穴にハマったアリスたち

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ハピネスチャージプリキュア! 第10話「歌うプリキュア!キュアハニー登場!!」

2014年04月06日 | ハピネスチャージプリキュア!感想
【プリキュア10周年:キュアブロッサム】



ブロ子:
 「キュアブロッサムです」
 「プリキュア10周年すごいですっ!」
 「これからも宜しくお願いしますっ」

怖気が走るほどの優等生ぶりですね。
さすが外面の良さNo.1の愛されキャラです。
庇護欲を掻き立てつつ、礼儀正しさをアピール。凶悪です。この女は本当に凶悪です。
ちなみにレモネと競合してますね。
個人的には「年下の姉」路線と呼んでる。

花咲さんは自他ともに認める「史上最弱のプリキュア」。
そこからチェンジし、最後には「私こそが最強」と言えるまでにご成長なされました。
同時に「引っ込み思案だった昔の私も好きです」と言える器量も持っている。

…と素敵な人ではあるのですが。

如何せん、高すぎる悪女スキルのせいで恐怖の方が先に立ちます。
引っ込み思案とか絶対嘘だ。引っ込み思案の子は、人前でファッションショーとかやらないんですよ。もっと抵抗して拒絶するもんですよ。
変身後に自分を指さしてポーズ決めるとか、最後の最強宣言とか見てると、この子の自己評価は無茶苦茶高いと思う。

箱根自転車の回を始め、計算なのか自然なのか、無垢な男子中学生を惑わしまくり。
この子を男女比率7:3くらいのサークルに放り込むと、半年くらいで人間関係をズタズタにして帰ってくると思う。
花咲さんの横にいるのが、異性からも話しかけやすい来海さんというのがまた性質が悪い。
来海さんに話しかける振りして、ちらちらと花咲さんに視線を送る男子生徒多そう。
そしてそのことを来海さんも気づいててげんなりするの。

しかもプリキュアさんの中でも随一の惚れっぽさ。
守ってくれるタイプの線の細いイケメンがお好みのようですので、彼女を攻略したい男子にはそういう方向で頑張ってもらいたい。
なんとなくジョー岡田は対象外だけど、ダークココは有りな気がする。(夢原さんVS花咲さんとか、この世の地獄ですが)

■ハピネスチャージプリキュア! 第10話「歌うプリキュア!キュアハニー登場!!」

キュアハニーさんが登場して一夜が明けました。
街は汚染されていました。
隣りのあの子も、クラスの学友も、街もテレビも皆、虚ろな目をして歌い続けます。

愛乃さん&級友:
 『笑顔が膨らむ合言葉。幸せでご飯で今日もハピネス』
 『嗚呼~、ご飯は美味しいな~~♪』

恐ろしいことに、誰もこの異常に疑問を持ちません。
だってご飯は美味しいのですから。
さあ貴女も一緒に唄いましょう。嗚呼、ご飯は美味し…

姫さん:
 「オーノー!」
 「プリーズストップ~!」

あまりの恐怖に、姫さんは逃げ出しました。
おかしい。皆どうしてしまったの。
果たして隣人は本当に人間なのか。ヒメルダさんの心に疑心が満ちる。

合唱部:
 『笑顔が膨らむ合言葉。幸せでご飯で今日もハピネス』
 『嗚呼~、ご飯は美味しいな~~♪』

嗚呼、こいつらもか。
もはや組織化される段階にまで至っています。
ヒメルダさんがハニーさんへのレジスタンスを決意し始めたその時、不意に救いが現れました。

合唱部さん:
 「そんな歌、唄わないで」
 「コンクール前の大切な時期なの。キュアハニーの歌はとってもインパクトが強いから調子を崩しちゃう」
 「恐ろしい歌よ」

やっとまともな人間がいた。
ヒメルダさんも一安心。良かった、人類はまだ負けていない。
ここからコツコツと抵抗をして、私たちの自由を取り戻そう。

だけど敵はプリキュアだけじゃない。
いつものように幻影帝国が攻めてくると、よりにもよって真人間たる合唱部さんを狙ってきました。
キーパーソンが誰か、良く分かっておられる。

ホッシーワさん:
 『チョコケーキとショートケーキ』
 『お菓子がご飯で、今日もホッシーワ♪』

そして歌いだした。
まぁ仕方ないです。
歌を忘れた生物は滅びる運命ですので、歌うしかない。

駆け付けた愛乃さんらは、あっさりとピンチに。
まぁ仕方ないです。
お歌は強いですからね。殴ることしか頭にない愛乃さんには、ちょっと荷が重すぎた。

そこにそもそもの元凶たるハニーさんがやってきた。

ハニーさん:
 『夢が大盛りてんこ盛り』
 『みんな一緒にたらふく食べれば元気いっぱい♪』

そして歌いだした。
許すまじキュアハニー。
これ以上更なる洗脳を進めるつもりなのか。

ホッシーワさん:
 『マカロンメレンゲフロマージュ格別♪』
ハニーさん:
 『たまごをかけたご飯食べたい♪』
 『おかずなしでもそのままでもOKです♪』
ホッシーワさん:
 『なんでも欲しい♪』
ハニーさん:
 『夢が大盛りてんこ盛り♪』
 『みんな一緒にたらふく食べれば元気いっぱい♪』
ホッシーワさん:
 『お菓子がだけが心の癒し♪』
ハニーさん:
 『嗚呼、ご飯は美味しいな♪』
ホッシーワさん:
 『嗚呼、ご飯は美味しいな…』

…あ。ホッシーワさんが堕ちた。

ハニーさん:
 「貴女に教えてあげるわ!」
 「歌は心なのよ!」

全く意味が分かりません。
その後も、全く意味の分からない玩具をぶんぶん振り回すと、気の毒なホッシーワさんを蹂躙。
ハニーさんの考えがわからない。底知れぬ狂気を感じる。

戦いには勝利しましたが、幻影帝国よりも恐ろしい存在が身近にいることが判明しました。
これは今後の方針を考えないと。
とりあえず先ほどの合唱部の人を引き込んで、ハニーさんへの対策を…

合唱部さん:
 「みんな、ごめんね」
 「今度こそ皆が自然と笑顔になれる、そんな楽しい音楽を目指すよ」
合唱部さん:
 『夢が大盛りてんこ盛り。ご飯は愛のエネルギー』
 『嗚呼、ご飯は美味しいな~♪』

手遅れ、だっ、た…。
あれだけ至近距離でハニーさんの歌に晒されたのです。無理もない。
すっかり正気を失い、ご飯賛歌を高らかに歌い続ける人形と化しました。
そういえば某歌アニメで「零距離で唄うなんて酷い」「アンコールするなんて酷い」という感想があったな…。
民間人たる合唱部さんに、耐えられるはずがなかったんだ。。

残る良心は姫さんだけですが…。

姫さん:
 「こうやって聞いたらハニーの歌もいいかもね」

狂っていく周囲に耐えられなかったのでしょう。
ついに正気を手放されてしまいました。それを確認してから、ハニーさんも正体を告白。
嗚呼今日この日、人類は滅亡した。来週からはハニーVS幻影帝国の始まりです。


(左画像)
ハピネスチャージプリキュア!&プリキュアオールスターズ まるごとブック! (講談社MOOK)

(右画像)
ハートキャッチプリキュア! S.H.Figuarts キュアブロッサム スーパーシルエット

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


【プリキュア10周年】

今日のご挨拶は花咲さん。
いまいち何が今回の話と関連していたのか見えませんが、「ハートキャッチ」の演劇回と似た方向だったので、構成そのものを被せてきたんでしょうか。
もしくは中の人・水樹奈々さんに敬意を表しての、歌合戦回だったとか。

ひとまず今日の回で、個人的お気に入りプリキュアベスト3のご挨拶が終了しました。
思いの外、早かったな…。
残るご挨拶で一番の楽しみはピーチさんです。あの子、くじ運悪そうだからかなり最後の方になりそう。

【今週の歌合戦】



そこはかとなく懐かしい絵面ですね。
唄う敵。耳を押さえて呻く娘さん。
日本の様式美を数年ぶりに見た思い。

その昔、「ぴちぴちピッチ」というアニメがありました。
戦闘も進行もお歌でこなす素晴らしい人魚アニメです。
しばしばネタアニメとして語られがちですが、最後までお唄を貫き、テーマとして完成させたのは見事の一言。
「愛は必ずしも報われるとは限らない。しかし貴方は一人じゃない。この歌のようにどんな人にも愛は届けられているし、この海のようにいつも優しく包んでくれる」というテーマは「歌アニメ」だからこそできたこと。
改めて見返すと多くの発見があるかと思います。お勧めしたい。

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