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「西洋オダマキの八重」 来年も出てくるでしょうか? こぼれ種です (13-5-7)
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今日は合同練習で夙川に行きました。何でも練習ですね。聞くに耐えるように
なって来ました。
先日、男性軍の歌がお見事という事をブロブに書きました。今日も初めはそう
思いましたよ。しかし時間が経過しますと、目に見えて声に勢いがなくなって
来ました。お疲れの様子が歴然です。後期高齢者の集まりですから、さもあり
なんです。
しかし、コンサート当日は昼の練習と「本番」だけですから、きっと大丈夫だ
と信じていますよ。
ステージ上の席が決まりました。私はなんと、一番天辺の7段目です。足腰悪
い人は下段にということでしたから、上段に行かされることは覚悟していました、
しかし背の高い方もおられますから、一番上の段だとは想像していませんでし
た。後ろに人がいないというのが、一寸怖いかしら? デモいいこともあります
よ、来てくださるお友達が、捜しやすいのではないでしょうか?何事もいい面と
悪い面があります。いい面に気持ちを傾けて、愉快に楽しみましょう。
光降る丘 熊谷達也
この作家の本がお気に入りなんです。3冊ほど読んでいます。ただ、この人が、
デビューしたときの「賞」をもらった本以外は、「新田次郎文学賞」、「直木賞」
と「山本周五郎賞」ダブル受賞した本は、まだ読んでいないのです。何時いっ
ても、本棚にないのです。読みたいな~と思っていますが…。
この本は「開拓」3世代のお話で、1世(耕一)の苦労話から2世(耕太)、3世
(智志)の現在までを、飛び飛びに書かれています。物語の土台となった、開
拓村は実在するようですが、ストーリーはフィクションだそうです。
「光降る丘」というのは3世達が、祖父たちの開拓した、この土地を守り続け
たい。何処の土地より住みやすいと思っている気持ちから、名付けられたよ
うです。
開拓の初めは与えられた、原生林の伐採から始まる。危険を伴うもので、仲
間の1人が命を失う。その時の耕一の気持ち、「武治が、いったい何をしたと
いうのか。バチのあたるようなことは何もしていない、どころか、あれほど優し
く、友達思いで気のいい奴が、なぜこの若さで死ななければならないのだろ
う。せめて誰かを恨めればよいのに、恨む相手も、責める相手も存在しない
これを運命というには、あまりに酷で悲しい死であった。
耕一と康和はナメコの栽培をする。ある程度副職として、成り立ったので、村
の住人の中で広がる。また、「イチゴ栽培」も進められて苦労の末、軌道に載
せる。数年後には人に見られても恥ずかしくないという預金残高が記載されて、
この年「東京オリンピック」を翌年に控えているという次代に、村に初めて水道
がひかれ、沢からの水汲みを重要な仕事にしていた、女や子供たちが大いに
喜んだ。
地震に襲われた時、耕一の所在がわからない、キノコ取りにいった、其の場所
に、智志は単独で捜しに行く。大好きな祖父を捜さずにはいられない。息子の
行動を知った父・耕太も探しに行き、倒木に足を挟まれた、耕一を見つけ出す。
自衛隊員の力を借りて、助け出す。
大震災ゆえに破壊された村、土砂崩れでふさがれた道路、ゆえに県から、避
難命令が出る。断りきれず、村民はヘリコプターで村から去る。
下りてみれば、中々、帰れないことがわかった、3世たちはどんなことが在っ
ても、村を見捨てない、いつかはきっと村に帰ろうと誓い合う。
☆9月30日(月)はコンサートです。お休みして10月1日から始めます。
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