38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

暦も、やっと3月。

2007年03月01日 | 農と暮らしの日記
ずっと前から3月のような気もするが。
食卓はすでに春で、今日のお昼も白菜の”とう”のスパゲティ。



朝から午前中はいつもどおりの出荷・納品、収穫・荷造り。
昼に再び出荷と納品に出て、午後、野菜セットを仕上げたあとで、ようやくじゃがいも第1回のp植え付け準備を始める。男爵とメイクインの種芋を包丁で切り分け、日に当てる。植え付けは明日から週末にかけての予定。



先日、新居浜のホテルであったイベントの様子がわかった。
リーガロイヤルホテル新居浜の「冬の北海道の食材と愛媛野菜のコラボレーション」で、藤田家族の人参も少し使っていただいたので、どんな料理になったのかなと気になっていたところ、食材選びに関わられていたらしい近藤路子さんという方(野菜のソムリエさん)のブログに写真つきでレポートされているというお知らせをいただいた。

人参はメインのステーキの皿に載せられていた。
十勝和牛だそうで、写真で見る限りではあるが、とにかくおいしそうである。うちの人参、これまでに牛肉とご一緒したことがあっただろうか、遠く思いをはせてみると、そうだ、年末の大阪でのしゃぶしゃぶの鍋にうちの人参も持っていったから、そのとき以来、史上二度目の快挙と思われる。

この人参、総料理長さん自ら畑に来てくださり、持って帰られたもの。
送ったサンプルを試食され、畑の見学に一度来られたあと、本番前に現物の引渡しでまた自ら出向いてくださった。ありがたいことである。うちの人参を僕はおいしいと思うけれど、よその人参に比べてとりたてて特別においしいというほどのことはないとも、僕は思っている。今回の食事会で、藤田家族の人参をおいしいと言ってくださった方が少なからずいたと聞いた。たぶんそれは、わざわざ足を運んでくださった総料理長さんはじめ、関係されたみなさんの思いが伝わったからじゃないかなと、思う。



夕方、明朝出荷ぶんの収穫。
上の人参もまだ同じ畑にかなりあるけれど、だいたいが間引きの遅れたもので、「ミニ人参」という感じ。明日もいつものスーパーに並ぶ予定。

温室のキャベツ類は本葉が出始めた。
畑のキャベツは肥料がきれてきた感じ。とう立ちの兆しは見えないけれど、そう長くは置いておけないだろう。「肉厚で歯ごたえのある……」と、うちの野菜すべてに使って陳腐な表現となっている謳い文句で売りまくるしかない。
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白菜の”とう”のスパゲティ

2007年03月01日 | 藤田家族の食卓から
畑の白菜が次々に”とう”立ちしている。
花の咲きかけたのを摘んでスパゲティにし、残り少ない辛味大根を載せて。(敏)
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