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なかよし6月号感想 「サファイア リボンの騎士」第2話、他

2008年05月21日 | 少女漫画「なかよし」「ちゃお」感想
ようやく購入できたので雑記をば。

■サファイア リボンの騎士 第2話「サファイアの秘密」

「ぴちぴちピッチ」でお馴染みの花森さんの最新作。
賛否両論、話題沸騰のリメイク漫画です。
この手の話の宿命で、色々と大変だったとは察しますが…。
所々、作画が力尽きておられるあたり、本当に大変だったんだろうなと思います。
頑張れ花森さん!そして「ぴっち」第三期を!

第2話、ということであっさりと基本設定の紹介。
サファイアお嬢さんはシルバーランドの王女様。
でも掟で女性は王位継承できないので、王子として育てられることに。

まぁ「女性が王位継承」云々以前に、雌しか存在しないマーメイドだの、
あまつさえマーメイドプリンセスだのに慣れ親しみきってる私たちからすれば、
何かが釈然としない掟です。え?掟を変えれば良かっただけじゃ?

しかもそんな苦労をしたにも関わらず、反乱者の手により王と王妃は暗殺。
幼い王女様も亡命の憂き目にあい、出生を秘密にされ育てられることに。
かくして何も知らないまま成長したサファイアお嬢さんでしたが、前回めでたく敵襲に遭い、覚醒なされました。

サファイアお嬢さん:
 「わかんないよ…」
 「シルバーランドなんていわれても」
 「あたし 瑠璃や真珠とおわかれするなんてやだもん…!」

ええと、じゃあ無条件降伏とかどうでしょう。
野心があるからって、敵さんが悪人だと決め付けるのは良くないと思うのです。
というか、今日の今日まで国のことなど全く知らなかった小娘様に王位を継がれるより、
「私が王になるんだ!わはははは!」とやる気満々な人に王様になってもらった方が、
国民的には幸せになりそうな気がしてならない。

でも、そういう難しいことは考えないのが変身ヒロイン様の良いところ。
今回も容赦なく虐殺して切り抜けました。
「ぴっち」といい「プリキュア」さんといい、会話の大切さを痛感します。


ところで、何故だか柱コーナーに、投稿イラスト用の枠が確保されてます。
応募してくれる娘さんがいることが素直に嬉しいです。
こっそり人魚さんとか捻り込んでプレッシャーを与えてあげてください<女児様
(どうでも良いことですが、投稿者名の前に必ず学年が付記されてるのですが、
縦書きだと「小四」、横書きだと「小4」と漢字・数字を丁寧に切り替えてるんですね。律儀だ)


ついでに、その他の漫画の感想。

■夢みるエンジェルブルー SEASON6「天使のTシャツ、できました!」

女児様的には、髪の毛はショートの方が憧れるものなのでしょうか。
ここ数ヶ月「なかよし」や「ちゃお」を読んでますが、例えばツインテールとかは敵役扱いのような気がします。
まぁ現実には、よほど勘違いじみた自意識がないと不可能な髪型なので、憧れ対象にはならないのかもしれませんけど。(憧れても、即時、髪が伸びるわけでもないから投影しづらいし)

いやまぁ私が高木先輩の立場だったら、物凄くがっかりだ、と言いたくて。

■ここにいるよ! ダイアリー12「ふかまる疑惑」

「絶望の世界」を思い出した。
『ネットで知り合ったあの人は、実は現実世界で身近にいる人』。
しかも相手はこっちの正体を知っていて、こっちは相手に微塵も気が付いてない。
これ、さりげなくかなりの恐怖だと思うんですけど。

■しゅごキャラ! 第29話

日奈森さんが常春状態に突入しました。
意中の相手と正式に恋人同士になったくせに、一方で愛人を飼う有様。
歌のお姐さんから割と深刻な話を聞いたはずですが、あまりに春過ぎて、多分完全に忘れてると思う。

■Yes!プリキュア5GoGo! 第4話

夢原さん:
 「ココはすごぉくいい人だし あたしを大切に思ってくれてるよ…」
 「…でも、なんかそれだけじゃみたされないってゆーか…」

さりげなくとんでもないことを言ってる気がする夢原さん。
漫画版の彼女はちょっと爛れている。
そんな彼女の前に、謎の紫娘が登場。そしてここに来て、漫画版に問題発生。

漫画版の第1期は、「ミルミルさんの存在を完全無視」という荒業に出てました。
は?ミルミル?そんな謎生物はこの世に存在しない。
世論に惑わされない強い姿勢に惚れます。

ですが、さすがにミルキィローズを無視するわけにはいかず。
やむなく今回、初めてミルキィ&ミルミルが漫画にも登場しました。
世論に迎合する弱い姿勢も大好きです。

しかし大前提が違いすぎる。
「謎生物が変身能力をゲット」と「新しいヒロインの正体は謎生物」では意味合いが異なります。
デフォルトが「ミルキィ」「くるみ」の認識でのスタートだと、感覚的に「人間」扱い。(対ココの時が正にそうだ)

そんな小娘が「私はココ様のお世話役だ」などとほざいた日には、ただでさえ爛れてる夢原さんが発狂します。
即座に恋敵認定をしてそうな気がして、今後の展開に期待です。夢原さんは、敵と認定した相手には容赦しない。
でも漫画版のミルミルさんも一味違う。なんか普通に「出来るメイド」に見える。壮絶な殴り合いに発展しそうです。

一方、「出来ない檸檬」。

檸檬:
 「気になりますっ」
 「ドリームはおへそかくれちゃったのに なぜあの子はヘソ出しコスチュームなのでしょうかっ!!」

貴女はヘソにしか興味がないのか。

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4 コメント

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がんばれサファイアさん (ココロのくろクマ)
2008-05-26 00:53:11
巨匠の代表作を手がけるというだけあってかなりのプレッシャーなんでしょうね。手塚作品のリメイクを手がける作家さんの中で社一番の若手みたいですががんばってほしいです。

ところでアニメのブラックジャックでサファイアが出てる話を見たのですが「女の悲しさ」を体現する演技をみせてますが花森さんのサファイアもこういう演技を見せたりするのでしょうか。実際、ブラックジャックとの競演はすごく絵になってるなと思います。こちらでも出てきてくれたらいいなと思います。
返信する
花森さんも編集部さんもがんばれ (RubyGillis)
2008-05-26 03:10:50
>ココロのくろクマさん
何を書いても叩かれるに決まってるとはいえ、叩くのを容認するのとはまた違いますからねぇ。
花森さん、大変だと思うので編集さんたちはフォローをしっかりして欲しいと思います。

>「女の悲しさ」
現状のサファイアさんはあんまり問題を抱えてるようには見えないんですよね。
現代の感覚だと、性差や立場の違いの悩みはあんまり共感は得られないと思いますし…。
(リアルでは色々と障害もあるでしょうけど、漫画世界でジェンダー問題は今更感が…)
スターシステムを初め、原作の手塚漫画の売りをどこまで再現するのか(または再現する方針を採るのか)、舵取りがこの先の行方を決めそうなので、そういう意味でも編集部には頑張って欲しいです。
返信する
キノコの一種?登場 (ココロのくろクマ)
2008-06-07 23:35:04
今回のサファイアリボンの騎士、さりげなくヒョウタンツギが出てたのには驚きました。ヒョウタンツギはかかせないですよね。この勢いでスターシステムを大いに活用してほしいものです。
返信する
じわりじわりと (RubyGillis)
2008-06-08 21:05:51
>ココロのくろクマさん
今月号もがっつり買ってきました。
いよいよスターシステム解禁でしょうか。
遅れてますけど、またまた感想記事を書いてみようと思います。

余談ですけど、「マジカルダンス」の方で人魚が出ちゃいましたね…。
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