38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

葉もの、本格スタート。

2009年10月28日 | 農と暮らしの日記
小松菜を市街スーパーにこの秋初めて並べた。
いつも書いているこの地産地消コーナーにほんの少しだけ。夏のあいだ、オクラやピーマンがよく売れたが、このところの端境で芋類を少し置いてお茶を濁していたので、ちょっとほっとする。昨日少し並べた蕪のまびき菜も完売していて、もうひとつ、ほっ。

小松菜の出荷計画にこの数日、頭を悩ませている。
というほどのことでもないけど、ふだんあまり作付けの数などを厳密に計算することがないのに、冬はどうしても畑をフル回転させるので(夏の茄子、ピーマンなどと違って冬の畑は平面的で、一度収穫したら畑は用済みで次の作付けに回さないといけないから)、必要数をできるだけ過不足なく作付けたい、というのが本音。

それで今朝は収穫しながら頭で計算。
小松菜を「70本」数えながら収穫し、帰ってはかりに載せたら「約1.7kg」。これを「1袋=0.15kg」に小分けして、「11袋」できた。1袋平均7本だから、まだかなり小さめ。というか細め。丈は長くて、予定していた「9号」の袋からはみ出し、これより2cmほど長い別の袋に入れた。それで野菜セットの単価600円/kgより少し高い約650円、かける0.15kg=97.5円を「98円」に値付けした。

で、70本で1.7kgということは。
播種機で適当に播いたから「10cmに5本育っている」として、「1.4mで1.7kgとれる」ということなので、いまとっている4条×約35m=のべ140mのひと畝だと170kgとれる計算。「そんなにとれるか!?」という疑問も当然、たぶんそううまくはいかず、まあ100kgちょっとくらいかも。

だと、ひと畝で6~7万円だ。
あるいは、収穫しているうちに生育も進むから、思いのほか目方はとれるかもしれない。現時点でのざっとした試算で、ひと月の野菜セットと保育園の給食用、それに料理店への出荷に必要な目方は100~150kg。スーパーに毎日まじめに並べると、さらに50~100kg必要になり、合計200kg前後か。となると、4条×35mの畝が1か月に2つ準備されないといけない。わぁ、たいへんだ。



セットのない水曜、晴天。
朝:6時から収穫、ごはん、市街スーパーと保育園納品、戻って8時。
午前:30分ほど秋じゃが芋の中耕をして、8時半から飯盛会でお手伝いしている小学校と幼稚園のさつま芋掘り。小学校は1、2年生で真もやってきた。そのあと、文化祭の焼き芋用の芋も掘り、11時半に解散、早めに帰宅して昼ごはん。
午後:13~17時、今度はうちのさつま芋掘り。17時から明日のセット用の人参と里芋の収穫、18時あがり。



次の雨は日曜の予報。
その週明け、11月に入ると最低気温が10度を下まわるらしい。いよいよ「晩秋」である。植えるもの、播くもの、掘るもの、あれこれ済ませておかないといけない季節。雨が少ないことも、こういう場合はありがたくもある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする