38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

終日、燃料を燃やす。

2007年03月29日 | 農と暮らしの日記
収穫中のレタスはそのままに、その他の部分をトラクタで耕耘。
前にも書いたように、こんな畑がいまはたくさんある。ここと同じようにレタス類だけが残っているところ、キャベツが残っているところ、にんにくが片隅にあるところなど。いずれも冬の野菜がもうそろそろ終わりで、畑そのものは片付けに入っているけれど、まだとれるものが残っている、という状態。



今朝も6時すぎに収穫に出る。
先日まで、朝いちの仕事はスーパーと保育園の出荷・納品という場合が多かったが、スーパーにほうれん草を出すようになり、そして夜明けも早く、また、野菜が朝凍っているということもなくなったので、昨年秋以来の「朝どり」のパターンに戻ってきたわけだ。

収穫して戻り、調整したあと朝食。
それから8時前後に市街に出発し、出荷と納品、帰り際に野菜セットの収穫をしてから戻り、あとは薫に任せてトラクタに乗る。

この春最後のじゃがいもの植え付け。
もうかなりタイミングとしては遅いのだが、種屋さんで買った種芋とは別に、ネットで注文していたのがようやく届いたので。ネットの種屋さん(僕は主にサカタとタキイ)は選択肢が多いし夜に注文しておけるので便利なのだが、到着の時期を指定できないのが難点。普通の種なら早めに注文しておけば播き時を逸するということはまずないが、種芋とか芋づるとかは「生もの」なので、先方も「植えどき」に届けようとしているらしく(そうじゃないと困るが)、だけれど、今回のように到着が遅れると、とても困る。

芋はまだいいが、去年の芋づる(さつま芋)は困った。
確かに植え時に届いたのだが、雨続きで畑の準備ができていないところに届いたり、植えてもその先何日か雨予報が出ていなかったり……。その点、やはり近くの種屋さん(リアルショップ)なら間違いない。今年も試行錯誤しながら使い分けていく予定。



午前中に耕耘、畝立て、施肥、植え付けまで終了。
今日のキタアカリは18kgで、約500個。小さい芋だったので切らずに丸ごと植えた。30cm間隔なので、のべ約150m。40mの畝×4本を立てて、最後の列は少し疎植気味にして調整した。さて、収穫期(6月末~7月上旬くらいか)までにどこまで大きくなってくれるか。ちょうど、3月頭に植えたぶんが今日、一気に芽を出し始めた。



午後は学校横の畑を計5枚、トラクタで耕耘。
上の写真もそのひとつで、午後は結局約4時間、トラクタに乗りっぱなしだった。午前中もほとんどトラクタと管理機を動かしっぱなし。一般的な農業だとそういうのは普通のことかもしれないけれど、僕にとっては長いほう。排気ガスをかなり放出し、その一部は僕もたっぷり吸いました。



朝から気温が上がり、完全にTシャツ日和。
今夜のうちにまた雨が少し降るかもしれないとの予報。高温と雨と。畑に播かれた種にとっては申し分のない気候になってきた。
コメント
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