38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

初の積雪、初の氷点下。

2011年01月16日 | 農と暮らしの日記
この冬初めての積雪。
いや、積雪とはいえないのかもしれない。深夜から未明にかけてだろうか、うっすらと雪化粧という程度に降り、しかも乾いた雪だから、吹きさらしの場所などは風で吹き飛ばされて「化粧」にさえなっていないところもある。それでも真はこんな雪だるまをささっと作った。

そして気温もおそらくこの冬初めての氷点下。
外の温度計はマイナス2℃、日中もプラスの2℃を上回ることはなかった。それでも午前中から日が差してきて、そうなれば元の気温が低いだけに日向に立てばそれなりに暖かく感じられるのが不思議だ。



日曜、雪は未明までで日中は晴れ。午後、一時小雪が舞った。
朝:6時過ぎに真がバレーボールの試合なので集合場所までおそるおそるの運転。
会場の松山までの道路状況がわからないためいったん戻って自宅待機となり、8時に再集合してあとは当番のみなさんにお任せ。
午前:バレーボールの試合は県の新人戦とかで、6年生は試合がなく渚は5年生チームの応援で10時頃に出ていった。明日発送予定の宅配便のセットを雪による輸送の遅れを見越して前倒し出荷。

その後は暖かい部屋の中で薫とふたり、大豆脱穀の仕上げ。
手だけ動かしていればよい作業なので、こんな時しかないと、援農Sさんにずーーーーっと長いことお借りしたままだったDVD「いのち耕す人々」(桜映画社)をPCで見る。農民詩人・星寛治さん率いる山形県の高畠有機農業研究会の現在と軌跡を綴った記録映画、鑑賞後の感想は「もっと早く見とけばよかった」。Sさんすみません、今度返しますね。ありがとうございました。だけどこれ、多くの人に見てほしい。

午後:引き続き大豆の脱穀。
15時頃に終わり、覚悟を決めて外の作業場に出て明朝出荷分の野菜セット荷造り。18時前に終了。



冷え込みで水道が凍って昼頃まで水が使えなかった。
水道というか地下水なので、ポンプのところが凍ったのかそれより後の各蛇口までの配管が凍ったのかよくわからないけど自然に解凍してくれたのでよかった。この地下水で昨日は雨で泥だらけになった大根や人参を洗ったのだけれど(普段は基本的に泥つきで出荷するので洗わない)、とにかくその水の温かいこと。以前は上水道を使っていて、この時期は指が凍りそうになっていたのに、地下水だと水を使っている時のほうが温かくてほっとするほど。洗い終わった野菜を今度は計量したり新聞紙に包んだりしている時のほうが野菜の温度が下がって指が痛くなる。冬には温かく、夏は冷たい地下水。自然というのは本当にありがたい。

明日からの週間予報を見ると、まだしばらく最低気温が0℃から2℃ほどの低温が続きそう。
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とうど、今年はだんじりも。

2011年01月15日 | 農と暮らしの日記
小正月の今日、恒例の「とうど」。
どんど焼きなどの呼称のほか、「左義長(さぎちょう)」と呼ぶ地域もあるそうだ。

写真の通り、かわいらしい「だんじり」も登場。
飯岡校区はかねてご案内のように祭りは「太鼓台」だけど、今年は小学生がだんじりを作ったそうで、そんな話も聞いていたから市街への朝の出荷から急いで戻ってぎりぎり間に合った。とうどの麓のところでいままさに燃え上がらんとしているのは小学生たちの書き初め。正月といえば書き初めだけれど、こんなふうに年始にしっかり指導してくださる学校もそれほど多くはないのではないだろうか。その力作をしかも「とうど」で焼いて筆の上達を願うとなれば「至れり尽くせり」とはまさにこのこと、飯岡小の子どもたちは本当に幸せ者だ。



土曜、曇り時々雨、午後一時晴れ、夕方は小雪。
朝:市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:上述のとうどに急いで戻る。ぜんざいも頂いたあと、雨が降り始めて収穫。
午後:明朝の雪が心配なので、前倒しで荷造りし、夕方市街に出て出荷しておく。



予報では明日未明に「乾雪」。
こんな言葉の予報は始めてみた。いつもの予報の雪だるまは「湿雪」だったようだ。いまのところ大雪にはならない感じだけれど、凍結が心配だ。
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12/18上映開始!ポレポレ東中野にて。

2011年01月14日 | 農に関する情報
ドキュメンタリー映画「9月11日」。その日、全国から集まった若き“介護バカ”たち。じいちゃん、ばあちゃんと向き合い続ける日々が、古い世界をブッ壊す!……っていう映画だそうです。藤田家族がいつもお世話になってる西条市・小松のデイサービスセンター「池さん」所長の大ちゃんも出演!
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寒波接近、干し物日和。

2011年01月14日 | 農と暮らしの日記
漬物用の大根を干した。
といってもこの写真の通り今日はとりあえず6本だけ。食べ物はできるだけ自給をと考えている藤田家族も、漬物はあまり力が入っていない。白菜キムチは昨年から作り始めて今年も販売中だけれど、日本式の漬物、とくに糠床を使うものはまだやっていない。それでもなぜか漬物向きの大根は昨年から栽培していて、野菜セットに加えて漬物用にということで販売もしている。それで、ちょっとやってみようかなと思い、6本だけ抜いてきて軒下に吊るしてみた。研修中にやったことはあるけど、結え方など忘れていて、今回は適当に。葉が乾いてきたら緩んで落ちてきそう……。

ということで、こんな漬物用の大根、あります。
品種は西町系の固定種。野菜セットに入る青首や源助などの大根(200円/kg)より安価にしています、150円/kg。普通にスーパーなどで売っている青首大根より細身なので目方は1本1kgくらい=150円くらいか。まとめ買いはさらにお安くします。干したのをご希望の方はご予約ください。2週間ほどでお届け、こちらは250円/kg。



金曜、晴れ時々曇り。今日も最低0℃から最高7~8℃の低温。
午前:野菜セットの仕上げをしてから市街に出て配達。
午後:唐箕で大豆の脱穀作業の仕上げ。先日足踏み脱穀機を使った時に選別しきれなかった莢や枝のちぎれたのをこれで吹き飛ばし、あとは割れたのや屑豆を選り分けるだけの状態にして段ボールに入れて保存。

夜:青年農業者協議会の新年会。18時半開始、帰宅は22時頃。
隣の席には新規参入で苺を始めたという20代の若者! すでに県外の農業法人で経験を積み、このたび満を持しての就農。話を聞いているだけでこちらも力をもらっている感じがバリバリする。得した気分。こういうのがあるから外に出て行くのは大事だなとつくづく。



明日からこの冬一番の寒波襲来の予報。
マイナス3℃まで下がるとか、日中もプラス3℃くらいまでしか上がらないとか。週末でよかったけど、状況によっては週明けの出荷に影響しそう。


<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋のうち1~2種、人参、大根、蕪(大蕪または小蕪)、水菜、チンゲン菜、ロメインレタスB品。セットによっては白菜、小松菜、キャベツなど。
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寒気居座り、人参輝く。

2011年01月13日 | 農と暮らしの日記
黒田五寸人参、まだまだ畑にある。
7月播きが少雨で失敗し、この8月播きのものがこの冬のスタートとなったため、出荷の始まりが遅く、見込みよりも長くこの畑での収穫が続きそう。予定ではここは1月中に終わり、2月出荷分は別の畑の9月播きのものに移行する心づもりだったのが、おそらくこのペースでいくと2月半ばか後半に食い込んでこの8月播きの黒田五寸が続きそう。野菜セットも、保育園給食も、スーパー地産地消コーナーもしばらくはこの黒田五寸。写真の遠景は、左から僕のスバル・サンバー・トラック、飯岡小学校、そしてJR予讃線、上りの普通列車。



木曜、晴れ。今朝も0℃近くまで冷え、日中も7~8℃。
朝:ごはんのあと市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:配達のない曜日なのでしばらく家の中の仕事(引っ越し後のあれこれ)をして、10時からセット荷造り。
午後:昼ごはんのあとセットの宅配便出荷仕上げ。15時頃から収穫、17時頃から明朝出荷分の荷作り、20時あがり。
夜:真はバレーボールの合同の強化練習で21時過ぎ帰宅、それからみんなで晩ごはん。22時過ぎて子どもたちは就寝。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋のうち1~2種、人参、源助大根、大蕪または中蕪、ロメインレタスB品、水菜、チンゲン菜。セットによって白菜、ほうれん草など。
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春遠く、春の豆は健気に。

2011年01月12日 | 農と暮らしの日記
秋播き春どりの豌豆が、寒さに耐えて地道に生育中。
空豆と同じく豌豆も不耕起でできる手ごたえがつかめたので、今季もまた不耕起で。こんな感じだとつい油断してしまうのだけれど、暖かくなり始め、蔓を伸ばし始める頃までに支柱とネットを立てなければ。

火曜、水曜とまとめ書き。
「世の中3連休」が明けても寒気は居座ったまま。朝は0℃前後、日中の最高気温も10℃に届かない。

火曜、晴れ時々曇り。
朝は市街に出て保育園納品、スーパー出荷。午前中はセット荷造り、午後に新居浜方面の配達、ついでに買い物。

水曜、曇り、一時小雪、昼頃から晴れ。
朝:市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:畑に足踏み脱穀機を運んで大豆の脱穀。天日干しにしてあった大豆を薫と二人、後半は種播きから参加してくださっているご近所Kさんも援農に駆けつけてくれ(というか脱穀機踏みながら携帯メールで招集かけたら30分後に来てくれた)一気に終了。
午後:明日出荷分の収穫。
夜:19時半から図書館で、ゆうき生協西条・周桑地区会の運営委員会。22時頃帰宅、晩ごはん。

<火曜の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋のうち1~2種、人参、大根、大蕪、水菜、ロメインレタスB品。セットにより、白菜、小松菜など。
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松山行き、だんだん気分。

2011年01月10日 | 農と暮らしの日記
飯岡小学校、全児童による段ボールアート展示。
場所は松山市、お城のある堀之内の愛媛県美術館(南館)、第38回えひめこども美術展に期間終了ぎりぎりの今日、家族みんなで出かけてきた。幼稚園・保育所は美術部門、小学校・中学校は美術と書写の各部門の特選作品が展示されているほかに学校や園単位の企画展示もあり、飯岡小の企画展示はその中で最も規模が大きく、内容も変化に富んでいた(合同で神戸小、神拝小の作品もあり)。

飯岡小の企画展示は「ダン・弾・だだ団・段ボール!」
年末に大勢の先生方が運搬から展示まで準備してくださったようす。なるほど様々なスタイルの作品がそれぞれ見やすく展示されているとともに、全体としてもとても活気のある空間になっていて、作品群の間を何度も行ったり来たりしてしまった。来場された人たちも子ども連れであれこれ話しながら楽しく鑑賞していたのが印象的。藤田家族4人もここに30分近くいたんじゃないかな。全校児童作品なのでもちろん渚の「靴」や「とびだす絵本」、真の「おめん」もあった。一人ひとりの作品はそれぞれそれだけでも力作ぞろいだけれど、こんなふうにまとまった展示になると創作のエネルギーのようなものが感じられて、つくづくそれこそが「アート」だなと実感する。隣には僕の母校である西条南中の企画展示もあってなお感慨深し。



「世の中3連休」の3日目、成人の日の月曜日。ほぼ終日の晴れ。
朝:5時起きで早めの朝ごはん。
午前:家族4人、みんなで7時前に家を出てJR伊予西条駅から特急列車で松山へ。8時半過ぎ着、タクシーで県民文化会館へ。午前中は上記の美術展の行事で渚は他の子どもたちと一緒に行動、僕と薫、真はホールの客席。11時過ぎ終了、伊予鉄道の路面電車で終点の松山市駅まで行き、「まつちかタウン」にある店で昼ごはん。渚はかつ丼、真は玉子がいやだからソースかつ丼、僕と薫は親子丼(僕は当然ごはん大盛)。

午後:歩いて堀之内、美術展会場の愛媛県美術館(南館)へ。
入場は無料、今日が最終日。各部門の特選作品を見て歩く。午前中の行事で主催者でもある愛媛新聞社の社長さんがこの展示を見て歩くのが本当に楽しいという話をしていたけど、まさに同感。どの作品も若いエネルギーに満ちていて、同じところを何度もぐるぐる歩いても飽きない。名残はつきないけれど14時過ぎにとりあえずひと区切りとし、退場。市駅へと急ぎ、14時半前の特急バスに乗車。帰路はみな爆睡。16時過ぎに西条登道に到着、そして帰宅。

夕方:16時半頃から急いで明朝出荷ぶんの収穫。
1時間ほどで戻って今日は早めにあがり。冬休みも今日で終わり。3学期のスタートに備えて早めに就寝。



暦の関係で例年より長い冬休みだった。
それでも次から次へと楽しみがあり、あっという間に終わった感じがする。冬休みはやっぱり夏、春の休みと比べて子どもたちと過ごす時間が長いからだろうか、あるいは時間よりも実家に帰ったり今日のような場があったりして子どもたちのいろんな姿が見られることもあるのか、とりわけ「成長」を強く感じることができる。いい休みだった。みなさん、ありがとうございました。菜園はすでに始動しているけれど、学校が始まるといよいよ春に向けて動き出す感じになってくる。子どもたちは宿題たぶん忘れずにやってあると思うけど、畑にはあれこれ越年の宿題も多い。明日からがんばらねば。
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大豆脱穀、まだまだ続く。

2011年01月09日 | 農と暮らしの日記
昨日に続いて今日も大豆の脱穀。
そして、昨日脱穀した大豆を唐箕にかける時間がないので、とりあえず細かいふるいでふるって土などを落としておいた。その状態がこの写真。未分別でこれだから、豆そのものはとてもきれいだというのが第一印象。もちろん、「市場価値」というような目で見るとだいぶんレベルが低いのだろうけれど、これくらいならたくさんできればお客さんにお分けできるかもしれない。



世の中3連休の中日、日曜。晴れのち曇り、夕方時々雨。
午前:特別日程で明日月曜出荷分の野菜セットを前倒し出荷。昼前に荷作り完了、市街に配達。
午後:上記の大豆選別、そして昨日の残りの大豆の脱穀。今日のは主に莢から手で豆を出す作業。残りあと少しだけど時間切れでひと区切り。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋のいずれか1~2種、人参、大根、蕪、白菜、チンゲン菜、水菜、ロメインレタス。

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大豆、足踏み脱穀機。

2011年01月08日 | 農と暮らしの日記
大豆の脱穀をようやく始めた。
ゆうき生協の地区会行事で「みんなで播いた大豆」。就農時の借家の大家さんから譲っていただいた足踏み式の脱穀機、その試運転も兼ねて。写真のブルーシートのかけかたは失敗で、こんなに大げさにやらなくてもよく、それより脱穀機の向こう側(画面右上のほう)にもっと近づけてしっかり覆ってやったほうが豆が飛び散らなくて済んだようだ。ま、何事も経験ということで次回はもうちょっと美しく。

午前は真と、午後は薫との共同作業。
僕がペダルを踏んで回している脱穀部に真が大豆を枝ごと当てる。午後は薫がペダルを踏み、僕が脱穀担当。株元(手元)の莢がどうしても空振りになって脱穀されずに残ってしまうけれど、脱穀機というのは本当によくできていると実感した。反対向きに回せばひとりで踏みながら脱穀もできるようだけど、慣れないからどちらかがおろそかになってしまい、今日は二人組で通した。もちろんそのほうが速い。



世の中は3連休、その初日の土曜、この冬一番の冷え込みで当地も朝は0℃かまたは氷点下だったかもしれない。
朝:市街に出て保育園納品、スーパー出荷。途中の車窓からはこの冬一番の姿を見せた石鎚山
午前:上記の大豆脱穀作業。
午後:引き続き大豆の脱穀作業。終わって大雑把な選別。唐箕にかける前の段階で、莢に残っている大豆を手作業で出したり、ブルーシートに落ちた大豆と莢を野菜出荷用のキャリーでふるって選別したり。今日の作業で13kgほどを確保。これでたぶん、2月にみんなで仕込む予定の味噌には足りる。脱穀そのものはまだまだ残っているので、また時間を見つけて。
夕方:16時頃から明朝出荷ぶんの収穫を約1時間。真はバレーボールの練習。

渚は今日明日と泊りで、バレーボールの試合で高知へ。
いよいよ小学校のバレー生活?も残り少なくなってきた。うちは同行も応援にも行けず、監督、コーチ、同行の保護者のみなさんにお任せでお世話になりっぱなし。小学生のうちに友だちや大人たちと一緒にこれほど多くの機会、長い時間を行動するなんていうのは僕自身が経験していないから、本当にいい経験をさせてもらってると思う。引き続きよろしくお願いします。
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冬の朝の、石鎚山。

2011年01月08日 | 農と暮らしの日記
この冬一番の冷え込みとなった今朝の石鎚山です。
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七草の日、小雪舞う。

2011年01月07日 | 農と暮らしの日記
早春どりを目指すキャベツがのんびりと生育中。
冬のキャベツは真夏の育苗が毎年うまくいかず少しの数しかできないので、藤田家族でキャベツといえばこの早春の、そして春植えの初夏どりが本番という感じになっている。今年はなんとか冬どりキャベツもしっかり作れるようになりたいと思うけれど、夏は田の草とり、人参や夏野菜の灌水などあちこちの畑や田んぼで何かと苦労が多いので、キャベツに割ける労力と気力がどれだけ残るかどうか。逆にいえば、キャベツに(それからブロッコリィとかにも)目を向けられる余裕のあるような夏になってほしい。



金曜、全国的にこの冬一番の寒さとか。
当地では朝また雨が降り、やがて小雪になって驚いたが、昼頃からは青空が広がり、日向はぽかぽか陽気。
朝:6時過ぎ起き、ごはん、荷造りを仕上げ、8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷、野菜セットの配達。
日中:9時半頃に戻り、宅配便のセットの箱詰めなど。その後は、本棚を設置したり洗面室に小さな棚を付けたりと、年が明けてもまだまだ引っ越し後の仕事あれこれ。子どもたちは平日でバレーは夜だけ、昼間はのんびり冬休みで渚はサザエさんを読み、真はクリスマスやお年玉でもらったなんやかんやの細かいプラスチックのを組み立てたりいじったりしている。
夕方:明朝出荷分の収穫、荷作りなど。子どもたちはバレー、薫もその当番。
夜:晩ごはんは20時過ぎ頃からの予定で、僕は圧力鍋の音を聴きながらPCに向かっているところ。



世の中では「七草」の日。
何度も書いているように、西条はおかゆなどにする「七草」の詰め合わせの生産が全国屈指で、この出荷が終わらないと正月が来ないという農家も多いようだ。藤田家族の野菜セットに七草は入らない。大根、蕪は小さいのが畑にあり、ナズナやゴギョウも勝手に生えてくれているけれど、セリはなく、ホトケノザもどうやら一般的にそう呼んでいる草とは別物らしい。当たり前のように野菜や野の草は育っていても、それを商品として形にするというのは大変なことだ。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋のいずれか1~2種、人参、大根、蕪、ロメインレタス。葉ものはセットによって白菜、小松菜、ほうれん草などから。
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小寒、いや、しっかり寒い。

2011年01月06日 | 農と暮らしの日記
小麦が寒さをものともせず生育中。
そろそろ麦踏みをしたいところだけれど、年末からずっと雨が多く、気温も低いから畑が乾かない。土の湿った状態で麦踏みをするとかえって生育によくないと言われるのでしばらく我慢。だけど、どれくらい湿っていたらマイナスで、逆にどれくらいなら踏まないほうがマイナスなのかまったくわからない。いまはどちらかというと、まだ湿ってるからなぁとそれを言い訳に寒い畑に出るのを渋っているというのが正直なところかも。



木曜、小寒。今日も曇り、そして時々小雨。冷え込みが厳しい。
朝:実家で6時過ぎ起床、ごはん。薫と僕で8時頃に市街に出て保育園納品、スーパーの棚のチェック。
午前:子どもたちはおばあちゃんと遊ぶのでそのまま居残り、大人二人は飯岡に戻り、9時頃から野菜セットの出荷作業。
午後:宅配便で今日出すセットが終わり、引き続いて明日直接配達するセットの荷作り。18時半終了。
夜;子どもたちはバレーの練習が始まり、久しぶりに20時過ぎての晩ごはん。また日常に戻っていく。

<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、じゃが芋のうち1~2種類、人参、大根(今日から葉なし)、蕪、葉ものは白菜、ほうれん草、小松菜のうち1~3種、ロメインレタス。
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家族も帰西、こちらでも新年会。

2011年01月05日 | 農と暮らしの日記
不耕起の畑で育っている空豆。
12月にはまだ甘唐辛子類が生きていて、空豆のほうが間借り状態だったのが、さすがにこの寒さで唐辛子はその生を終え、この不耕起畑の主の座を空豆に譲った。左の黄色いのは肥大したまま取り損ねたズッキーニ。



水曜、曇り時々雨。
朝:6時過ぎ起床、市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:家の中の掃除をして、10時に来客。先日は畑に来てくれた市役所で研修中の大学生Y君と青年農業者協議会担当のH君。追加の調査とあれこれ尽きない農業の話。
午後:明日出荷用の野菜の収穫。予想より早くまた雨が降ってきてぎりぎりセーフ。
夜:薫、渚、真が大阪から戻ってくるのでその高速バス到着に合わせて駅に迎えに行き、そのまま僕の実家で毎年恒例の新年会、そしてそのまま宿泊。



藤田家族4人がまた揃い、菜園も明日から本格始動。
それにしても寒い日が続く。気温が低いだけならまだしも、連日雲が多く、雨が降ったりやんだり。明日は「小寒」。
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配達・出荷も、2011年始動。

2011年01月04日 | 農と暮らしの日記
いま使っている携帯電話、Panasonic。
昨年の夏頃からだろうか、通話の相手から「声が聞き取りにくい」と言われることが増え、そろそろ替え時かと思いながらauの店に行く時間がなくてそのままにしていた。そして、年末年始の大阪帰省時なら時間が少しあるからと、高速バスが梅田に着いたあと電車を乗り換える難波で、さらに薫の実家近くでも店に入ってみたのだけれど、どうも手頃な価格で変更できる機種がパッとしない。一番欲しいのは防水防塵のカシオだが割引後でもまだかなり高い。

結局、カタログだけあれこれもらって帰った。
そしていまの携帯を、マイク部分などを中心にささっと掃除。そうしたら、あらためてこの姿を見て、やはり愛着があるしまだ大丈夫そうなので、当分は使い続けることにした。これに買い替えたのは前のを水没させたときで、機種を検討する余裕もなかったから、次に買い替えるときは余裕のあるうちに乗り換えたほうがいいなと思ったのだが、いざそうなると、やっぱりもったいないし踏み切れない。

というわけで、2011年もしばらくはこの携帯。
通話相手のみなさま、兎のように耳をそば立てても「やっぱり聞こえにくいぞ!」という場合はすみませんがまたそう言ってください。よほどのことになったら買い替えます。



正月4日は火曜、出荷も開始。前夜から朝にかけて雨が降り、日中も暖かいけれど雲が晴れない。
朝:実家から市街に出て保育園に初納品、スーパーに初出荷。
午前:野菜セットを仕上げて伝票書き、11時頃に新居浜方面に配達出発、昼過ぎ戻り、ごはん。
午後:家の中の片付け、不在中に届いた年賀状や新聞などの整理、追加の年賀状書きなど。

<本日の野菜セット>例
里芋の親芋、さつま芋、じゃが芋のいずれか1~2種、人参、青首大根、蕪、小松菜、ほうれん草、ロメインレタス。一部セットに白菜。
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ひとりで帰西、仕事初め。

2011年01月03日 | 農と暮らしの日記
僕は正月休みが終わり、家族よりひと足先に西条へ。
来た時と同じ高速バス「いしづちライナー」、朝8時に梅田発、写真は神戸三宮に向かう途中だったかな。こんな写真が撮れるのはいつもたいてい乗車口すぐ後ろの座席「1A」を予約するから。行きも帰りも一般的な帰省とは逆方向だから、よほど予約が遅れなければ希望の席がとれる。

正月3日、今日も天気は穏やか。
朝:6時前起床、コーヒーだけもらって6時半頃の電車に乗る。
午前:梅田に早めに着いて、これも毎年同じ、バスターミナルのハービスの地下、四季劇場のロビー付近でちょっと休んでから乗車。8時出発。携帯ラジオで箱根駅伝の復路を聴きながらうとうと。
午後:バスはほぼ定刻通り13時前に西条着。歩いて実家に年始の挨拶、昼ごはん。14時前の路線バスで飯岡に帰り、すぐに畑に出て明朝出荷分、今年初の収穫で仕事初め。戻って荷造りを途中まで。
夜:18時頃にまた実家へ。父も帰宅しており、年始の晩ごはん。そのまま泊。
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