ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

みんなで歌う音楽会

2007年07月03日 | 今日この頃
            アガパンサス
        すっくと立ち上がって咲く花
       花形や色が涼しさを運んでくる

「気功」の先生が言われました。「梅雨は雨は降るしジトジトするので嫌いな方が多いです。でもこういう時期は自分の身体の変化、しんどいとか、古傷が痛むとか、今の自分の健康状態がわかる時期なんです。雨は悪いものを流してくれると言う作用があります。悪いものが流れた後には新しいものが入る余地が出来ます。雨降りを嫌わないで新しい身体になるんだと思ってください」

「親子で歌い継ぎたい日本の歌百選」の会が午前と午後に分かれて、午前は唱歌、童謡(56曲)午後は唱歌、童謡に叙情歌、流行歌(44曲)を歌います。勿論、午前午後と行ってもいいのですが、100曲歌うのは体力的に無理です。

えらいものですね。童謡唱歌が14曲あったのですが、皆歌詞を見なくても歌えるんです。集団疎開先でささき先生が毎晩アコーディオンを弾きながら教えてくださった歌だからです。楽譜なんてありませんでした。先生の口移しです。64年前に習った歌を私の脳は覚えているのです。

抒情歌は私達が音楽会の時で選んで歌った歌が多かったので此方も歌詞を覚えている。「私達は良い歌を選曲していたことになるね~」と自画自賛しつつ歌った。

流行歌ともなれば、今風の中島みゆきの「時代」やスマップの「世界に一つだけの花」(テンポが微妙に違うんです)を除いてはバッチリこれも歌えます。「川の流れのように」はお得意曲です。

「高校三年生」の時は昭和38年高校3年生だった人がステージに上がった。7.8人居たでしょうか。私達と10歳の年齢差である。若いな~。一人ノリノリの人が居て、ステージに上がるときは杖を突いておられたが、歌うときは杖を置いて体を揺すって実に楽しげに歌われた。歌って良いな!と思った瞬間。

最高齢91歳の方が来ておられた。お元気である。もし私が20年後その年まで生きていたとして、皆で歌うために出てくる気力があるだろうか。91歳まで趣味を楽しめるなんて羨ましい限りだ。

最後に「故郷」(唱歌の学校の校歌)「仰げば尊し」「今日の日はさようなら」「蛍の光」を歌ったが、「今日の日はさようなら」以外は皆さん歌詞を見なくても歌えるようだ。それだけ年齢層が高いということでしょう。

「仰げば尊し」こんな良い歌を何故卒業式に歌わなくなったのだろう。如何して目の敵のように退けるのだろう。「惜しいな~」と思う。

「蛍の光」を歌うとき起立して、イギリス式に腕を組んで歌おうということになった。それからが大変だ。先生が見本を見せてくださったが、中々出来ないのである。両手を横に広げて自分のお腹の位置には左右の隣の人の握手した手が来る状態にしなければならないのである。ガヤガヤと大騒ぎしてどうにか出来上がった。言い換えればラインダンスの手の組み方だと思います。

何はともあれ400人近い人が一同に会して歌うのです。こんなに気持ちの良いとはありません。それも歌の好きな人たちばかりです。ニコニコ笑顔が400個集まりました。

会場が嫌に暑いのです。扇子の花が咲き乱れています。校長先生が会館のほうに冷房をもっと効かせてといわれると、その返事が「400人近い人が歌うので「一酸化炭素」の排出量が多いんだそうです。だから「酸素」を加える状態にするんだそうです。そうしますと「冷房」が効かなくなるんですって。「皆さん酸欠になるか、涼しくなるかのどちらを選びますか?」勿論暑い方を選びましたよ。
                         (430回)





コメント (2)
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