ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

城北公園の花菖蒲

2008年06月10日 | 一寸そこまで


   

        私が一番気に入った品種はこの「出羽の里」です


城北公園の菖蒲は奇麗だという事は知っていました。又単純に名前の「城北」と言う字から、大阪城北側に隣接していると思っていました。全く違って、大阪駅からバスで20分以上掛かるところにある「城北公園」と言う大きな公園の一部で、回遊式菖蒲園です。

花の仲間から誘われて喜んで参加しました。今日のメンバーは6人でした。バスは長蛇の列で、大阪駅前始発ですし、20分以上立っていくのも疲れるので、一台やり過ごして乗りましたが、私達の乗ったバスも長~い列を積み残しました。

大阪の65歳以上の方は無料ですが、私達は兵庫の人ですから、入場料200円を払って入りました。荒牧のバラ園のときもそうでしたが、此処でも車椅子の方が多かったです。

今日は生憎の晴天で、お天道様がキラキラです。菖蒲には曇天が似合うと思うのですが、残念ながらピーカンでした。その上に集合時間が10時でしたので、着いたのは11時を回っておりました。開園時間は9時半ですから、そのころなら花がもう少ししっかりしていたと思うんです。開場が9時半ですから、その時間には着いていたかったと思いました。残念ながら花の盛りは過ぎておりました。奇麗な花を探して、写真を写すのに苦労しました。

長井古種の「出羽の里」が気に入りました。この花も盛りは過ぎていましたが、色合いとそのバランスに心惹かれました。

花菖蒲:大和時代に中国から入ってきた、端午の節句の厄除けとしての「菖蒲の文化」があり、花菖蒲は端午の節句の祭りの花として、「尚武」(しょうぶ。武道、軍事などを大切と考える事)と言う語呂合わせから、厄除けの菖蒲と密接な繋がりの上に改良され発達してきました。

長井古種:江戸古花よりもさらに古い時代の花菖蒲の姿を伝えている系統。しかし記録は無いので、本当に古いかどうかは不明。山形県長井市のあやめ公園に保存されていたのでこの名が付いた。この外にには「江戸系」「肥後系」「伊勢系」などがある。

わが家には「肥後系」3種がある。鹿児島から送られてきたのである。当時は良く咲いたが、今年は手入れが悪かったのか開花しなかった。「肥後系」は鉢植えに適していると言う。手入れの仕方を勉強して、来年はきれいな花を咲かせてみたいと思っている。

半分ほど見終わった時点で、お弁当を食べる事にした。花の植え込みの周りには、沢山の椅子が設置されていて助かりました。

食後にデザートとして「ソフトクリーム」を食べました。「ソフトクリーム」と言っても、冷凍物で、歯が欠けそうに硬い「ソフトクリーム」でした。

帰りのバスも長~い列でしたが、幸いな事に次の駅で空席が出来、座る事が出来ました。土日は凄い人出だったそうです。3日違えば、花もまだまだ奇麗だったでしょう。花の最高の時に出会うのは至難の業です。


コメント (2)
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