ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

第62回正倉院展

2010年10月29日 | 一寸そこまで

                「正倉院展」のチケット
     
     「幟」  ↓  琵琶前面の模様をデフォルムしたもの     ↑  琵琶の後面 
     

正倉院展に行ってきました。毎年行っているのですが、期間が短いので、いつも
人が多く長時間待たなければならないのが嫌なんですけど…。

今日もそれを見越して早くに家を出たんです、奈良に着いて、駅で切符を買ったとき、
駅員さんが「今は15分待ちです」といわれたので「しめしめ、早く家を出てきてよ
かった」と思ったのです。

会場に着くと、例年通り長蛇の列「これで15分と言うことはないだろう」と思って
いましたら、1時間掛かりました。

今年はメインが「琵琶」と華やかですから、例年より多い人出の様な気がしました。
今日は平日でこの人出です、明日明後日は大変だろうな~と思います。

主人に列に並んでもらって、私はまず上着や、帽子、手提げなどをロッカーに入れに
行きました。ここでも京都の国立博物館でもロッカーは建物の中にはありません。列
に戻ろうとすると誰か私の肩を叩きます。「こんなとこで誰?」と見ると唱歌の学校
のクラスメートです。「似ている人がいるな~と思ったのよ。今日は学校も休みだし…」
これだけの人出なのによく見つかったね~と話しました。

やっと館内に入ったのですが「琵琶」のところで又20分待ちです。「裏面だけなら
お並びにならなくともみえます」と言う係りの人の声に「どうしようか?」と思った
のですが、これを見たさに来たのだからと、並ぶことにしました。

今年は「初展示」と書かれた物が多いように思います。未使用の紙類です。

何時もの通り「音声イヤホン」を借りて、そのものを中心に、ほかはさらっと流して
みていきました。展示品の多さと、人の多さで疲れるからです。

それでも待ち時間を入れると3時間以上掛り、お昼はとっくに過ぎていました。

いつも奈良に来ると楽しみにしているのが「志津香の釜飯」です。今日も行きました
が、いつもどおり並んでいます。「正倉院展」で1時間半並んで、又此処で「45分
待ちです」と言われましたが、食い気には勝てません。じ~っと並んで待ちました。

何時もは「7種」と「しめじ」を取って半分こするのですが、今日は「栗と若鶏」と
言うのがあったので、それにしてみました。家では今年はまだ「栗飯」は炊いており
ませんので「初栗ご飯」と言うことになります。

今日は半分は待ち時間と言う一日でした。帰りの電車では大阪までぐっすり眠って着
きました。家に帰り着いたのは5時をとっくに廻っておりました。



      「志津香」の釜飯   左:栗と若鶏       右:いつも食べる7種釜飯  


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辛坊さんの基調講演と高橋さんのロボット

2010年10月28日 | 一寸そこまで


2ヶ月ほど前でしょうか日経新聞に載っていた広告を見て、主人のリクエストで申し
込み楽しみにしていました。新しいサンケイビルも初めてです。

雨が少し降っていましたが、ものともせず行ってきました。帰りには雨も止んでおり
ました。

「ビジネスフォーラム」と銘打っているのですから、ある程度の想像はしていましたが、
1階から7階までのエスカレーターに乗っている人たちは、ダーク・スーツの一目見て
ビジネスマンの群です。99%が男性です。女性は数えるほどです。

私達のようにジャンパー姿がいない。圧倒されました。「場違いのところに来たよう
な気がするね~」「ほんまや!」過っては我姿でもあった主人も驚いているようです。

脇には主催者の社員でしょう、これもダーク・スーツ、女子社員も黒のスーツで数十
人がづら~っと並んでお出迎えです。

会場に入って又ビックリ、すでにあらかたの席(1657席)が埋まっていましたが、し~ん
としています。これが女性が多い場合はお喋りの渦だと思うのです、それが人が居な
いが如く静かなのです。私にとっては始めての経験です。

休憩時間のトイレも、いつもなら女子トイレに長蛇の列ですが、今回は男子トイレが
長蛇の列、私の行く女性トイレはス~イスイでした。


            大阪・サンケイ・タワー6階の壁画の1部 
    誰の絵で何を表しているのか判らないが 面白かったので撮ってきました


辛坊さんの基調講演「日本経済の真実と、未来のためにできること」面白かったです
よ。90分と言う時間が矢のように過ぎていきました。「立て板に水」90分の間、
途切れることなく喋り続けました。小柄な体の何処にあんな力があるのでしょうか、
アナウンサーだっただけに、言葉がはっきりして、とても聞きやすかったです。

お隣の席の青年が「おもしろかったですか?」と話しかけてきました。「面白かった
ですよ。90分と言う時間を感じないくらいでした…」私が時々声を立てて笑ってい
たからでしょうね。

30分の休憩を挟んで特別講演、高橋さんの「ロボット時代の創造」。こちらは2つ
のロボットを動かしての講演で楽しかったです。

始めの小さなロボットは綱をよちよちと登るんです。「パナソニック電池」のコマー
シャルに使われたそうですが、グランドキャニオンで3日かけて撮影したそうです。
実際のコマーシャルは見てない(私はビデオ取りしたものを見ることが多いので、コ
マーシャルは飛ばします)のですが、手のひらに載るような小さなロボットでした。

一番新しいロボットは「ロビット」と言って少し大きいです。その子は8cmほど飛
び上がることが出来ます。走ることも廻ることも出来るのです。言葉も少し話して
「こんにちわ」といえば「こんにちわ」と返したりします。英語も少し話せて「What's
your name?」と問えば「ロビット」と答えます。座っていて立ち上がる時は「どっこ
いしょ!」と言うのです。帰るときは「バイバイ」って、とても可愛いのです。

人の形をしたロボット、ヒューマン型ロボット「ヒューマノイド」です。日本はロボットの
国として名を馳せているそうですよ。

もう5年もすればロボットが何でもするようになるとか。ロボット自体が家電を
動かすのではなくて、ロボットの命令で家電が動くようになるでしょうといいます。

ロボットはカジュアルなもの、遊び心のあるクリエイティビティ。

あ~ぁ長生きして、一家に一台ロボットのいる世の中を見てみたいです。

今日は本当に楽しい3時間でした。




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インド家庭料理教室 (27回)

2010年10月27日 | 今日この頃

               玄関のお花

     ↑   本日のお料理5種     ↓  マイ・ディッシュ
     

今日は私の大好きな「海老」のお料理が含まれていますから、とても楽しみでした。
「海老」はグラタン、焼きそば、チャーハン、フライ等々何に入っていても大好きです。

今日はインド西南地方のブンバイ・マハラシュラのお料理だそうです。ショリー先生は
私達の嗜好にあうか如何か一寸心配だったそうです。でも皆さん「美味しい美味しい」
と大喜びでした。



ソール カデ             

マハラシュラ地方独特の飲み物だそうです。「コカム」と言うのはインドだけに生育
する熱帯常緑樹で、日本で言えば梅干のようなものが中心なんですが、といいま
してもすっぱいだけではなく、甘味があります。ほのかなピンク色は「コカム」の色
ではありません。これまた「アサフェティーダ」と言うセリ科の植物がピンク色を呈
しています。今まで口にしたことのないようなお味でした。可もなく不可もなしと言
うことでしょうか。



シュリーカンド

「ヨーグルト」が主材です。ヨーグルトを布(インドではこの為の布があるようです)で
包んで一晩涼しいところにつるしておき、水分を取るようです。ヨーグルト、砂糖、
ミルクと混ぜてペースト状にします。これは次に出てくる「あげパン」につけて食べ
ます。甘くて皆さんに好評でした。私も美味しいと思いましたが、「海老」を食べ過
ぎて、スプン1杯食べただけでした。



フリー (揚げパン)

小麦粉(最後に写真があります)を25gほどのお団子に丸め、それを薄く円形に延
ばしたものを揚げます。延ばし方によってぷっくりと膨らみます。それと油の量が少
なくなると、かえって脂っこい感じになるような気がしました。おいしかったですよ、
3枚も食べてしまいました。



ジンガ・カレー

「ジンガ」とは「海老」の事です。玉ねぎのみじん切りが茶色になるまでいためます
これに時間が掛かりますね。色々な香辛料を入れてみじん切りのトマトも加えて濃い
ペースト状になるまで煮込みます。またまた香辛料をいれ、海老を加えて10分ほど
にて、最後にビネガ酢を加えて出来上がりです。

もう少し辛くてもいいな~と思いながら、お代わりをして、まずこれを食べ続けました。
私は好きなものから食べるのですよ。

この器素敵でしょう。日本で言う「打ちだし」です。インドにも同じような細工があ
るのですね。

インドのお料理の出し方は大きなスチール盆(チリ)の上に「ヴァキ」と言う小さな
カップに入ったお料理を載せて出すそうです。グラスもスチールだそうです。

お庭で食べる時の食器はバナナなどの葉だそうですよ。お料理を分けるのはお母
さんのお仕事だそうです。西洋ではお肉の塊などはお父さんが切り分けるのでし
たっけ?



ボッフリ ミルチ バージ
ボッフリ=ふくらんだ ミルチ=唐辛子 バージ=ドライカレーピーマンが主材です。
ピーマンを1cm角に切って、インド的香辛料を混ぜ合わせて、そこにピーマンを加
えて弱火でいります。これも初めて食べた感じです。見かけは「白胡麻」をまぶした
感じです。使われたのはピーナッツの摺ったものです。これもスプン1杯だけしか食
べなかったので、よくわかりませんが、ご飯のおかずには無理でしょうか?



今日使ったインド料理の材料です




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テーマ川柳 尖閣諸島 

2010年10月26日 | 新聞から

     ↑  「ミレット」   ↓  「セタケウム」 馬見丘陵公園   (10-10-19)


今日は凄い風でした。ウッディの帰り道、立花まで来て、駅前のマンションのあたり
は「ビル風」といいますか、通路がトンネルのようになり、風が吹き抜けてくる所が
あります。その横断歩道を「すごい風だな~」と帽子を押さえながら渡りきった所で、
反対方面から来られたおばあさんが、ばたんとなぎ倒されるように倒れました。行き
過ぎようとしていた私は、その音に驚いてみると、小柄なおばあさんがつんのめるよ
うに倒れていました。

おばあさんは尺取り虫の様に腰を浮かせて起き上がろうとしても起き上がれません。
「大丈夫ですか?」とかがみこみました「大丈夫です。立ち止まろうとしても立ち
止まれなかったのです…」と言われます。投げ出された杖を拾って彼女を助け起こ
そうとするのですが、私にその力はないようでした。「大丈夫ですから、ゆっくり
起きて下さいよ」と励ましていると、若い女性が自転車から降りて、反対側から支
えてくれました。「あ~、若い人でもこんなに優しい人もいる」と嬉しかったです。

立ち上がって「ありがとう」と歩き始められたのを見て、私もその場を離れました
が、あの音からして、全身地上に打ちつけたのは間違いありません。骨折などし
ておられませんようにと祈っております。


尖閣諸島のテーマ川柳が出ておりました。

     検察がいれば総理や外務不要

本当にね~、変ですね。総理も総理で「私が海外から帰国するまでに決着をつけ
ておくように」と言い残してるし、外務大臣は外務大臣で引継ぎが十分でなかっ
たのか始めは威勢よく、後尻すぼみ。帰国後何日もたっているのに証拠のビデオ
も見ていないというし、その理由として、報告は受けていたから…。
「百聞は一見にしかず」って諺ご存じないのか?

     尖閣を釣って船長大威張り

あの船乗りらしからぬ船長、あろう事か両手でダブル・ピースだよ。中国からお
迎えの飛行機が来てさ。何様なんでしょうね。

     当たり屋が金を払えと迫る国

ビックリしましたよ。ぶつかって来ておいて、お金払えなんて…。それでも政府
は黙って耐えて、証拠写真は隠したまま。日本船の方は傷の修理が3000万円
とか聞きましたが、それも請求せず、自分で治すらしいですね。相手に請求した
という報道は聞きません。何処までお人好しなんでしょう、益々舐められるわ!

     お笑いと大食いしてる間に尖閣(しま)消える

この頃のテレビ見たくないです。お笑い芸人の見え透いた笑い取り、馬鹿話、公
共の電波で「やめって!」といいたくなる番組が多いこと。もう一つ勝つために
だけ、食べる「大食い競争番組」食べ物を食べ物として扱わない、勝ち負けの道
具に使っている。

番組を見ているわけではないのです、テレビを付けた時などに目にしました。こ
んな川柳があると言う事は、今でも続いているのですか? もっと「芸」を「食べ
物」を大切にする番組を考えて欲しいですね。

見たいのは「尖閣諸島の事故現場のビデオ」国民にも見せて欲しい!







        「野けいとう」     馬見丘陵公園   (10-10-19)
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同期会の後始末の日

2010年10月25日 | 今日この頃

    こんな色合いは初めて見ました 「シュウメイ菊」  馬見丘陵公園  (10-10-19)



今日は住吉の友人宅に集まり、17日の同期会の決算をしたり、写真を送る準備を
したりしました。

お部屋は住吉駅から歩いて数分のところにあり、彼女が料理教室をしていた時の
為に買ったそうです。高層住宅の12階にあり、窓からは六甲山脈が眺められる、
私のように高くとも2階と言う、地べたにへばりつくように暮らしている、私にとって
はうらやましい環境でした。

集合写真はA4サイズで、受け取った人の度肝を抜くこと請け合いです。2種類の
写真を見せてもらいましたが、全員にお渡しする分より、周りをカットしているだけ
に、没にしたという方が良いと思いましたが、もうプリントしてしまっているという
ので仕方がなかったです。

さて、会計の計算に各々の携帯で足し算、引き算をしたのですが、5人の答えが違
って、なかなか正解が出ません。10足らずの足し算ですのにね~。皆冗談ではなく
必死なんですよ。何べんも何べんもやり直して、「小学生にも笑われるな~」と言い
ながらやっとの思いで出来上がりました。

決算の後、会費があまりました。始めは女性だけ返金しようかと言うことでしたが、
残高を見て、私は「全員に返金しよう」と申し出ました。次回の葉書代さえ残して
おけば十分だと思ったからです。

お料理の倍(アルコール代の為に)の会費にすることは私は反対でした。「昼間
だし、もう年だから酒量は減っているから、そんなに酒代を多く見積もる必要は
ない」と反対したのですが、飲んべえさん達に押し切られてしまったのです。

返金は全員に図書券を写真と同封することに決まりました。

お昼は友人の用意してくださったものを頂きました。さすがお料理の先生だけあ
って、「煮込みご飯」と「きのこ類たっぷりのスープ」デザートとして「アップルパイ」
まで焼いてくださって、皆ニコニコ美味しく、ありがたく頂きました。

「次回のクラス会も此処でしたいわ~」と思わず本音が出てしまいました。「この
程度でいいなら、ど~ぞ、10人ぐらいまでなら大丈夫よ」とお返事を貰い、私は
しめしめと言う感じでした。話がはずみ、思わぬ長居をしてしまいました。

帰りに駅ビルの本屋さんで、図書券を買った後、二人ずつ、西と東に分かれて帰
途につきました。



                我家の「シュウメイ菊」 これも楚々としていいでしょう?
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就職活動の早期化の影響

2010年10月22日 | 気にかかる

               「コリウス」 今年はとても見事に咲きました



今朝は「お~ぉ寒い!」って感じでした。まだまだ植え替えの済んでない花たちが
いますから、一寸心細い感じです。


大学の就職活動が、早まり今は3年生からだそうですね。3年の秋には就職活動
が始まるので、海外留学に二の足を踏む生徒が多くなっているそうです。

大学の4年間は2年までが一般教養で、専門課程に入るのが3年生からと聞いて
いますが、専門課程に入って半年もすれば、就職活動です。それなら何の為に大
学に入ったのか判らなくなりませんか?

猫も杓子も大学に行く今の時代、最終的には、いい仕事先を見つけるために大学
にいく人も多いと思います。しかし、そんな中で、目的を持て留学し、語学や自分
を成長させたいと思っている真面目な生徒が、その夢を奪われているようです。

企業も何故そんなに早く、勉強半ばの海の者とも山の者判らない学生を取り込も
うとするのでしょうか?

3年秋には「エントリーシート」を提出、会社説明会・セミナーの後1~2月に始まる
面接、4年になった4月末には大手企業の大体が決まってしまうそうです。

交換留学生希望者も3年前から見ると半減しているそうです。その理由が就職活
動の早期化の為に、おちおちと勉強もしておれないということになっているよう
です。

本末転倒のような気がします。そこに語学力を必要とする、大手商社などが加盟
する日本貿易会は2013年度の入試組み以降は「学生から自分磨きのチャンス
を奪い取らない為に」と、採用活動を4年時に戻すことを決めたそうです。同会は
「海外の文化や風土を経験することは大きな糧になる」と留学を評価して、日本
経団連にも働きかけていくそうです。

経験することほど人間を伸ばし、逞しくするものは無いと思います。留学だけで
はありません、若い時に、自分の将来を見つめて努力する時間を与えてあげて欲
しいと思います。


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男の「育児休暇」はそんなに必要?

2010年10月21日 | 気にかかる

             珍しい「ダリア」   奈良・馬見丘陵公園(10-10-19)


1週間ほど、月刊誌「WILL]特別号尖閣諸島問題で1冊がほとんど占められている
のですが、胸がキューンと締め付けられるように苦しくなり、その方面の知識の
薄い私の書き連ねたことが、紙面のあちこちに書かれていて、自分の感じ方に間
違いがなかったということと同時に「やっぱりな~、この政権から抜け出すすべは
ないものか」と、こんな不安で悲しい思いで本を読んだことがなく、肉体的にも、
倒れそうなくらい疲れております。

この2.3日尖閣諸島問題がなりを潜めてきたような気がして、見えないところで
何か起こっているのではないかと、疑心暗鬼になり、やりきれない気持ちでおり
ます。



そんな大きな関心事に胸が潰れそうな上に、またまた私には理解できない話題
がありました。「首長の育児取得」です。広島の県知事が関東の首長の次に、
「育児休暇」をとるというのを聞き、その理由が「部下が取りやすいようにまず自
分から…」って、わけのわからないことを言って、「この人は知事職と言う立場が
わかっていないのではないか」「育児がしたければ、知事を止めればいいのだわ、
なりたい人は幾らでもいるのだから」「今の世のことだから、どちらかの親が手伝
うでしょうに…」「お調子もん!」と苦々しく思っていました。

又すぐ3人目のお調子者が現れました。大阪・箕面市長です。なるほどお二人と
も40代、30代と若い人ですから、子どもが生まれて当たり前ですが、こんなことが
続くなら「首長は育児生活の終わった人」と言う条件をつけたくなります。自分が
お手本と言う考え方は間違っています。もしどうしても「育児休暇」をとらせたけ
れば、部下を1対1で説得すればいいのです。

古いといわれるかも知れませんが、男と女には役割分担があって、男は外で働
き、女は育児をする、これが子どもが一番喜ぶ家庭状況です。子育ては大変な時
期もあります、しかし子育てが大変だからと言って、働いている父親が「育児休暇」
をとる。外で働くということは子育てに比べてそんなに楽なものなんですか?

子育ては子どもの笑顔、子どもからの愛と言う十分すぎるくらいの御褒美がつい
ています。それで満足している母親が大半だと思います。子どももそれを望んで
いると思います。

大阪の橋下知事が箕面市長の約2週間の「育児休暇」をとることについて「育休
を取れる社会には賛成だが、首長の育休には反対」「首長が育休を取ったからと
言って、世間が育休を取れる環境になるわけではない。あまりにも世間を知らな
すぎる」と指摘「首長は世間が育休を取れる環境になってから取るべきだ」と言
うのを聞いて夫婦で「そうだそうだ」と喜びました。

「世間を知らなすぎる」本当にそうだと思いますよ。今の世の中まだまだそんな
に甘いものではないと思います。2週間ぐらいで子育ての大変さも喜びも判るわ
けがありません。それより「首長」と言う職責を確りやることが、一番の奥様孝行
だと思います。








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平城宮跡とならフェア

2010年10月20日 | 一寸そこまで


尼崎・花いっぱいの会から、年に一度の見学会に行ってきました。私は大極殿は
今日で2度目ですが、東院庭園は行っていなかったので、楽しみにしていました。
初めての方が多かったようです。2時間では廻りきれないと思います。何しろ広
い広い!

天平衣装を着たかったのですが、団体ですからあきらめました。


お昼は若草山の側のお店で頂きました。此処で時間があったので、近くにあった
「墨」で有名な「古梅園」のお店を覘きました。私の年代は自分で墨をすって習字
をしましたが、息子の時代からは墨汁で書いていました。

「お花墨を使ったよね、その字が青かったと思う」と話していますと、目の前に懐
かしい「お花墨」が現れました・「あ~懐かしい!」と言うと、店主が寄ってこら
れて「今はみんな墨汁ですからね。『お花墨』にも等級があるのですよ」と説明を
受けました。

「墨の数え方はなんと言いますか?」と私。「1ちょうと数えます」「この1丁です
か?」と書いて見せました「そうです。お豆腐と同じ1丁です」「重さは?」「1匁、
今で言えば約15グラムです。何故『約』と言うかといいますと墨は干しますと2/3
位に縮まります、天気にも因りますので、必ず『約』といいます。製造方法は今で
も昔と同じです」「工場はここに?」「いえ、工場は奈良町にあります」
今日も良いお勉強をしました。


     
          


             『青海波』の模様をイメージして花が植え込まれています


今日のメインはこちら「第27回全国都市緑化ならフェア やまと花ごよみ2010
」と言う長~い名前の会場です。

馬見丘陵(うまみきゅうりょう)公園内にあります。こちらも広い。主な花は「ダリヤ」
のようでした。人間の顔より大きな花もありましたが、「何のためにこんなに大きく
するのだろう?」と私はあまり好みません。反対に小さく小さくしてくれた方がいい
のにな~と思いました。

珍しいダリアも沢山ありました。明日にでも写真を載せますね。

案内役の若い女性に「お花が『青海波』模様に植えられていると聞きましたが、そ
れを見たいのですが、何処から見えますか?」「青海波って? 虹のようになって
いるところはありますが?」「それ逸れです」

あ~ぁ 若い人には日本古来の『青海波』模様も通じなくなったのでしょうか?着
物を着ない、目にすることも少ないんだから仕方がないのでしょうかね~。

「虹模様なら、丘の上から、下から見えます」「そこに行きたいのです」「ご案内し
ます」「丘の上からでは『青海波』は逆さですよ!」心の中で毒づきながら、付い
て行きました。側からではよく見えません。反対側を見ると階段があって少し高
くなっています。あそこに登れば見えるかもと感じました。

丁度「お茶にしよ!」と言う声が掛かりましたので「私一寸あの階段の上まで行
って写真撮りたいから、先行って…」と告げて階段を駆け上りました。全体を見
ることは出来ませんが『青海波』と言う感じは写せたので、満足しました。

ソフトクリームを食べていて、ふっと後ろを振り返りますと、なんとそこに「せんと
君」の姿が…。私はみんなに声を掛けました「せんと君がいるよ!写真撮ろうよ!
先行ってるから、皆おいでよ!」と駆け出しました。

「せんと君と仲間と写真が撮りたいのです、皆すぐ来ますから…」やってきた仲間と
童心に返った笑顔で写真を撮りました。

花いっぱいの会場で、楽しく過ごせた幸せな一日でした。

                              (1490回)
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同期生って良いね!

2010年10月18日 | 思い出話

                 「キャッツ・テール」  大株に育ちました
17日の朝 水をやろうと門の前に出て 唖然!!3年間丹精こめて大株に育てた
     「キャッツ・テール」の姿がない! 誰かに運び去られたようです 
        心無いことをしますね! この写真が最後の写真です



10月17日(日)今日は同期会の日です。私達のクラスの当番で、その総仕上げの
日です。とても楽しみにしていたのですが、心はふさいでいました。

上で書きましたように、かわいく育った花、可愛く一寸珍しい花「キャッツ・テール」
が盗まれてしまったのです。花と花とにぽっかり明いた空間が何を表しているの
か、わかりませんでした。「アッ!やられた!」と思った瞬間、何とも言えない悲し
みでした。

幸いなことに挿し芽をした子苗が育っております。でも大株に育つには3~4年
は掛かります。



同期会は喜んでいただけた様です。どのテーブルも和気藹々とお話が弾み、お料
理もヘルシーで、量も少量ずつ、色んな味が楽しめて、お酒を飲まない女性にも、
お酒の当てとしても喜んでいただけました。

次回いつになるかと言う事で、「来年しようや…」と言う声が多数でした。きっと今日
が楽しかったから、又みんなと会いたいという気持ちが言わせているのだろうと、喜
んでおります。

「○○チャン(私)あなたが言い出さなかったら、この会はないのね、よう此処まで
続いたね~」私の発意だと覚えてくれている人がいたんだと嬉しかったです。

今から30年以上前になります。当時同窓会はありましたが、同期会はありませ
んでした。同期会と言うのは「同期の桜」と言う言葉からとりました。

私が言い出したからと言って、一人で出来るわけはありません。私は考えました。
代表になり引っ張ってくれる人はいないかと。当時、新聞記者だった人のことを
思い出し、話を持ちかけました。彼の賛同を得て、動き始めました。

まず、各クラスから行動力のある人を選んで集まりました。そこで「同期会」を
することが決まりました。

名簿の作成から始めました。学校に行き、名簿を探し出し(何しろ卒業して25
年たっていますし、終戦間もない頃の書類ですから、探し出すのが大変だったよ
うです)書き写してきてくれました。

パソコンは勿論、ワープロも一般には普及していない時のことですから、彼が手
書きで名簿を作ってくれました。皆さんにお送りする往復葉書の宛名も勿論、手
書きです。

私の人を見る目に間違いがなかったようです。彼の指導力、行動力がなかったら、
この会は生まれていなかったのです。

2回目までは私達で開きましたが、軌道に乗ったと感じたので、3回目からはク
ラスの回り持ちとしました。今回はもう最後だろうと思いますが、十数年ぶりに
世話役が廻ってきたというわけです。

会員が減ることはあっても、増えることのない集まりです。何年か後の自然消滅
まで、この会が皆さんの楽しい集まりであって欲しいと念願しつつ、帰途に着き
ました。

       ☆ 明日お休みします



                 「ペンタス」 こちらも大きくなりました
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国会中継を見て

2010年10月15日 | 気にかかる

              芦屋・商店街のアプローチのお花  (10-10-10)


テレビの国会中継見ておられますか? 私はビデオにとって見ることが多いです。

入れ替わり立ち代り人は変わりますが、主たるものは「尖閣諸島・漁船衝突事件」
「子ども手当て」「普天間」です。与党の議員のものは飛ばし飛ばし見ます。同じ
政党ですから、反論の余地がないようです。仲良しさんのお話ごっこのようで聞く
時間がもったいないと思うからです。

中国の漁船の船長の映像を見た時、何だか不審な気がしませんでしたか?私
は第一に、「この人が船長? 船乗りのにおいがしないな~」と「アレッ?」と言
う感じを受けたのを鮮明に覚えています。工作員だとかの噂が飛んで居ます。
少なくとも「船員」と言う感じは受けませんでした。

現在は船長かも知れませんが、ついさっきまで別の職業だった人と言う感じがし
てなりません。

それと衝突、体当たりとも言われている現場ビデオ、何故公開しないのでしょう
か?すべてうやむやにされているような気がします。


「子ども手当て」今日も女性議員が「子ども手当て支給なしには、少子高齢化は
免れない」と断言されました。そんな簡単なものでしょうか?

私はあくまで現金支給はやめたほうがいいと思います。働く女性の為に保育施
設の充実をとも書きました。

しかし考えてみれば、専業主婦、即ち夫の給料だけでやり繰りして子育てしてい
るお母さんの為の託児所だって必要です。専業主婦希望者が少しづつですが増え
ていると聞きました。

親自身の手で生み育てる、これほど子どもにとっての幸せはありません。しかし
母親だって、生身の身体です、体調を崩すこともあるでしょう、体調はよくても、
年に何回かは子育てから開放されて自分の時間を持ちたい時だってあるでしょ
う、そういう時の受け皿としての託児所も必要だと思うのです。

現金支給より、そういうことを考慮するのが、「みんなで子育て」と言う言葉に
ふさわしいのではないでしょうか?

所得制限を課せないのは「どの子にも平等に」と言うことだそうですが、これも
おかしいですね。高額所得があれば、金銭面では十分な生活のはずですよ。

現金支給が一度あったのですが「給食費の未払い」は無くなったのでしょうか?
此処にもお金の使い道はあります。給食設備の充実、メニューの充実等々いく
らでも子どもの為に使えます。

現金支給と言うのが一番手抜きの政策だと私は思います。


「普天間」問題。ここでも子どもの事を考えれば、基地のそばの学校を移転をす
ればいいのでは、と思いますが、「普天間」反対の人たちが、学校の移動に反
対していると聞いています。「基地は出て行け」というのに一番の切り札だから
でしょうね。少々移動してもスクールバスを通わせれば問題ないと思いますが、
何でも「駄目駄目」では解決方法はないでしょう。
基地によって生活の出来ている家も多いのではないですか?

アメリカに守られるのが嫌なら、自衛隊を充実させ、その行動力を軍隊並みにか
え日本自身で国が守れる体制を作ってからでないと、後押しのない丸裸では、他
国と対等な外交も難しくなると思います。

軍隊即戦争と結びつけるから、真の姿が見えないと思うのですが…、違いますか?
コメント
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