ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

北朝鮮に対しての「?」

2008年06月28日 | 気にかかる


           
                      ギボシ
            枇杷の樹の根元に 減りもせず増えもせず


何故アメリカは「北朝鮮のテロ指定解除」を急ぐのですか?ライス国務長官やヒル副国務長官補は以前から「行け行け」と勇み足の傾向にありましたが、ブッシュ大統領は「まあまあ」と言う感じだと思っていました。此処に来てかくも急ぐのは「もちろん核放棄が前提だが、大統領は北朝鮮と国交正常化をするつもりだ。なぜならば歴史に残る大統領になりたいから」とアメリカの政府高官が今後の交渉について予言しているとか…。

ブッシュ大統領もライス国務長官も「日本の拉致問題を忘れては居ない、応援する」といっているが、信じられますか? 「テロ支援国家」の指定を解除された北朝鮮は、アメリカの後押しを受けたと解釈して、日本に対してますます横柄な態度を増長させるのではないですか?

よその国の態度を批判するよりも、自国の「制裁一部解除」を批判すべきかも知れませんね。初めは小さな穴でも、後には大きな穴になり、厚顔無恥な北朝鮮にのさばられるのではないかと心配しています。 

対北朝鮮に対しては「?」が多いのです。如何して小さな国北朝鮮が大きな国アメリカと堂々と対することが出来るのですか? 中国の後ろ盾があるからですか? 日本は加害者北朝鮮に対して、卑屈としか見えないような態度しか取れないのは何故ですか?

此処に来て何故アメリカは「北朝鮮のテロ指定解除」を急いだ理由は何ですか? 拉致被害者家族会もブッシュ大統領に期待していました。でも結局はその期待は見事に裏切られ、家族会の皆さんは途方にくれているでしょう。「拉致の問題は忘れない、これからも支援していく」と取ってつけたように言われても、口先だけで行動が伴わない限り信じられますか?

アメリカに守ってもらう為「思いやり予算」とやらを沢山支払って、今度はまた膨大な基地移転費を請求されて、唯一のたっての願い「指定解除をしないで」も破棄されて、それでも日本はアメリカの同盟国なんでしょうか?

拉致被害者家族会の皆様のお気持ちを思うと、居ても立ってもおれないような気がしています。我総理の不甲斐なさ、冷たさは何なんでしょうと…。

北朝鮮への「テロ支援国家指定解除」を「日本の一部制裁解除」を交渉の進歩と喜ぶ方々は何を根拠に進展と言うのしょうか。

被害者である日本が、加害者である北朝鮮に何ゆえにへいこらするのですか?立場が逆の様な気がするのですが。日本はそんな弱腰外交を何故するのですか? 何か密約でも? 私にとっては何もかもが「?」の対北朝鮮対策です。

コメント (2)
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