ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

こんなに違う!

2017年08月29日 | 備忘録より

                5ミリほどの小さな花です

            黄色が花だとすれば ピンクはガクなの?



私たちは、色々と好みが違います。

・ まず朝食から違います。 
  主人はパン(コーヒ、 ミルク、ヨーグルト、チーズ、バナナ)。
  私はご飯(前夜の残り物、オツケモノ、チリメンジャコ)。

・ アルコール=主人は大好き、毎晩必ず飲みます。ビール、日本酒、
  焼酎、アルコールなら、何でもござれ。おかずの種類によって
  どれか2種類。
  私=飲まない。夏場だけ、ビールを一口。

・ ランチのおかずに「ねりもの=お好み焼き、焼きぞば」等をしますが、
  主人はシブシブ。私は大好き。

・ ものの考え方=主人はマイナス志向、行動消極的。
  私=プラス思考。どちらかと言うとのんびりや、こせこせ気にしない。
    男っぽい。

・ 読書= 主人は電車の中のみ。月刊誌。
  私=家の中のみ。小説類。

・ 動車免許= 主人が取った数年後に私も取ったのですが、私は翌日
  から車の運転を始めましたが、主人は私が運転するのを見てから乗
  りは初めました。免許取得後、うん十年ペーパードライバー。

まだまだあると思いますが、今は、これくらいしか思い出しません。
思い出せば、書き溜めて「第二弾」を…! 

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報・連・相(ホウ・レン・ソウ)

2012年01月23日 | 備忘録より

       「アプチロン」   3色組を買ったのですが この色だけが残りました


今日は旧の1月1日だそうで、と言うことはお正月? カレンダーの日めくりを
貰ったので、何十年ぶりかで、毎日めくっています。

少しは日が差していたので、洗濯物が良く乾いた。と言いたいけれど、手に触
れた洗濯物は何となく冷たくて重い。畳んでから、いったん、ストーブの前に
置いて、もう一度乾かします。冬の日というのは、何となく廻りも気も重い…。

報・連・相(ほうれんそう)って言葉ご存知ですか? 色んな会・集まりの運
営に欠かせない言葉なんですが…。

報=報告、連=連絡、相=相談 です。私も何時のころからかこの言葉を知り
ました。会に属する人間が多ければ多いほど、お役目をしっかり果す為にも、
「ホウ・レン・ソウ」は大切です。

それが得てして、なされないことがあり、運営がスムースに行かないことがあ
ります。自分勝手に自分の考えだけで、事を進める人と一緒の仕事を組むと、
周りからは叩かれるは、そうなると、ご本人は我関せずと知らぬ顔で、バカを
見るのは実働する人ということがあります。

この言葉を言い出した方は誰? と気になっていました。少し前「松下幸之助
さんの自伝」をテレビで見ているときに。彼の言葉である事を知りました。

なるほどな~、実業家としての成功は、彼が「ほう・れん・そう」を実行したから
なんだな~と納得です。

笹川さんが世に言う成功者でも社会への利益の還元、慈善事業等をしない人
は心が貧しいと言われましたが、その点、大阪駅前の歩道橋は松下幸之助さ
んが作られたもので、交通の安全に大いに役立っています。利益の還元でし
ょうか。

又「松下政経塾」を作って、世の中の役に立つ人材を育てようとされました。
今のところは一寸出身者の評判が芳しくないのが残念ですが、一応世に出る
人を作ったことだけは確かのようです。こちらは慈善事業?

「ほう・れん・そう」は少人数の集まりでも必要だと思います。「ほう・れん・そ
う」の輪を広げて、楽しいグループを作り、心安らぐ集いを持ちたいものです。



     「浮きつり木」   寒さには弱いと聞いていたのですが、寒の今も咲き続けています
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薀蓄のある言葉

2010年03月15日 | 備忘録より

  尼崎・花いっぱいの会から購入した「冷凍・早咲き・チュ^リップ」が咲きました        
        

今日は夕方から雨ということで、朝から曇りでした。チューリップの花色がと
ても綺麗だったので、写真を写しなおしました。下の沢山の方の写真はお天
気が良すぎて、色が飛んでいる感じでした。もう1色あるのですが、蕾は葉の
中にあるのですが、まだ上がって来ません。プランターの花は早く咲き土鉢の
花との差が大きいのですが、友人に話すと、彼女のチューリップもプランター
が咲き、土鉢はまだだそうです…、何か?理由があります?

ストックのこぼれ種の苗が大きくなったし、夕方から雨というので、大きく育って
いる苗だけ植え替えてあげました。猫よけの金網も買ってきたし、花壇の整理も
進めなければなりません。


  雲の後ろでは いつも太陽が輝いている

米国の詩人 ロングフェローの言葉です。
言葉の意味は「辛いときでも、希望とチャンスは必ずある」という励ましの言葉
だそうです。

飛行機に乗っていると、いつも思うのですよ。下界は雨でも、雲の上はいつも晴
れているな~って。この言葉を読んだとき、私は飛行機の窓から見る、この状態
を思い出しました。終わりの無い雨は無いので、頭の上を通過するのをこらえて
待つか、それとも待てないで走り出して、ずぶぬれになるか…。

若い頃は走り出しましてね。ずぶぬれになって、それですまずに風邪まで引いた
り。でも若さという体力がありますから、後悔だけですみました。

今はもう走る気力もありませんし、降り止むまでじ~っと待ちますね。その状態
を「大人の分別」というのかもしれません。その一方で「年寄りの短気」という
言葉もありますね。私も両方持ち合わせているようです。


  朝は考え 昼は働き 夕べに食し 夜は眠るべし

英国の詩人 ウイリアム・ブレイク の言葉だそうです。
「???」という感じもするんです。何故書き留めたのか忘れてしまったのです。
「早寝早起き」が良いということはわかるのですが、食事は朝ご飯をしっかり食
べて、夜は軽めにが正解だと思うのですが…

主人は朝は私より沢山食べます。「3枚切りの厚いハードトースト(何もつけな
い)、クッキー1枚、燻製のチーズ、バナナ、ヨーグルト(蜂蜜、プルーンのジ
ャム添え)、牛乳、コーヒ」です。それに「薬3種類とそれを飲む為の神戸から
汲んでくる水」葉物は生より火を通したほうが好きなようです。

パンとチーズは好みがあって、パンは大阪阪急で2本を買ってきて冷凍しますし、
チーズは神戸に買いに行きます。

私の朝食はご飯と漬物かおしたしにチリメンジャコと前の晩の残り物とヨーグル
ト(甘味を添えないと食べられません)です。お茶を3杯は飲みます。 ご飯が
残っていないときはパンに紅花のマーガリンとジャムを塗ります。飲み物はやっ
ぱり日本茶です。

旅行に行ったときは、近頃は朝食はバイキングが多いので(ご飯のおいしいの
が少ないので)近頃は私もパン食です。

何ですか、食べ物の話に終始しましたが、やっぱり生きていく原動力は食べ物
ですし、若い頃ほど量を食べられなくなりましたから、少し高くてもいいもの
を買うようにしています。

二つの詩人の言葉を比べてみて、やっぱり国民性が現れているな~と思いまし
た。アメリカは陽で一目両全、イギリスは陰とまでは言わないけれど、少しひ
ねってあるので、一考を要す。



                       咲き揃いました  (10-3-14)

                   蕾が膨らみ始めました  (10-3-6)






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はぜくら先生

2007年04月24日 | 備忘録より
           ジャイアント金魚草
          名のとおり大きいですよ
           この穂は短い方です
       す~っとお空に向かって咲いています

気功の時間はマット70枚が無くなれば、参加できないと言う決まりになっています。場所取りをする人がいるので、スタッフが教室の入り口に居て、1人ずつにマットを一枚ずつ渡していた。先月から「皆さんはもう大丈夫と思いますので、皆さんを信用して、マット配りを中止します」と言われてまだ2ヶ月。どうもまたぞろ始まって、人の分まで敷いている人がいるらしい。10時頃に来てもマットが無いと抗議している人がいる。私も何度か入れなかったことがある。

先生も事務所に掛け合ってくださったが、70枚の変更は無く、やんわりと「敷くのはご自分のだけにする事にご協力ください」と言われた。

9時半に開館で、教室が始まるのは10時20分。9時半に並んでおられる方の中にも相当数の「気功組」がいると思うので、直ぐ満席になってしまう。70人が限度の気もする。これ以上入れると、隣を気にせずに体が動かせないと思う。

「はぜくらみゆき」先生が今日、自分のコマーシャルをなさいました。「本職は画家、エッセイストなんです」ご自分の書かれた本を持参された「自然流子育て」「子供を育てる為の本なんですが、最後の方の『自然治癒』の章は皆様にも当てはまるのではと思いますので、図書館ででも借りて読んで見てください。私が教室で喋っていることをもう少し詳しく書いてあります」

終了後、私も本を見に行ってみた。可愛いイラスト入りの本だ。題名を聞いた時も思ったが、私はこの本は知っている。本の表紙を見て、間違いない知っている。何処で見たか、テレビだったか、本屋さんだったか、とんと覚えが無いものの、知っている事は知っている。確信したとき、「そうだ、帰ってネットで調べてみよう」と思いました。ありました。先生は3人の男の子のお母さんだったのです。

著者紹介には下記のように書いてありました。
『はせくらみゆき:画家、エッセイスト。子供が未熟児で生まれた事をきっかけでナチュラルでシンプルなライフスタイルを実践し、其の中で生まれた命の喜びをアートや文章に表している。全国で個展とアートセラピーのワークショップを開催する傍ら、雑誌や新聞、絵本、講演と幅広く活躍中。ほんの木刊「こどもたちの幸せな未来」シリーズでは、連載、表紙のイラストなどで活躍。北海道生まれ。夫の転勤に伴い札幌、大阪、福岡、横浜、沖縄をめぐり、現在、兵庫県在住。著書として「試してえらんだ自然流子育てガイド」(ほんの木)、その他絵本、挿絵など多数』とありました。

読書感としては「クラス」「食べる」「遊ぶ」「生きる」テーマごとに書かれている。作者自身試行錯誤されてきているので「こうあらねばならぬ」では無くて「こんな考え方、やり方がありますよ」と提案していて、シュタイナー教育(ドイツの思想家。独自の世界観「人知学」を唱え広範な精神運動を創始した。芸術重視の自由教育運動「自由バルドフ学校」で有名)にもふれている。読みやすい。

「知る人ぞ知る」多方面で活躍中の人だったんだ。どの様な事から、「ウッディの気功の先生」になられたのかは知らないけれど、動作をしながらの説明が面白いと感じたのには、この様な下地が隠されていたからだな~。これから益々楽しみになってきた。

今日のお話:「自信喪失は『胆のう』を悪くする、私は素晴らしいと自信を持てば『胆のう』は元気になり、喜ぶ」
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いさをさんの俳句

2007年02月22日 | 備忘録より
            花屋の店先は春の色
              一寸失礼して

塚口に楽しみにしているお店があります。「シチューとカレー」のお店、「アングル」だったかな。もう十年以上前だと思うけれど、雑誌で知って行ったのです。その頃はその紹介された雑誌のページがウインドウに飾ってありました。塚口でもあちこち食べ歩いて見たのですが、私達の口に合うお店が無くて、今では用事を済ませると、塚口=カレーです。

5~6種類のカレーがあって、何時もはビーフカレーなんですけど、一度だけ「カントリーカレー」を取ったら野菜だけなんです。勿論値段的には安くて良いのですが、やっぱりカレーの肉無しは物足りない。今日は右隣がエビカレー(ビーフより高値)左隣がポークとシメジ(ビーフより安値)、人の食べているものは美味しそうに見えます。又煮抜き卵が丼に盛って出てきます。半分にカットされているのですが、幾つ食べても良いのです、これまた嬉しい。今度はエビカレーにしようと思っています。

昼時に行きますから何時も満員で、次から次に人が入ってきます。年齢層は幅広く、若者からお年寄りまでと言う感じです。私達の行くのは平日の昼時ですから子供は見たことがありません。子供には一寸高級な味かな。

           ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

歩き遍路だった時にご縁があったご夫妻が居られます。お遍路と言うのは、その日、その時間が違えば、同じ目的に向かっていても、永遠に出会う事はありません。ですから、出会いはそれほど深いご縁だと思っています。もう4~5年になると思います。

奥様の方が俳句を嗜まれます。それも先生に付く事無く、色んな機会に投稿して、入賞しておられます。私も30年ほど前、短歌を習ったことがあります。しかし手直しされて戻った作品は、何だか自分のもので無いような気がして、作品としては良いものになっているのでしょうが、自分らしさが無くなっている様な気がしました。其処でお節介ながら「充分お上手なので、先生には付かずお1人で勉強なさっては如何ですか?」と申しました。私の申し出でをお受けくださって、お1人で創作しておらるようです。

先日久し振りに新しい句をお送りくださいました。私が特に好きなものを選びました。

   流氷を 見張る眼光 尾白鷲

先日北海道の尾白鷲に付いて私が書きました。それで句を思い出されて、送って下さったのでしょうか。私には見えなかった尾白鷲。
   
   涼と言う 字を大書きして 投函す

又、字がとてもお上手なんです。読みやすくて綺麗な字なのです。主人と何時も感心しています。神戸のお友達が私の友の中で達筆No1でしたが、今は彼女がトップ
です。
   ◎以上2句はNHK俳句入選作品だそうです。

   来し方を なつかしみつつ 花巡り

遍路の時、満開の桜の下を歩かれたそうです。私達は時期がずれて、桜は桜でも山桜が満開と言う一寸地味目の満開でした。

   捻り花 天の国への 花らせん

捻花は私も大好きな花です。花が螺旋階段のように廻って咲く小さくって可愛い花です。

   日々老ゆる 身を受け入れて 花に佇つ

実感! 何て上手な表現なんでしょう。私の心を詠ってくださっているようです。

   行く末に 目隠しをして 日向ぼこ

年代の人にしか書けない句。ヒタヒタと迫り来る老いの不安に一時背を向けて。

   夫ありて 真の寒さを まだ知らず

同感、同感 風雨除けに、日よけになってくれているのはやはり夫、でもこれ位にしておきます。読んだ主人が増長するから・・・。
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ドロシー・ロー・ノルト先生

2006年10月08日 | 備忘録より
             萩(江戸絞り)
       小粒の花です。今年は沢山花をつけました
    日陰の花かと思っていましたが、お日様が大好きとか
       夏、日によく当てたのが良かったのかも

        「子供」

批判ばかりされている子どもは、非難する事をおぼえる

殴られて大きくなった子どもは、力に頼る事をおぼえる

笑いものにされた子どもは、物を言わずにいる事をおぼえる

皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心の持ち主となる

しかし激励を受けた子どもは、自信をおぼえる

寛容に出会った子どもは、忍耐をおぼえる

賞賛を受けた子どもは、評価することをおぼえる

フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる

友情を知る子どもは、親切をおぼえる

安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる

かわいがられ、抱きしめられて子どもは、世界中の愛情をおぼえる

どの言葉も真実を突いている。私が一つ選ぶとすれば「安心を経験した子どもは、信頼を覚える」子どもだけではない、大人にも当てはまると思う。信頼はコミュニケーションの中心であると思う。

ドロシー・ロー・ノルト博士:1924年、アメリカ・カリフォルニア生まれ。40年以上にわたり家族関係についての授業を多くの大学や病院を中心に行っている。3人の子供、2人の孫、ひ孫も5人いる。著書「子どもが育つ魔法の言葉」は国境を越えて親しまれ、特に日本では200万部近いベストセラーになっている。

皇太子さまが2005年2月23日お誕生を迎えられるにあたって記者会見されたお言葉の中に、一遍の詩がありました。(愛子さまの教育問題のお話の中)それがこの詩「子ども」です。

私はこの言葉に感銘を受けた。本屋さんに行って調べたが、見つけ出す事が出来なかった。そしてネットで調べだし、数枚プリントし、当時属していたクラブの方々に差し上げた事を思い出した。

ある雑誌の取材の記者がドロシー先生にお会いした時(2000年頃)語ってくださったという言葉:「子育てには愛が一番大切だと言う事です。子育てには愛が一番大切だということは誰でもわかっていますが、がむしゃらに愛を振りかざすと、バランスを失ってしまう」そしてその時に教えてくださったのがドロシー先生の[3A]
accept (アクセプト):ありのままを受け入れる
appreciation (アプリシエーション):その子の存在に感謝する
affection(アフェクション):大切だと思う気持ち

この頃の「親の子殺し」「暴力の後の死」その親自身が親の愛を受けずに育ったケースもも多いと聞く。無意識の内に自分の受けた「愛のない生活」がむくむくと頭をもたげてきた結果の行動だろうか?私にはそうとしか考えられない。

これとは反対に「子を道ずれにする心中」これも間違っていると思う。後に残す子が不憫と道連れにするのだろうが、この親子心中の話を聞くたびに私は思う、道連れにされる子ほど不幸な事はない。不幸にして一人で生きていけない頃に親を亡くしたとしても、子は生きていれば長い人生又良い事も巡って来る。「命あってのものだね」ではないか、残す不幸より、短い人生を終える事の方が不幸であると。へその緒を切ったときから、子は親と別の人生を歩んでいるのである。

私の心の中にも色んなものに対する愛はふんだんにあるけど、その分配が難しい。与えすぎると相手は重荷と感じるだろうし、控えると冷たいと取られるだろう。しかし子どもを育てる時だけはべつなんだ。一杯与えていいんだよね。あ~もう一度やり直せるものならやり直したい。

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なるほどと納得

2006年08月01日 | 備忘録より
              浜木綿
          7月28日に見つけた花
     少し咲ききっていましたがどうにか撮れました
         よく見れば一寸変わった花です

今日も「言葉」と言う私の備忘録からの抜き出し

     インストール  綿矢りさ

ハードスケジュールが自分の有能さと人気の証だと勘違いして、利用されているだけなのに、それと気付かない、つまらない粒々の仕事を全部押し付けられて緊張している。

  「インストール」は2001年17歳の高校生の時の作品。
  第38回文芸賞受賞作品
  「蹴りたい背中」で2004年20歳の時芥川賞受賞。

この言葉を読んだ時、ど~んと背中をどやされた様な、身体中をゆすられた様な気がした。当時私も手帳を持って空白を埋める事を楽しみにしていた嫌いがある。「有能さと人気の証」の勘違いである。もう直ぐ70歳に手が届こうと言う時である。私はまだ「勘違い」しながらウロウロと忙しがっている。高校生のりささんに懇々と言って聞かされた感じ。りささんの周りにも老若男女に関係なく「勘違い」している人が居たのだろうか。

「手帳」を持ってせっせと空欄を埋めている人、皆が多かれ少なかれ持っている「勘違い」である。「勘違い」で動いている人、私の周りにも沢山いる。「類は類を呼ぶ」の例え通りだ。「解っているけど止められない」で徐々に減らしはしたが
抜け出すのに4~5年掛かっている。

グループの力、中心になって行動する事が悪いのではない。本当に中心になれる人は少数なのに、自分もと「勘違い」するのが間違っているのである。「勘違い」の中にいる時には気付かなかったのに、飛び出してみて初めて「納得」できる言葉である。結論としては同じグループに永年居ると「勘違い」しやすいという事かな。

私はグループに属すると、10年は居続ける。そうするとなんとなく「そのグループ」の事はよく知っていて、自分が抜けると戦力が落ちるのではないか?なんて気持ちになるのも事実だ。今までの経験から言えば古参になればなるほど「頭を垂れよ」と言うことだ。

あ~ぁ「負うた子に教えられ浅瀬を渡る」かな・・・

     朝日新聞 人生相談(2005-10-25) ピーコ

自分の限度を知りながら、引き受けてしまうのは「人望が集まる」「人から信頼される」と言った「欲」があるから信頼や人望は一つずつ物事をきちんとやり遂げてこそ得られるもの。

綿矢さんの「勘違い」と何処やら似ている。言葉は違うが言わんとする事は同じではないか。

ピーコさんが眼球摘出した時、友人からカラフルな義眼のプレゼントが多かったという。それを読んだ時、今までピーコさんを偏見の目で見ていた事に気付いた。ちゃらちゃらした人だと思っていたが、それは売りの部分でもあり、本当はいたって常識人なんだと。芸能界で友人が多いという事がそれを示している様な気がする。この回答を読んだ時その私の感に間違い無いと確信した。人は見かけで判断してはならないと。コミュニケーションをとって見なければ実像はわからないと・・・。でも直感が正しい事も多々ある・・・さて?どっち?







     
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