さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

プログレイスvsテイラー、フル動画紹介

2019-10-27 09:22:14 | 海外ボクシング
英国ロンドンで先刻、終わったばかりのプログレイス、テイラー戦ですが、動画上がっていました。
すぐ消えるかもしれませんが、一応ご紹介。

私も結果知らないまま、今から見ます。
画質はちょいと落ちますが...。


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日本ユース戦でまたも好ファイト 高山涼深、全日本新人王大橋にKO勝ち

2019-10-27 09:13:05 | 関西ボクシング



先週土曜日、19日に神戸で行われた日本ユース、スーパーフライ級王座決定戦、高山涼深(すずみ、と読みます)vs大橋哲朗戦
これまたBoxingRaiseで動画配信されていました。
地域の違いを乗り越えて、若手選手同士の好カードを実現するという面で、当初の予想以上に、ボクシング界を活性化させている日本ユースタイトルマッチですが、またしても好ファイトが生まれました。


サウスポー対決、初回にやや大柄な高山が、右ジャブのリードを突いておいて、その右を省略し、コンパクトな左クロスをダイレクトに決め、ダウンを奪う。
すると2回、フットワークの良い大橋が、下がり気味に足を使って引き寄せ、さらに下がると見せての左カウンター。ダウンを奪い返す。

若いサウスポー同士が、それぞれの手管でダウンを奪い合い、大橋がダック、スリップ、サイドステップの防御から連打すれば、高山は最初の数発を外されてもなお、執拗に連打を繋げてヒットを取る。

共に、自分の良さを出し切って闘う、という点で迷いが無い者同士が、非常に中身の濃い攻防を繰り広げました。
若さ故に、とも言えるのでしょうが、見ていて清々しい、目に眩しい試合展開でした。

結果、高山の執拗な攻撃を、全て外し切れるわけではなかった大橋が、徐々にダメージを溜めて、最終8回に二度ダウン。
真正ジムコーナーからタオルが入り、試合が終わりました。



大橋は、詰めた距離でダック、スリップを駆使し、高山のパンチをかなりの頻度で外していましたが、空振りしてもなお倦まず、執拗に打ってくる高山に、最初の3発を外しても、4、5、6発目のどれかを食う、という場面が目に付きました。
もう少し、上体の動きだけでなく、足で外すセーフティーな選択を組み込んだ防御を身につけないと、高山のような攻撃力のある相手には厳しくなってくる。
それを身をもって経験した試合、と言えるでしょう。さらに言うなら、強い相手と闘わないと出来ない経験をしたのだ、とも。

初黒星となった大橋ですが、良い防御センスを持っています。
それをどう生かすか、という点を改善出来れば、この黒星も良い経験だった、ということになるでしょう。捲土重来に期待します。


かつて、スケールの大きな強打者として知られた人気選手、渡辺雄二の甥だという高山涼深は、デビュー3戦目にしての全日本新人王撃破でした。
昨年の全日本新人王の中でも、屈指のテクニシャンである大橋の防御を打ち崩した攻撃力は、新人離れしたものがあります。
日本のスーパーフライ級は層の厚いクラスですが、船井龍一が引退し、石田匠も停滞気味、上位陣にベテランが増えて来たこともあり、このような突出したものを持つ若手の台頭で、国内シーンが盛り上がってほしいものです。


この興行は、出来れば見に行きたかったんですが、予定が立てられずに断念しました。
直に見られたらもっと良かったのでしょうが、BoxingRaiseで数日遅れとはいえ、見られて安堵、というところ。

と、昨日の夜遅くに何気なくRaiseのHPを見てみたら、昨日のホール、最強挑戦者決定戦がもうアップされていました。
たまたま昨日は夜、ネットを見ておらず、結果知らずで試合を見ることが出来ました。
今日、岡山で行われる日本フライ級タイトルマッチも、後日配信ですが見られますし、誠にありがたやBoxingRaise、です。
ということで、未加入の方は是非、加入しましょう。と、頼まれもせんのに宣伝(^^)



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というこで、一曲。
Bruce Springsteen “Growin' Up” です。







コメント (3)
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