ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

お寺さんとのお付き合い

2008年06月06日 | 気にかかる




          赤スカシユリ
        去年初めて咲いた時は
      毒々しいとガッカリしましたが 
   育てている内になんだか可愛く見えてきました

今日は月参りの日でした。アルバイトといって良いのだろうか、従業員といって良いのか5人のお坊さんが代わりばんこにこられます。人それぞれでお経も違いますし、調子も違います。話好きな方もおられれば、そそくさと帰られる方もおられます。何でそんなに急がれるのかと、門までお送りして、見ていますと、路上駐車だったんです。

今日のお坊さんは話好きな方なので聞いてみました「関東では月参りが無いそうですね?」「その様ですね。私達は頂くお布施で生活しているわけですから、関東は其れが無いらしいですね。その代わりと言うのもなんですが、その他の掛かり(お盆、彼岸、葬式等の費用)が派手らしくて、それで成り立っているらしいんです」

「関西でも、月参りはだんだん減っています」「共稼ぎの人が増えたからでしょう?」「其れもありますが、宗教にお金を使うのが勿体無いという考えも多くなったようです」

専業主婦で家に居る人でも、月参りを断ると言う話は私も聞きます。その日が束縛されるのが嫌だからといいます。話を聞いていますと、そう言う方は結婚して、初めて「月詣り」を知った方が多いようです。私は小さい時から家に「月参り」の習慣があり、其れを見て育っていますから、お坊さんに来ていただくのが自然なんですね。だからと言って私が信心深いというわけではありません。宗教についてはほんとに何も知らない人間です。

目を瞑って静かに聞いていますと「お経」って良い事をいっているな~とは思うんです。でも所々意味不明のところもありますが・・・。今お寺に行って写経をするのが静かなブームのようですが「般若心経」は宗派を問わないと言われていますが、宗派によってはそうでもないという事も聞きます。

歩き遍路をしています時に「般若心経」の写経を納めている方もいました。私の周りにもおられます。一人の方は年に二回。一回2週間ほどの歩き遍路を繰り返しておられるのですが、私に言わせれば、れっきとした「遍路病」です。「遍路以外に旅したいとは思わない」とも言っておられました。理解あるご主人のお陰でしょうね。3巡りで止めるといっておられたのですが、今年の年賀状を見ると又廻っておられるようです。こうなると、例えが悪いかもしれませんが「タバコの中毒」と一緒かな?何て思ってしまいます。止めようとしても止められない・・・。

宗教にお金を使いたくないと言う気持ちは私にもあります。こと「戒名」に関してです。何故あんなに高いのだろう?あの世に行ってから別の名前で呼ばれても解らないのでは?と言う疑問。

ネットで調べている内に、見つけました「生前戒名普及会」と言うのを。57世円満院門跡 伝法阿砂利 奥野秀道大僧正 により授与されるそうです。一律4万円だそうです。「戒名」は元々値段の無いものなのに、今は一字10万円の時代といわれ、田舎では短いので30万円、都会では50万円ぐらいだそうです。院号が付くと100万円は越えるそうです。

4万円はとても魅力的です。しかし長年のお付き合いから、やっぱり菩提寺のお寺さんにお願いするでしょうね。

今日のお経の中で覚えたワンフレーズ「法華経を唱えて・・・大難は小難に、小難は無難に・・・」なるほどね~。

コメント
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