。
昨年は台風接近で中止だったから、2年ぶりの屋台で段取りをいろいろ忘れていて焦り気味のスタートながら、まだ明るく暑さ十分の5時開始にはパック詰めの終わったものもほどよく店先に並べることができた。

僕は主にパック詰めと引き換え(販売)と生ビールの担当。
あ、生ビールの担当というと飲んでばかりみたいだけど、サーバーと販売の担当で、飲むほうはスタッフみんなが担当なので誤解なきよう。
生ビールは「おかわり」需要と思われる当日券が結構売れていた気がする。この暑さだから、当然といえば当然か。



金曜、今日も晴れ、夕方一時雷が鳴ったけど、ほんの1、2分ほどミストにも及ばない小雨。
朝ごはんは、しじみの味噌汁、納豆、昨晩のゴーヤーちゃんぷるーの残り。

午前:荷造り仕上げ、フジグラン出荷、市内配達、胡瓜支柱の解体途中まで、収穫。
昼ごはんは、炒飯(胡瓜、ピーマン、玉葱、竹輪)、オクラ昆布出汁とろとろスープ。

午後:宅配便のセット荷造り。
15時から上記の支所まつりの準備、17時開店。

19時頃に途中辞去。
渚が月曜からひとり旅に出ていて帰って来たので、土産話を聞きながら晩ごはん。
茄子のグラタン、胡瓜の酢の物、屋台の烏賊焼き、隣の鶏唐揚げ、それに、渚のお土産のパン。

旅の行き先は藤田家族の先住地で彼女にとっては“生まれ故郷”である神奈川県の逗子と葉山。
宿はホームステイで、葉山時代のお隣さんがいまは逗子在住でほぼ同年代の高校男子がいるお宅と、保育園から引っ越すまでの小学校1年にかけての葉山の同級生のお宅。町外に移り住んでいるほかのお友達にも声をかけてくださり、9年ぶりの訪問、再会はうれしさ楽しさいっぱいだったようだ。

幼年期にお世話になった「おひさま保育園」も訪問。
海、山を共に遊び、葉山の小さな小道を一緒に歩き回って、現在の長距離自転車通学に耐える強靭な体をつくってくれた保育士の皆さんにも会うことができ、たくましい姿を見てもらうことができたのは親としてもうれしい限りだ。

滞在先の皆さん、現地で時間をつくってくださった皆さん。
そして、道中お世話になった他人の皆さん、ありがとうございました。

そして、僕も行きたい!
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広島に原爆、70年。

2015年08月06日 | 農と暮らしの日記
ピーマンは小さめながら、たくさん生っている。
小さいのは少し置いておけば大きくなるかというと、そうともいえるし、そうではないともいえる。

大きくなるのもあれば、あまり大きくはならず熟していくのもある。
畑で見ていればなんとなくわかるから、「これはもう採ったほうがいいな」というピーマンは自分から「採っといてくれ」と語りかけてくる。
というのはもちろん嘘で、ほんとに声が聞こえたら日陰で休んだほうがいい。



木曜、晴れ、朝のうち雲がやや多め。雨なし14日。
朝ごはんはスコーンで、茄子炒め、ソーセージ、グリーントマトのピクルス。

午前:人参の草むしり、とりあえずひととおり終了。里芋・大豆・茄子の畑に畝間灌水、収穫。
昼ごはんは、鮪のあら煮、目玉焼き、グリーントマトのピクルス。

午後:宅配便の野菜セットにう荷造り、トラクタで秋の畑の準備耕耘、収穫。

19時から、JA青壮年部会の支部長会。
夏の視察研修をいつ、どこにするかの話し合いを1時間ほど。

帰宅後、野菜セットの荷造り。

晩ごはんは、いまblog書きながらとりあえず鮪のあら煮。
あとはあれこれ、このあとで。



70年目の広島原爆の日。
ラジオで式典の様子を聞いていて、もどかしさ少し。式典全体は違うのかもしれないけれど、話をするのが被爆者と「子ども代表」の小学生、そして市長、首相。現役世代の市民、国民が不在。遠くなる昔のことを伝えてほしいという人がいて、それを将来に渡って伝えていきますという若い世代がいて、つながっているように見える。

いやいや、伝えるだけではだめなのでは。
伝えなくてもいいように、いま、自分が何かをしたほうがいいのでは。

何をしていますか。
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涼しそうな、オクラの葉陰。

2015年08月05日 | 農と暮らしの日記
オクラは葉が広がり、株もとに日陰ができるようになってきた。
こうなれば下草の勢いは弱まり、畝全体が乾燥しにくくなる。ハンモックでも吊って昼寝したら気持ちよさそう。
まずはその前に、1/10サイズに縮んでから。



水曜、今日も晴天、全国的な猛暑も続く。雨なし13日。
朝ごはんは、白じゃこの残り、真の弁当おかず残りの茄子とソーセージの炒めたの。

午前:人参草むしり。
昼ごはんは、昨晩のきのこスパゲティの残り。

午後:避暑の昼休みということで、市街の実家で帰省中の妹と甥っ子とトランプ。
大富豪なんか久しくやってなかったのを前の帰省のときに一緒にやって少し思い出した。
それと、七並べ。端まで行ったら逆から並べることができるルールは昔はやってなかった。
時代の差か地方の違いか。

日が少し傾いて、茄子・ピーマンの畑の草刈り。収穫。
晩ごはんは、きのこスパゲティの残りソース和えの鶏ソテー、鮪のあら煮、冷奴、オクラ茹でたの。



真は今日と明日、サッカーの練習試合。
ふだんの部活動はたいてい午前中だけだから、終日となると熱中症なんかが心配だけど、夏休み部活動といえば終日というのも珍しくないようだ。

僕は中学時代、卓球部だった。
日曜や夏休みは午前中だけだったと思う。弁当を持って行った記憶はないから。だから、午後はだらだら過ごしていたのだろう。いま、僕は家にいるから真が暇そうにしているとついついあれこれ言ってしまうけれど、自分を顧みれば、親が家にいないのをいいことに、高校野球が終わっても再放送の連ドラとかテレビばっかり見てぼーっとしていたのだろう。

当時、洗濯ものをたたんどけとか言われた記憶も少しあるけど、どれだけやっていたのか。
両親とも勤めに出ていたのに、早く帰宅する僕自身は晩ごはんの用意なんか絶対何もしてない。まだ小学生で、ばあちゃんがいた頃は行水のお湯を「おくどさん」で沸かす手伝いで薪を割ったり水を運んだりしていたけどれど、中学にもなるとほんとに何もしてなかったのだろう。

それを考えると、うちの子たちはずいぶん「まし」だ。
言わないとやらないし、言っても「それだけか」ってなもんだけど。
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晴れ続き、里芋たっぷり灌水。

2015年08月04日 | 農と暮らしの日記
里芋の畑は畝間灌水で気持ちよさそう。
周辺のプロの方々の里芋はすでに左右の畝の葉が重なり合い、トンネル状になっている。うちのはかなり出遅れているけれど、予定ではお盆の頃までに葉が触れ合うくらいになり、8月の終わりにはすっかり葉が畑を覆ってトンネルになる。
これからひと月、とにかく水をどんどん入れる。



火曜、今日も晴れて高温。雨なし12日。
朝ごはんは、茄子の味噌汁、じゃこ天と甘唐辛子と玉葱を炒めたの。

午前:里芋、大豆の畝間灌水の管理、収穫、近所の配達、荷造り。
昼ごはんは、白じゃこ、胡瓜と玉葱と若布の素麺サラダ。

午後:荷造り、新居浜方面の配達、胡瓜などの草刈り、灌水管理。
晩ごはんは、白じゃこの残り。
真と薫はきのことトマトソースのスパゲティを食べ、市街の文化会館にモンゴル・サーカスを観に行った。

<本日の野菜セットの例>
じゃが芋、赤玉葱、胡瓜、茄子、ピーマン、オクラ。
セットによってほかに、玉葱、甘唐辛子、つるむらさき、空心菜から。
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白じゃこ、瀬戸内海の恵み。

2015年08月03日 | 農と暮らしの日記
うちの実家では「白じゃこ」と呼んでいた。
スーパーなどでは「ねぶと」「めぶと」などと書かれて売られている。このあいだ、「(ネブト)イシモチ」という表示もあったけど、イシモチそのものではない気がする。調べてみたら本名?は「テンジクダイ」でスズキ科だという。

薫に聞いたら、大阪にはなかったそうだ。
見るからに瀬戸内の魚という感じがするが、食材としての分布図みたいなのを見てみたい。

こんなのを買って家で食べる人がまだいるというのは、なんとなくうれしい。
いや、買っているのを見たことはないけど、店頭にあれだけ並んでいるということは買う人がいるということだろう。家まで魚屋さんが持ってきてくれて、「きょうはこれがええよ」とちょっとおまけしてくれたりしたら、年配の方はにこにこしながら料理するだろうけど、若い人も子どものころにおばあちゃんの手料理で食べていたら手が伸びるのだろうか。

こんなふうに普通に煮るのが普通。
骨がちょっと固いから、丸ごと食べられる南蛮漬けもおいしいらしい。そりゃ、おいしいだろう。
お腹からはみ出している、「子」がまたおいしい。



月曜、晴れ。雨なし11日。
朝ごはんは、昨晩の残りのペンネサラダ、豚じゃがなど。

午前:多少でも涼しいうちに人参の草むしり、追加の収穫、荷造り、市内配達。
昼ごはんは、オクライス。オムライスではなく。オクラと絹ごし豆腐の麻婆ふう(挽肉なし)トロトロ丼。

午後:南向きの軒先に今年もすだれを掛ける。
畑に出て畦際の草とり、里芋の水入れ、収穫。

晩ごはんは、麻婆茄子(こっちは挽肉入り)、オクラと若布の和え物、白じゃこの炊いたの。

<本日のフジグラン西条>
オクラ。

<本日の野菜セットの例>
じゃが芋、赤玉葱、人参、胡瓜、茄子、ピーマン、伏見甘長唐辛子、オクラ。
セットによってほかに、玉葱、つるむらさき、空心菜から。
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オクラは甘い、法的安定性は。

2015年08月02日 | 農と暮らしの日記
オクラは少しずらして播いた2作目のがいよいよ本格的に採れ始めた。
きのう収穫しなかったから少し大きくなりすぎたのもあるけれど、生育が速いので老化はしておらず、見た目よりは柔らかい。畑でかじってみたら(こら)、甘い甘い。

オクラってこんな甘味のある野菜なんだな。
(半分は宣伝文句です、まんまと引っかからないように)。



日曜、当然のようにきょうも晴天。雨なし10日。午後は少し薄曇り、遠雷。
朝ごはんは珍しく2日続けてトースト、赤玉葱の酢玉葱、チーズ、いただきもののグリーントマトのピクルス(美味!)。

午前:消防団のポンプ操法の地区大会にお手伝いで。
西条市と新居浜市の消防分団から、ポンプ車と小型ポンプそれぞれで今年の出場分団が幾つか割り振られていて、飯岡は何年かに1回のポンプ車の。僕はもちろん初めてで、しかも選手では全然なく、練習の手伝いにも申し訳ないのですがほとんど行けてなくて、きょうの本番も顔出しただけみたいな感じ。8時半開始、昼前に終わって詰所に帰り、弁当をいただいて帰宅。夜の反省会は残念ながら欠席。

昼ごはんは薫と真と3人で、その弁当と、素麺。
2人で簡単に素麺だったところに僕が帰ってきたから、弁当のおかずも取り分けて。小海老の茹でたの、鶏唐揚げ、ささみの紫蘇揚げ、茄子の田楽みたいなの、ピーマン肉と糸蒟蒻詰め、玉子焼き、しうまい、高野豆腐、海老フライ、塩昆布、くらいだったかな。
ごちそうさまでした。

午後:日の高いうちは机仕事をして、夕方は里芋の畝間を管理機でゆっくり歩いて土寄せ。収穫。
晩ごはんは、豚ばらの肉じゃが、ペンネと玉葱のサラダ、胡瓜とちりめんじゃこの酢の物。

今夜も荷造り、そのあいだに軽い晩酌の酔いも醒めて、1時間半ほど日付が変わる前くらいまで読書。



blog書きながらの音楽は、これ。
Hannibal Marvin PetersonのThe Angel of Atlanta。レコード持ってるのに(アナログ盤)webで聴いてしまうというのもなんだかなあという感じですが、そのうちCDで持っていてもPCからということになりそう。



国会で審議中の安保法案に関連して、首相補佐官が「法的安定性は関係ない」と発言したとされる問題について。
野党は補佐官の辞任を要求したりしているようだけど、どうも違和感がある。野党は安保法案に反対しているのだから、首相補佐官がそういう発言をしたとしても、そりゃそうでしょ、どうせあなたたちは、という姿勢でいればいいのではないか。成立し、あるいは施行されている法律に対して「関係ない」と言ったのなら問題だけど、法案なのだから、法的安定性が関係ないというような法律なんかあり得ないということで、審議不要で済む話ではないだろうか。

補佐官が辞任したら、野党はどうするつもりなのか。
野党も国民からずれている感じだ。

補佐官に辞任を要求すべき人は自民・公明の議員や支持者たちだろう。
重要な法案で国民にしっかり説明して理解を求めなければいけないと言っているときに政府から「法的安定性は関係ない」といわれて、国民の代表であり、政府と国民の間を取り持つ立場である与党議員や支持者が黙っているわけにはいくまい。

ところが、どうやら黙っているんですね。
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