ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

加齢黄班変性症のビスダイン療法

2008年06月20日 | 今日この頃


       
               ブルーデージー
        この青が独特の青で 中心の黄色と相性が良い


県立病院には7~8年前に同じ眼科で入院した事がある。9時半から10時の間に入院受付まで来るようにと言われていた。たったの3泊4日の入院とは言えカバン二つ分の荷物である。数人ずつ名前を呼ばれて眼科8階に登った。

何となく以前の経験を思い出したが、やはり変わっていた。看護婦詰め所には何台ものパソコンが設置され、看護婦さんが忙しげに画面をのぞいている。過っては無かった光景です。今は看護学校ではパソコンも習うのかな~と思った。

私達がぞろぞろとエレベーターに向かっていると「団体で検査を受ける方々ですか?」と私に問う人がいた。「いいえ、これから入院です」と答えると「其れは其れはお大事に…」と去っていかれた。今日の眼科の入院は十数人と聞くので、付き添いあわせてのぞろぞろに興味を持った人だろう。

主人の係りは小柄な可愛い看護師さんだ。色々と説明があり、退院までの予定表もくれると言う。入院までも「どういう病気なのか?何故この入院が必要なのか」も印刷物及び冊子を下さり、自分の状態をしっかり知る事が出来た。前回には無い事だった。

病院は建物以外も、病院全てのエリアで禁煙である。所が隣接する公園でタバコを吸っている入院患者さんを見つけて主人は喜んだ。此処に来れば「吸えるのだ」と。「お日様に当たれないんだから出られへんよ」「夜ならいいやんか、お日さん沈んでるし」と言いながら近道を探っていた。

此処でも、又、リストバンドの着用(5月末からで、あの事件後のようだ)お願いをされた。これらも全て、パソコンで作られているようだった。日に当たれない為、ベッドは窓から遠い位置が用意されていた。

看護師さんが、私の目に前で「夜間にも、外へ出ての喫煙もなさらないでください」と言われた。主人がカウンセリングの時「日が落ちてから…」と訊ねたらしい。「駄目」と言われたと私に話していたので、その念押しだった。

主人が、タバコとライターをカバンに入れていたのを咎めたのだが、そのまま持ってきていた。「これもって帰るよ…」主人はいともなさけなそうに、いとしそうに私の手の中のタバコを見つめていた。病院には売っていないし、これで安心だ。

加齢黄班変性症にはウエット型とドライ型があります。ビスダイン療法はウエット型にのみ使われる療法です。主人はウエット型ですので、この療法を受けることになったのです。視力が良くなる人もあるのですが、残念ながら、主人は現状維持が目的です。「眼」だけに限らず、年を取れば、現状維持するのも大変な努力が要ります。1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と定期的に検診を受け、ビスダイン療法は3ヶ月に一度と言う事になっています。

続けるかどうかは本人の意思です。この療法は保険が利かないそうです。だからたった3泊4日の入院に、前回2週間入院した時の2倍の費用が掛かります。2回目からは少しは安くなるようです。でも其れは日に当たらない事になれて日帰りする(療法後は、数日検査も受けられないから、部屋に閉じこもり状態が続く)からのようです。入院費の分だけ安くなると読み取れました。でも家庭ではテレビ、パソコンがそばにありながら触れないと言う生活はやはり難しいのではないかと言う気もしています。

2時半から療法開始の予定が、のびて4時頃になりましたが、無事「ビスダイン療法」が終わったと電話がありました。一安心です。
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成人識別ICカード「タスポ」

2008年06月19日 | 気にかかる
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             アノマテカ(姫檜扇菖蒲)
       小さなお花 一つの花に5~6粒の種が出来ます
      土の下は球根で その大きさで花丈も大きくなります
            この3色で全てだと思います

主人が「運転免許書」のコピーを作ってと言った。「タスポ」の申し込みにいると言う。「提出後2週間ぐらい掛かるそうよ」と話していた。数日後、其れらしき封書がきた。嫌に早いと思ったら、書類上に不備があると言う連絡だった。写真は3ヶ月以内のものと言う規定に反していたのである。「もう一度出すん?」「もーええわ。邪魔臭いカートンで買うわ」今までだってカートンで買っていたし、外出中にきれた時に買う為に「タスポ」を持とうとしたようだ。

ところが「タスポ」って何の略?探してみました、ありました。「たばこ」「アクセス」「パスポート」を捩ったものですって。

「タスポ」は全国一斉に始まったと思っていたら違ったんですね。今年の3月テストとして宮崎県、鹿児島県で初められて、5月から7月までの間にブロック別に施行されるようですから、西の方ではまだ使われていないのです。

未成年に買わせない事が目的だそうですが、なんだかザル法の様な気がします。41歳の母親が息子に「タスポ」を貸して新聞沙汰になっていましたね。こうなるとタバコを吸わない人から「タスポ」を譲り受ける商売も成り立ちそうですね。だって、「タスポ」を申請するのに、今まで喫煙者だったと言う証明は要らないわけですから。

この時とばかり「禁煙パッチ」の広告が出ていたそうですが、一枚2千円もするんですね。効果があるのでしょうか? 余り効果があっても商売立ち行きませんね。

一番影響を受けるのは「タバコ屋」でしょうか?自動販売機さえ設置しておけば、勝手に売れていたものが、対面販売に変わりますと「楽して儲ける」ことが出来なくなります。其ればかりではありません「タスポ」が無いと機械が動かないのですから、売り上げに影響をきたしているようです。近所のタバコやさんでは店の人が「タスポ」を使用して買いに来た人に販売しています。ルール違反ではないそうですが、なんだか変です。

スーパーのタバコが良く売れているように見えますが…、レジでの販売ですから、対面販売です。「タスポ」が無くてもいいわけですし、なんだか変な事になっていますね。

「この際止めたら?」と主人に言ったら「1箱1千円になったら止めるわ」ですって。千円になって止められるなら、今でも止められると思うのですが、「千円にはならない」と高を括った言葉でしょうか。それ以上はいえない私です。
                         (第750回)


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大きな病院

2008年06月18日 | 今日この頃


  
             ヘメロカリス
       一日花ですから翌朝には萎んでしまいます
           もう一色あるのですが
            蕾があがっていません


今日は大きな病院、二ヶ所を回るのと、予約時間が決まっているので、大変気をもみました。8時前に家を出て9時予約の昨日の病院へ・・・。1時間待って、手術の結果を聞く。「まあまあ、少しは水が引いている」とのこと明後日からの入院の確かめ。

次の大学病院の予約まで2時間あるので、これはありがたかった。悠々と次に向かったが、何しろ不便な所にあるし、初めての場所なので、もたもたしている内に、時間はどんどん過ぎて予約30分前にやっと到着。普通の初診は11時に受付終了とのこと、しかし私達はホームドクターの紹介状を持っていたので受け付けてもらった。

まず紹介状を見せ、診察券を作ってもらった。次に「脳神経外科」の受付に行き、診察券、紹介状。持参したレントゲン写真を提出。1時間半待って(何のための予約だ!と心で毒ずき乍)診察5分。

左腕から指先までの痺れが4~5年前からあり、状態が進行していると思うので見てもらうことにした。お答えは「痛みが来るまで、様子を見ましょう」手術はしないという結論。こんな嬉しいことは無い。こんな不便な所に2週間も往復3時間かけて通うのかと心配だったから。ひょんなことからこの病院に行く事になったが、尼崎には大きな県立病院が2つもある、そこで充分だわと思っている。今度入院するのもその一つです。片道30分もあれば良いので、通うのに助かります。

二つの大きな病院に行って感じた事。病人の多さです。唯大きな病院に行く場合、大概が付き添いが付いています。だから1/3位は病人ではなく付き添いだと思いますが…。

付き添いについて、友人が言っていました。「呼ばれて歩くのを見ているとね、どっちが病人か解らないご夫婦が多いのよ」って。実感しました、1人で来ている人も1/2位いますが、後の半分はどちらかに付き添っているご夫婦のようです。次が娘(顔が似ている)又は姉妹(こちらも顔が似ている)に付き添ってもらっている人。それから案外多いな~と思ったのは「介護保険」を使っていると思しき人でした。

昨日の手術の時、こんな事がありました。手術直前の呼び出し(視力検査だなんだかんだと違う部屋に3回くらい行った)から帰ってきた主人の左の手首に、細いリストバンドが巻かれていた。リストバンドには「氏名 生年月日 男」と記されていた。「其れ何?」と聞くと、先日、東京大学病院で「眼の左右を間違えて手術した」ことが新聞に載っていましたが、その為に神経過敏になっているらしいと言うのです。主人の場合は左目なので左手首に…。でもそれだけでは物足りないのか手の甲(手術する側、主人なら左)に丸が書かれていた。これはなかなか消えないようです。

でもね、手術する時に、悪い眼と悪くない眼の状態の違いが解らないものなのでしょうか?そんな事も解らないお医者様に手術してもらうなんて怖いですね。

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加齢黄班変性症

2008年06月17日 | 今日この頃



                鉄砲ユリ
      買ってきた年 一株一本からは24の花が出ました
            今は良く出て5~6個です 
               一番古顔です


本当に疲れました。何をしたと言うわけではありません。唯、病院のベンチに座っていただけなんです。家族の付き添いがいると言われて、付いてきただけなんです。11時前から家を出て帰り着いたのが5時半、6時間近くを病院にいました。

まぁ~何処の科も、良くこれだけ病人がいるな~と恐ろしいくらいです。勿論、後期高齢者予備軍が圧倒的です。病院ですからね。入院病棟には苦しんでいる人や今際の際の人も居るわけでしょう。その同じ建物に自分がいると思うとそれだけで気が滅入って、自分もしゅ~んとしてしまいます。

病院に働く人は、その点だけでも強い人なんだな~と感心してしまいます。私自身は今まで、大病院で検査を受けたり、入院したりした事が無いので、免疫?が出来ていないのでしょうか。主人曰く「なんでワシばっかりなんかな~?」

眼科なんです。7~8年前やはり此処で「黄班前膜」と言う病名で手術を受け、2週間ばかり入院しました。今度は「加齢黄班変性症」と言う病名です。「以前の病気の再発ですか?」と聞きました。「いいえ。全然別の病気です。同じ胃病と言っても胃潰瘍、胃?(忘れた)と違うようなものです。

10分ほどの小さな手術です。6人ほど集まったところで、ぞろぞろと手術室につれていかれます。そして、どういうわけか二人づつ帰ってきました。30分ほど下を向いてはいけないといわれて、眼帯をした人たちが、一斉に上を向いて並んでいます。

その後カウンセリングを受けて、皆次々に帰って行きます。行った時は座る場所も無いほど込んでいたのに、空席が目立つようになり、数えるほどの人になったとき、なんだか心細い気持ちでした。

やっと呼ばれて「カンファレンスルーム」の導かれ、ビデオを見せられます。此処でやっと私の出番です。今日の手術とセットで特殊な注射と放射線治療をする事になっているからです。どんな状態の人が、この方法を受け、経験者はこう語るという事を見せるわけです。

この注射をすると4日間はお日様に当ってはいけないそうで、その為に入院するのです。いかなる光(蛍光灯は良い)も当てられないので術後の検診は無いそうで、放射線を当てた後は、普通に(但し病院から外に出てはいけない)生活して、4日経てば退院し、10日後になって初めて経過を調べてもらうという事のようです。

7~8年前「黄班前膜」の手術をしたときは、まだ日本にこの病気が上陸して間もなく、珍しい病気でした。この度は「加齢黄班変性症」は流行の気配があり、テレビや新聞でも時々見られます。流行の先取りをしたり、流行の真っ只中に身を置いたりと「眼」の病気に忙しい主人について、又明日も、今日の手術の結果を見てもらいに、続いて、ほかの事で他の大きな病院に行かなければなりません。大忙しの一日が待っています。
              
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サンパチェンスと言う花

2008年06月16日 | 気にかかる



             ユリ グランド・クルー
            2年前からわが家の住人です
           今年はことのほか良く咲きました

「尼崎市花いっぱいの会の総会」に行ってきました。講演は「園芸家の為の栽培学」と言うものでした。これが面白くも無く、眠気を誘うものでした。私は花が好きで、育てるのが好きなだけです。花の上手な育て方は失敗を重ねながら覚えてきました。学者になるわけではありません、もっと楽しい講義の出来る講師さんを選んで欲しいものです。こう考えたのは私だけではなかったようです。そうたいに不評のようでした。

総会の楽しみに、珍しい花を頂けることです。今日は「八重のベコニア(私は白、赤が欲しかったけど・・・)」と「サンパチェンス」と言う初めて聞く名前の花でした。

サンパチェンス:サカタの種から出ている。サン(太陽)+ペイシェンス(忍耐)。見た目はニューギニア・インパチェンスに似ている。色は8色あるらしい。私のは何色だろうか。その名のとおり夏の暑さに耐え、きわめて生育旺盛で初夏から秋遅くまで色鮮やかな花を次から次に咲かせます。何しろ水と肥料が大好きなので切らさない様に注意しなければ。夏から秋遅くまで咲くらしいので、楽しみです。


『対北制裁の一部解除方針 有本夫妻怒り隠せず』
との見出しで、北朝鮮による拉致被害者を「救う会兵庫」が有本恵子さんの父有本明弘さんと15日、神戸中央区で街頭署名活動を行った。「国家の主権が脅かされ
ているのに政府はこの事態を放置するのか」と早期解決を訴えた。

お母さんの喜代子さんは別の場所で講演し、「政府側の説明は苦しい言い訳。20年間娘を返して欲しいと活動を続けてきたのに最悪の事態」と語った。

「知っていたら署名しに行ったのにな~」と主人。本当にそうで、私達が神戸と芦屋で署名したのは、もう何年前の事だろうか。大阪に「横田めぐみさんの写真展」を見に行って、本やバッチを買ったり、映画「めぐみ」を見に行ったりした。「北朝鮮拉致被害者の早期帰国」を望んでいるが、私達のそのことへの意思表示はこれくらいしか出来ない。

むなしい日がどんどん過ぎて、ご家族も年を重ねていく。どうか1日も早く、待ちわびるご家族の元に娘さん息子さん達が帰ってこられます日がくる事を祈っています。

昨日の「やしきたかじんの番組」に横田ご夫妻が出ておられた。「めぐみさんが帰られたら、一番に何をしてあげたいですか?}の問いに、父滋さんは「日本は悪い国だ、駄目な国だという洗脳教育を受けているだろうから、まずその洗脳を解き、開放させる為にありのままの日本を見せてあげたい」と言う。

母親の早紀江さんは「自然の中に連れて行き、広い草原に身を置き「私は帰ってきたのだ!自由の身なんだ!」と感じさせてあげたい」と言う。ご両親の言葉は違えども、めぐみさんの心に自由を感じさせたいと言う思いは一緒である。めぐみさんと孫娘ヘギョンちゃんとのご対面の日を、私達は報道の場面を心から待っています。


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天災の恐ろしさ

2008年06月15日 | テレビから


           一昨日のユリに似た色合いですが
        こちらはラインとスポットがはっきりしています

今日も一日、「岩手・宮城内陸地震」の事が放映されていました。13年前を思い出してしまいました。「阪神・淡路大震災」ですね。頻繁に起きる余震で落ち着けないと言う話をしておられましたが、本当にそうでしたね。私達は半年間ほどは寝巻きに着替える事はありませんでした。直ぐ逃げられるように・・・。

あれから各地で地震がありました。その経験からか、この度は比較的スムースに援助が行われているようですね。我が県の場合は県内に自衛隊の駐屯地がありながら、又聞くところによれば自衛隊の方でも要請があれば、いつでも出られる用意が出来ていたにも関わらず、当時の県知事の判断ミスで出動要請は無かったようです。復興のお手伝いはなさったようですが。

当時の首相の行動も遅かった。この度はすばやい行動だったようです。経験が生かされているのですね。民主党代表の小沢さんの選挙地盤(岩手県)だそうで、早速に駆けつけておられましたが、背広に白いワイシャツ姿でね~、一寸違和感がありましたね~。

「大震災」と付くのは「関東大震災」と「阪神・淡路大震災」だけなんですね。
両方とも「亥年」なんですね。関東大震災は1923年(大正12年)9月1日、阪神・淡路大震災は1995年(平成7年)1月17日です。次の72年後の「亥年」は2067年です。私が関東大震災の12年後の「亥年」に生まれた様に、去年生まれた「亥年」の人が還暦を迎える年に当ります。「歴史は繰り返される」と言いますが、こんな歴史は繰り返して欲しくありませんが、60年の間に「防災完備」になっていると良いですね。

この度の地震と阪神・淡路とは、中山間地区と都会の真ん中と言う違いで、随分違いますね。家の内部の壊れ方は同じですが、崩壊家屋の数は少ないようですが、山崩れ・がけ崩れで孤立地域が出ているようです。道路復旧まで家に帰れないことになりますね。映像に写る跡形も無いまでに削り取られた道路跡を見ると、果たして此処に又道路が出来るのかと心配になります。

駒の湯温泉の老舗旅館が土石流に埋まってしまいましたね。一階が土砂に埋まり見えてるのは2階のみ、其れも土石流と共に移動していたんですね。生き残った息子さんが言うには「当時側にいた母親が土石流に流されるのを見た」と言っているんですね。如何しようも無かった事なんですが、つらい事ですね。

阪神・淡路の時も。柱にはさまれて身動きできない親が回る火の手で焼かれるのを、残る母が「早く逃げて!」と叫ぶ声で、泣く泣くその場を離れたと言うこともありましたね。冬でしたが早朝だったから、まだ火事の被害は少なかったと言われていますが、それでもこんな悲しい話もあったわけです。

震災当時、色んな悲しい場面や、復興時の嬉しい事や一杯聞いたはずなんです。でも覚えているのはごく僅かなんです。13年の歳月が忘れさせたのではありません。何ヶ月もの間、余震におびえていた時に見聞きした事ですから、しっかりと脳裏に映像として記憶していなかったのではないかと思っています。余震と言う現実に生きる日々でしたから、言うならば心此処にあらずの状態で、聞く事見る事上の空だったのではないかと思います。

地震国日本なんて言葉忘れる状態になりたいですね。

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北朝鮮の制裁解除

2008年06月14日 | 新聞から




                黄色いユリ
            わが家の黄色は2種あります


北朝鮮の「制裁解除」と言う話。「えっ!」「何故?」って感じです。北朝鮮が「拉致再調査します」と言ったから「万景峰号の入港を認めましょう」だって。
どんなに条件をつけようとも、一回であろうとも受け入れてしまえば、今までの「制裁」が何だったんだろうという結果になる事は目に見えています。

本当に「再調査」すると信じているのですか? この問題が起きてもう何年経ちましたか。今更何が再調査ですか、真実は一つ、あちらは答えはとっくに解っているはづです。提出された書類は間違いだらけ、めぐみちゃんのものと言うお骨は偽物。こんなことを平然とやってのける国の一言が信じられるのですか?国の体質なんてそうそう変わるものではありません。

もし、北朝鮮から「再調査します」という言葉が出たなら、北朝鮮はよっぽど「困った状態」なのでしょう。と言う事は「制裁」が効き目を現したという事ではないですか。もう一押しと言うときに、圧力を緩めるなんて、其れは「駄目だ」と私でも解るのに・・・。

福田総理は口では「拉致被害者全員帰国の方針は変わりませんよ」と言っていますが、安倍路線の「圧力」から自分の方針「対話」に持って行きたいのではないですか。「対話」に賛成する人がいます。山崎拓氏と加藤絋一氏です。

山崎氏は言います。対話が再開された事を率直に評価すべきだ。圧力一辺倒ではなんら前進が無かったという事だけは考えて欲しい。対話の努力は百害あって一利無しと言う人(安倍元総理)・・・は幼稚な考えだ。

そうだろうか。私はそうは思はない。「制裁」が効いてきた。北朝鮮は辛抱し切れなくなって、口先だけで誠しやかに言っているのではないか。今まで何度も煮え湯を飲まされているのに、今度もまたほいほいと口車に載ってしまうのか?経験を通して相手を見定め、二度と同じ轍を踏まない行動するのが大人の考えで、「幼稚な考え」という言葉を安倍さんに代わって、そのままお返ししたいです。

加藤氏は言います。日朝関係も無理ないようにすこしづつ妥協してすすみはじめたのかな。向こう側が再調査に応じたり、よど号の返還に応じるなど、一定の動きをした以上、こちらも何もなしに強硬にいけと言うのでは、ことは進まない。互いに一歩一歩近づく、譲り合うと言う意味では丁度良いバランスの取れた妥協になっているのではないか。福田さんの外交の実績のスタートだ。期待している。

「拉致」したのはあちらです、されたほうの日本が何故、何を妥協するのですか。よど号の犯人達だって、もう使い道が無いから返すと言うのではないですか?何を譲り合うのですか。こちらはただ「全員帰国」を望んでいるだけですよ。もし反対の立場だったら、ただ帰国だけを望まないでしょうね。きっと補償を求めてくるでしょう。

家族会の皆様にとって納得できない事は目に見えています。今度こそとの希望を幾度裏切ったら済むのでしょうか。唯一の救いは福田総理の「御前会議」で朝鮮船舶の無条件受け入れに大反対した「拉致被害者担当大臣中山恭子首相補佐官」の存在です。中山氏が猛烈に反対したので、最終的には「人道支援物資を日本で積み込む場合」に限って認めることになったそうです。多勢に無勢では此処までだったのでしょう。

拉致被害者の蓮池薫さんが言われます「拉致問題の進展を補償するものではない」「日本政府が安易な妥協をせず、拉致被害者の皆さんの帰国が一日も早く実現するように、力強く交渉していくものと信じ、願っています」

「制裁解除」を進める皆さんは蓮池さんのこの言葉をどのように受け止めますか?
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中国・黄土にアンズの花が

2008年06月14日 | 新聞から



              わが家の珍しい百合
       写した時間帯が違うので色が異なるが 同じ百合


特定非営利活動法人{緑の地球ネットわーく」(大阪市)の高見邦雄事務局長が中国大同市の周辺に広がる黄土高原に16年前から緑化運動を続けて、あわせて5300haの土地に1730万本のアンズの木を植えた。去年の9月北京で開いた第2回日中省エネ環境ホーラムの開会式で、中国の副首相(当時)が高見氏に対して、最大級の謝意を表したそうだ。

日本は総額約3兆3000億の政府借款で中国の近代化を支援してきたが、中々感謝される言葉は無かった。この度の四川大地震のときも、大きな援助をしたにも関わらず、中国国内に報道されたにはたった一度だけで、あまり感謝はされていないという。他国はチビチビと回数をかけて援助するため、そのたびに報道され、感謝されているらしい。同じお金、いや多い金額を使っても感謝されないのは、お金の出し方も考えて、有効に出さなければならないらしい。

あの大国アメリカ(国を守って貰う為とはいえ)やそして中国にどうしてこれほどまでの援助をしなければならないにだろうか?中国は日本から援助を受けながら、原油国には援助をして、石油の供給を受けるのに良い影響を与えていると言う。

日本が、本当にお金持ちの国で、お互いに進歩する為に助け合うというなら話は解るが、国内の国政勢を司るにはお金が無いと言って、国民から何かの理由をつけてお金を引き出そうとしている現状は何と説明されるのだろう。

日本が本当に豊かな国で、有り余った資金を持ち途上国を援助するために資金を提供するというならわかるのです。しかし他国には気前良く援助しながら、国内では国民からお金を取ろうとする現状が私には納得いかないのです。自国より何故他国なのか?自国民の生活の困窮より他国民の生活の向上なのか?その点が私には理解が出来ないのです。と言うより不思議な気すらするのです。

話を元に戻します。黄土の農民は水不足で極貧にあえいでいる。高見さんは「農民が貧困から抜け出すには子どもに学校教育を受けさせる事が先決」と考え、小学校に付属のアンズ果樹園を作りその収入は授業料に当てている。農民もこれに習ってアンズ栽培が広がり、春になると黄土高原はアンズの花で、桜色に染まるという。

日中戦争の激戦地で、日本軍のゲリラ討伐作戦によって多くの村民が巻き添えを食った地方では、高見さんは「日本鬼子」と罵声を浴びたが、怯まず農民の輪に入って、理由を説明するうちに、理解を得て、「あんたは鬼子では無く日本人だ」とわび、緑化事業に一歩を踏み出したそうです。

国家間の政治がらみの事は報道される機会が多いので、中国国民の日本政府に対する悪感情は知っているが、そして、そんな中国に対してこちらも悪感情を抱いてしまうが、しかし、地道に16年間も黄土を緑化するという事に力を注いでいる人がいることなど、日本の中では知られていないのではないだろうか。黄土の住人達は日本人の気持ちを力を身を持って知っているだろうから、日本を敵対視しようとは思わないだろう。こうして権力ではなく平民同士の助け合いで相手を理解する機会が増えれば、本当の相互理解でがっしりと結ばれる絆が出来るのではないだろうか。

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デジカメとプリンター

2008年06月12日 | 今日この頃



          わが家の最後のアジサイです
   額の花びらは大きいです 幅が4~5cmありましょうか

日のあたりの柔らかい時に、枯れ花を摘んだり、徒長した枝を切ったりしました。

日当たりが強くなったので、庭仕事を止めて、印画紙を買いに大阪のヨドバシカメラに行く事にしました。「ヨドバシカメラに行ってくるわ」「1人で?」「ふん」「声かけてくれてもいいやん」「そんなら行く?」「え~わ。ヨドバシカメラは1人の方が良いのやろ?」「うん」「1人でいっといで」「うん」

ヨドバシカメラは1人に限るんです。買うものは決まっているのですが、新しいものの偵察です。大きなものから小さなものまで、手にとって「ふむふむ」と眺めるのが好きなんです。主人と一緒ですと、買うものを買ったら、さっさと帰らなければなりません。余りパソコンに興味が無いし、たまにに店員さんを捕まえて、ピントはずれな事を聞くので、私恥ずかしいのです。

1人ですから、あっちにウロウロ、こっちにウロウロ足取り軽く動き回りました。欲しいものも決まっています。カメラにプリンターです。メーカーは決まっています。浮気はしません。「貴方一筋・・・」って感じです。新製品が出ています。私のは、二つとも去年買ったばかりですから、買えない事は解っているのですが、眺めてきました。性能は良くなって、割安になっているような気がするのですが・・・。「良いな~、欲しいな~」と説明書を読むだけで帰ってきました。

カメラはデジカメに変えてから4代目です。最初のは息子のお下がりでした。説明書も無くて手探りでした。フイルムカメラは、主人のフジカシックスに始まって、コンパクトカメラに変わって、パノラマ専門のカメラを買ったりして5~6台はあると思います。もう決してフイルムカメラを使うことは無いと思うのですが、思い入れがあって、捨てられないのです。

そうそう、ワープロも今年までとってありました。ワープロからパソコンに移ってから、プリンターを使うようになったのですが、こちらも4代目です。丁寧に使っているつもりなんですが、こちらは壊れてしまうんです。前回のは7色だったんですが、今のは5色なんです。だから物足りないんです。壊れて買いに行ったのが年末で、店員さんに調べてもらったんですが、オールインワン?なら7色はあるのですが、プリンター単品では出ていなかったんです。(今日も無かったようです)
スキャナーは持っているので、使う頻度も少ないしと思って、渋々5色を買ったのですが、やっぱり7色を買っておくべきだったかな~と後悔しています。

プリンターは今はA3対応が主流ですかしら。家庭ではあんなに大きいのは要らない、めたに使わないと思うのですが、これからはあの大きさになるのでしょうか。今の机にディスクトップとプリンターを載せるとカツカツになります。でも欲しいな~7色が・・・。



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花は育てるもの?見るもの?

2008年06月11日 | 気にかかる


        
             鷹の爪(長井古種)

「鷹の爪」本当に鷹の爪のようですよね。これも「長井古種」です。私は昔ながらの楚々とした花型が好きなようです。「鷹の爪」は数少なく咲いていましたし、遠目だったので、枯れた後だと思いパスしたんです。友人が「鷹の爪撮った?」と聞きに来たんです。「枯れてるから撮らなかったよ」と答えました。「鷹の爪ね、今が満開の状態だって、係りの人に聞いてきたのよ」又二人で戻りました。良く見れば枯れてる感じでない「撮っといたら?」早速撮りました。

彼女が私に言ってきたのには裏があるんです。ご一緒して、その方がパソコンをしている方には、CDにして差し上げているんです。CDは一枚作ってしまえば、後何枚作っても手間はかかりませんし、喜んでいただければ嬉しいと思うからです。枚数の少ない時は添付メールで送信しますが、数が多いときは受け取り側のメモリーの大きさによっては迷惑だと聞いているからです。

彼女の頭の中には「きっとCDにするだろう、それならこの珍しい「鷹の爪」は是非入れておいて貰いたい」と言う考えがあったのだろうと、花を撮りながらニヤッと笑ってしまった私です。


先日、「川柳」にこんな句が載っておりました。

     子の代へ残す庭木が気に掛かる

評:丹念に育てた庭木や鉢植えなど、子どもの代で枯れるのではと心配だ。大事にして、と願う心境か。

私も近年つくづく考えます。私が死んだらと言うより、もっと早い時期、体が不自由になって、庭仕事が出来なくなったら、この庭はどうなるのだろう・・・って。

芝の手入れは主人の仕事です。それ以外は、花は全て、私の好みです。主人も少しづつ、名前を覚えていくようですが、まだまだ一般的な「アジサイ」「百合」「アマリリス」「椿」くらいなものです。

私の集めた「可愛い花々」は知りません。花に愛情があるわけではありませんから、水遣りでも主人や息子に頼むと、葉にだけやって、肝心の根元はカラカラで枯らしてしまいます。だから水遣りの絶対必要な7・8月は家を空けられないのです。

男だからではありません、女性でも、花を買う事は好きでも、育てる事は嫌いと言う人もいます。時々大きなお庭に花の無い殺風景な風景を見る事もあります。きっとご家族全員が花を育てる事がお嫌いなんでしょう。サンサンと日の降り注ぐ花の無いお庭を見て『勿体無い!』と思ってしまいます。

花を育てる事、これも趣味ですから、庭はあるけど花は育てたくない場合もあるわけです。

花は育てたいけど育てられなくなった時の事も考えなければならない年齢に来た、を痛感するようになりました。

「城北公園」の帰り道、友人がこう言いました「この頃摘まないね?」って。ほしいと思い、差し芽が利くと思うと、一挿し頂くと言う、所謂「花盗人」だった私を知っているからです。勿論花の咲いているのを取ったりはしませんよ。花の咲いている枝は挿し芽に向かないと知っていますからね。

「私が庭仕事できなくなったら、即枯れるのだからと思ったら出来なくなったのよ」が私の答えです。

今はお花が一杯のお庭です。仏様にお供えする為にも必要なんです。切花として使えるもの、毎年芽を出す球根類に変えていっています。今は百合が一番多いでしょうか。種物は種から育てるのですが、双葉の出るのを待つのは本当に楽しいものです。
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