38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

4度目の稲刈り、開始。

2009年10月10日 | 農と暮らしの日記
いよいよ今年も稲刈りが始まった。
始まった、って、(前にも同じようなこと書いた気がするけど)、5町も6町もあるみたいな書き方だが、1反3畝である。いくら稲木に掛けるからって、一応、2条刈りのバインダーを使い、あとはほいほいと掛けていくだけなわけだから、1日で終わってしかるべき。なのだが。

そうはいかない……。
バインダーが今年も予定通り調子が悪い。去年調子が悪くて見てもらったのは駆動部のチェーンの関係で、そこはしっかり直っている様子なのに、出口の結束をちゃんとやってくれないのである。刈るだけ刈って麻紐で結えずに放り出してくれる。ところが、全部が全部を放り出すのならこちらにも考えというものがある、と開き直ることができるのに、結束、結束、放り出す、結束、放り出す、放り出す、放り出す、放り出す、結束、放り出す、結束、結束、放り出す……という理解不能な動きなので、えーと、だから?みたいな、とにかく困る。

なので、また明日も困りながら、続けます。
今日は援農で、ご近所Kさん一家、ゆうき生協関係の市内Kさん、お隣り新居浜のSさん親子、そして午後は新居浜のMさん。いつもの「援農Sさん」は残念ながら欠席。だって自分ちの稲刈り終わってないというので、そりゃうちに来てる場合じゃない。今日はご近所Kさんのパパが開始時刻前から来てくれて、稲木を組むのをささっと手伝ってくれた。太鼓台みたいにがちがちに組まれたらどうしようと思っていたけど、幸い稲木らしく組まれて大いに助かりました。



土曜、すっきり晴れず、曇り空。朝の気温は20℃を大幅に下回って寒いくらい。
朝:6時から収穫、その他で畑へ。7時半過ぎから朝ごはん。
午前:8時過ぎから田んぼへ。準備してたらKさんパパ参入で早速どんどん稲刈り開始。援農隊のみなさん三々五々集まって刈っては掛け、刈っては掛け。

渚は終日バレー、真は昼までで帰ってきた。

12時頃から家に戻ってみんなで昼ごはん。
最近はうちの援農も「お昼ごはん持参」にしているので、こちらは楽々。ほんとはうちの野菜づくしでおもてなししたいところなのだけど、弁当持参だとそれぞれのご家庭の料理とか子どもが何々が好きで……とかの話にも展開して、これはこれでおもしろい。

午後:みなさんは帰り、入れ換わりで新居浜のMさん参加。
ご自身でこの夏から棚田の復旧から始めてこれから田んぼをされることになっている。今日も現地で草刈りやってから、こちらにも来てくださった。

夕方:17時半まで稲刈りの作業をして、18時半まで明朝出荷ぶんの一部荷造り。
そのあと、今日は行けないなぁと思っていた(情報だけここにも載せてましたが)「こせがれネットワーク」の四国上陸集会に、やっぱり一瞬でも行ってこようと思って20分ほど顔を出す。

代表の宮治さんは神奈川県藤沢市の人。
「みやじ豚」、見てると、おなかがすいてくる。野菜つくってるのに肉ほんとは大好きな僕なので。それはよいとして、藤沢は僕が就農前に研修させていただいた「相原農場」があるところで、しかも宮治さんのところとは市内でもわりとご近所、ちょっとお話させていただいて、すごく懐かしかったです。それから、高知で素敵な取り組みされている学生さんにも会った。ちょっと今後につながっていきそうな出会いなので、とても楽しみ。

20分ほどで名残り惜しく辞去し、飯岡に戻る。
19時半から飯盛会の会合で、さつま芋オーナーの芋掘り(収穫祭)の打ち合わせなど。21時過ぎ終了、帰宅。



明日は晴れ予報。
今日も晴れ予報だった気がするけど、午前中は曇っていた。田んぼがまだかなり「じるい」状態なので、明日は朝からしっかり晴れて乾いてほしい。
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10/10(土)農家のこせがれin西条。

2009年10月10日 | 農に関する情報
若い農業者、農家出身者をつなぐ「農家のこせがれネットワーク」が四国に上陸!?
その「決起集会」(ひうち会館)に西条市青年農業者協議会が協力。詳しくはこちらで。
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