ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

加齢黄班変性症

2008年06月17日 | 今日この頃



                鉄砲ユリ
      買ってきた年 一株一本からは24の花が出ました
            今は良く出て5~6個です 
               一番古顔です


本当に疲れました。何をしたと言うわけではありません。唯、病院のベンチに座っていただけなんです。家族の付き添いがいると言われて、付いてきただけなんです。11時前から家を出て帰り着いたのが5時半、6時間近くを病院にいました。

まぁ~何処の科も、良くこれだけ病人がいるな~と恐ろしいくらいです。勿論、後期高齢者予備軍が圧倒的です。病院ですからね。入院病棟には苦しんでいる人や今際の際の人も居るわけでしょう。その同じ建物に自分がいると思うとそれだけで気が滅入って、自分もしゅ~んとしてしまいます。

病院に働く人は、その点だけでも強い人なんだな~と感心してしまいます。私自身は今まで、大病院で検査を受けたり、入院したりした事が無いので、免疫?が出来ていないのでしょうか。主人曰く「なんでワシばっかりなんかな~?」

眼科なんです。7~8年前やはり此処で「黄班前膜」と言う病名で手術を受け、2週間ばかり入院しました。今度は「加齢黄班変性症」と言う病名です。「以前の病気の再発ですか?」と聞きました。「いいえ。全然別の病気です。同じ胃病と言っても胃潰瘍、胃?(忘れた)と違うようなものです。

10分ほどの小さな手術です。6人ほど集まったところで、ぞろぞろと手術室につれていかれます。そして、どういうわけか二人づつ帰ってきました。30分ほど下を向いてはいけないといわれて、眼帯をした人たちが、一斉に上を向いて並んでいます。

その後カウンセリングを受けて、皆次々に帰って行きます。行った時は座る場所も無いほど込んでいたのに、空席が目立つようになり、数えるほどの人になったとき、なんだか心細い気持ちでした。

やっと呼ばれて「カンファレンスルーム」の導かれ、ビデオを見せられます。此処でやっと私の出番です。今日の手術とセットで特殊な注射と放射線治療をする事になっているからです。どんな状態の人が、この方法を受け、経験者はこう語るという事を見せるわけです。

この注射をすると4日間はお日様に当ってはいけないそうで、その為に入院するのです。いかなる光(蛍光灯は良い)も当てられないので術後の検診は無いそうで、放射線を当てた後は、普通に(但し病院から外に出てはいけない)生活して、4日経てば退院し、10日後になって初めて経過を調べてもらうという事のようです。

7~8年前「黄班前膜」の手術をしたときは、まだ日本にこの病気が上陸して間もなく、珍しい病気でした。この度は「加齢黄班変性症」は流行の気配があり、テレビや新聞でも時々見られます。流行の先取りをしたり、流行の真っ只中に身を置いたりと「眼」の病気に忙しい主人について、又明日も、今日の手術の結果を見てもらいに、続いて、ほかの事で他の大きな病院に行かなければなりません。大忙しの一日が待っています。
              
コメント (4)
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