ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ジバング倶楽部の川柳

2007年07月31日 | 今日この頃
            天井知らずの朝顔
      3mを越すルドベキアに絡み付いて登る
        優しい顔に似合わぬたくましさ
      蔓の先は何処へ行こうかと揺れています

風はあるのに、むしむしと暑いです。政界もねち~っと暑いです。年金問題にしても、大元の責任者は担当官僚なのに、全てを安倍さんに押し付けて、にんまりしているんでしょうね。別に安倍さんを応援してはいないけれど、勿論トップと与党が全ての責任を負うものだとは思うけれど、マスコミも一言、湯水の如く人のお金を無駄に使った役人のルーズさを言っても良いのではない?それで無いと国民の何パーセントかは陰に隠れた官僚の本当の悪を見逃して仕舞うんじゃない。

浮世を離れて久し振りに川柳です。

今は俳句のように季語の要らない、そしてす~っと気持ちに入っていく川柳が流行ってるみたい。先日教育テレビを見ていましたら「フォト川柳」と言う新しいジャンルの川柳をやっていましたね。自分の取った写真に一句挿入するんです。我が友、いっささんもデジカメを始められたそうですから、これに挑戦されたら良いのにな~と思いながら見ていました。

今日の川柳は「ジバング」お年寄りの友からです。

     満ち足りた 月は素直に 痩せてくる

私の体重も満ち足りているのですが、欠けようとはしません。先日もジムに入って2ヶ月で5K減ったんですって。私なんて入会時より太っているんです。これ以上痩せるのは食事制限しかありません。食べたいものを食べないで痩せたくない。う~んやはり痩せたい。結論、やっぱり食べたいものは食べる~、の繰り返し。
     

     満点の 星へ無心の ハンモック

屋久島に行った時、宿にハンモックがありました。満天の星空をハンモックに揺れながら見たいと思いました。ハンモックに身を置くのはコツがあるんですね。都会育ちの私は知りませんし、田舎育ちの主人に教わりました。そういえば結婚した当時、家にハンモックあったんです。何処にいったんでしょうか。


     寝ていても こっち向いてる 犬の耳

そうなんですよね。老犬になってからのコロは始終寝ていましたが、耳だけは立てているんですよね。それが証拠に、コロの噂話をするとぴくぴくと動くんです。コロがいなくなって20年になろうとしています。でも今も想い出は消えません。


     バラの美を 引き立たせている カスミ草

それ一輪でも美しいのです。でもあの可憐なカスミ草を添えることによって、主役の花が一層美しく見えます。人間世界でもそうですよね。年寄りが居るから、若さが光って見えるんです。ファニイフェイスがいるから美人が引き立つんです。


     飼い猫は 鼠も取らず よき老後

今では鼠を捕る猫って居ます?小さい時から良い物を苦労せずに与えられているんです。猫は鼠を捕るものだという事、今の子供たち知っているのでしょうか?ディズニィーのミッキーマウス大好きな子供たち何て言うでしょうね。私の子供のころは猫は鼠を捕っていました。口の周りを真っ赤にした我家の猫を見た事あります。


     少しずつ 蓄え食って 老いてゆく

侘しい句だけど現実だわ。足りない分を蓄えから出しているので、やっぱり年金ってありがたいわ。官僚が無駄な投資にお金を使わなければ、充分すぎるぐらい積立金はあったのにね。介護保険の増額で、毎年目減りしているけど老後の生活費の中心である事に違いないわ。
コメント
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