ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

心に響く言葉

2017年09月28日 | 気にかかる







・ 私たちは常に最後の日を考えて生きなければならない。
  完成というのはその日のことだから。
               曽野綾子(サンケイ新聞)

ちょっと難しいね。曽野さんもお年だから「最後の日=死」を考え始め
られたと思うのですが、若い人には無理だと思うのですよ。私たちが、
たとえ考えたとしても、自分の思い通りにはならないと思う。「最後の
日」は「神のみぞ知る」と思っていますよ。曽野さんが、もっと深い考
えで言われているとしたら、わたしには理解できないことだと思います。

「生の完成=死」とは一般人にはちょっと考えにくいのでは、「死=こ
の世との別れ」としか思えない。


・ 運命とは自分の力で切り開くもの。 エジブト人(NHKテレビ)

これも曽野さんの言葉と同じだと思います。自分で考え、自分で進ん
だ道だと思っても、神様=生まれながらに決められた運命、に導かれ
ているとしか私は思えないのです。

「他力本願」という言葉がありますが、生ある肉体を持った他人に頼
るというのとはまた違うような気がします。やっぱり「神に頼る」と
いうことでしょうか。


何だか難しい言葉や考え方が多くなってきました。頭脳の働きの退化
でしょうか? 未だ82ですよ! 頑張りましょう!


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舞台

2017年09月28日 | 読みました
     


            舞台     西 加奈子

本の表紙の絵も西加奈子の描かれたもののようです。装丁は別人
のものだそうです。主人公は葉太、「舞台」とは彼の読む本の題名。

「自分がニューヨークに来たのは、セントラルパークで寝転がって本
が読みたかったからだ。それは紛れもない葉太の真実の願いだっ
たが、その願いは『地球の歩き方 ニューヨーク』を読んだから、生ま
れたものだった。ニューヨークに行くことは前提で、その中で自分が
やりたいことを、葉太は見つけたのだった」

父親の遺産で、実行する。が、父親は大嫌いだという。

セントラルパークの周辺の道路、建物等々を題材に話はかかれてい
る。

私にはやはり、ちょっと難解な本だった。何を言いたいのか、感じて欲
しいのか、わからない。

よく読まれている本の棚から借りてきたのですが、ここから借りるのは
やめようかな~?と思う。きっと若い人の選んだものだから、私の頭に
フィットしないのかも。










昨夜は「中秋の名月」の夜でした。写真を撮ってみましたが、私のカメ
ラではただまんまるだ~! としか映りません。でも、私の目には美し
い「お月様」でした。

人間の目がいかに「良いレンズ」であるかと改めて、思いました。

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トットひとり

2017年09月27日 | 読みました
      

            トットひとり   黒柳徹子

黒柳さんの交遊録で、皆さんなくなって、黒柳さんひとり取り残され
たというお話です。長生きするということは、親しい人とつぎつぎと
別れることでもあるのですね。

黒柳さんは書いてます。「単に同世代、というより、自分と同じ匂い
を持ったひとたちが、知らず知らず、いなくなっていく。そんな寂寥
感を味わうことが、歳をとる、ということかもしれない」って。

杉浦直樹さんが死んで、わたしの芸能界における〈家族〉は、本当
に、皆、いなくなってしまった。芸能界での家族というのは、お母さん
と呼んでいた沢村貞子さん、お兄ちゃんの渥美清さん、お姉ちゃん
の山岡久乃さん、そして、セイ兄ちゃんと呼んでいた杉浦さん、これ
で全部。


私は黒柳さんの「窓際のトットちゃん」を初め、何冊かの本を読んで
います。とてもす~っと心に染み入る文章で大好きです。

お喋りの上手な人の文章は面白くないことが多いのですが、黒柳さ
んは違います。お喋りも楽しいのですが、文章も楽しいです。

また、新しい本が出るのを楽しみに待っています。

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お相撲

2017年09月26日 | 今日この頃





毎日4時になるとパチンとテレビをつける楽しみの「大相撲」も終わっ
てしまいました。

今場所は横綱3名、大関2名が怪我で休場という大変な場所でしたが、
若い力士の頑張りで、楽しい15日間を過ごしました。

どうしてこんなに怪我が多いのか? 土俵での「技」が何処かにおしや
られ、「張り手」「押し相撲」が多くなり、観ていてもつまらないな~と思
うことが多くなりました。

横綱、優勝はしましたが、負けの込んだ時、形振り構わず「張り手」と
「押し」で「勝」をもぎ取りました。「あ~、こんなん横綱相撲ちがうわ!」
とあきれて見ておりました。

若手の台頭といいましたが、「先輩に習え!」で、「張り手」「押し」が多
かったように思います。

「押し」には体重が重いほうが良いのでしょう、どんどん体重だけが増
え、重さに耐えかねた足、腰を痛めるのではないですか? そして重
さゆえ「機敏さ」も無くなり、つまらない勝負になっていませんか?

「これより三役」は「押し」なし。勿論相手も「押し」なし。そうすれば、三
役から、色んな技術を実践として受けて、技術上達、昔の相撲に返れ
るのではないですか?

相撲協会の皆さま、もう一度「これぞ、日本の相撲」という取り組みを
見せてくださいな、お願いします。


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お彼岸

2017年09月25日 | 一寸そこまで

                 「珊瑚花」         (17―9―9)



昨日(9月24日)はお菩提寺で「お彼岸の行事」があったので行って
きました。

「施餓鬼」は午前と午後にあるのですが、私たちはいつも午前の部に
行きますが、2.3百人はおられると思いますよ。お参りするのも並んで
順番を待ちます。焼香台は4台ありますが、それでも2.30分かかりま
す。

帰りには一人「まき寿司」1本くださいます。大方の人は持って帰えら
れますが、私たちは庫裏でお茶も用意されているので食べて帰ります。


少し早めに行って、お墓を洗います。ところが我家のお墓は群を抜い
て背が高く大きいのです。4段重ね? なっています。

若いころはよかったのですが、今では天辺を綺麗に拭こうとすると2段
目ぐらいまで上らなければなりません、おまけに拭いて汚れをぬぐっ
た後は綺麗なお水で流します。それも2段上ったままの位置でします
し、足元が濡れていますから、下りる時に滑らないかと怖いので、墓石
に抱きつくような格好で、拭いたり、水をかけたりします。

もっと年をとると上れなくなると思うのです。お墓は水を流すだけにな
ると思うのです。

お墓参りは年寄りの仕事みたいなものです。せめて背伸びすれば天
辺が見えるぐらいの高さがいいですよ。大きなお墓はいりません。

大きいですからね、お骨を納める穴も大きいです。土葬の屋久島から
お骨にしてウンコらウンコら持ち帰ってきたご先祖さまのお骨を入れ
たのですが、まだまだ十分の空きがあります。

造ってしまったものはもうどうにもなりません。

これから造ろうと思われる方、よ~く考えて、小さめになさいませよ。
経験者のご忠告です。

だから、お墓に行くと疲れてしまいます。息子が一緒の時は任せてしま
うので、楽なんですが、「お盆」と「年末」しか一緒に行ってくれないので
ね~。息子が生まれて知っているのは祖母だけなんですものね~、祖
父も叔父も知らないんですものね~、仕方がないですね~。私たちが
入ればもう少し回数が増えるかも知れませんけれどね~??


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2017年09月22日 | 今日この頃






お彼岸です。上の花は「彼岸花」の色違いのように思いますが、違い
ます。「彼岸花科」ですけれど、「ネリネ」という花です。


昨日は図書館にいきました。本は借りて来ませんでした。

4冊借りていたうちの3冊を返して、1冊を延長しました。

借りたい気持ちを抑えて、すぐ図書館を離れました。


何故か? 家に「買い置きの本」の文庫4冊があるからです。

借りてきますと、期限があるので、そちらを先に読もうとします。
それでついつい買った本が「積んどこ本」なっていました。

買った本を「読もう」と手に取った時、何か違和感があるのです。

その本を店頭で見たとき「読みたい!」と思ったはずです。

なのに日にちが経つと「何故?」と思うとは…。
若い頃にはなかった感じです。

私は考えました。図書館で申し込んでいる本がない時にこそ、
本棚を捜してまで借りない。

今なら「買い置きの本」を読むし、これからはこんな時こそ「買いた
かった本」を買おう。そして、すぐ読もう。

今回は、図書館からの連絡があるまで、家の本を読もう、と決めま
した。

何だか心を決めて、無駄がなくなったようで、落ち着いてきました。




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疲れたよ!

2017年09月21日 | 一寸そこまで









昨日は病院に7時間かんずめでした。9時から午後4時までです。

主人が今度「白内障」の手術を受けるので、その事前の検査をする
というので、付いて行きました。「検査の時瞳孔を開くので、あと眩し
くて危ないから」といわれたからです。

わたしも数年前に「白内障」の手術をしましたが、勿論日帰りで、片
目ずつ、1週間間を置いて両眼しました。今はもう当たり前になって
いますが、眼帯を取って、周りを見たとき、あまりにも景色が「くっき
り」見えたので驚きました。

主人の場合は「左目」はもう駄目で、「右」だけ手術するのですが、
右目を眼帯で塞ぐと「左目」の視力だけで、帰宅させるのはあぶな
い、歳も歳ですしということだろうと思います。

手術日が今月29日と決まり、前日に入院してくださいということな
のですが、それだけ決めるのに7時間ですよ。「眼の検査」は勿論
ですが「血液検査」「心電図」その他もろもろの検査だったようです。
やっぱり89歳という年齢だからでしょうね。私の時はなかったと思
いますよ。何しろ7時間ですから。

待つのは覚悟でしたが午前中いっぱいぐらいかな~?と思って、本
は持参していましたが、大きな病院で色んな「科」の病人がうろうろ
する、待合のベンチではとても本を読む気持ちになれず、キョロキョ
ロ周りを見ている7時間でした。

ランチを食べて、おなかが膨れた午後からはちょっと居眠りもしまし
たよ。病院の食堂で「カキフライ」と「カレー」を取ったのですが、「カ
レー」の色だけで味がないのです。病人食の為?「病院のカレー」等
食べるものではないと後悔しきりでした。

提出すべき色々の書類をもらい、機械で支払いを済ませて帰宅しま
した。

夜は7時間座っていたからでしょうか、肩も、首筋等々アチコチが痛
みました。

来週は2日間の病院通い、本人の「目」はモヤモヤが取れて、すっき
り見えるようになると思いますが、私の方はどうなりますことやら。


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マニキュア

2017年09月20日 | 今日この頃







今日もバスの隣の席の人が、「マニキュア綺麗ですね。素敵です。お
洒落ですね」と声をかけてくださった。

私は10代の時からマニキュアをしています。大好きなんです。あま
り濃い色は好みませんが、昔は指も細く、腕に皺もなく、薄い色でも、
見栄えがしました。

私の爪はマニキュア向きのアーチ型なんです。平べったい爪よりア
ーチ型のほうが見栄えがいいですよね。

その爪を少し伸ばして、マニキュアが映えるようにしていました。

若い頃から、私はお化粧はしないのですが、マニキュアだけは欠か
さずしていましたし、今も続けています。

爪はのばしていません。年ですから、爪が脆くなっていて、すぐ割れ
るのです。

体調によって、血管が浮き出る手の甲を眺めて、「もう止めようかな
~?」と思ったこともありますが、2.3日すると又塗っています。

何処もかも皺くちゃだけれど、マニキュアを塗った爪は「やっぱり綺
麗だな~」と自己満足しています。

一箇所でも眺めて「綺麗だな~」と思える場所が必要かな~? 
とも思っています。

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武藤講座・井上氏

2017年09月19日 | 一寸そこまで




  


9月16日(土)明日関西地方に台風が来るという。その前で、雨が降っ
ていましたが、大阪の国民会館へ「井上和彦さんの講座」を聞きに行き
ました。

雨だったこともあり、何時もより集まりが悪かったですが、予想よりずっ
と大勢の人でした。


マイクが悪いのか、井上さんのマイクの持ち方が口に近付けすぎてい
るのか、声が割れてとても聞きにくかったです。帰り道で、主人も聞き
づらかったと言っていました。何時もはそんなこともありませんし、会場
のマイクは何時も一緒のものだと思いますから、井上さんのミスだろう
と思います。

話の内容は、井上さんが、テレビで言っておられることの重複でしたし、
聞き取りにくいこともあり、つい居眠りしてしまいました。


内容については、今回は、何となく中途半端で、書き留めたものに自信
がないので、載せるのをやめます。次回はしっかりと聞き書き留めてき
ます。ごめんなさい。

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海の見える理髪店

2017年09月16日 | 読みました


     海の見える理髪店     荻原  浩

    



初めて知ったこと。

フリップ時計= わたしの若い頃ありましたよ。数字がバタバタとめくれ
て変わるのです。数ギガかかれた薄い板が3枚横に並んでいる。右か
ら「1分」中が「10分」左が「1時間」の位で「分」「10分」「1時間」ごとに
開店して、時刻を示します。バタバタとめくれるので「バタバタ時計」とも
言います。

健康寿命=介護の必要なく元気なこと。

ダメージジーンズ= いまの若い人がはいている、無理に破った布地の
ジーンズをこう呼ぶんですね。

葬式の遺影は「若い頃のものでもいいそうで、最近はそうされる家も多
いそうです。


この作家も始めての方です。50代の方で、ほかの小説で、色々の「賞」
を取っておられます。また目に留まったら、読んでみたいな~と思いま
す。


短編6章からなっています。「海の見える理髪店」は一番初めの小説です。

自分が「顔剃り」に行った時と同じ手順で散髪し顔剃りをしてもらう光景
を、事細かに書かれています。 感心しながら読みました。


後の5編も読み応えがありました。今まで読んだことのない感じのもので
すけれどね。

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