38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

菜食の幼虫、肉食の高齢者。

2013年10月10日 | 農と暮らしの日記
人参の葉が大好きな、キアゲハの幼虫。
こうして見るとあまりわからないが、色と模様が人参の葉のギザギザに紛れて見つかりにくい。ただ、ガムのような甘い匂いがするから、「この辺にいるぞ」と注意して見ると次々に発見できる。



木曜、晴れ、午後は曇り時々晴れ。
午前:収穫、セット荷造り。
午後:セット仕上げ。
夕方:オクラの下草刈り。もうすぐここに空豆を播くので。



NHKの「クローズアップ現代」を携帯のワンセグで。
今夜は「人生後半こそ輝け!“スーパー高齢者”の競技会」で(全テキストと一部の動画が見られます)、年齢からは考えらえないような運動能力を発揮する高齢者たちを紹介し、その若さの裏付けを探っていた。たとえば、高齢者の100mを23秒台で走るという90歳の女性の朝食は、白ごはんにたくわん、ボウルいっぱいのキャベツ、そして豚肉を焼いたの6枚、生卵。ごはんはおかわり。そして昼食は、うなぎ定食。

ゲストの解説者によると、高齢者ほど、たんぱく質を積極的に摂るべきだそうだ。
という話はこれまでにもよく聞いていて、だけれど一方では「長生きしたけりゃ、肉は食べるな」(若杉ばあちゃん)と断言はしないまでも、世の中全般的には「肉より魚、動物性たんぱくより植物性、それよりまず玄米菜食」というのが「ヘルシー」の主流になっているはず。そこへ「朝から豚肉、生卵」の90歳おばあちゃんのあの走りを見せられると、頭がぐるぐるする。

おそらく、肉◎も肉×も、どちらも理にかなった話なのだろう。
大切なのは、ひとりひとりがそれを自分のこととしてどう受け止めるか。“スーパー高齢者”は一朝一夕には成らず、その基礎は中年期までの暮らし方にあるという。ゆうべの「秋刀魚、頭も中骨もバリバリ」は、30年後、40年後の自分にどういう意味を与えたのだろう。

<本日の野菜セット>例 ※依然として品薄のため一部のセットのみ出荷。
じゃが芋・里芋・さつま芋から1~2種、伏見甘長唐辛子、オクラ、枝豆、人参まびき菜、チマ・サンチュ。
セットによって、大根まびき菜。
コメント (2)
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