平成14年5月16日 (木) 訪れるお寺無し 歩くのみ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/56/6cd98b6fba7020664e5a18928c978a42.jpg)
距離:20K 民宿さざなみ荘 ~ 旅館 大谷
さざなみ荘はとても良い宿でした。お座敷は入江に向かって大きな窓が設えられていて、とても開放的でした。到着時間は早いし、ゆったりとお風呂に入りました。お風呂に入る順番は到着した順番に入るのがルールだそうです。そしてもし同じに着けば、申し込みの早い順に入るんだそうです。ですから私達が先に入りました。そして洗濯をしました。「全て良し」といかないな~、乾燥機がありませんでした。
早めの5時にお食事です。お料理上手な女将さんのお手料理は美味しかったですよ。女将さん曰く「今の時期何処に行ってもタタキが出ると思うので、私はさかなを出さないようにしています。どんなに美味しくても3日も続けばお嫌でしょうから」
私の目の前には鮭がで~んと出ている。「あれ? 鮭はさかなじゃなかったっけ?」高知では『魚』と言えば『カツオ』の事を指すらしいのです
デザートに「小夏」が出ていました。たっぷりと白い部分をつけて剥いてありました。白い内皮を一緒に食べるのだと教えられました。私はレモンと間違えて、一切れ(一寸変だな~と思ったのですが)例の魚の上に絞りました。女将さんはなんと思われたでしょう。お~恥かしい!
食後、相江さんが『明日の予約は?」と聞かれましたので、ご一緒の「大谷旅館」に連絡を入れました。色々とお話をしていますと、女将さんがコーヒをサービスしてくださいました。
目覚めた時には雨は止んでいましたが、出発する頃に又小雨が降り始めました。
「今までの遍路宿で頂いた食事の中で一番美味しかったですよ』と言いました。「そのように言われるのが一番嬉しい」と喜んでくださいました。
5月16日 (木) 訪れるお寺無し
今日も相江さんと後先になりながら焼坂トンネルを目指して歩きます。安和の辺りは枇杷の産地らしく、道路わきには枇杷がたわわに実っていました。取り入れている人と相江さんが話しているところに追いつきました。
枇杷を「お接待」してくださいました。始は紙袋をかぶせた売り物の枇杷(中には3個の枇杷が包まれていた)をくださいました。話を続けていますと「本当はこっちの方が美味しいよ」と紙袋をかぶせてない大小5.6個ぶら下がった枇杷の枝をくださいました。お日さん燦々と受けて育った枇杷は色も濃く、甘みも濃く美味しいと思いました。何はともあれ喉の乾きをおさえるにはもってこいだと思いました。有難い事でした。
焼坂トンネルは(966m)長いトンネルでした。初めてマスク(排気ガス予防)を付け、耳をしっかりタオルで被い(トラックの凄まじい反響音なのです)、必死で半ば駆けるようにして通過しました。
久礼町(くれちょう)に差し掛かり「大谷旅館」に行く道を訊ねましたが、要領を得ません。「歩いている人に聞いて、皆知ってるから」と言われてしまいました。
人にも訊ねたのですが、中々解り難い場所で、最後の方は「そっちの方に行くから…」と連れて行ってくださいました。そのおばあさんが「あんた達は何で又お金を出して旅館に泊まってまで、お遍路するねん? お金と閑があるからやろけれど、私やったらお金があってもせいへんわ」と言われてしまいました。なんと答えます??? 苦笑あるのみ…。憎まれ口をたたきながら旅館の前まで案内だけはしてくださいました。
8:51 おちさん (送)
一日雨でした。青龍寺でした。貴女が荷物を預けられた「大橋」はお休みでした。「レベッカ」と言うお店でモーニングを頂き、荷物を預けて打戻しました。喜久屋さんに紹介してもらった「さざなみ」に泊まりました。途中でご一緒になった男性(同じ兵庫県)も宿を探しておられたのでご一緒し、明日も「大谷旅館」で一緒です。「さざなみ」は2食付で安い上に女将さんが料理上手、野菜は新鮮な家庭菜園で美味しかったです。唯乾燥機が無いので湿った洗濯物が重い。明後日岩本寺で帰ります。
8:51 かずよ (送)
雨の中冷え切った身体を和風ラーメンで温まり、お料理上手な女将さんでした。靴がぐちょぐちょで新聞で乾かすと言う経験をしています。明日もう一泊しないと次のお寺に着きません。ソコが最後です。
9:23 かずよ (受))
今日も雨かと思っていたのにやんで曇ってる。明日まゆの親子遠足なのに天気が怪しい!今日やったら何とかいけてたのに…
途中で見つけた廃屋 過っては蕎麦屋さんだったらしい
7年経った今はどうなっているのでしょうね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9e/553bcfef60361543d34903f5f09d7009.jpg)
5月16日 (木) 大谷旅館 (6泊目)
大きな旅館でした。しかし泊り客は私達3人だけ、此処にも乾燥機はありませんでした。冷房か暖房の時期であれば、部屋で乾かせるのですが、今の時期それもありません。万事休すです。
帰宅後調べてみますと隣の「福屋旅館」(2軒隣同士だった)の「鯖の塩焼き」は絶品であると、遍路仲間が書き送ってくれていました。だから「福屋」に泊まるつもりでしたのに…。「大谷旅館」でも「鯖の塩焼き」は出ましたが美味しいとは思わなかった。何を勘違いしたのだろう。残念な事をしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/56/6cd98b6fba7020664e5a18928c978a42.jpg)
距離:20K 民宿さざなみ荘 ~ 旅館 大谷
さざなみ荘はとても良い宿でした。お座敷は入江に向かって大きな窓が設えられていて、とても開放的でした。到着時間は早いし、ゆったりとお風呂に入りました。お風呂に入る順番は到着した順番に入るのがルールだそうです。そしてもし同じに着けば、申し込みの早い順に入るんだそうです。ですから私達が先に入りました。そして洗濯をしました。「全て良し」といかないな~、乾燥機がありませんでした。
早めの5時にお食事です。お料理上手な女将さんのお手料理は美味しかったですよ。女将さん曰く「今の時期何処に行ってもタタキが出ると思うので、私はさかなを出さないようにしています。どんなに美味しくても3日も続けばお嫌でしょうから」
私の目の前には鮭がで~んと出ている。「あれ? 鮭はさかなじゃなかったっけ?」高知では『魚』と言えば『カツオ』の事を指すらしいのです
デザートに「小夏」が出ていました。たっぷりと白い部分をつけて剥いてありました。白い内皮を一緒に食べるのだと教えられました。私はレモンと間違えて、一切れ(一寸変だな~と思ったのですが)例の魚の上に絞りました。女将さんはなんと思われたでしょう。お~恥かしい!
食後、相江さんが『明日の予約は?」と聞かれましたので、ご一緒の「大谷旅館」に連絡を入れました。色々とお話をしていますと、女将さんがコーヒをサービスしてくださいました。
目覚めた時には雨は止んでいましたが、出発する頃に又小雨が降り始めました。
「今までの遍路宿で頂いた食事の中で一番美味しかったですよ』と言いました。「そのように言われるのが一番嬉しい」と喜んでくださいました。
5月16日 (木) 訪れるお寺無し
今日も相江さんと後先になりながら焼坂トンネルを目指して歩きます。安和の辺りは枇杷の産地らしく、道路わきには枇杷がたわわに実っていました。取り入れている人と相江さんが話しているところに追いつきました。
枇杷を「お接待」してくださいました。始は紙袋をかぶせた売り物の枇杷(中には3個の枇杷が包まれていた)をくださいました。話を続けていますと「本当はこっちの方が美味しいよ」と紙袋をかぶせてない大小5.6個ぶら下がった枇杷の枝をくださいました。お日さん燦々と受けて育った枇杷は色も濃く、甘みも濃く美味しいと思いました。何はともあれ喉の乾きをおさえるにはもってこいだと思いました。有難い事でした。
焼坂トンネルは(966m)長いトンネルでした。初めてマスク(排気ガス予防)を付け、耳をしっかりタオルで被い(トラックの凄まじい反響音なのです)、必死で半ば駆けるようにして通過しました。
久礼町(くれちょう)に差し掛かり「大谷旅館」に行く道を訊ねましたが、要領を得ません。「歩いている人に聞いて、皆知ってるから」と言われてしまいました。
人にも訊ねたのですが、中々解り難い場所で、最後の方は「そっちの方に行くから…」と連れて行ってくださいました。そのおばあさんが「あんた達は何で又お金を出して旅館に泊まってまで、お遍路するねん? お金と閑があるからやろけれど、私やったらお金があってもせいへんわ」と言われてしまいました。なんと答えます??? 苦笑あるのみ…。憎まれ口をたたきながら旅館の前まで案内だけはしてくださいました。
8:51 おちさん (送)
一日雨でした。青龍寺でした。貴女が荷物を預けられた「大橋」はお休みでした。「レベッカ」と言うお店でモーニングを頂き、荷物を預けて打戻しました。喜久屋さんに紹介してもらった「さざなみ」に泊まりました。途中でご一緒になった男性(同じ兵庫県)も宿を探しておられたのでご一緒し、明日も「大谷旅館」で一緒です。「さざなみ」は2食付で安い上に女将さんが料理上手、野菜は新鮮な家庭菜園で美味しかったです。唯乾燥機が無いので湿った洗濯物が重い。明後日岩本寺で帰ります。
8:51 かずよ (送)
雨の中冷え切った身体を和風ラーメンで温まり、お料理上手な女将さんでした。靴がぐちょぐちょで新聞で乾かすと言う経験をしています。明日もう一泊しないと次のお寺に着きません。ソコが最後です。
9:23 かずよ (受))
今日も雨かと思っていたのにやんで曇ってる。明日まゆの親子遠足なのに天気が怪しい!今日やったら何とかいけてたのに…
途中で見つけた廃屋 過っては蕎麦屋さんだったらしい
7年経った今はどうなっているのでしょうね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9e/553bcfef60361543d34903f5f09d7009.jpg)
5月16日 (木) 大谷旅館 (6泊目)
大きな旅館でした。しかし泊り客は私達3人だけ、此処にも乾燥機はありませんでした。冷房か暖房の時期であれば、部屋で乾かせるのですが、今の時期それもありません。万事休すです。
帰宅後調べてみますと隣の「福屋旅館」(2軒隣同士だった)の「鯖の塩焼き」は絶品であると、遍路仲間が書き送ってくれていました。だから「福屋」に泊まるつもりでしたのに…。「大谷旅館」でも「鯖の塩焼き」は出ましたが美味しいとは思わなかった。何を勘違いしたのだろう。残念な事をしました。