ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

城北公園の花菖蒲

2008年06月10日 | 一寸そこまで


   

        私が一番気に入った品種はこの「出羽の里」です


城北公園の菖蒲は奇麗だという事は知っていました。又単純に名前の「城北」と言う字から、大阪城北側に隣接していると思っていました。全く違って、大阪駅からバスで20分以上掛かるところにある「城北公園」と言う大きな公園の一部で、回遊式菖蒲園です。

花の仲間から誘われて喜んで参加しました。今日のメンバーは6人でした。バスは長蛇の列で、大阪駅前始発ですし、20分以上立っていくのも疲れるので、一台やり過ごして乗りましたが、私達の乗ったバスも長~い列を積み残しました。

大阪の65歳以上の方は無料ですが、私達は兵庫の人ですから、入場料200円を払って入りました。荒牧のバラ園のときもそうでしたが、此処でも車椅子の方が多かったです。

今日は生憎の晴天で、お天道様がキラキラです。菖蒲には曇天が似合うと思うのですが、残念ながらピーカンでした。その上に集合時間が10時でしたので、着いたのは11時を回っておりました。開園時間は9時半ですから、そのころなら花がもう少ししっかりしていたと思うんです。開場が9時半ですから、その時間には着いていたかったと思いました。残念ながら花の盛りは過ぎておりました。奇麗な花を探して、写真を写すのに苦労しました。

長井古種の「出羽の里」が気に入りました。この花も盛りは過ぎていましたが、色合いとそのバランスに心惹かれました。

花菖蒲:大和時代に中国から入ってきた、端午の節句の厄除けとしての「菖蒲の文化」があり、花菖蒲は端午の節句の祭りの花として、「尚武」(しょうぶ。武道、軍事などを大切と考える事)と言う語呂合わせから、厄除けの菖蒲と密接な繋がりの上に改良され発達してきました。

長井古種:江戸古花よりもさらに古い時代の花菖蒲の姿を伝えている系統。しかし記録は無いので、本当に古いかどうかは不明。山形県長井市のあやめ公園に保存されていたのでこの名が付いた。この外にには「江戸系」「肥後系」「伊勢系」などがある。

わが家には「肥後系」3種がある。鹿児島から送られてきたのである。当時は良く咲いたが、今年は手入れが悪かったのか開花しなかった。「肥後系」は鉢植えに適していると言う。手入れの仕方を勉強して、来年はきれいな花を咲かせてみたいと思っている。

半分ほど見終わった時点で、お弁当を食べる事にした。花の植え込みの周りには、沢山の椅子が設置されていて助かりました。

食後にデザートとして「ソフトクリーム」を食べました。「ソフトクリーム」と言っても、冷凍物で、歯が欠けそうに硬い「ソフトクリーム」でした。

帰りのバスも長~い列でしたが、幸いな事に次の駅で空席が出来、座る事が出来ました。土日は凄い人出だったそうです。3日違えば、花もまだまだ奇麗だったでしょう。花の最高の時に出会うのは至難の業です。


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次々と来年のお約束

2008年06月09日 | 今日この頃




           わが家に初めてピンクの百合がきました
              名札を失くして 名無しです

立花の駅に降り立って、ホームが濡れているのに気づいた。主人が言うには「土砂降りの雨だった」そうだ、神戸に行っていた私は傘を差さずに済んだというのに。

今日は93歳のお母様の家にこられた、うえださんを囲んでの集まりだ。新しい人が1人、東京にいるクラスメートの弟さんが、うえださんに会いたいと参加。兄弟だから何処と無く面差しは似ているが、兄の方も大人に成ってからは知らないのだが、無口な人だったような気がしたが、弟さんは如才なく気軽に話す人だ。だから始めての人だけれど気を遣わなくて済んだ。

今日のうえださんのターゲットは彼だった。彼はうえださんが懐かしいといってこられたが、うえださんの方はすっかり忘れているのだから仕方が無い。次々と繰り出される質問に、彼は素直に、すらすらと答える。勤めは外資系の保険会社だったそうだ。さもありなん、特に外資系は自己アピールがモットーだものね。

彼から私達グループへの「花見のご招待」があった。場所は「仁川競馬場」「???」、仁川競馬場は桜の名所だそうだ。日にちは「桜花賞」の前日の土曜日だ、理由は「桜花賞」の当日会場は満開の桜だそうな。その日の桜が満開になるように、根元?を冷やして開花調整をしているからだという。

そういえば、今朝のラジオで「北海道サミット」にこられる外国の元首に「日本の国花・桜」を楽しんでもらう為に「雪」の冷気?で開花調整をしていると話していた。皆さん喜ばれるでしょうね。日本の究極のおもてなしですね。

お昼は迷いに迷って「とんかつ屋さん」でした。「限定」と言う言葉に迷わされて、全てに中途半端なセットを注文してしまいました。迷わず「エビフライ」にすればよかったと思いながら、私の口に合わない品を後悔しながら食べる羽目になりました。

もう一つのお誘いは料理の先生であるかわかみさんが、「このくらいの人数なら、私の家に来て、落ち着くし、家庭料理を作りますよ」二軒の家を持ち、一軒は駅から直ぐで料理教室だけに使っているので、と言うことだった。勿論皆大喜びえ賛成でしたよ。

サテンに席を移した。誰もタバコは吸わないのだが、7人ともなれば「喫煙席」しか空いてなかったので、そのコーナーにした。驚いた事に喫煙席を利用するのは女性客が多いことでした。

私は近頃嗜好が変わったのか、無性にアイスクリームが食べたい時がある。今日もそうでメニューを見たけれど、ワッフルか餡蜜についているが、単品は無かったので、仕方が無くコーヒを頼んだ。ところが、フワッフルを頼んだうえださんがアイスクリームをあげるという。私の目が羨ましそうにアイスクリームを見つめていたのだろうか?何はともあれ、食べたかったアイスクリームを口にした。「終わり良ければ全てよし」で「とんかつ」の不満は解消した。何と単純な事!

うえださんが先の店でも写真は撮ったが、もう一枚撮ろうと袋に手を入れてもそもそしていたが、カメラが無いという。先の店に忘れたかと電話するが忘れて無いと言う。カメラを失うという事は、彼の昨日の同期会の想い出の写真も共に失うという事になる。

真向かいの座っていた私の目に彼のお尻の当りに黒い物が見えた。「お尻の所にあるのなに?」「傘」「傘の奥のよ」あった!カメラだった。皆もほっとした。

サテンを出て思い出した。この騒ぎで、もう一枚撮るはずだった写真を撮り忘れたことを・・・。
                          (740回)


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髪の毛の事

2008年06月08日 | 気にかかる




                  ゴテチャ
               種から育てたのですが
             この二色しか咲きませんでした
     日の当り具合によっては 和紙で出来ているように見えます

この間から画像を2~3枚貼る事が出来るようになっています。でも迷い無く貼れたのは今日が初めてです。覚えてしまえば、何でこんなに簡単な事が理解できなかったの?と何時も思うのですが。其れは其れは私にとっては大変な事でした。何度挫けそうになって、人様の教えを請おうかと思ったかしれません。あの人の顔、この人の顔が浮かびました。

そのたびにもう一度、もう一度だけ自分で考えてみようと、指導書とにらめっこで一からやり直しました。人に聞けば数十分で解決出来る事を、何をそこまで意地を張って頑張るのか?自問自答します。意地ではないのです。苦労して成功した時の喜びが忘れられないからです。

習いに行く事が一番近道である事は解っています。でも指導書でコツコツとする楽しみを知ってしまえば、又その喜びを夢見るのです。パソコンに関しては、もう少し自分で頑張って、新しい事をしたいと思っています。


先日、「後期高齢者」の話題の時、評論家の樋口恵子さんが言われました「年を取ると、増えるのはシミ、シワ、白髪に診察券の数」実感だわ。私の場合は白髪より髪の毛の量ね、前頭から天辺にかけて地肌が見えてきて恐怖感・・・。元々が髪質は細いのに、其れがだんだん細くなってきている。所々に生えている白髪は太くてピンピンと元気、早く白髪に生え変わらないかと念じているのですが、一向にその気配はない。

黒髪と言っても全体に薄れて、茶色っぽい色です。昔のように黒髪とは言えない。お陰さまで白髪染めにはご縁が無いが、薄毛の悩みが生じてきた。ヘヤー・トニックでもつけようかと、色々探しているが、通信販売で、沢山ありすぎて絞りきれない。

昔ながらの「椿油」が良いと聞き、洗髪後、すすぎに一滴垂らしていました。なんだか栄養がいきわたったような気分になるのですが、髪の毛が寝てしまって、ぺしゃんこで膨らみが無くなる。これは「硬質な毛」の人向けのようだと気づいた。そういえば教えてくださった方も「太くて硬そうな毛質」だった。だからこれは止めてしまった。これから如何しよう・・・?

そんなわけで、近頃は人様の頭が気になる。若い人のくっきりと、眩しいように白いライン、過っては私だってそうだったんだけど、今はぼやぼやとぼやけたラインが気になる。昔はパーマをかける前には、多いからと毛を削いでいた位なのに・・・と昔を懐かしみ、一寸でもボリュウムを持たせようと苦労する毎日です。

後残された方法は「ウイッグ」でしょうか。テレビのコマーシャルによく出てきますけれど、あれは絶対値段を言いませんね。カタログを送りますとは言いますけれど。試してみたいけれど、言葉巧みに勧められたら、似合わなくとも買ってしまいそうな気もするし、中々決心は付かないわ。昔のようにすっぽりと被るのではなくて、今は片手でひょいですものね。

昔は「猫の額」と言われる様に、額が狭くて嫌だったんです。額が広いと「聡明感」がありますでしょう、それで「広い額」に憧れたんです。今、私の額は生え際の後退によって、広くなっています。実際になってみれば、其れは「聡明感」の表れではなく、「老いの兆し」なんです。いや~世の中ままならぬ!
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小さな閉店 大きな閉館

2008年06月07日 | 気にかかる
           日本に昔からあるアジサイ
         白は余り色の変化はありませんが
         やはりすこ~しブルーにはなります

あれは3月の終わり頃だったと思う。何時も買っていたパン屋さんの戸口に「風邪のためお休みします」の張り紙。間口一間半ほどの小さなお店。月に2.3度はジムの帰りに、昼ごはんとして買っていた。その日からお店は開く事無く閉店した。店が工事中で、アッと言う間に店名が消され、空き家になってしまった。お店と一緒で小さな店主が1人で製造していた。無理が祟ったのだろうか?美味しいから良く売れていたものね~。

今日も帰りにパンを買って帰ったが、その店の様に美味しくは無かった。もうあの美味しいパンは食べられないんだな~、最後に食べたのは何パンだったかしら?好みのパン屋さんはあるが、帯に短し襷に長しで、このパン屋さんのように、どれを食べても美味しいお店は無い。とても残念だ。


昨日、大阪府の「大阪維新プログラム案」が発表されました。他の事は解りませんが「国際児童文学館」が中央図書館へ統合されるようです。中央図書館と言うから、大阪市の中央にあるのかと思いきや、東大阪市にあるらしい。中央は中央でも、東大阪市の中央という事のようだ。「花園ラグビー場」のある市です。

吹田の現在地より遠く離れている。東大阪市役所のお隣と言える地にあり、バス停留場もあるので、今の場所より子供が利用し易い事は間違いない。前にも言ったが、現在地は子供1人で訪れるには不便な場所にある。

ただ統合という事になれば、今の雰囲気をそのままとは行かないのかもしれない。
今の読書スペースは子供が座ったり寝転がったり、自由な形で本を読む事が出来る場所」とうたっていたと記憶している。確かに積み木を重ねたような段差のあるスペースがあって、もたれたり、ねっころがったりして本を読む子供を見かけたこともある。

今まで利用していた人にとっては「利用できなくなる」と考えるのが正しいだろう。わざわざ行くには距離がありすぎる。私にしても「民俗学博物館」に行った時立ち寄っていたのであるから、わざわざ東大阪市まで行く事は無い。「民俗学博物館」へ行った時のプラスαの楽しみが減った事は残念です。

しかし多くの子供の目に触れる可能性を考えれば移転した方が良いと思います。

国際児童文学館が言っていた「資料の分散」は避けられるのではないでしょうか?

橋下知事の視察の日でしょう、テレビでは沢山の人が会館を埋めていた。陳情の方々なんでしょう。日頃から、そんなに多い利用者が在るならば、こんな事にはならなかったでしょうし、お金が無くての問題だから、現存の図書館への統合が一番自然なのかもしれない。

私がひそかに考えていたのは、できるだけ大阪市の中心に近い場所の廃校の利用である。大阪市が廃校をどの程度、何処に持っているかは知りませんが、全国的に統廃合の学校があるはずだから、その空き家を利用してはどうかと考えていた。


市議会議員さんと話したくて、「焼き鳥や」に行った。でもご亭主の姿は無かった。帰る時、奥さんが、私に耳打ちをされた「主人は今度議長(二度目だと思う)になって、今日から議会も始まり、すっかり疲れてしまったようです。これからは店に出ることは稀になると思います」奥さんも主人が焼き鳥を食べるのはもとより、其れと同時にご主人との会話を楽しみに来て居る事を察しての言葉だと思います。さぁ~如何する?これから焼き鳥行くの減る?

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お寺さんとのお付き合い

2008年06月06日 | 気にかかる




          赤スカシユリ
        去年初めて咲いた時は
      毒々しいとガッカリしましたが 
   育てている内になんだか可愛く見えてきました

今日は月参りの日でした。アルバイトといって良いのだろうか、従業員といって良いのか5人のお坊さんが代わりばんこにこられます。人それぞれでお経も違いますし、調子も違います。話好きな方もおられれば、そそくさと帰られる方もおられます。何でそんなに急がれるのかと、門までお送りして、見ていますと、路上駐車だったんです。

今日のお坊さんは話好きな方なので聞いてみました「関東では月参りが無いそうですね?」「その様ですね。私達は頂くお布施で生活しているわけですから、関東は其れが無いらしいですね。その代わりと言うのもなんですが、その他の掛かり(お盆、彼岸、葬式等の費用)が派手らしくて、それで成り立っているらしいんです」

「関西でも、月参りはだんだん減っています」「共稼ぎの人が増えたからでしょう?」「其れもありますが、宗教にお金を使うのが勿体無いという考えも多くなったようです」

専業主婦で家に居る人でも、月参りを断ると言う話は私も聞きます。その日が束縛されるのが嫌だからといいます。話を聞いていますと、そう言う方は結婚して、初めて「月詣り」を知った方が多いようです。私は小さい時から家に「月参り」の習慣があり、其れを見て育っていますから、お坊さんに来ていただくのが自然なんですね。だからと言って私が信心深いというわけではありません。宗教についてはほんとに何も知らない人間です。

目を瞑って静かに聞いていますと「お経」って良い事をいっているな~とは思うんです。でも所々意味不明のところもありますが・・・。今お寺に行って写経をするのが静かなブームのようですが「般若心経」は宗派を問わないと言われていますが、宗派によってはそうでもないという事も聞きます。

歩き遍路をしています時に「般若心経」の写経を納めている方もいました。私の周りにもおられます。一人の方は年に二回。一回2週間ほどの歩き遍路を繰り返しておられるのですが、私に言わせれば、れっきとした「遍路病」です。「遍路以外に旅したいとは思わない」とも言っておられました。理解あるご主人のお陰でしょうね。3巡りで止めるといっておられたのですが、今年の年賀状を見ると又廻っておられるようです。こうなると、例えが悪いかもしれませんが「タバコの中毒」と一緒かな?何て思ってしまいます。止めようとしても止められない・・・。

宗教にお金を使いたくないと言う気持ちは私にもあります。こと「戒名」に関してです。何故あんなに高いのだろう?あの世に行ってから別の名前で呼ばれても解らないのでは?と言う疑問。

ネットで調べている内に、見つけました「生前戒名普及会」と言うのを。57世円満院門跡 伝法阿砂利 奥野秀道大僧正 により授与されるそうです。一律4万円だそうです。「戒名」は元々値段の無いものなのに、今は一字10万円の時代といわれ、田舎では短いので30万円、都会では50万円ぐらいだそうです。院号が付くと100万円は越えるそうです。

4万円はとても魅力的です。しかし長年のお付き合いから、やっぱり菩提寺のお寺さんにお願いするでしょうね。

今日のお経の中で覚えたワンフレーズ「法華経を唱えて・・・大難は小難に、小難は無難に・・・」なるほどね~。

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リリー・フランキーと言う人

2008年06月05日 | テレビから




          額アジサイ 紅(くれない)山アジサイ
    額の花が小さい 今はもう紅燃ゆる赤に変化している

「フラのお教室」断然「バウスカート」が増えました。カラフルで華やかな雰囲気になりました。若い方もぐ~んと増えました。私? 元のままのスタイルですよ。
バウは腰より下で穿くんです。とても似合うとは思えません。今ネットで調べたら
いろんな模様のバウが売られています。形から入るのも楽しいかも知れないけど、穿くには勇気が足りない!

今日「徹子の部屋」にリリー・フランキーさんが出ていました。あの「東京タワー」の作家です。あの作品は210万部売れたようです。

あの久世光彦さん(くぜてるひこ 演出家、プロデューサー、小説家)が出版後直ぐ電話をくれて、映像にさせて欲しいといわれた。勿論喜んでお任せした。脚本が出来上がって、自分でその成果を見る事無く久世さんは亡くなった。徹子さん曰く「久世さんはこれは(東京タワー)ひらかなで書かれた聖書である」と絶賛されたそうです。徹子さんは向田邦子さんを通して、久世さんとも親しくしていたそうです。

「東京タワー」は私も過ってブログで取り上げたが、心に残る本の一冊です。映画も見に行ったし、舞台にもなっているようだが、其れは見ていない。テレビには2回もなっているそうだが、連続物の方は見ていないが、後の一回きりのほうは見ました。

その頃と言うかリリー・フランクと言う名前と、ご本人の姿とが本とのギャップが大きいような気がしてあまり好きではなかったが、今日テレビでご本人を見て、話を聞いて、良い顔になられたな~と思った。今は上手な俳優としても認められているようだ。

本の装丁も自分で考えたそうだが「つるつるの真っ白な紙で縁取りが金色と言うのは?」との徹子さんの問いに「直ぐ汚れ易い白にしたのは、汚さない状態で丁寧に読んで欲しかったから」と答えていました。

書き始めた動機は、母親が入院して付き添っていたが何もする事が無い。それなら母親の事を書いておこうかなと思って、病院で書き始めたそうです。間もなくは母は亡くなり、小説の成功は知らない。貧乏でお墓など建てられそうに無いから母は「骨は何処かに撒いてくれれば良い」といっていたが、小説の成功でお墓も建てられたといっていました。

東京への行き帰りに東京タワーを目にすると、この小説の事をふっと思い出してしまう。1人息子を信じて信じて、必死に働いて学費を送金した母、余りありがたいとも思わず、当たり前のように使っていた息子、何処にでもある話なんだけど、「母と子」と言うより、母親への懺悔と言うか、熱い思いが綴られているのが思い出される。

今日の彼の言葉の中で、心に残ったのは「今の若い人は直ぐに別れるが、何があっても別れないのが豊かな事」意味深な言葉だと思う。やはり自分の両親の事を語っているような気がした。息子の心にこれほどまでに影響を与えたお母さんは、まぁ~居ないのではないだろうか。
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陸上自衛隊 中央音楽隊演奏会

2008年06月04日 | 一寸そこまで
              孔雀サボテン
       雨に打たれながらもしっかりと咲いている

いたみホールで陸上自衛隊 中央音楽隊のコンサートがあると新聞に出ていた。主人が行くと言い出した。ハガキで申し込む事になっていたので申し込んだ。ところが3日前に野暮用が出来て主人はいけない事になった。

「折角申し込んだんやから1人で行ってきたら」と言ってくれたので、私は喜んで行く事にした。阪急伊丹の方が近いので、バスで阪急塚口迄出た。着いた途端、携帯が鳴った。主人から「用事が済んだので、いける」と言うのである。いたみホールの入り口で待ち合わせる事にした。

ハガキには「ペットポトルの持込禁止」「入場の際にボディーチェック、手荷物検査を行う」と書いてある。そのほか細かい事がびっしりと言う感じで書き込まれている。「コンサートを聞きに行ってボディチェック? 手荷物検査?」前代未聞である。

実際には行われなかった。ただペットポトル一本が寂しそうに籠の中に入れられていた。小さな字の注意書きを読まずに持ってきてしまったのだろう。

あちこちに自衛隊の夏服を着た人が立っている。人手には事欠かないとは言え、一寸気に掛かる人数である。なんだか見張られているような気がした。

陸上自衛隊中央音楽隊のプロフィールによれば:迎賓館赤坂離宮において国賓・公賓に対する歓迎式典での演奏を担任する防衛大臣直轄の音楽隊。主な活動は、首都圏で開催される年3回の定期演奏会、全国各地への巡回演奏や地方自治体の主宰するコンサートの他、国家的行事にも多く参加している。

私は錯覚していた。伊丹の駐屯地の音楽隊だと思っていたのである。ところが違っていた。伊丹の駐屯地にも二つの音楽隊がある。だから事足りて、私達は呼んでもらえなかったのかと指揮者が笑って言っていた。実に39年ぶりの伊丹での演奏だそうな。勿論伊丹駐屯地の音楽隊との合同演奏もあった。

演奏会は15分の休憩を含めて2時間であった。休憩を挟んで2部構成になっていた。演奏曲目はポピュラーなものも多く楽しかった。指揮者は2人である。一部の指揮者は「動」二部の指揮者は「静」と言う感じで、指揮振りを見ているのも楽しかった。

兵庫県出身の団員の紹介等あり、繋がりをアピールしていた。今回も6県を回った演奏会だそうで、此処伊丹が最終地だった。演奏地の団員を必ず入れているのだろうか?

この人たちは演奏会以外は何をしているのだろう?事務方かしら?勿論自衛隊だから入隊当時は、隊員としての全ての訓練を受けてはいるのだろうが・・・。

共通して言えることは姿勢の良い事、歩き方が奇麗であることだろうか、女子の隊員もチラホラといた。

アンコール曲「何かご当地に関係ある曲はと色々探していましたら、見つけたんですね。古関裕而さんの曲です。題名は知らないんですけれど、この楽譜なんです」と指揮者の手には「黒と黄色の縞模様」の紙。「タイガースの歌ちゃう?」と主人に話しかけたと同時に、「六甲おろし」の演奏が始まった。みなさん手拍子でそれに答え盛り上がった。しかし歌声は聞こえなかった。私は1人で歌っていた。

指揮者はタイガースの法被を着て、団員には背を向けて、こちらを向いて応援団長の振りである。もしかして、この指揮者さんタイガースファンだろうか?出身地が書いてないのでわからないが、観客を喜ばす為だけではなく、本当に自分も楽しげだったもの・・・。

楽しい初体験も終わり、すいたお腹を抱えて大急ぎで家路を辿りました。
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打ち合わせ

2008年06月03日 | 一寸そこまで




                額アジサイ
           アジサイはやっぱり雨が似合う
         雨粒を花びらに 葉に受けながら凛と咲く

昨日からの雨は朝になっても止まない。小学校のクラス会の準備会の為、神戸に行った。先生がもうお年でクラス会等に出席するのは今回で最後にしたいと言われるので、先生のご都合を聞いて秋の彼岸過ぎの予定だ。準備会の日程に私は出られない旨伝えたが、それなら3日は如何ですかと言う事になり、たまちゃんと出席する事になった。

集合時間は2時という事だったので、「一寸早めに会ってランチしよう」と12時元町駅とたまちゃんと約束していた。

私はそのとき食べたい店をメールした。どっちでも良いよと言う返事。今日会って、もう一度聞いた「どっちに行きたい?」「先週、家族で中華を食べに行ったので、すしの方が良い」と決まった。

元町通りを歩いていると、過ってなじみの店が在ったので「入ってみよ」と誘った。少々お値段が高いので止めようかと思っていたら、ワゴンの中に気に入ったのを見つけた。ワゴンセールだから安いので買う事にした。たまちゃんも一枚買った(ワゴンセールではない)。私と好みの色は違う。彼女ははっきりした色、私はパステルカラーを求めた。

うきうきと今度はお腹の欲求を満たしに、安くて美味しいすし屋さんに向かった。たまちゃんには丁度良い量らしいが、ランチの握りは私には少ない、今日は「ネギトロ」を追加しようと思っていたが、生憎と定休日だった。

三宮に向かった時、大丸の前で突然思い出した。大丸の地下に主人と何度か行った事のある「マグロ専門店」のあることを・・・。「ねぇ、マグロ嫌い?」大丈夫という事で地下に急いだ。8席ほどのカウンターは満席で、一寸だけ待った。

マグロは「赤身」「中トロ」で、「鉄火丼」と「刺身セット」がある。もう一つ「丼と刺身のセット」と言うのもある。夫々に「お吸い物」「つけもの」がついている。「丼もの」が750~850円、「刺身セット」が850~950円、両方が1350円と良心的なお値段だ。わたしは「中トロ刺身セット」にした。たまちゃんも私に倣えした。

食べ終わっても時間があるが、打ち合わせにサテンに行くのは決まっているから行くわけにも行かず、入り口近くの椅子に座って色々話をした。お土産にと最中を頂いた。私からは何も無し。

集合場所に男性3人は末に来ておられた。5人座る席は無く、3三軒目でやっと席を見つける事が出来た。

9月の末から3っの候補日を選び、先生のご都合を聞く事にした。集合時間は11時半。場所は私の提案店と決まった。先生がたるみにお住まいなので、そちら方面に私達生徒が出向く事にしたのだ。お土産は「図書カード」と決まった。ハガキは住所の解っている(私達5人は除く)人全員に出す事にした。前回の出席率を考えて、15人ほどで予算を組むことになった。

同期生も早50人ほどが彼岸に旅立ってしまったし、今、病の床に臥せっている人も数人おられるとの事。そんな話を聞くと、会っておける時に会っておこうと、私達の年代は小学校から大学まで同期会が花盛りらしい。

たまちゃんがご主人のリクエストのギョウザを買うのでついていった。私にも買ってくれた。「最中とギョウザ」ご馳走様、たまちゃん!
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アイ・コンタクト

2008年06月02日 | 気にかかる
           昔からの日本のアジサイ
            少なくなりました
     園芸種と言う自然の無くなった花が増えました
         わが家でもこれと真っ白の他は
      奇麗だが包み込む様な優しさのない花々です

今日から関西も入梅だそうです。一日中降ったり止んだり、放送を聞くまでに「入梅かな?」と思いました。

別に取り立てて不満があるわけでも無いのに、何となく心が落ち着かず、重い気持ちを抱えていました。昔からこんな気持ちになる事はありました。突然訪れるこの状態を私は「憂いの雲がやって来た」と称していました。2・3日で通過する事もありますが何ヶ月も居座る事もありました。このたびは一寸長かったようです。

朝目覚めると「憂いの雲」は過ぎ去っていました。「あれ!どうして?、あんなに執拗に居直っていたのに?」思い当たりました。仔象とパンダのお陰かな?って。
仔象とパンダの前では私はニコニコしていたと思います。顔に現れていなくとも、心はニコニコでした。

それで心が癒されたのではないでしょうか。動物とのふれあい?(直接触ったわけではありませんが)は癒し効果満点のようです。お花を見ていても心は和みます。可愛いな~奇麗だな~と心が喜びます。でも其れは静かな感情なんです。

動物は身体の形こそ違え、同じような内臓を持ち、血が流れ、体温があります。其れゆえに癒し効果も直接的、強烈なようです。そういえばコロがいた頃、とても癒されていたな~と思い出しました。犬猫の嫌いな人は「表情が無いから嫌い!」と言います。そんなことありません。「目は口ほどに物を言い」と言う言葉がありますが、身体中毛むじゃらですが、目が全てを語っています。

幸不幸に関係なく、年を重ねるほどに、何となく寂しい気持ちになるものです。最近特に犬を飼いたいと思うようになっています。でも躊躇っているのは、自分の身体に自信が無いからでしょうか。私に飼われて不幸になったら可哀想だな~って考えたりします。

この間も主人とペットやさんに入ったんですが、どの仔もこの仔も可愛くって、「でも飼うなら小さければ小さいほど良いね」って話しました。犬の好みは違うようでした。飼うとしたら?勿論私の好きな方ですよ。

コロがわが家に来た時は生まれたばっかりのようで片手に載ったんです。痩せていて、でもお腹だけは膨らんでいて、何方かに「捨てられていたんなら、何を食べてるかも解らないから、虫下しを飲ませたほうがいいよ」と教わって、飲ませましたところ、塊になって回虫が出てきました。それから元気になり、2度ばかり入院をしたほかは元気でした。

徹子さんも動物園が好きで、時々動物園に行くと言っておられました。「大人に成っても?」って不思議に思っていたのですが、昨日フッとそのことを思い出して、人と接する事の多い徹子さんだからこそ、物言わぬ動物と向き合う時間が欲しいんでしょう。

私は(徹子さん)動物とコンタクトが取れるんですよ、と言っておられました。そのときは「嘘ばっかり」と思っていましたが「私も取れるかもしれない」と思うようになったんです。

仔象の目に悲しみを見たのも、父象が怒ってると感じたのも、これ一種のコンタクトではありませんか?象たちが目で伝えようとしている事を、所謂「アイ・コンタクト」をキャッチできたのではないでしょうか。私が一対一で対峙して、何かを訴えたら、動物は其れをキャッチして、アイ・コンタクトで返してくれそうな気がするのです。
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パンダ撮ったよ!

2008年06月01日 | 一寸そこまで






           パンダの遊び場に始はいませんでした
         二度目に行ってみると、お昼の笹のお食事中
       夢中で撮りました 何時まで見ていても厭きません
  
今日は3箇所を回りました。欲張りました。始は兵庫県立美術館 王子分館「原田の森ギャラリー」で、友達の友達が「染色工房”夢織りびと”創立32周年展」に出品しているので、一見の価値あり、如何とご案内を頂いていました。3日に神戸に行く予定なので、その日まであれば問題ないのですが、今日が最終日なのです。手仕事の好きな私は見たいな~と思っておりました。

行ける時に行こうと思いました。午後からは知人の「朗読の会」の案内も来ておりました。そうしますと美術館の前が王子動物園です。孫が小さい時パンダを見に来たりしてから随分行っていません。兵庫県下の65歳以上は入場料無料なんです。身分証明書を持って、パンダに会いに行こうと決めました。

まず美術館です。ほんとに素晴らしい作品ばかりでした。こんな織物もあるんだと初めて知りました。アトリエは芦屋のようです。「習いたいな~」と思いましたが、経費も大変そうですから、身分不相応諦めてみて楽しむ事にしました。

余り奇麗なので、受付に戻って「撮影禁止ですか?」「良いですよ」と言うお言葉を貰い喜んで撮りました。ハガキに使っても良い模様です。

ただこの織物は本当は何の為のものなんだろうと思いました。小品は洋服、スタンド、マフラー等ありましたが、大幅は着物の寸には広いように思いましたし、絹織もののように切るには模様が粗いですし、タペストリーのように壁を飾るものなんでしょうか?何はともあれ「目の正月」をしてきました。

向かいの動物園に急ぎました。パンダだけを見て帰るつもりでしたが、入ってみると去年の十月に生まれたばかりの仔象を見せてくれる時間だと言うのです。タイで仔象を見てから日が経っています、これは見なければなるまいと並びました。15分ほど並んで仔象の檻の前に来たのですが、疲れたのか、嫌がって部屋に引っ込もうとします。其れを飼育員3人でみなの前に連れてこようとします。すると見物客にお尻を向けて座り込んでしまいました。

そこを又3人で起こしてつれてきます。最後には顔を見せてくれたのですが、目がなんだか悲しそうで良い写真は撮れませんでした。父親の象はこの光景を見ていて、なんだか怒っているようでした。インド象大きいですね。仔象は小さいとはいえ400キロあるとか、一日に牛乳パック12本のむんだっそうです。

目的のパンダです。行った時は3のパンダが食事が終わり水を飲んでいるところでした。お腹も満腹になって動こうとしないのです。動いて欲しいな~と待ったのですが駄目でした。仕方が無いのでガラス檻のほうに回りましたが、居りません。「もしかして、外かも」と思いそろそろと逆行して戻りました。皆がカメラを構えています。私の感は当りました。昼食の笹を美味しそうに食べています。

目くらめっぽう、何しろ距離があります「下手な鉄砲も数打ちゃ当る!」です。パチパチ撮りました。そして暫く眺めておりました。「この賃貸料が年1億円か~」何ていらんことを考えながら見ておりました。仔象とパンダだけを見て動物園を後にしました。日曜日なので家族連れで賑わっておりました。

バスで三宮に出て、昼は久し振りに「たこ焼き」を食べました。美味しかったのですが、10個600円にしてはタコが余りにも小さい。でもお客さんはどんどん入ってきました。

最後の目的地「小さな朗読会」です。知人以外は知らない人なんですが、毎年聞きに来ていますので、何となく懐かしさを感じるです。不思議ですね。主催者は過っての人気役者、夏目俊二さんです。年は取られましたが、何処と無くスマートです。

忙しい一日が終わり、明日は休養日です。
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