ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

介護保険

2007年07月11日 | 新聞から
              ぎぼし
      びわの木の根元に年々仲間を増やしている
           主人の母の植えた花
        花も良いけど斑入りの葉っぱも良い
           大好きな一品です

昨日介護保険のヘルパーについて書きましたが、[産経」に三日に亘って「在宅サービス 見えにくい不正」と特集しておりました。

我家の新聞は「産経新聞」です。50年以上読み続けた「朝日新聞」ですが、主人がもう読みたくないと言うので半年前に変えました。色んな新聞の販売勧誘にも屈せず、読み続けた「朝日新聞」ですが、私も本当に読みたい記事がなくなりました。「毎日新聞」も考えたのですが「朝日」とちょぼちょぼ、発行数日本一の「読売新聞」は阪神ファンとしては読みずらい、と言うわけで「産経新聞」に自分から電話をして、「先ず半年」と契約し、一年の更新をしたばかりです。

19年度の介護保険料決定通知を見て驚きました。私に少し収入があったのが原因とはいえ、この一年、主人と同額の査定です。県・市民税、健康保険までは上がるかな~と思っていましたが「介護保険料」まで上がるとは思いがけない事です。掛け金に相当する分だけのサービスが受けられるというなら文句は言いません。しかし査定によっては受けられない可能性もある「介護保険」です。勝手に上げて、天引きするとはどういう事でしょうか。

これも全ての人に平等にと言う考えが根底にあるのだと思います。これは納得できません。普通「保険」と言うのは「掛け金の分保証」ではないのですか?国の保険だからといって、これでは掛けてはいるが自分で出来るだけ頑張ろうとしている人に負んぶに抱っこで、裏道を知っている人だけが得をする制度の様な気がします。

「介護保険」が始まってもう何年になりますかしら。まだまだ他人事と思っておりましたが、考えて、知っておく必要があるなと思うようになりました。聞けば、自分の財産もある人でも、安い保険施設に入れて、一人っきりで施設に入れてあげたい人が入れない等、矛盾している話。一寸は体調を崩したが、元気になった後も引き続きヘルパーさんに来てもらって本人は楽している等、保険の無駄使い。

身内に、子供が5人居るが、元気な内は一人でと頑張っている人がいます。所が近頃「風呂掃除」が辛くなったのでヘルパーさんを頼もうとしたが許可が下りない。
市内に娘が一人住んでいますから、そちらに頼めという事かしらと私に話していました。許可の下り易い申請の仕方があるのかも知れませんね。こうなると悪知恵の競争のようですね。

記事を読んでいますと、私の聞いた話などかわいいもので、もっとえげつないことがあるようです。本人も違法と知っていて、でもヘルパー派遣事務所も儲かるから黙認している。ヘルパーさんも知ってはいても、言うと仕事を回してもらえないので黙っていると言う構図が出来上がっているようです。

「介護保険」は誰のものか? その仕事に従事する人を養う為のものか? 心から困っている人を助けたいと思っている方には申し訳ないが、傷の浅い内に考え直して欲しい制度です。資金が足りないといっては保険料を値上げされては堪ったものではありません。抜け道を知ったずるい人が得をする制度なんておかしいです。

義務(支払い)を果たして権利(世話を受ける)を貰える制度では無い様です。

今、私の家で「介護保険」が必要になったとして、何処に、どの様に言って頼みに行けばいいのかも知らない暢気な自分に一寸呆れている。
コメント (2)
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