38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

七草の日、小雪舞う。

2011年01月07日 | 農と暮らしの日記
早春どりを目指すキャベツがのんびりと生育中。
冬のキャベツは真夏の育苗が毎年うまくいかず少しの数しかできないので、藤田家族でキャベツといえばこの早春の、そして春植えの初夏どりが本番という感じになっている。今年はなんとか冬どりキャベツもしっかり作れるようになりたいと思うけれど、夏は田の草とり、人参や夏野菜の灌水などあちこちの畑や田んぼで何かと苦労が多いので、キャベツに割ける労力と気力がどれだけ残るかどうか。逆にいえば、キャベツに(それからブロッコリィとかにも)目を向けられる余裕のあるような夏になってほしい。



金曜、全国的にこの冬一番の寒さとか。
当地では朝また雨が降り、やがて小雪になって驚いたが、昼頃からは青空が広がり、日向はぽかぽか陽気。
朝:6時過ぎ起き、ごはん、荷造りを仕上げ、8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷、野菜セットの配達。
日中:9時半頃に戻り、宅配便のセットの箱詰めなど。その後は、本棚を設置したり洗面室に小さな棚を付けたりと、年が明けてもまだまだ引っ越し後の仕事あれこれ。子どもたちは平日でバレーは夜だけ、昼間はのんびり冬休みで渚はサザエさんを読み、真はクリスマスやお年玉でもらったなんやかんやの細かいプラスチックのを組み立てたりいじったりしている。
夕方:明朝出荷分の収穫、荷作りなど。子どもたちはバレー、薫もその当番。
夜:晩ごはんは20時過ぎ頃からの予定で、僕は圧力鍋の音を聴きながらPCに向かっているところ。



世の中では「七草」の日。
何度も書いているように、西条はおかゆなどにする「七草」の詰め合わせの生産が全国屈指で、この出荷が終わらないと正月が来ないという農家も多いようだ。藤田家族の野菜セットに七草は入らない。大根、蕪は小さいのが畑にあり、ナズナやゴギョウも勝手に生えてくれているけれど、セリはなく、ホトケノザもどうやら一般的にそう呼んでいる草とは別物らしい。当たり前のように野菜や野の草は育っていても、それを商品として形にするというのは大変なことだ。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋のいずれか1~2種、人参、大根、蕪、ロメインレタス。葉ものはセットによって白菜、小松菜、ほうれん草などから。
コメント
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