ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

主人在宅ストレス症候群

2007年07月14日 | テレビから
            メドーセイジ
          サルビアの仲間です 
       このブルーの色が何とも言えません
     
「主人在宅ストレス症候群」何とストレートで解り易い言葉でしょう。お医者さんがつけられた名前だそうですが、この名前を公にされてから患者さんがぐ~んと増えたそうです。なぜ体調(胃痛、頭痛)が悪いか解らなかったのが、「あ~、これだ~」と気付いて来院されるそうです。

主になるのは、勿論「定年退職後じ~っと家に居る旦那」「夕食だけでよかったのが(朝食は?)三度の食事を作らなければならない」「外出時に何時ごろ帰る?と言われると束縛されているようでいや」「出した食事に文句を言う」「家の事は手伝わない」これらを我慢する事によってストレスが貯まり体調不良になる。と言うのです。定年後だけではありません、もう10年もすれば定年になり、家に居るようになると考え始めた時から始まる人もあるようです。

マイホームと言うのはXX家の家と言うよりは、普通はXX家の奥さんの家と言った方がいいのではないですか。調度品、食器、今日の食べ物全て自分の好みではないですか?家に居る時間も奥さんのほうが長いから、自分の使い勝手のいいようにしています。義理の親と同居も少なくなりました。年寄りが病気になれば、いずれかの施設に入れます。

義理の親の世話は人様にしてもらえるとなれば、今度は自分の楽しい第二の人生の道を塞ぐのはご主人ですか?

私が息子2人だから余計に思うのでしょうか。これでは男性もだんだん結婚に尻込みするようになるでしょうね。退職金、年金を半分頂いて「さよなら」されるのなら、初めから奥さんは要らないのです。家族を養う分、自分で人生を楽しんで、老後の蓄えもして、第二の人生は仲間作りをして楽しむよ! と男性が開き直ったらどうしますか? 

社会的には必然的に少子化が進みます。子供を生み育てると言う、どんなに威張っても男性が出来ない特性も無用の長物となります。人間の欲は切りがありません。
程ほどのところでいいのではありませんか。

私はマスコミが言う程、熟年離婚が多いとは思っていませんし、これからも増えるとは思っていません。団塊の世代の退職が迫った今、駅に近いマンションが増え、買われているそうです。駅の近くを好むのは、第二の人生を2人で楽しむ為にはやはり交通の便のいい所が良いという事ではないですか。団塊の世代の方々は私達世代と違って、多趣味ではないですか。旅行だって「団塊の世代」向けが多く組まれているそうです。60歳代は今思えば、まだまだ体力があります。2人で色々楽しみましょう。

70代になって、どちらかが病を得たら(夫だけが病に倒れるのではありません、妻の可能性もあるわけです、年齢に関係はありません)、労わりあって、楽しかった日々を話題に出来るのも、長い夫婦の歴史があっての事ではありませんか。

私達の世代でも一軒家を売って、近代的で便利になったマンションに移り住む人が出てきました。私だってマンションに移りたいと思います。私を土地にひきつけていたのは花つくりをしたい為でした。でもだんだん億劫になってきましたので、手間の掛からない球根類か宿根草に変えています。体力がなくなりますと住居はこじんまりした方が良いのです。

私の周りには熟年離婚希望者は居りません。それぞれ今を楽しんでおられます。運命の赤い糸をお互いに手繰り寄せた相手ではありませんか「終わり良ければ全てよし」と行きましょう。



コメント (1)
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