ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

老後の幸せ

2006年08月31日 | 新聞から
             アプチロン
     赤、黄、ピンクと三色でバーゲンで買いました
      余り窮屈そうなので盛夏に植え替えたので
       この色を残して涸れてしまいました
        頑張り屋のピンクちゃんで~す

図書館が整理日でお休みなのを昨日まで覚えていたのに、今日はすっかり忘れて行きました。ジム開館まで時間があるので、仕方なく公園を散歩しました。ツクツクボウシが寂しげにないていました。木陰のベンチには一人ずつお年寄りが座っています。たまに二人で語り合っている人を見るとほっとします。皆一人になりたくて来ているのかしら、やっぱり人恋しいのでは・・・そんなこと考えながら歩いていると、一人のおじいさんが「ほ~いほ~い」と声を出すと鳩が一杯集まってきました。何処から来たのかしらと言うほど沢山です。毎日呼んでいるのでしょうね。

こんな投書を思い出しました。「シングル同士支えあえれば」
70歳の女性です。

主人をなくして、一人息子が遠くの地で所帯を持ってから、一人暮らしをしている。3人の孫にも会えるのは年に1,2度だけ。それでも職場に行っていた頃はなんとも思わなかったが、昨年末退職した途端、わびしさがこみ上げてきた。仕事人間だったため、近所にも親しい人は僅かしかいない。体調を崩して辛い日が続いた夜中、苦しくて目を覚ましても誰も居なかった。こんな思いをしているのは私だけだろうか。いや、世の中には同じような境遇の人が居るはずだ。そういう人達が手を取り合えないだろうか。誰かが発案して「シングル・シルバーの会」とでも言うグループを作り、金銭を越えた、人の痛みの分かり合えるもの同士がお互いを支えあうようになれないか。電話で声を掛け合う事だけでもどれほど心丈夫だろうか。若い世代のシングルには華はあろうが、シルバーのシングルにも何かがあっていいはず。心のつながりを男女を問わず求めたい。

「誰かが発案して」と言う言葉にこの方の受身の心が感じられる。グループを組むという事はまず人選からして大変だ。受身の人に出来る事ではないかもしれない。何か趣味を見つけて同好会に入れば直ぐに友達は出来る。でもここでも自分からも積極的に話しかけないと仲間に入れない、それに趣味の友達は元気な時だけの友達かもしれない。でもこの人と言う人を見つけてアタックすれば「電話の友」位なら出来るのではないか。

息子さんは遠方で余り行き来が無いようだが、息子一家と仲良く行き来している人を私は幾人も知っている。嫁姑にも相性が在り、幸いにお嫁さんと相性が良いという事だろう。実の息子でも意見の違いが在るのだから、お嫁さんと意見の食い違いはあると思う。でもそれを乗り越えて電話を掛け合ったり、メールをしたり、旅行をしたりの話を聞くと私まで心がふんわり温かくなる。

70歳といえば私と同い年、一人暮らしは寂しいだろう。でも私の友人は「メリーウィドウ」である。何となく未亡人同士の集まりが出来て、誰に束縛される事も無いので、それこそ時間に関係なく、夜でもどこかの家に集まって楽しむと言っていた。やはり待ってばかりいては友情は育たない、求める事も大切だと思うが内向的な人には無理だろうか?

後1時間足らずで私の70代の1年が過ぎようとしている。今年の一番の思い出はやはり「ブログの開局」だ。71歳も身体を労わりながら積極的に「ひだまりの幸せ」を求めて行きたいと願っている。



























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株売買

2006年08月30日 | 気にかかる
           (見~つけた)
       ジニアに似ているけれど葉が違う
       小さな花だが群生の美しさを持つ

黒柳徹子さんのお母様黒柳朝さんが亡くなられた。この方の本が好きで私は「トットチャンと私」を始め、出版されているものは皆といってもいいくらい読んでいる。上品なおかしさを持った文が大好きだ。徹子さんを見ていると、この母にしてこの子ありだと思う。徹子さんがつい最近言っていた「母は最近になって肌の荒れに気付きパックを始めたんです。90過ぎてパックを始めるような母なんです。『パックはいいようよ、貴女も使いなさい』ってくれるんです」って。天真爛漫でちょっぴり自惚れやさんで、幾つになってもお洒落を忘れない、素的にお年を召した方だと思っていました。お会いしたい女性の一人でした。

久し振りに証券会社に行きました。長い長い海底トンネルを抜けて、持ち株の一つがグイグイと水面に上ってきました。手放そうと思い出かけました。

株は私の楽しみの一つでした。主婦になって家庭の事しか考えない生活に、せめてもう少し世間に目も向けなければと思って始めました。経歴だけは長いのです。もう30数年になると思います。その頃はまだまだ女性が少なく、大阪証券取引所が女性対象に講座を盛んに開いている頃でした。私も何度か講座を受けに通いました。大概連続2~3日です。取引所とか証券図書館?の見学もありました。まだまだ全てがのんびりした時代です。銀行株が1株100円で買えた時代です。

その当時の女性は「何故株を始めたか?」「親の遺産」と言う人が多かったです。
私は手持ち金から少し貰い、だんだんに増やしていきました。そんなに頻繁に取引するわけではありませんから、ジリジリと増えたという感じです。初めは主人に頼んで売買していましたが、講座を受けてからは自分でするようになりました。主人はとっくに止めましたが私は気長に続けています。

買うのは優しいのですが売り時が中々決められません。売るという事は利益が出ているので、もっともっと上るのではと欲が出ます。欲張っている内に株ですから下がり始めます。一旦利益があると思ったのが下がると、今度は損したような気分になり売り損ねます。同じような失敗を繰り返しながら今に至っています。

ブラックマンデー以後低迷し続けて売らずにじーっと我慢の子でした。それはなけなしの金で買った物ではないから出来たのです。しかし低金利時代は配当で助かりました。

いざ潮時、もしこれ以上上っても、私の株を買った方にも喜んで貰えると、上り続けたら悔しいであろうと思う心を誤魔化しつつ行きました。、だのに直ぐには売れないというのです。2009年の株の電子化は知っていましたが、今日受けた説明の事は知りませんでした。お得意様でもないし、長~いご無沙汰があったからです。

売れない理由は電子化に伴う筋道の一環と理解しました。この頃パソコン印刷の普及で偽証券が出回ったそうで、この株券が確かにXXのものであるという照合の手続きを踏まないと売買できないというのです。それには名義書き換えと同じぐらいの期間掛かるというのです。

手続きを踏むべく提出してきましたが、今日がチャンスと持ち込んだのに、3週間後には如何なっているか?上っているのか下がっているのか、私にとってはスリリングな秋を迎えます。





































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ビッグイシュー

2006年08月29日 | 新聞から
         パッションフルーツの葉っぱ
      5~6年前果物の実から種を取って蒔いた
  花が咲かないのでNHk「趣味の園芸」に問い合わせると
      さし芽をすると咲くというのでしてみたが
       一向に咲かない。4本が1本になった
           来年までもつかな~

「ホームレスが販売 雑誌『ビッグイシュー』自立後押し満3歳」の見出しで、

自立を目指すホームレスの人たちが街頭で販売する雑誌「ビッグイシュー日本版」が9月、創刊から3年を迎える。大阪で始まった販売は今、10都府県に広がり、販売員も6倍の約120人に膨れあがった。収入を得て路上生活を脱した人も居れば、定職に就き、社会復帰を果たした人も居る。ただ、ホームレスを取り巻く雇用情勢は依然として厳しく、就労支援の取り組みは道半ばだとある。

この本の事はず~っと以前、私のとびっきり若い友人のやすこさんとのメールのやり取りの中で教えてもらった。先週その雑誌を届けてくださった。タイミング良く新聞に記事が載っていた。

やすこさんの「IDカードを身につけています」と言う言葉で私は思い出した。梅田の横断歩道の所で、神戸の元町駅で、首から名札をぶら下げた人が雑誌を片手でかざしているのを見たことがあった。「あの人がそうなんだ」活字大好きな私は気になった事は事実だ。でも何だか近寄れなかった。怖い世の中なので、つい人を疑いの目で見てしまう。

「ビッグイシュー」はA4番の30ページ程の雑誌です。唯、文字の小さい事が一寸読み辛い。雑誌を買う人の大半が女性で、きっとやすこさんの様に若い人なんでしょう。

やすこさんの下さった55号は表紙はマドンナ、特集はマドンナとDV(ドメスティク・バイオレンス)だった。

マドンナといえば下着の様な服を着た歌手としか知らない、美人だし、富も名声も手に入れているのに何となく私には「陰」「苦」と言う言葉を感じてしまう人。

DVはいまや結婚したカップルの家庭内暴力のみならずデートDVにまで及んでいるという。女は強くなったと思うが、その反面暴力を振るう男性も後を絶たないという事か。

内容としては興味深いが、何しろ活字の小さい事が、連続して読めない理由です。

「ビッグイシュー日本版」の見開きにこう説明してあります。
「ホームレスの仕事を作り自立を応援する」ビッグイシューはホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として、1991年にロンドンで始まりました。ビッグイシューを創設し、その基礎をつくったのはジョン・バードです。雑誌販売者は、現在ホームレスか、あるいは自分の住まいを持たない人々です。住まいを得ることは単にホームレスの状態から抜け出す第一歩にしか過ぎません。そのため、住まいを得たホームレスの人でも、必要な場合はビッグイシューの販売を認めています。最初販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取り、その売り上げ2,000円を元手に、以後は90円で仕入れ200円で販売し、110円を彼らの収入とします。販売者全員が行動規範に同意し、顔写真入りの身分証明書を身につけて雑誌を販売しています。と説明しています。

紙上の隅に「大阪梅田で販売していた人が就職した」と言う記事も載っていた。

月2回1日と15日に販売だ。創刊以来,年間約3万部(ピーク時は4万部)で会社は約3,200万円の累積赤字を出しているが、約1億9千万円がホームレスたちの収入になった事になると言う。今度見つけたら、勇気を出して買いたいと思っている。

 
※ 「ビッグイシュー」の意味だけど英語堪能なやすこさんに聞いてみた。強いて言えばこの場合「大きな問題提起」だそうです。

















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無痛

2006年08月28日 | 読みました
            ジンジャー
    朝起きると真っ白の花が目に飛び込んできました
        昨日は咲いていなかったのに
         ジンジャーは夜開くの?

今日はスーパーに行っただけなので万歩計は5800歩を示しています。昨日は一歩も家から出なかったのに4951歩、案外家でもウロウロしているものなんだな~

          ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

       無 痛  久坂部 羊(くさかべよう) 幻冬舎

神戸生まれの作家久坂葉子(くさかようこ)さんに憧れてペンネームを付けたと言う彼は阪大医学部卒業のお医者様。「無痛」は「廃用身」「破裂」に次ぐ3冊め。
 ※ 廃用身:脳梗塞などの麻痺で動かず回復しない手足を言う。

舞台が神戸なので地名の位置が私には直ぐ解り尚更興味をそそられた。

「無痛」と言えば女の私には「無痛分娩」と思っていたが違った。痛さを全然感じない「無痛症」と言う病気があるらしい。切ろうが、突かれようが、熱湯や火につけようが血が出、やけどを負っても本人はその痛さを感じない。信じられない!

この本のもう一つの柱は人を殺しても刑法39条によって統合失調症(精神分裂症)と認められれば罪にはならないし、殺された人は殺され損になる。その法の目を潜って人殺しをする人間も居る事を問題にしている。

刑法39条は、世界に類を見ない温情法である。日本の法曹界は、戦後、心神喪失を乱発し、39条を暴走させてきた。この法律は精神障害者だけではなく、泥酔者、覚醒剤使用者にも適応される。覚醒剤常用者の中には、弁護士や検事以上に39条を熟知し、意図的に傷害事件を繰り返している者も居る。

犯人には厳罰主義しかないのに、刑法39条では裁判所が国が泣き寝入りしろと、この殺人は無かった事にしろと言っているのと同じである。罪を犯した者は、結果に見合うだけの罰を受けさせるべきなのに、手を下した犯人が善悪の判断を欠いていたからと言って、殺人は無かった事にしてくれと言われ納得する遺族がいるだろうか。

明らかにまともな犯人を心神喪失に仕立て、自分の手柄のように誇る弁護士もいると言う。刑法39条は飲酒や覚醒剤で正気を失ったものにも適応されるのだ。酩酊者が腹立ち紛れに相手を刺しても、覚醒剤で錯乱して人を殺めても無罪になる法律である。

日頃、殺人者に対して余りにも軽い判決に対する疑問が解けた。どんな罪にも加害者には最低国選弁護士が付き擁護される。被害者の方には不公平と感じていた。人の命を奪っておいて、更生の道が残されているのはなんとも理不尽に思える。

福岡で起きた飲酒運転の車に追突され、海に落とされ、幼い3人兄弟が水死した事件。業務上過失致死傷の疑い(歴然と解っているのに疑い?)で逮捕されたのは市の職員22歳。彼も刑法39条の適用を受け軽い刑で出てくるのだろうか?兄弟の両親は子供達を助けられなかった事で一生罪人に等しい精神的責め苦を負い続けるだろう。被害者である両親には苦しい人生が待っているのに、加害者や彼に車とわかっていてお酒を飲ませた人々は軽い刑や罰金で済む。やはり何処かおかしいぞ刑法39条は!

主人公の医師は人の顔を見ただけで直ぐに病状が分かると言う。医師は言う「昔の医者は皆徴候を見て診断していたんです。レントゲンがなくても結核はわかったし、胃カメラがなくても胃がんの診断は付いてた。今は直ぐ血液検査だ、エコーだ、CTだと検査に頼る。医師の五感がトレーニングされていない」わがホームドクターは使えるが、聴診器を使えない医師も居ると聞く。

色んな問題提起がなされた本であった。前作も読んでみたい気にさせられた。







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サンデープロジェクトを見て

2006年08月27日 | テレビから
              沈丁花
     3月の初めほのかな香で咲いたことを知らせる
         平凡な方の木は枯れたけれど
           この斑入りは元気です

日曜日は「サンプロ」を楽しんでみている。田原総一郎さん「ま~いいや」が口癖みたい。

自民党総裁候補としては今日は麻生太郎さんが出ておられた。何時も画面からは「陰湿」な感じを受けていたが、今日の麻生さんの底抜けの笑顔は良かった。人一倍唇の色が濃く見えるのが陰気な感じの元かしら。

麻生さんは吉田茂さんの外孫で、阿部さんが岸信介さんの外孫で、と言う事はお二人とも母方の祖父が元総理大臣と言う事だ。祖父の対決が今度の孫の対決の元だと田原さんが嗾けていた。麻生さん笑ってた。

少子化の事あまり深刻に心配する事ないと言う話だった。私もそう思うんだけれど、この狭い日本に1億2千万人多すぎるよ。自然淘汰で少なければ少ないなりに成り立つと思うんだが。今10個しかないものを12人で使うより7~8人で使ったほうが住みやすくない?人手の足りない分色んなロボットが活躍するだろうし。少ない分生まれた人はいい食べ物、いい薬で長生きするから定年延長すれば働き手あると思うし、いや身体の動く内にリタイアして趣味に生きたいと思う人はそれでよし。趣味の内の旅行がぐ~んと増える(人間家に居るとたまにはよその空気を吸いたくなる)と観光産業も栄える。こんなの暢気な考えかしら?・・・

伊藤忠商事の丹羽会長が「今度の総理は経済に強い人が望ましい」と言われた。麻生さんは経済に強いそうだ。褒められるとお坊ちゃん育ちの人のよさ丸出しで、いい笑顔になるらしい。

又「小泉さんは曲がり難いカーブを上手く曲がったと思うが、ハンドルは元に戻る可能性があるから戻らないように気をつけなければ・・・」と言っておられた。えっ!ハンドルは元に戻ったけ?暫く運転していないが・・・アクセル踏んだまま手を離したら前に行くし(そんな恐ろしい事できないよ)、ブレーキ踏んで手を離しても動かないよね・・・果てさて如何いう状態の事なの・・・

伊藤会長ゆったりと静かにものを言われるが、ここぞ、これが言いたいという時には口元は笑っていても目元がきらっと眼光鋭くなる。

今の大手の会社の経営が上向いたのは大幅リストラの故と言う。何時リストラに会うか解らないと言う環境では人は育たない。伊藤忠では終身雇用制に戻しつつあるという。人を育てる、勉強してもらうにはこれがいいと。前にアメリカでも「日本の終身雇用制度」が良いと取り入れて会社を大きくしていったというニュースを見たことがある。何でもアメリカの真似をしないでもっともっと先の日本は如何在るべきかを見据えて欲しいね。

少子化で大学が余って入りたい人は、何処でもよければ一応入れるようになる。入りたい人はどんどん入れて、出るのが難しくすればいい。今の様に入りさえすれば、アルバイトに励んでそのお金で遊び勉強しないでも出られるでは何の為の最高学府かと思う。今は東大生の親の収入が一番高いそうだ。昔はお金持ちは慶応だったのに、その位を東大に譲り渡したそうだ。昔は貧しいから月謝の安い官立に行くだったのに、何処で如何入れ違ったのだろう。

田原さん、伊藤会長にしても多くの良い人脈を持っておられるのだろう。1人の情報能力なんて知れているから、周りとのコミュニケーションを良くして、情報交換を密にしておられるのだろう。情報を貰うだけではなく、この情報はあの人にプラスになると思えば知らせる、ギブ&テイクの上手さがその人を大きく育てるのだろうな~。







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大人の遊び場

2006年08月26日 | 新聞から
           ゼラニューム
     一寸珍しい色、中々大きくなりません
         乗鞍のペンションから
       一枝で我家へ、そして差し芽

昨日の新聞記事から

旅する若者「大阪最高!」

若者が楽しめるスポットが多いのが大阪府。リクルートの調査で、こんな結果が出た。テーマーパーク「ユニバーサルスタジオ・ジャパン」USJが大阪市にあることが、全国一の理由のようだ。2005年に国内で宿泊旅行をした延べ約1万人にアンケートした。旅先で「若者が楽しめるスポットや施設が多かった。と回答したのは大阪府が1位の60.6%、東京ディズニーリゾートを抱える千葉県60.4%、沖縄59.1%が続いた。リクルート関西支局は大阪府がットップになった背景として
USJ効果の他「りんくうプレミアムアウトレッド」(泉佐野市)やミナミ(大阪市)のブランド店への関心も高いと見ている。

「大人の楽しめるスポットや施設が多かった」とする旅行先は京都府が63.3%で1位「美味しい食べ物が多かった」では福井県が81%もっとも支持を集めた。

メキシコを旅した帰りロサンゼルスに立ち寄った。日航がメキシコ直行便を出しているが割高で、ロス経由が安いので此方にした。丁度ロスの空港が修理中でテント張りだったのが印象深い。2月だったからいいが、夏だったらとても暑かっただろうと思う。

ホテルオオタニに宿泊したが、帰国後間もなくあの「ロス事件」が起こり連日のようにホテルオオタニをテレビで見ることになる。夜のロスも歩いてみたかったが「夜の女の人の外出はお避けください」とホテル側から言われて諦めた。

その時、過って神戸支店勤務で私も知っていた、当時のロス駐在の方が「ディズニーランド」「ユニバーサルスタジオ」に送り迎えしてくださった。「ディズニー」の方は憧れていたが「ユニバーサル」の方は想定外だった。

此処が私はとても気に入った。「ディズニー」より大人の遊び場と言う感じがした。一寸前のヒット作の映画をテーマーとしているので「E.T」とか「クワイ川マーチ」だった。

東京ディズニーリゾート」は6回行っているが、此処は此処なりに童心に帰れて面白いが孫連れなので5回が夏、私一人が冬1回で今度「ハロウィン」の時行く約束になっている。

冬は甥の結婚式がディズニーの傍のホテルであったので、前日早めについて、主人は東京の友人達と会うため東京に戻るし、同伴の義姉夫婦はしんどいと言うし、私はこれ幸いと一人出かけた。一人で居ると良くアベックさんに「シャッターを切って」と頼まれる。「では私もお願い」と、一人の割りに写真が多く残っている。

「ユニバーサル」に話を戻すと「ガザニア」との出会いである。空間を色とりどりの「ガサニア」が埋め尽くしていた。「ガザニアの色」は落ち着いているので何色在ってもわずらわしくない。「ガザニア」に魅せられて早速庭に植えたほどだ。何時もは割り箸で囲って抜かれないようにしているのに、去年それを忘れたので、ものの見事に抜き取られていた。「オシロイバナ」然り、本当なら今頃その全面を覆うように咲いているはずの花が一輪もない。人災である。

「ユニバーサル」が日本にも出来たらいいのに・・・と思いつつ帰国、20数年後に大阪に出来た。あまりに近すぎて何時でも行けると思って居る内に年月が過ぎ今だに行っていない。時期の悪い時は少しは空いているかと思うが、今冬はどんなものだろうか? 行きたい!
                           (140回)





























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朗読劇

2006年08月25日 | 今日この頃
         コリウス(見~つけた)
          神戸花鳥園で・・・
    平凡なコリウスだが、さすが美しい色だった

朝の水撒きに蚊が居なくなった。咬まれない様に長袖長ズボンでも咬んできた。10~20ヶ所はザラだ。終いには顔を咬んでくる。メスだそうだが子孫を残そうと人血を吸うのだ。オスは花や葉の何かを食べているのに、メスは卵に必要な人血を求める。求められた方は堪ったものではない。かゆみに耐えながら水撒きが終われば、急いでキンカンを塗りる。直ぐ痒み止まる時と2~3度塗らないと痒みの取れないときがある。取られた血の量の違いだろうか?

唱歌の学校の帰りに直接大阪に出て用事を済ませ、たかこさん母娘と約束の阪急京都線ホームに向かった。

嬉しい事に「朗読劇」にご招待だ。「朗読劇」と言うのも初めてだし楽しみにしていた。

場所は吹田市文化会館メイシアター小ホールである。阪急吹田駅の目の前にある。
何年か前、たかこさんが演劇のオーディションに合格演劇に出場された会館だ。その時の会場は大ホールだったが、オーディションを受けたのはこの小ホールだったそうだ。

たかこさんがお弁当(三色のおこわを稲荷のように包んだ物)とお茶を用意して下さったのでロビーのソファーで頂いた。初めてのお弁当で美味しかった。

11月下旬にたかこさんの舞台がある、意地悪い人の役だそうだ。きっと又憎々し気に役をこなされるだろう。楽しみにしている。

朗読劇は「赤いリボン」~もうひとつの戦争~

話としては良く聞く、戦争で戦死した長男の嫁を次男の嫁にするという話だ。播州方面の旧家の実話だそうだ。不幸は戦死したはずの長男が復員してくることだ。まだまだ家長の力の強かった時代、家長である舅が、家の存続、平和の為に長男を家に入れず、この地を去れという。その代わり生活が成り立つように、家の現金を全て長男に与える。長男が選んだ土地は播州から遠く離れた島だった。築250年の旧家は売りにだし、買い手は多数あったが、結局公的機関が安く買い文化財として保存する。

「赤いリボン」と言うのは出征した長男に3週間毎に送っていた慰問袋の口を縛る紐(普通は白)を多くの慰問袋から自分のものと直ぐ解る様にと嫁が「赤いリボン」で結んだと言う話から来ている。

私が一番心打たれたのは、戦死の報が入った時、泣き崩れる姑を見た嫁が「本当に長男を愛していたのは姑だった」と感じたと言う言葉だ。幸い女の子を産んだとはいえ1ヶ月の夫婦生活の嫁と20数年育てた母親では悲しみの度合いは違うだろうという事だ。年老いた親は子にとって重荷かもしれない、しかし母親にとっては子供は幾つになっても子供で心配の対象である。

「朗読劇」とは唯座って語るだけではなく時には歌い舞う。バックと言うか「ルーツ」と言うギタリスト(男)バイオリニスト(女)の二人組みが所々に「童謡」「唱歌」「軍歌」等を挿入し場面を引き立てる。これが又音楽好きの私にはたまらなく良かった。その上に「りんごの歌」「故郷」は客席の私達も一緒に歌うのである。参加型の催しは私の大好きな形である。

主役の「森山奏」さんは私は始めての方だ。どの位有名な方かは知らないが、こうして自分のやりたいことをやれる世の中なんだ今はと感じた。勿論出場者全員「戦争を知らない世代」だ。後の挨拶で触れておられたが「色んな形で戦争はしてはならない」と語っていきたいという事だ。

舞台と言う直に見る良さを満喫した夕べでした。たかこさんに感謝。

























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2006年08月24日 | 新聞から
             い ね(見~つけた)
        こんなに実ってきました。
      台風に会わなければ上作でしょう
 孫娘が面白いことを言いました、車窓から田んぼを見て
    「ねぇ、あれ何って言ったけ?お米の畑」
            「田んぼよ」

「作家・坂東さん子猫殺し告白」「日経コラム抗議相次ぐ」

ショッキングな見出し、不通なら「まぁ!なんて人でしょう!」で済ます所だが、私は彼女の小説の愛読者なんです。彼女の本はあらから読んでいて、彼女の長編が好きで短編はもう一つ好きじゃない。タヒチ島に住まれてからは、題材が西洋になって一寸気に入らない。初めのように日本の故郷(彼女は四国)を題材に書いて欲しいな~と思いつつも、今新刊を図書館にリクエストしている所です。

直木賞作家の坂東真砂子さんが自分の飼い猫が産んだ子猫を野良猫対策として殺していると日経に書いたエッセイが波紋を読んでいる。坂東さんは「避妊手術も生まれて直ぐの子猫を殺しても同じ事だ」と述べたので日径に批判や抗議が殺到している。

それは納得できない「避妊」は命に形が与えられる前にそれを絶つ方法であり、「子猫を殺す」事は生きる事を前提に生まれてきた命を絶つ事で全然違うと思う。

日経新聞18日付け夕刊「プロムナード」に掲載された「子猫殺し」坂東さんは猫を3匹かっているが、子猫が生まれると、自宅となりのがけ下に放り投げていると言う。「人は生き物に対して避妊手術を行う権利等ない。生まれた子を殺す権利もない」と主張。野良猫にしたくないから、投げ捨てる事を選択した」と書いた。508件のメールと88件の電話が寄せられ「理解に苦しむ」「不快だ」等の抗議が中心だと言う。日経社長室は「原稿の内容は、筆者の自主性を尊重している」と説明している。

自分の飼っている猫は愛しいが、その猫の産んだ子は必要ない。捨てるとご近所迷惑、故に投げ殺した、と言う事らしい。私には理解できない考えだ。

私は猫が好きだった。何故過去形かと言うと「野良猫」に迷惑しているから、今は「自由猫」と言うらしいが私はそう呼びたくない。

お隣の親子が野良猫に餌をやるので集まってくる。しかしお隣は餌をやるだけで、後はほったらかしだから困るのだ。食べるものを食べれば排泄したくなる。猫も土の上で用を足したいのだろう、我家の芝生または花壇に来る、猫の尿は強く臭い、一度すると芝は黄色く変色し枯れる。

一番困るのは花壇に球根や種から育てた苗を植えるとめちゃめちゃに掘り返してしまうから。球根や苗を植える前は苦土石灰撒き、肥料や腐葉土を漉き込み土をふかふかにしてから植え込む、猫はそのフカフカを狙って用を足し後足で砂を掛けて隠すと言う習性を実行する。朝起きて折角の苗や球根が無残に掘り起こされているのを見るのは辛いし腹立たしい。今年は掘り返された球根のチューリップがほとんど咲かなかった。

猫は賢い動物だから「箱に砂を入れた便所」を置いて躾けれ場、必ず其処で用を足す。小さい時の我家には何時も猫が居た。母は飼い始めに箱の砂場にするよう猫を躾けていた。猫は放浪癖があるから出歩くが、用を足す時は必ず帰ってきて箱に入り、又出て行くのを見ていた。だから私は猫はその様に飼うものと思っていた。

飼い主は子猫が要らないなら避妊手術をして欲しい。飼うなら最後まで面倒を見て欲しい。捨てるから野良猫が増えるので、ちゃんと飼えないなら餌だけをやると言う可愛がり方はしないで頂きたい。猫でも犬でも「猫好き」「犬好き」は解るのか私についてくる(主人のそばには行かない)でも「猫害」を受け続けると「猫嫌い」になりそう。












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シュレッダー事故

2006年08月23日 | 新聞から
        小さなヒマワリ(この花見~つけた)
    花栽培にも流行があるのか、あちこちで見られた花
         今年私が見たのはこの花のみ

久し振りにスタジオにはいった。先生は言われた「皆さん元気ですか?もうそろそろ身体が疲れを訴える頃です。身体は一生懸命元気に適応しようとしています。でももう限界だ~と言うのが『疲れ』なんです。疲れた時は「お腹と腰を据えて、両足に平均に力を入れて踏ん張りましょう。これが効くんです」簡単なようで難しい、私は右腰を少々痛めているので、平均にと言われても、右足の力が弱いようだ。

「身体を捻りましょう。身体を捻る事は身体の水分の通りを良くします」下半身を踏ん張って、上半身を捻る。これは大丈夫、後方まで捻る事が出来る。今まで何となく捻っていたがそれは寸胴を少しでも括れさせたい為で、体液の流れを良くする事とは知らなかった。

私が咳をした時「咳の出るときは舌を上顎に付けてください」と言われた。私は早速やってみた、唾液の分泌がよくなり、喉の乾燥が緩んだ。なるほど咳は止まった。お試しあれ!

シュレッダーが今家庭でも使われるようになったらしい。個人情報が漏れるのが怖いと思う人が増えたからだろう。「5,000円も出せばあるのよ」と聞いたので、家電店に見に行った。確かに家庭用5,000円でお釣が来る値段からあった。自分で確かめた時もこの器機が子供の指を落とすなんて考えもしなかった。

子供の指切断は2件あった。3月の事故は、大手生活用品会社「アイリスオオヤマ」の業務用である。高さ約60センチ、紙投入口は8ミリあり、事故後は3ミリに縮小した。静岡市内の2歳の女児が、両親が経営する事務所内で、電源が入っていたシュレッダーの紙の投入口に誤って指をいれ、両手の指を9本切断した。女児は5月上旬に退院。同社は「女児と両親に対しては、会社として出来うる限りの対応をしたい」社長はこうも言っている。「2歳の子の居る環境での使用を想定していなかった。業務用と家庭用の垣根は低くなっており、深く反省している」

この場合親の責任は皆無だろうか。未使用の時は電源を切っておく処置が必要ではなかったか。私達の時代は扇風機を触るなと歩き始めた子に言って聞かせた。でも子供は動くものに興味を示すから近づこうとする、手を叩いて、声を荒げて叱ったと記憶する。暖房機然り、今のように温風器ではないのでやけどの危険性があった。注意を怠ったと言うことはないのだろうか。

7月の事故は「カール事務器」高さ55センチ、紙の投入口は4~4.5、今後は2.5~3センチにする。自宅で2歳の男児の左手が巻き込まれ指2本切断した。約1ヶ月入院し、すでに退院。同社は「母親から二度と起きないようにと言われている。真摯に受け止め、対策を講じていきたい」としている。女の子の親と同様、電源を切っておく事をしなかった反省を促したい。

シュレッダーの最大手「明光商会」は家庭用のものは投入口が最小4ミリカッターまでの距離が44ミリあり子供の指が入らない構造。機種によって幅が広がるにつれ、投入口からカッターを離したり、安全装置をつけるなどして、指が吸い込まれるのを防いでいる。社長は言う「業界には明確な安全基準を作るべきだ。最近は安価な中国製のものが大量に輸入されており、安全をチェックする体制も必要」

製造者側に細心の注意をして設計してもらうのは当然だが、使用者の側も色んな場合を想定して、特に子供を守ってあげて欲しいと願わずには居られない。























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雷さん

2006年08月22日 | 今日この頃
              紫 蘭
           5月の中頃咲きます
    花盛りの時期なので、古顔は見向きもされませんが
         庭の隅で可愛く咲いています

午後2時から、すごい雨と雷が私の住む町の上空に停滞する事1時間。数え切れないくらいの落雷です。パソコンもテレビも消して、通り過ぎるのをひたすら待ちました。強い雨が庭の芝を瞬く間に水没させました。こんなに近くに数え切れないほどの落雷を聞いたのは初めてです。余り近いと雷は黄色ではなく瞬間真っ赤に光りました。見ていた私は思わず身を引きました。雷は回って動くのですね。今日は時間が長かったのでしっかりと感じました。今東と思えば、次は南、西と牛若丸顔負けの移動ぶりです。

話は全然変わりますが花屋さんには早「竜胆」の花が一杯です。秋ですね。でも花屋さんで売られている「竜胆」は園芸種(エゾリンドウ種)で生け花用ですから丈があります。野生の「竜胆」は背が低いんです。

今から15年前四国徳島の剣山の頂上で見た「竜胆」は高い山の上だからか、土地にへばりつくように咲いていました。初め私は「竜胆」とは思わなかった。でも如何見ても「竜胆」なんです。山頂に高いフェンスが張ってある場所があり、そのフェンスの根元に群生していました。その頃は余り自然の写真に興味がなかったので残念ながら「竜胆」の写真がありません。「剣山頂上」と書かれた所で写しているだけです。その日はとても風の強い日で「竜胆」が背を縮めて風から身を守っているように見えて、だから背丈が低いんだと納得したのを覚えています。

登りは登山リフトで登った。足元には「ななかまど」の赤が綺麗でした。帰りは自動車を置いてあるのでリフト乗り場まで歩いて降りました。途中に庵の様な建物があって、おじいさんが居て「お茶を飲んで行きませんか」と言われたので頂きました。お茶はあたりに一杯生えていた熊笹の葉だと言っていました。頂くままに帰ってきたのですが、手持ちの飴等お礼に置いて来るべきだったのかな?と思い出す度に後悔しています。

帰りに祖谷のかつら橋を渡ったのですが、肝が冷えました。足元丸見えなんですもの。それこそ一歩一歩縋りつきながら渡りました。渡った先は天国でした。なぜならば「秋海棠」が石垣の上から一面に咲き乱れていたからです。今でも毎年秋になるとあの石垣の花を思い出します。

話は又移ります。今日テレビで近頃「ガーゼ製品」に人気が集まっていると言っていました。これからも色んな分野に使われていくそうです。私はジムで使うバスタオルも手ぬぐいもガーゼを使っています。普通のバスタオルに比べると値段が一寸割高なんですが、軽いし拭き心地がいいので愛用しています。

先日京都に行った時、京都クラフト(京都産の色んな品物を展示販売している店)に立ち寄りました。丁度お友達にプレゼントする品を探していて、其処ならあるかと思ったので。ありました「ガーゼのスカーフ」を見つけました。普通の手ぬぐいより丈長く幅は狭く、おまけにリバーシブルになっている。軽いし何より手ぬぐいを首に巻くよりシャレている。新しいうちはバッグに入れて持つにもかさばらないし軽い。肩や膝の冷房よけになる。古くなれば冬寝る時に首に巻けば風邪引かない等、何時までも愛用してもらえると思うし、何よりこの製品はこれからどんどん世に出ようかと言う先駆け品だからと買ってきた。テレビでガーゼ製品が流行っているのを知り良いプレゼントだったなと自己満足している。買い物は愉しいね~。


















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