穴にハマったアリスたち

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DVD「プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!」

2010年07月20日 | プリキュア雑談・総合
「DX2」のDVDが届いた!



映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!【特装版】 [DVD]

夢と希望のDVD。豪華特典盛り沢山で、10大特典がついてきます。
どれくらい盛り沢山かといえば、10月の「ハートキャッチ」さん映画の割引券も同梱されてるのに、それくらいの物では「10大特典」にカウントされてないくらい。
下手しなくても、特典の方だけで正規のお値段がしておかしくない。

本編ストーリー的には、
「多少仕事をこなして増長した新人さんが、初めて直面した大トラブル」
「そして頼りになる先輩達が特攻する背中を見て、新人さんが成長する」

そんな感動の物語。
色んな要素が噛み合ってて何度見ても熱い。
見返してみて、思ったことを適当に書き殴ってみる。(映画公開時の感想はこちら

【1】
何はともあれ、久方ぶりに見た桃園さんの桃っぷりが良いです。
後輩が出来て頑張りまくってる様子が微笑ましすぎる。
彼女から漂うヒーロー魂は凄いな。同じプリキュアなのに、明らかに他の娘と違う。
そして頼もしいのだけど、どこか抜けてる臭いところも。
桃園さんが助けに来てくれても、助かったような助かってないような、でも何か嬉しいという微妙な心境。

…ピンチに陥った時にやってきてくれたのが桃キュアさんだったら、逃げるべきか頼るべきか、判断に悩むな。。

【2】
人質を取ることに定評のあるシタターレ&モエルンバさんと、人質を無視することに定評のある夢&ミルミルさんの対決も無駄に燃えます。
だ、駄目だシタターレさん!その娘らに会話は通じない!
日向さんとは全く違うアプローチ。人質一つとっても、無駄に個性的。

…自分が人質になってるときにやってきてくれたのが黒キュアさんだったら、助かっても助からなくても、無事に済む気がしないな。。

【3】
「ミポメポを抱っこしてる花咲さんの図」は、言葉にせずとも絶望感が伝わってきます。
7年間見てきた人には分かる。たったこれだけの絵で、いかに危機的状況であるか。
肝心の花咲さんたち自身は、事の重大性に全く気が付いていないあたりも含めて。

終末部の「敗北していくプリキュアさん」の一連の様子は、妙に巨大な絶望感があるなぁ…。
ストーリー的に絶対に勝つと分かってるし、「負けるプリキュア」像はいくらでも見てるわけですけれど。
「砕ける桃キュアさんの髪留め」とか「ブレス装着した上で殴り負ける黒キュアさん」とか、やたらに胸に来る。敵側の強さの説得力が凄いせいで、演出で適当に負けてるわけじゃないと分かるだけにぐさりと来る。

【4】
特典映像のダンスEDフルバージョンは圧巻です。
これだけでもお金を払う価値がある。
8月に企画されてる講座「東映デジタルセンターOPEN記念セミナー」でピックアップされるのも分かります。

もう一つの特典映像の「劇場挨拶」の方では、実写によるED再現映像も収録されてます。
モーションキャプトして3D映像を作成し、その映像を実写化し、もう何が何だか分からない。
企画して実行して見せることに脱帽。

…ところで3D九条さんはダンス量が微妙に少ないことに気がつきました。
さすがルミルミさん。この期に及んでもアクションを忌避なさる。
そして黒白先輩は、やっぱりダンスと殺陣の区別がついておられない。

【5】
先日ディズニーランドに行って思ったこと。
通常のテーマパークと違い、ディズニーさんはアトラクション自体はぶっちゃけしょぼい。
でも徹底したイメージ戦略とアイデアで、それを上回るパワーを発揮しておられる。

例えばプーさんのアトラクションとか大人にも大人気ですけど、冷静に考えると子供だましにすらなってない。
エレクトリカルパレードだってキャラクター効果を除外したら、かなりしょうもない。
でもそんなことは承知の上で、作り手側も客側も、馬鹿げたことを全力で貫いて夢の空間を作り上げてる。
プリキュアさんも、そんな勢いでフェアリーパークを実現してくれないかしら。
鏡の国とか玩具の国とか、セットを全力で作って公開したら、もんのすごく楽しそう。

【6】
花咲さん:
 「私たち、助けてもらってばっかり」
 「私だって頑張りたいんです」
 「みんなと力を合わせたいんです…!」

ラストシーンの立ちあがった花咲さんらの特攻。でもまるで勝算がない。
だから「頑張る」じゃなくて、「頑張りたい」。まずは、そこから。
その気持ちは痛々しいほどよく分かる。勝算がなくても、一歩踏み出す勇気が私も欲しい。

今回の映画に限らず、見るたびに「私もプリキュアになりたい」と割と本気で思う。
現状の自分は、仮にプリキュアさんと対面したとしても、まるで相手にされない自覚がある。
ちょっとした絶望ですよ。もしも自分がデザトリアン化したとして、果たして花咲さんは助けてくれるのか。

デザトリアンになって嘆き喚くのは、おそらく「もっと給料が欲しい」とか「仕事がイヤだ」とか、そんな低レベルの叫びになることは間違ない。
そんな私に対し、花咲さんがフォローしてくれるとはとても思えない。
(ちなみに、リアルで一番会いたくないプリキュアは夢原さんです。彼女のジャッジに耐えられる気がしない。敵としてすら認識されない公算大。何せガマオくんやアラクネ姐さんにも、はるかに劣るのが今の自分)
制作されてる方々のインタビューやコメントを拝見すると、同年代とは思えぬほど高いレベルで戦っておられる。
あの領域に少しでも近づいて、もしも対面できた時、せめて目を見て話せるくらいの自信は持てるようになりたいものです。

立ちあがる花咲さんと、その後、当時唯一の(そして収録時期的には初だったらしい)虎の子の必殺技・フローラルパワーフォルテッシモが、歯牙にもかけらずに粉砕されるシーンは何度見ても泣けます。
実際、どうしようもないなというのが絵として良く分かるだけに切ない。
頑張れ新人さん。私も、頑張りたい。プリキュアさんたちが頑張れてるなら、私も頑張れる気がする。

【7】
ところで弊ブログ的には美翔さんに要注目なわけですが。
ラストのみんなで遊んでるカットでは、積極的に新人二人と絡んでいるようで、大変頑張ってる様子が伝わってきます。
日向さんにべったりでなく、新しい交流に励んでいるのは良いことですね。
「この娘達はSS直系!私の後輩!」とでも言いたいんでしょうか。
花咲さんはそういうの、微妙にしらっと受け流しそうです。新人さんだけでなく、先輩も頑張ろう…。
コメント (4)
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