穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
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ドキドキ!プリキュア 第31話「大貝町大ピンチ!誕生!ラブリーパッド」

2013年09月15日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今週のプリキュアさん】

よりにもよって大変に盛り上がる決着回のようなタイミングで何ですが、先週分を書けてなかったのでで先にそちらを書く。

■ドキドキ!プリキュア 第31話「大貝町大ピンチ!誕生!ラブリーパッド」



1万年前の玩具を手に入れました。しかし使い方が分かりません。
バンダイ様にも問い合わせてみましたが、既に在庫もなく、耐用期限的に使用もお勧めしないとのこと。
残念。同じ過去の遺物でも、スパイラルリングだったら在庫いっぱいだったのに。

あれやこれやといじくりまわしては見るものの、どうにも埒が明きません。
まさかこれ、顔を映して遊ぶだけの玩具だったりしないですよね…。
1万年前はそれで通用したのかもしれませんが、さすがに現代っ子には厳しいものが…。

一同に重い空気が立ち込めたその頃、グーラ&リーヴァさんが最終手段に出られました。
謎の植物兵器によって、問答無用で全人類をジコチュー化をしようというのです。
二次的に敵を生み出して増える生き物は、怖い。

阻止するには攻撃しかない、ということでドキドキさんらは一斉突撃。
しかしちょっと待って欲しい。
本当に敵さんは「人類皆ジコチュー化」なんて出来るんだろうか。

全ては彼らが勝手に言ってるだけです。
実際、トランプ王国戦ではそのような描写は見られませんでした。
嗚呼まこぴー。
ここで「待って!そんなのはったりよ!落ち着いて策を練りましょう!」とか言いだせたら格好良かったのに。
まぁ「トランプ王国の守護プリキュアが貧弱すぎて、最終手段を使うまでもなかっただけでしょ」と言われたらそれまでですけど。

突撃したドキドキさんらは、英知の光の提案通り、エースさんを温存する策に出ました。
これでもちゃんと頭は使ってるんです。煌めく英知の光。
ですが貧弱なる彼女らは、あっさりと戦線瓦解。
温存するはずのエースさんも結局すぐに投入され、そのまんま時間制限でやられました。
英知の光のせいで、単に各個撃破された。

何の役にも立たぬ仲間を庇い、ロゼッタさんも頑張ります。



だけど。嗚呼だけど。
敵の攻撃を受け止めはしたものの、防ぎきれないことを悟ってるこのお顔。
胸がきゅんきゅんします。3美翔あげたい。

次々と頼りなく倒れていく仲間たち。
取り返しのつかぬ変化を遂げていく世界。
何も出来ぬまま、相田さんは立ちすくむ。
そして今にしてようやく思い至る。
日常が破綻していく恐怖。断ち切られていく悲しさ。



相田さん:
 「あたし、トランプ王国を失った皆の気持ちを分かったつもりでいた」
 「でも本当には分かってなかった」
 「自分の身近な人たちや街がこんなことになって、初めて分かったよ」
 「胸がこんなに痛むんだね」



今の今まで実感がなかった。
どこか遠くの悲劇に、「手を貸してあげる」立場。
だけど違う。
宝石を恵んでいた「幸福の王子」も、彼自身も街の仲間の一人。
配るべき宝石が尽きた今、失う恐怖が実感とともに押し寄せる。



玩具も砕けた。
願いを託した1万年前の型落ち品は、何の役にも立たずに粉砕されてしまった。
物に頼ったところで、問題は解決しない。

だけど。

相田さん:
 「あー泣いた泣いた」
 「落ち込むのはもうおしまい」
 「さあ、反撃だよ」



相田さん:
 「今のあたし達では、全然歯が立たない」
 「だったらあたし達は、今よりももっと強くなろう」
 「だって皆を助けたいと思うこの気持ちが、ジコチュー達に負けるわけないんだから」

失うことが怖いのなら、尚の事立ち上がる理由が生まれてくる。
配る宝石がなくなったのなら、台座から降りて走れ「幸福の王子」。
今まで行ってきた人助けが、単なる「お手伝い」から現実にリンクした瞬間。

相田さん:
 「それに、あたしは一人じゃない」



私たちは一人じゃない。

相田さんの気持ちに応え、お仲間さんも立ち上がります。
まこぴー的には「え、今まで他人事…?だから王女様探しにも乗り気じゃなかったのね」と微妙な気もしますが、それはそれ。
そして我らの玩具も、エンプレスさんの志を継ぐ相田さんにリンクして、再稼働してくれました。



iPad的何かだ。
これが本来の姿なのか、はたまた時代に合わせて姿を変えたのか。
前者だとすると当時の所持者・エンプレスさんは、ちゃんと使いこなせてたんでしょうか。
「この『いんたーねっと』って何に使うんだろう…?」「押してみるか。あ、『せつぞくえらー』?」。
後者だとすると、当時の鏡は現代のiPad相当の先端アイテムだったのか。
意外と価値観としてはあってる気がする。何せ石器時代ですし。

蘇ってくれた玩具のおかげもあり、危機はひとまず脱出。
結局、鏡は武器でした。
鏡は知性を表すアイテムだと思うのですが、ミルキィミラーといいプリキュアさんはおかしい。
多分エンプレスさんも打撃武器として使ってたんでしょうね。
これ、固いよね。石よりも。

一方のジコチューさん。
逃げ帰ったグーラ&リーヴァさんを、おじさん幹部が屠ってしまいました。
このお二人はなんだかんだでお互いに「リンク」してました。
もう少し時間があれば、相性ばっちりだけどバラバラの境地に達し、非常に厄介な敵になってたかもしれない。
だけどジコチューさんのジコチューなポリシーにより、リンクは形になる前に断たれた。

今回の話だけだと、「救われた街の人々」からのフィードバックは直接的にはない状態。
そこからの次回は上手い流れです。
「ドキドキ」さんのテーマも、ついに着地し始めた。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア キュアドール! キュアエース

ドキドキ!プリキュア 後期エンディングテーマ(DVD付)


【今週の切り札】



温存されたはずなのに、出てきてあっさりやられたエースさん。
放った技は、紫属性のものでした。
すぐそうやって、まこぴーのポンコツ具合を馬鹿にする。

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ドキドキ!プリキュア 第30話「最後の試練!伝説のプリキュア!」

2013年09月05日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今秋のプリキュアさん】

くどまゆバースデーイベントに、池田彩&林ももこさんライブに、TEUCHIまでも。
イベント目白押しです。
今年も最後まで素敵で賑やかだ。

■ドキドキ!プリキュア 第30話「最後の試練!伝説のプリキュア!」

気がつけば夏も終わり。
この間に様々なことがありました。
何にも悪くないレジーナ様が、ぽっと出のオバサンに屠られ。
傷心をバネにプリキュア4名もパワーアップ。
謎生物も人型になり、生徒会に入り浸れるようになり。
そういえば王女様も見つかったような気がする。実感はないですけれど。

そこで頃合いよしと見た円さんは、おもむろに話を切り出しました。
1万年前のプリキュアが使用した、プリキュア三種の神器の一つを手に入れにいきましょう。
そのために、私は皆さんを強化したんです。

1万年前…。紀元前8000年。
Wikipediaによれば、中東で農耕が始まり新石器時代が始まった頃。
ヨーロッパでは細石器が流行だったそうです。
フランスのトゥールーズ近郊の遺跡が有名なようですね。
キュアアンジェの例を見るに、語られた1万年前の戦いはフランスで起こったのかもしれません。



円さんが言うには、三種の神器はミラクルドラゴングレイブ、マジカルラブリーパッド、エターナルゴールデンクラウン。
小学生の妄想もここまで来たか…。
まぁ小学生なんだから中二病も何もないのですけれど。

しかし、いつものように聞き流そうとしたところ、まこぴーが突然に反応しました。
そういえば聞いたことある!王女様は槍がお好きだった!
まこぴーの「そういえば王女様情報」も久々に聞いた気がする。

石器時代の玩具を入手して何の役に立つのかは疑問です。
まぁ実際にトランプ王国では実戦配備されてたみたいですし、それなりに役に立つのかもしれません。
結局滅びてるあたり、過度な期待はできませんが。

なお、まこぴーがせっかく思い出した「槍は王女様が持ってる」は、即座に聞き流されました。
細かく話を追求してもよいのですが、そうすると「何でプリキュア神器を、非プリキュアの王女様が持ってたのか」「あれ?もしかして貴女の『ソード』って、槍を持つにはふさわしくない的な蔑称だったりするの?」とか、言わざるを得なくなりますし。

そうこうする内に島についたのですが。
到着早々、謎生物がやってきて、何やら色々言いだした。
良く分かりませんが、要約すると「鏡が欲しければ私を倒せ」らしい。

1万年前から何も変わらぬプリキュアイズムに辟易しながらも、相田さんらは颯爽と変身。
唸れ最新バンク。轟け最新玩具。
現代プラスチック兵器の前に、砕け散れ石器玩具!

だけど謎生物はドラゴンに変身して応戦。強力です。
後に菱川さんも語る。「謎生物のくせにあんなに強いなんて」。
考えてみれば、ミルクさんやコッペ様等、強力な生き物は多数いますが、ドキドキさん的には「精霊が戦う」発想がないんだな。

合体攻撃すら防がれ意気消沈する一行。
でもよくよく考えてみれば、季節はまだ夏。目の前には海。
相田さんは思考を切り替え、溌剌と宣言。

相田さん:
 「まだ終わりじゃない!」
 「ここで引き下がったら」
 「たった一度の14歳の夏が無駄になっちゃうでしょうが!」

そこで颯爽と水着に着替え海に…行くのではなく、キャンプしてカレーを作ることに。
皆でご飯を作ろう。そうしよう。
その様子に、先ほどのドラゴン亀もつられて出てきて一緒にご飯。

謎生物:
 「誰かと一緒に食事するなんて」
 「1万年ぶりだよ」
 「誰かと食べる料理はこんなに美味しいなんて」

皆で食べると云々は、プリキュアさん的には常識なので良いとして。
さりげなく「前にも何度かプリキュアが来た」とかおっしゃった。
私らは活躍しているプリキュアさんしか知りませんが、中には普通に諦めて敗北する娘さん達もいるんですね。
美翔さんもアレでも優秀な方だったってことですよ。
ぎりぎりオールスターズにも採用してもらえてるし、広い世界基準で見れば優良プリキュアだったんですよ!

あくる日。
相田さんらはドラゴンと再戦。
何の小細工もなく、普通に再戦してるのが妙に新鮮。



何の小細工もしていないので、当然ながら結果は前回と同じ。
謎の新技を繰り出してみたりもしますが、そつなく防がれます。
強い。普通に強い。



しかしそれでも相田さんは諦めない。
ズタボロになりながらも声高に叫ぶ。
「絶対に諦めない」、と。



キュアエンプレスさん:
 『絶対に、諦めない』

謎生物の脳裏によぎる1万年前のプリキュアさんの姿。
あの子らも、そう叫んで戦っていた。
「絶対に諦めない」、と。



1万年前の過去と、現代がリンクする。
時代は変わった。しかしプリキュアさんは変わらない。
バンダイ様の方針は永遠不滅だ。

時を越えたプリキュアさんの姿に、謎生物も鏡を託してくれました。
逆にいえば、相田さん以前にここに来たプリキュアさんは、やっぱり普通に諦めたんですね。
美翔さん…。貴女まさか、本当はここに来たりしてないですよね…。

何はともあれ、こうして1万年前の鏡を手に入れました。
使い方は分かりません。取説なんぞ1万年前になくした。
どうしましょうか、これ。

なお相田さん。謎生物に対し「それはそれとして一緒に来て戦って欲しい」と勧誘をかけてました。
偉い子です。
使い方の分からない玩具よりも、明らかに強いドラゴンが大事。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア キュアドール! キュアエース

ドキドキ!プリキュア 後期エンディングテーマ(DVD付)


プリキュアメルマガによれば、「四葉さんがドラゴンを飼おうとした」は公式設定の様子。

【今週の六】



菱川さん:
 「どーよ」

超得意気。タンバリンを鳴らしただけなのに。
知性設定ですけれど、実は性格的には、最も来海さんに近いのかもしれない。

【今週のドキドキさん】

懸命にレジーナ様の話題を振る相田さん。
負けじと王女様の話をするまこぴー。
他の皆さまも、バラバラにご自分のことばかり。本当にリンクしてるのかこの子ら。

三種の神器が「過去」とのリンクだとすると、秋映画は「未来」とのリンクですね。
そういえば縦方向のリンクは、今までのシリーズであまり扱ってなかったかもしれない。

【今週の円】



円さん:
 「遠い昔、この宇宙がまだ闇に支配されていた時代」

「宇宙が」と言いやがった。
そうするとエンプレスさんは地球防衛ではなく、宇宙防衛規模で戦ったのか。
石器時代の人間なのに。宇宙の概念を理解できてたんだろうか。

「まだ闇に」というのもよく分かりません。
宇宙創世期にはゴーヤーンがいたはずですが、さすがに1万年前では桁が違います。
まぁゴーヤーンの言う「静寂を破った光」が、エンプレスさんらの戦闘のことなのかもしれませんが。

「まだ」というからにはずっと闇に支配されていたわけで、地球の50億年の歴史の大半は闇に染まっていたことに。
みんな大好き三葉虫もイグアナドンも、闇の生き物として繁栄していたのか。。
それをぶち壊したプリキュアさん…。もう何が正義か信じられない。

【今週の女帝】



彼女の持ち武器は「鏡」。
普通、鏡装備のキャラは防御系と思うのですが、回想シーンの彼女は全力で殴りかかってます。
武器が鏡なのに打撃系か…。サンシャインタイプだったんだろうか。

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ドキドキ!プリキュア 第29話「マナのために!シャルル大変身!」

2013年08月24日 | ドキドキ!プリキュア感想
【次回のプリキュアさん】



美翔さんが!恥ずかしげもなく地上波に帰ってくる!
「出ると視聴率が下がる」「朝から縁起が悪い」と石を投げられるのにもめげず、再び美翔さんがブラウン管を舞い飛びます。
これは何が何でも見なければ。

そしてそのあおりで、次回30話の予告はなし。
果たしてNS1放送直後に流されるのか。それとも初の「予告なし」回が誕生するのか。
何はともあれ、大事な予告枠を先輩たちに譲ったドキドキさんたちは、本当に良い子です。

■ドキドキ!プリキュア 第29話「マナのために!シャルル大変身!」

相田さんは今日も大忙し。
押し寄せる書類の山に、にこやかに判を押し続けます。
多分あんまり中身を読んでない。
そして仮に読んでも、大概の事案には鷹揚に承認印を押すと思う。
実は会長に向いてないんじゃないか、この子。

その辺も含めて菱川さんはせっせとフォロー。
しかし同じく横にいた謎生物ことシャルルは、手伝おうにも手伝えません。
生き物としてのスペックが違いました。無念。

自分も人型になりたい。そうすればきっと役に立てるはず。
一念発起したシャルルは、ダビィ姐に泣きつき、奥義を伝授してもらいました。
とりあえず強く念じればいいらいい。誰かチョッピを捕獲してきて、同じことを教えて欲しい。



初めは短期間しかできないけど、慣れれば時間を延ばせるそうです。
美々野さんがうやむやの内に時間制限を突破したのは、慣れか。
エースさんも早く慣れればいいのに。そして「老化する必要がなくなりましたわ」と言いだせばいいのに。



変身したシャルルはしっかりきっちり働きます。
てっきり「手伝おうとして大失敗」パターンかと思いましたが、そんなトラブルは特になく。
普通に優秀な子だった。

劇中の発言によれば、シャルルは中学一年生相当のご様子。
いつの間にかプリキュアになってもおかしくない年齢ですね。
同年代の謎生物変身としては、九条さんという前例がいますし。
変身前に「なりたい姿を思い浮かべろ」と若干聞き捨てならないことを言ってたのはただの景気づけだと思いたい。
…まさか九条さんや美々野さん、本体と違う姿だったりしないですよね。。

頑張りまくるシャルルですが、頑張りすぎたあまり、ジコチュー襲来の際に不在にしてしまいました。
愛を振りまくあまり、取りこぼしがでてくる。まさしく相田さんの妹御。
だけど相田さんは自らシャルルの元にまで駆け付けてくれました。

相田さんが頑張ったから、シャルルも相田さんを手伝おうと思った。
シャルルが頑張ったから、相田さんも根性で走ってやってきた。
相田さんの欠点は後輩の育成だと思ってましたが(例:ソフト部の助っ人や弟子話)、ついてきてくれる人はついてきてくれる。

今回のジコチューは「両面から同時攻撃しないと倒せない」能力持ち。
たった一人の幸福の王子では解決できません。
新しいEDとも併せて、ドキドキさんのテーマ「リンクする」がだんだん明確になってきた。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア キュアドール! キュアエース

ドキドキ!プリキュア 後期エンディングテーマ(DVD付)


この間のTEUCHIライブの感想を書く前に、次のTEUCHIの告知が始まってしまった。ぎゃおす。

【今週の四】



ずっと髪の毛おろしてたらいいのに。
どうしてドキドキさんには、余計なことして自ら劣化する娘さんが多いのだろう。

【今週の生徒会】



生徒会さん:
 「じゃあ文化祭で使う備品のチェックをお願いしようかな」
 「は、早い!しかも完璧」

彼は何を見て「完璧」と思ったのでしょうか。

劇中の描写では、ノートに何が書かれているのかは分かりません。
一般的に考えれば、品名と確認者、確認日付、保管状態をチェックするくらいと思われます。
要は「適当にチェック印だけつけてもバレない」類の仕事です。

しかし彼は「完璧だ」とおっしゃった。
何だ。何を記入したんだシャルルは。
現状を示す写真を添付したとかでしょうか。一時的に変身解除してスマホ機能を駆使したのか。

それとも、ここ最近壊れたり、購入、紛失した備品がいくつかあって、ちゃんとそのことが書いてあったから評価したとか?
だとしたら彼は備品の状態を、調査する前からかなり克明に把握していることになります。
地味に優秀な男です。さすが相田さんの傍で働いているだけのことはある。


ところで「文化祭」と何度も言われているのですが、その内出てくるんでしょうか。
プリキュアさん達は体育祭には腰が重いのに、文化祭は張り切る傾向があるような。

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ドキドキ!プリキュア 第28話「胸がドキドキ!亜久里の夏休み!」

2013年08月11日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今年のプリキュアさん】

とうとう水着回がやってきた!



mktnに続く大挑戦。
いまいちはっきりしませんが、色的に相田さんと菱川さんでしょうか。
この勇敢な行為を褒め称えたい。

…抗議が来たら、「ウェットスーツです。アクア先輩と同じです」で乗り切ろう。

■ドキドキ!プリキュア 第28話「胸がドキドキ!亜久里の夏休み!」

相も変わらず、女子小学生様によるトレーニングは続いていました。
情けない女子中学生どもです。
単にやる気がないだけな気もしないではない。

そんな本日は夏祭りの日。
だけどそんなものは関係ありません。
王国滅んでるんです。遊んでる場合か。

だけど連日の無理がたたり、とうとう円さんは倒れてしまいました。
折しも記録的な猛暑日。いくら早朝とはいえランニングは命取りです。
それを二倍近い年齢のお姉さま方と同ペースでやったら、倒れない方がおかしい。



そんな円さんを影から見ていたクラスメイトの女の子。
お名前は森本さん。モブとは思えぬオーラを持つ娘さんです。
ほぼ間違いなく、数年以内にプリキュアに目覚める。

森本さんの登場により、特訓はうやむやに。
代わりに、森本さんも交えて夏祭りに遊びに行くことになりました。
円さんの憤りは止まらない。
別にお友達を否定したりはいたしません!
でも、国が滅んでるんですよ!そこのポンコツアイドルも、その辺忘れてませんか!



抗議の声は虚ろに響き、ふと気がつけば浴衣を着せられて夏祭りへ。
こんなことをしている場合では…。
今この瞬間にも、無辜の民がジコチューに苦しんでるのに…。



しかしそこは悲しき女子小学生様。
いざお祭りに参加して見れば、そこかしこに魅力がいっぱい。
嗚呼お姉さま方が享楽に耽っている。それなら私も少しくらい…。
円さんもどんどん堕落の道に…。
こうやって、あのアイドルも使命を忘れてしまったのね。。



円さん:
 「不思議ですわ」
 「最初の一口よりも、皆さんから貰ったかき氷の方が美味しいですわ」

みんなで食べるスイーツは美味しい。
全く同じものなはずなのに。
ていうかぶっちゃけただの氷なのに、どうして。

そこにやってくるジコチューさんたち。
狙いはエースさん一択。ドキドキさんたら、ついに無視され始めた。
最強説も囁かれたあの頃が懐かしい。

民間人を巻き込むわけにもいかないので、円さん・森本さんの二人だけ逃走しますが。
案の定ドキドキさんでは足止めにもならず。
でもでも森本さんの前では…。



しかし森本さんは逃げない。むしろ彼女は必死に戦ってくれました。
どうしてそこまで思い入れるのか。
なんでも昔、円さんに助けてもらったことをずっと覚えていたそうです。

円さん自身は特に意識にも止めていなかっただけに、この事実は重い。
人は知らず知らずに、人とリンクしてる。
以前から登場していた「お互いに意識していた特定の誰か」ではなく、突発ゲストなところがまた良い。

後から振り返れば大事な意味を持つことは多々あるし、特に意識しなかったことが大きな助けになったりもする。
夏祭りで遊ぶなんて、王国を救うことと比べればちっぽけなこと。
でもそれを否定してしまっては、プリキュアさんの存在意義に関わる。



円さん:
 「私には秘密があるんです」
 「それでも私を信じてくれますか?」
 「…では目を閉じて、待っていてくれますか」

どうやって行方をくらますかと思ったら、真っ向から切り出しました。
誤魔化しもなし。
森本さんに常識的な推察能力があれば、「ああこの人プリキュアだ」と気が付いたことでしょう。
でも分かっていて、お互いにそれを言わない。言えない事情があるのだから。
だからバレバレと分かっていても「信じてくれ」と円さんは出撃し、事情を察しても「信じる」と森本さんは目を瞑る。

なお、森本さんの前で、シャルルらは大してぬいぐるみのふりをしていません。
森本さんに常識的な推察能力というか、よほどの間抜けでなければ、「ああこの人たちプリキュアだ」と気づいたことでしょう。
うん、信じる信じない以前に、普通にバラしてないかドキドキのお姉さま方は。
それに気が付いてなかった円さんって…。
良いシーンだったはずが、シャルルらのせいで、単に円さんが周囲見えてなかっただけに見えなくもなくも…。

何はともあれ無事にジコチューは撃退。
来週はシャルルらが人化するそうです。ぬいぐるみの自覚も既にないようなので、時間の問題だとは思っていましたが…。
とりあえず絵面的に、菱川さんが犯罪者にしか見えなくなってしまうのはどうしよう。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア キュアドール! キュアエース

ドキドキ!プリキュア 後期エンディングテーマ(DVD付)


暑さにかまけてTEUCHIの感想を書けてないですが、いつかその内、近いうちに書きます。

【今週の小学生】



円さん:
 「エースショット」
 「ばきゅーん」

この子は「5つの誓い」といい、小学生的ノリでやってるんだと思う。
ずっと孤独で辛かったですしね。。
それくらいの遊びは、むしろ年相応で良いのでは。

【今週の小学生2】



円さん:
 「人の外見をからかうのは最低の行為ですわ!」



エースさん:
 「美しさは正義の証!」

変身した途端に性格が歪む。
やっぱこの子に変身させちゃダメなんですよ!
あの諸悪の根源の化粧道具を、誰か早く取り上げて!

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ドキドキ!プリキュア 第27話「バレちゃった!?キュアエースの弱点!」

2013年08月04日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今年のプリキュアさん】



エンディングが変わりました。
タイトルは「ラブリンク」。
たった、一言。端的に全てを物語ってる。



 『君をもっともっと知りたいな。夢中なことを知りたいな』
 『未来をみんなで探しに行こう』

 『少し震えて泣いちゃう時があってもいいじゃない?』
 『でも隣をみて世界に一人なんかじゃないっ!』

 『君と手と手つないだらもう友だちだよ』
 『本当の気持ちをあきらめなければ 奇跡起こるよ いま走りだせるよ』

前を向いて進め。でも横には仲間がいることを忘れないで。
私たちは、ひとりじゃない。
プリキュアシリーズを象徴するような名曲です。

■ドキドキ!プリキュア 第27話「バレちゃった!?キュアエースの弱点!」

今日も今日とてドキドキさんはジコチュー相手に苦戦していました。
それを見てエースさんもがっかり。
鍛えたはずなのに。ホントに使えない子たち…。

ため息ついて戦場を去ったその後。
自宅でくつろいでいると、ふとチャイムが鳴りました。
ぴんぽーん。はいはいどなたでしょう?



相田さん:
 「やあ」

ッ!!!!
まさかの自宅訪問!!
なに考えてるのこの人たち!



相田さん:
 「キュアエー」
エースさん:
 「円 亜久里です!!」

確かに厳しく当たった。上からバスバス物も言った。
でもだからって自宅に押し掛けて正体バラすとか!!
人としてやっていいことと、悪いことがあるのに!



非人道的すぎる行為に、円さんも大激怒。
大慌てで玄関口から引き離し、怪訝な顔するお婆様に手を振り。
何のつもりかと問い詰めてたところ、お菓子を届けに来ただけだそうで。
なんて狭い町内でしょうか。
本当に私たちは、国家規模の代理戦争をしてるんだろうか。



まぁこうなったら物のついで。
詳しい話を兼ねて、野点にお誘いすることにしました。
円さん家は有名なお茶の家だそうです。



円さん:
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「プリキュアたるもの一流のレディたるべし!」

とりあえず言ってみた感。これで5個使いきりました。
次回からは「プリキュア・裏誓い!」とか「真誓い!」とか「滅殺究極誓いその1!」とか始めるんでしょう。
可愛いお子様です。



口やかましい円さんですが、よくよく見れば年相応に無邪気で愛らしいのです。
お婆さまによれば、お茶にお友達を呼んだのも、今回が初めてだとか。
無理をしてるんでしょうね、色々と。。

円さん曰く、彼女の出自はこの地球。
アイちゃんの力で変身し、戦ってきたそうです。
過酷な環境ですね。あの赤ん坊、ろくに言葉も話せません。
「敵はジコチューで、この玩具で変身して戦うんだ」すら、試行錯誤しながら学習したに違いありません。
まさか化粧道具が銃撃武器だったと気が付いた時は、歓喜したに違いない。良かった、これで戦いが楽になる。



彼女が「プリキュア5つの誓い」とか言いだすのも、辛い過去が垣間見えます。
どうしようもない絶望の中、己を奮い立たせるため、あるいは密かな楽しみとして、いろいろつけ足したり削ったりして、今の五箇条ができあがったんでしょう。
結果的に、出来あがった項目が「愛しあえ」と「己を信じろ」の二つに集約されてしまったのは、円さんの心の叫びなんでしょうね。
不安でどうしようもない時「己を信じろ」と鼓舞し続け、いつか誰か来てくれると信じて「愛しあって守りあえ」と呟いてたんだ。

変身後は老化してしまうのも、思いの力によるものだそうです。
この瞬間、ミューズさんを始めとした先輩方が色めきだつ。
ほほぅ。底上げブーツで頑張ったことを、思いの力とやらで否定ですか。ほほぅ。

とはいえ、一連の発言から円さんがいかに追い詰められいたかはひしひしと伝わってきます。
おそらく最初は女児形態で戦ったんでしょうが、リーチの差等々でどうにもならなかったんだ。
5つの誓いの最後が「レディであるべし」なのも、「その方が肉弾戦に有利だから」。
長らく一人で放置されたせいで、異様な進化を遂げてしまってる…。



円さん:
 「これまで、貴女たちに厳しく接してきて申し訳ないと思っています」
 「…今お話したことはお婆様も知りません」
 「どうかあの人には内緒にしてください」

嗚呼、正体バレに怯えまくってる。
言うなれば、お姉さん格として頑張ってたレイヤーさんの自宅に、いきなりアポなしで押し掛けてレイヤー名で呼びかけたようなもんでしょうか。
ガタガタ怯える円さん。お願いですから、正体を暴露するのだけは…。家族に罪はないんです。どうか許して…。

相田さんが精神的優位を確信したちょうどその時。
いつものジコチューさんが襲ってきました。
しかもプリキュアさん達を見習って、2人共同体制で。
あからさまに悪役風ですが、根は良い人らしい。
さらりと、今までの敵幹部がなかなか出来なかったことをやってみせた。

円さん:
 「今日は私もいきます」
 「5分で終わらせますわよ」

いつもは腰が重いのに、今日は積極的に参加してくれた…。
自宅バレがよっぽど辛かったんでしょうね。
戦いますから、勘弁してください。



だけど例によってドキドキさんは役に立たず。
もしかして、分かってやってるんでしょうか。
たまにはエースさんに全部任せよう的な。今日はちゃんと働くよね、言わなくても分かってるよね的な。

時間を気にしながら焦るエースさん。
だがしかし無情にも時間は過ぎ去り、エースさんが宣言した5分が過ぎてしまいました。
たちまち解ける変身。無理して成長なんてするから、こんなことになるんです。



待ち望んだ援軍は頼りにならず。
それどころか正体をバラすと脅迫され、守りたかった身内もピンチ。
絶望に涙するエースさんですが、そこでドキドキさんがようやく動いてくれた。

ドキドキさん:
 「くじけても立ち上がる強さを!」
 「支え合う心を!」
 「大事な思いを!」
 「未来の夢を!」

口々にエースさんからの教えを言いながら、見事敵さんを撃破。
話してる内容が、円さんの「5つの誓い」と形が変わってるあたりに、多少の悪意は感じますけれど。
一生懸命に考えたのに…。可哀そうと思って、そのままの形で定着させてあげてください。

どうにかこうにか今回はしのぎましたが、依然として厳しい状況に変わりはなく。
円さんの悩みは続きます。
次回はドキドキさん方を強化合宿に連れ出すそうです。頑張れ円さん。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア キュアドール! キュアエース


別番組ですが「キョウリュウジャー」さんのEDに、ハリケンジャーさん御本人の投稿が採用されました。
さりげなさすぎて熱い。現在10周年企画実施中。
公式サイトはこちら

美翔さんも見習ったらどうでしょうかね。CMを作ろうキャンペーンに、しれっと美翔さんが映ってるの。

【今週の5人目】

円さんは明らかに強迫観念に囚われてる。
というわけで、もっと力を抜いていいんだと学んで、無理やりな老化変身も改めてください。
まぁ国が滅びる騒ぎなのだから、まだ足りないくらいなのかもしれませんが。
長期間戦える方が、絶対強いですよ!
だから止めましょうね、無理のある老化は!

ミルミルさんのように、時間制限を克服する方に進化しないことを祈ろう。

【今週の5人目その2】

玄関で騒いでいたので出てみたら、あからさまに何かを隠しつつ、離れて会話。
野点に招いた際も、他の人たちとは離れた遠いところに場所どり。
様子を見に行ったら、「ちょっと歩きたい」とやっぱり急に席を外す。

孫娘の言動が怪しいです。
そのまんま素直に見ると、悪いお姉さんたちに脅されているようにしか見えません。実際、そうなのですが。
お祖母さんは相田さんのことは知っているようですが、わざわざ野点の席を立って様子を見に来たのは、それなりに気にしてたんじゃないかな。

【今週の5人目その3】

円さんは以前にキングジコチューと戦い、敗北したそうです。
ジコチューは様々な国に侵攻していたようなので、彼女の言う敗戦がトランプ王国戦であったかどうかは不明。
剣崎さんの様子を見るに、別の国の可能性が高そう。

と、すると円さんとジョー岡田さんはほぼ無関係と予想されます。
岡田さんが玉子を拾ったのも、本気で偶然だったか。
数々のとぼけた言動は、本当に知らなかっただけ。厄介な。

しかしそうすると、円さんがどこの国家の兵器なのかが疑問です。
純国産なんだろうか。
結局アイちゃんの出自が不明なので何とも分からない。

スピンオフで円さんが単体で戦ってた頃の話も見てみたいですね。
さぞかし地獄のような日々だったに違いない。
月影ゆり14歳による「ムーンライト!プリキュア」と並んで、ドキドキ前史は大変に気になる。

【今週の剣】



この子、本当にアイドル様なのかしら。
まこぴーが気づいてないだけで、歌唱力で人気が出たのではなく、バラエティ枠で人気があったんじゃないかしら。

あと相田さんが何気に邪悪な顔してる。

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ドキドキ!プリキュア 第26話「ホントの気持ちは?六花またまた悩む!」

2013年07月28日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今夏のプリキュアさん】

今年はスタンプラリーはないのかしら?と思いつつ、くどまゆさんの演劇に行ってきてみる。

舞台 大正浪漫探偵譚(くどまゆさんご出演)

そういえば、TEUCHIの感想もまだ書けてなかった。

■ドキドキ!プリキュア 第26話「ホントの気持ちは?六花またまた悩む!」

ある日、菱川さんはふと悟りました。
私の夢ってなんだろう?
あと私だけパワーアップしてない気がする。



悩んだら海を見よう!ということで、ちょいとひとっ走り、海辺まで行ってみることに。
なお言うまでもないことですが、海だからって水着になったりはしません。
あんな衣装は都市伝説だ。

ところが浜に打ち上げられている敵少年を発見。
謎生物相手に「デート」とか言っちゃうくらいに追い詰められてた菱川さん、いそいそと回収して自宅に連れ帰ってしましました。
プリキュア史上に残る大スキャンダル。そういうことするのは日奈森さんだけだと思ってたのに。

連れ帰った彼は、どういうわけか記憶喪失で性格も穏便になっていました。
「どういうわけか」というか、「何の意味も必然もなく、落雷を受けたから」なのですが、まぁそんなこと分かるわけもない。
もはやギャグなんだか何なんだか分からない。。



何はともあれこれ幸いと、菱川さんたらいちゃくつくこと限りなし。
押し倒し、手作り料理を振舞い、あまつさえ「あーん」させる暴虐ぶり。
人はここまで薄汚れられるのか…。

だけど悪いことをいつまでも隠し通せるはずもなく。
裏切りの現場は、すぐに他の生き物どもに目撃されました。
王国を守るべきプリキュアが、王国を滅ぼした男と不埒行為してる…。

この不祥事は、当然、すぐに弾劾裁判にかけられました。
判決は、処刑。
即座にエースさんの手により刑が執行されました。



エースさん:
 「もしそのものを放っておいて何かが起きたなら、貴女に責任をとれて?」
 「手傷を負っているとしても、敵は敵。悪は悪」
 
負傷し、記憶を失い、状況すら飲みこめていない少年相手に、躊躇なくプリキュアシステムを起動。
血も涙もありません。プリキュア・ドレスアップ!
何にも悪くないレジーナ様を、一方的に屠っただけの事はあります。惚れてしまいそう。



しかしこれに対し、英知の光はあろうことか反逆を試みました。
呼応し、現地調達された民間プリキュアどもと、王国の敗残兵も敵側に。
凄惨なるプリキュア同士の戦いが始まる…!しかも男を巡って!

この素晴らしい展開に狂喜する中、空気を読まずに敵さんが襲来してきました。
本当に!何でもうちょっと待たない!
ああもう、あとちょっとで、エースさんVSドキドキが見れたのに…!

悲劇はそれだけにとどまらず。
戦闘のどさくさで、少年の記憶が戻ってしまいました。
尚、きっかけは、菱川さんが彼の頭を痛打したことです。割と医者失格。

記憶を取り戻した少年は、面と向かって敵対するでもなく。
表面的には敵意を表明しますが、さりげなく手助けしてくれた後、うやむやな内に去って行きました。
彼らはジコチュー。何にも縛られないが信条のはず。さて、この後どうするのか。

そんなこんなで自らの意思を貫き通した菱川さんも、なんとなくパワーアップしました。
戦力的に微妙なのは、依然変わらずですが。
マズイな、こんな低スペックで最終決戦に突入したら、普通に敗北するのでは…。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


エースさんが普通に瞬間移動してた。
パッションさんの専売特許だと思ってたのに。
もはやあの卑怯能力も、標準装備になるのか…。

【今週の5人目】



エースさん:
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「ひとつ、プリキュアたるもの自分を信じ」
 「決して後悔しない」

プリキュアさんの長い歴史において、彼女たちが敵に歩み寄ったことは…確かなかったはず。
一見「和解」しているように見えても、元々の主張は変えてないんですよね。
「そういう価値感もあるのか」ではなく、「あなたも同じ価値観だった」系の「和解」しかない。

それを踏まえると、エースさんの発言は筋が通ってます。
確かにプリキュアさんは、自分の信じた道を進んでおられる。
だけどこれは恐ろしく危険な道。

今回たまたまジコチューさんが割り込んできたので助かりましたが、そうでなければ普通に身内同士で開戦です。
選んだ道を突き進む以上、双方ともに和解はない。
プリキュアの名に賭けて殲滅戦をするか、プリキュア失格の烙印を押され敗残者狩りをされるのか…。

しかも思いっきりジコチュー思想です。信じたことは後悔しない!
妥協したイーラ君の方が、よほど柔軟で人間的。
どうするのでしょうか、この子ら。「ドキドキ」さんは、プリキュアさんの歪さを強調し続けてる。

あとエースさんのお気に入り度が急上昇中です。
変身しなければいいのに。
誰かあの子の化粧道具を取り上げて…。

【今週の鳥】

5つの誓いも残るは一つ。

 「いつも前を向いて歩き続けること」
 「愛は与えるもの」
 「愛することは守り合う事。いかなる時も守り合い、愛を貫きなさい」
 「自分を信じ、決して後悔しない」

実質2つしか言ってない気がする。「後悔するな」系と「愛しあえ」系。
恐ろしいですね。これ、敵幹部に惚れてしまったら、もうどうにもならないってことじゃないですか。
説得も改心も通用しない。彼女らに、「反省」の二文字はない。

おそらくプリキュアさん達、毎朝出社するたびに、朝礼でこれを復唱させられてるんでしょう。
軽くブラックです。
嗚呼美翔さんの目が、どんどん虚ろになっていく。。そしてエースさんにお説教されたりするんだ。

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ドキドキ!プリキュア 第25話「華麗な変身!ニューヒロイン登場!?」

2013年07月23日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今夏のプリキュアさん】

恒例となったスタンプラリーさん。
油断してたらローソンさんで始まってた。

…同じく恒例の西武線スタンプラリーは、今年もちゃんと開催されるのかしら。

■ドキドキ!プリキュア 第25話「華麗な変身!ニューヒロイン登場!?」

またバリアが割られました。
美翔さんの事ではありません。四葉さんのことです。
今日もまた、役に立たなかったのです。

放送直後こそ、最優秀チームともてはやされたドキドキさんですが、メッキがぼろりぼろりと。
気がつけばシリーズ最貧弱の声も聞こえてきます。
既に追加玩具も支給されてるのに、この有様では先が思いやられる。

そしてそのことは、他ならぬ四葉さん自身が自覚していました。
このままでは皆を守れない。
元々、相田さんたちを守るために修羅の道に入った四葉さん、改めて決意を新たにし修行に打ち込みます。

ちなみにいつもお説教してくれるエースさんは、今回は特に助言なし。
まぁ今までのも、意味深なことを言って後付けでそれっぽく見せてただけな気がしますしね。
四葉さんにはそういうの、通用しないと思ったんでしょう。



それを影からそっと見守る執事・セバスチャン。
これまで表立って戦ってはきませんでしたが。
敬愛する主君を守るため、密かに開発していた人工コミューンに手を伸ばす。



ついに地球も国防兵器・プリキュアを手に入れた。
先行する他国と比べると貧弱そのものですが、まずは偉大な一歩を踏み出しました。
ここからどんどん軍事競争が進むと、「コスプレさせるなら可愛い女の子がいい」との結論にいたり、あーいう形状になるんだろうな…。

実戦投入を目指し、綿密に準備を進めるセバスでしたが…。
ふとした弾みに、人工コミューンは敵幹部の手に渡ってしまいました。
喜ぶ幹部さん。これで私もプリキュアになれる…!



みんながなりたい、私もなりたい。それがプリキュア。
そんな貴女のお名前は?

マダムさん:
 「………。」



マダムさん:
 「そうそう、あんな感じで」
 「みなぎる美しさ・キューティーマダム!」

脳裏に浮かぶは、みなぎる愛。
やっぱり敵さん的にも憧れるものがあったのか…。
相田さんの名乗りは無茶苦茶に可愛いですしね。みなぎる!

名乗り終了後、そのまんまプリキュアさんに攻撃をしかけてくるかと思いきや。
何故かジコチューの方に攻撃開始。
これは一体、何が起こっ…



ハートさん:
 「みんな、行くよ!」
 「プリキュア・ラブリーフォースアロー!」

一瞬の躊躇もなく、隙ができたジコチューを射撃しやがった…。
ハートさん怖い。勇ましいBGMも怖い。。
こんな不可解な展開だというのに、対応力が高すぎる。

現れたるマダムさんは、その後も人助けを連発します。
ジコチューと悪は同義ではない。人助けをしたければ、当然する。だってジコチューなのだから。
もっとも、実際は自作自演なので宜しくないのですが、相田さん視点では分からない。

とはいえ放置するわけにもいきません。
特に、責任を感じてる執事さんは、単身生身で突撃してみます。
敵の居場所は四葉グループの探索能力でばっちり。つけてて良かったGPS機能。



何から何までおかしい構図。

だけど当然通用するわけもなく。
そこに駆け付けた四葉さん、事の背景を知ると同時に、しみじみ思う。
思い返せば今日まで、セバスにはずっと守られてきた。

そのあくる日。
ヒーローショーに乱入していたマダムさんのところに、四葉さんが乗り込む。
そして「自分のための力だ」と宣言するマダムさんに、堂々と啖呵を切った。

四葉さん:
 「であるならば!」
 「私は鬼にでも悪魔にでもなりますわ」
 「子供たち。そして愛する執事のために!」

誰かを守ろうと頑張ってきたけど、同時に私も守られてきた。
一方通行で守ろうとするんじゃない。双方向で関係性がある。
思えば「ふたり」の時代からそうでした。どちらかが一方的に守ってるわけじゃない。
美翔さんだって日向さんにべったりに見えても、あれはあれで役立ってたんです。
必殺技を撃つためのアイテムとして。

マダムさんはその点が違いました。
ジコチューとプリキュアさんの境界線。
彼女は守りたいだけで、守られてる側の要求や欲求は関係ない。



エースさん:
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「ひとつ、愛することは守り合う事!」
 「いかなる時も守り合い、愛を貫きなさい!」

なるほど。だからプリキュアさんは若い娘さんがやってるのか。「守りたい」と思いますよね。あれ。
冷静に考えると、えげつない兵器だな…。
国民の「あのプリキュアさんを守りたい!」という感情を破壊力に変換してるのか。。

「ヒーローになる」ことを目指したマダムさんが結果的に否定され。
「鬼や悪魔になる」と宣言したプリキュアさんが肯定される。
とりあえずプリキュア=悪魔であることは分かりました。やっぱり、ね。。



こうして四葉さんも覚醒なされました。
まぁ拘束されてる状態のマーモさんに、リフレクションを直撃させても変身解除が精一杯とか、その程度の覚醒ではありますが。
人工コミューンによる変身効果が物凄かっただけだと思いたい。

そして残るは菱川さん一人のみ。
四葉さんは戦力に劣ることを気にされてたけど、菱川さんはちゃんとご自覚なさってるのかしら。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


どうでもよいことですが、執事=セバスチャンの知名度に対し、メイド=メアリーアンはいまいち影が薄い気がする。「若草物語」にも出てくる由緒あるネタなのに。

【来週の蛙】



敵少年を拾ってくるようです。相田さんが構ってあげないから、グレた。

「川辺で少年幹部と逢瀬」というと、否が応でも雪城さんを連想します。
(余談。恋愛御法度のように言われるプリキュアさんですが、美墨さんは彼氏いたし、割とそうでもないような)

しばらく「ハートキャッチ」的話が続くのかと思っていましたが、今回は「スマイル」さんっぽかった。
(メルヘンに守られ、メルヘンを守るとか。影で平和を守ってくれてた警察官さんとか)
来週は「初代」風なんだろうか。次回までに見返しておこうかしら。

【今年のプリキュアさん】

「ドキドキ」さんは、歴代シリーズを「ディケイド」よろしく取り込んでる印象を持ってましたが、娘さん毎にも役割分担があるのかなと思ってみた。

仮説
 相田さん:フレッシュ、ハートキャッチ
 菱川さん:初代、MH、SS
 四葉さん:スイート、スマイル
 まこぴー:5、GoGo

ちょっと強引で無理がある気もする。今後の展開に期待。

【今週の5人目】



色変わりで能力が変わるとは器用な…。
モードチェンジできるのは花鳥風月だけ!でおなじみだったのに、牙城をくずされるところでした。
まだ大丈夫。エースさんは単に多芸なだけだ。

どこかで、女児様は「守られてるタイプの女児キャラ」があんまり好きじゃないと見た覚えがあります。
子供扱いされる現実を見せつけられてゲンナリするか、もしくは嫉妬するからだとか。
そんなわけで、アコさんにしろエースさんにしろ、むしろ精神年齢高めになるのだと思う。



ところでエースさんの変身シーン、冒頭のところが好き。
変身台詞の後、じりじりと後退してくところ。
その後でかくならなければいいのに。女児様的には、でかくなるのはカタルシスなんだろうか。

【今週のまこぴー】



ジコチュー:
 「王女様はいらっしゃいませんか~?」

なんたる屈辱。物真似られた…!
先週、懸命のフォローが行われた剣崎さんの活動が、またこうして笑い物に。

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ドキドキ!プリキュア 第24話「衝撃!まこぴーアイドル引退宣言!」

2013年07月15日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今年の夏】

今年もイベント盛りだくさん。

ドキドキ!プリキュア ラブリーカーニバル

宣伝テロップより:
 「キラキラロードをぬけると」
 「そこはラブリーでキュンキュンなアトラクションが盛りだくさん!」
 「ドキドキ!ワクワク!楽しんじゃおう!」

横文字まみれで、何のことやらいまいち分かりませんが楽しそうです。
キラキラロードって、乙女ロード的な奴でしょうか。場所的に。
例年以上に熱いイベントになりそうです。

はっぴぃはっぴぃどりーみんぐvol.3「大正浪漫探偵譚」

くどまゆさんご出演。開催期間は7月27日から8月1日まで。
行こう行こうと思いつつ、まだチケットを買えてません。
問題は、どの日に行くかだ…。

林ももこ LIVE CIRCUIT 2013 ~TO YOUR TOWN~

池田彩さん&林ももこさんのツーマンライブ。
開催は10月ですが、チケットは既に販売中。
先ほど教えてもらって、先ほど買ったら、驚くほど若い番号でした。もったいない。

…先日のTEUCHIも楽しかったし(まだ感想を書けてませんが)、イベントが続いて大変にハッピー。

■ドキドキ!プリキュア 第24話「衝撃!まこぴーアイドル引退宣言!」

人気絶頂のまこぴーさん、ここのところ落ち込みがち。

まこぴー:
 「私、唄ってていいのかな」
 「王女様を探すために唄ってきたけど」
 「結局、私の歌は何の役にも立たなかったわ」

気が付いてはいけないことに、がっつり気が付いてしまった。
まぁこれだけ厳しい状況に置かれたら、余程のタフガイでもなければ空気に耐えかねて気が付きます。
思いっきり役立たずでした。
王女様を守れなかったどころか、呑気に唄ってただけ。
嗚呼そういえば、見つかった王女様の護衛の任も解かれてますね。体よく厄介払いか…。

お付きの謎生物も、おろおろしながらフォローします。
だ、大丈夫!王女様はともかく、ファンの人は喜んでたよ!
全然フォローになってません。

しかもそこに、新登場の新人さんが追い打ちをかける。
桃ゼリーを頬張りながら、血も涙もなく追い打ちをかける。
もしゃもしゃもしゃもごもごもご、ごっくん!



エースさん:
 (セバスチャンは優秀なプロなのに)
 「それに比べて、貴女はプロですの?」

まさか桃を絶賛してたと思ったら、いきなりこっちに向かって弾を撃ってくるとか…。
ただでさえ落ち込んで静かにしてたのに、エースさんは容赦なく心をえぐってきました。
で、でもですね!剣崎さんは人気あるし、プリキュアとしても頑張っ…

エースさん:
 「プリキュアとしても半人前ですわ」
 「全てが中途半端なのです」

正論すぎます。
誰のせいでトランプ王国が滅んだんでしたっけね?
王女様を見つけたのは誰?今、王女様を護衛してるのは?
ぐさりぐさりと剣崎さんの胸に刃が突き刺さる。
唄ってる場合じゃ、なかった。

そこでアイドルは止めにして、プリキュア業に専念することにしました。
正しいですね…。
むしろ、まだプリキュアをやらせてもらってるだけ、感謝すべきところ。
これからは謙虚に生きよう。
おかわりは遠慮し、お風呂は一番最後に。言われなくても掃除をして、積極的にゴミ出ししよう。

ぐったりする剣崎さんを見て、彼女の大ファンたる相田さんは懸命に歌手存続を訴えます。
唄って!お歌を唄って!
だけど剣崎さんはスルー。あの手のこの手の説得に屈さず、謎赤ん坊を虐待する相田さんの歌声すらも放置。
まぁ剣崎さんからしたら、素性の知れない赤ん坊ですし。
せめてこの赤ん坊が、王女様と関連したものだったらまだマシだったのに、本当にただの謎の生き物だし…。

そうこうする内にやってきた、彼女のコンサート日。
剣崎さんはステージを放棄して逃げました。
唄ってる暇があったら、体鍛えた方がいいです。

当然ながらコンサート会場は大混乱。
その影響で、通りすがりの記者さんがジコチューになってしまいました。
また…。まこぴーのせいで、またジコチューの犠牲者が…。
もうホント、歌手とか辞めてじっとしててくれないですかね、あの子は。

一方その頃の剣崎さん。
自分のせいでジコチューが暴れてるというのに、謎赤ちゃんを通じて王女様と交信していました。
おぉ…。ていうかこの赤ん坊、ちゃんとやればできるじゃないか。
どうしてもっと早く…。
教えてくれてれば、まこぴーもここまで追い込まれなかったのに。。



王女様:
 「キュアソード、私のためにそちらの世界でも唄っていてくれましたね」

何やら感謝の言葉が続きます。
本心でしょうか…。どう考えてもフォローで言ってるとしか。
なんてことでしょうね。守るべき上司に、気まで使わせて。。

だけど王女様は優しく続けます。
曰く、水晶付けでやることなくて発狂しそうな時、まこぴーのお歌が励みになったそうです。
なるほど。確かにそれは説得力があります。
そうすると、他の剣崎さんの声も聞こえたりしてたんでしょうか。
スパークルソードが効かない!?とか。

王女様:
 「これからは自分のために唄ってください」
 「昔のように楽しみながら」

お許しが出た。
そういえば王女様は多趣味な方でしたし、両立は許してくれそうです。
だからといって過去の失敗が帳消しになるものでもないですが、まぁそれはそれ。

戦線にかけつけた彼女は言う。

ジコチューさん:
 「プリキュアなのに、どうして唄ってるんですか?」
まこぴー:
 「私は唄うプリキュアよ」



まこぴー:
 「歌なんて役に立たないかもしれない」
 「無意味かも知れない」
 「でも、楽しかった。嬉しかった」
 「私は唄う事が好きだから、唄ってきたの」

唄いたいから唄う。
王国滅んでるのに、意味不明です。
何たるおぞましき自己中…!



まこぴー:
 「そうね」
 「でもこんな私を応援してくれる人がいる」
 「だから自分のために、私は唄う」

彼女のお歌によって救われてる人がいるのは事実。
であるならば、自己中であっても、自己中の何が悪いなのか。
確かに、自己中かどうかが問題なのではなく、その結果、何が周囲に起きてるかの方が大事です。

王女様のために唄い、自分が楽しくて唄い、それを聞いた無関係の第三者も喜ぶ。
やらなければいけないこと、自分のやりたいこと、求められていることが、ぴたりと一致。
実際、この境地に到達するのはなかなか大変ですが、ああ見えて、まこぴーは出来る子なんです。
というか、この中盤でこの領域に達してしまったら、もうやることないんじゃなかろうか。
美墨先輩の「ちっぽけで何が悪い」ですよ、要するに。凶悪だ。もうこの子に、精神攻撃は通じない。

エースさん:
 「愛に目覚めたようね、キュアソード」
 「大好きなことをひたむきに続けること」
 「それも愛なのです」

エースさん:
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「一つ、愛は与えるもの!」

思い付きで言ってるだけにしか見えませんが、まぁそういうことだったのか。
桃食べるついでに、昨日見たテレビのクレームつけただけとか、そんなんじゃなかった。
ちょっと面倒くさいです、エースさん。

こうして戦いは終わり、めでたくコンサートは開かれました。

菱川さん:
 「まこぴーは歌で世界を救ってるのかも」

なんというか、プリキュアになったのが間違いだったという事ですね。
素直に歌姫として就職してれば、こんなことにならなかったのに。
いや、元々は本当に歌姫としての採用だったのに、ついでにプリキュアもやらされた経緯のような気もします。
人材不足だったのかなぁ、トランプ王国…。
歌が上手くて可愛い娘さんだったから、メイジャーランドの真似して、ついついプリキュアにしちゃったのかしら。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


次回、人造プリキュアの登場。
とんでもないネタ回のようでいて、「何故プリキュアになるのか」をド直球でやってくれる気がする。
確かにセバスチャンの立場なら、自分が戦う手段を考える…。

公式サイトのあらすじも読みましたが、ネタ抜きでもすんごい面白そうです。

【今週の愛1】



のしかかる切り札娘。げんなりする、みなぎる愛。
相田さんのこの手の顔は、とても可愛いですね。エロい。

あとエースさんは変身しない方が明らかに可愛いです。
誰か彼女から、変身玩具を取り上げて欲しい。そして頭の上に玩具をかざしながら、「ほーらほら届かなーい」とかやってみたい。
多分、脛や腹に一撃食らわされて、すぐに泣きながら謝ることになるとは思いますが。

【今週の愛2】



ジコチューさん:
 「恋人はいますか?」

相田さんは普通にいそうな気がする。
告白されたら「じゃあ試しに付き合ってみようか」と軽く言いそうな感じ。
そして数日後、告白した側から「ついていけない」と逃げられる。

【蛇足】

「唄うプリキュア」ではなく「プリキュアできる歌手」と考えれば良いのかも。
ほら、例えば美翔さんも「絵を描くプリキュア」と呼ぶと「そんな暇あったら、もっと積極的に在庫を売れ」と言いたくなります。
が、「プリキュアもする美術部員」と呼べば「あ、お仕事大変ですね」という気になります。多分。

元々彼女らはプリキュアなのではなく、日常があったのですから、その日常を犠牲にしてプリキュアやってしまったら本末転倒です。
そう考えると、剣崎さんは元々歌姫であり、兵士でもなんでもないという仮説は、テーマ的にちゃんと成立するような気が。

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ドキドキ!プリキュア 第23話「愛を取り戻せ!プリキュア5つの誓い!」

2013年07月14日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今年のTEUCHI】

TEUCHIライブに行ってきました。
SSから早7年。それでも続くSSに感謝。

…歌手全員集合なイベントは何回か実現しましたし、同じように声優さん集合のライブとか、公式でやってくれないかしら。

■ドキドキ!プリキュア 第23話「愛を取り戻せ!プリキュア5つの誓い!」

前回。相田さんに騙されていたことを知ったレジーナ様は大憤激。
その力は凄まじく、プリキュア4人を完全に圧倒します。
相田さんも罪の意識からでしょうか。動きに精彩がありません。

だけどそこに謎のオバさんが乱入してきました。
そして理不尽極まりない勢いでレジーナ様を攻撃。ひ、酷い。
何にも悪くないレジーナ様に暴虐の限りが尽くされる…!



嗚呼、見ていられない…。
愛の御旗のもとに、一方的な虐砕が延々続く。何なのあいつ。見ているだけで胸がムカムカする…!
頑張って抵抗してるレジーナ様がいじらしいです。
攻撃をびしっと当ててるのに、平然としてるエースさんが憎い。
もう逃げて、レジーナ様。。



レジーナ様:
 「プリキュア…」
 「絶対許さない…!」

幸いにして三幹部の皆さまが割って入って、どうにかこうにか脱出はなされました。
エースさん、容赦なく追撃をかけそうにも見えましたが、そこでくるりと反転。
座り込む相田さんの方を振り返ると、つかつかと近づいてきた。や、やばい!相田さんがやられる…!

エースさん:
 「落ち込んでいる暇はないはずです」
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「プリキュアたるもの、いつも前を向いて歩き続けること!」

全くもって意味不明です。
確かにプリキュアになるとは言った。しかしそのような玉砕訓示は聞いてない。
思わず美翔さん達の方を振り返りますが、悲しく首を振って目をそらすばかり。
え…。まさか、本当にそんな契約条項、あるの…?
ああ、だからあの先輩キュアら、いつまでも過酷な肉体労働から解放されないのか。。

近付いてきたエースさん、絶望に慄く相田さんからラビーズを回収。
首を狩られるとばかり思ってただけに、これはびっくり。
どうやら資格なしと判断し、解放してもらえるようです。助かった。さようなら修羅の世界。

しかし責任感の強い相田さんは、悩むことしきり。
目を閉じれば思い浮かぶ、レジーナ様との思い出の日々。
エースさんの登場により、戦況は有利になったはずなのに、ちっともそんな気がしてこない。

そんな後日、我らのまこぴー達は相田さんのお家のフリマを手伝ってあげていました。
何やってんでしょうね、この国民的アイドル様は。
王女様探しの任務を達成したのに、すぐにハブられて隔離され、微妙にやることないらしい。



そこに新敵幹部登場。この手のタイプは最近見なかった。
そしてすかさず、まこぴーのファン2人をジコチュー化。
ああまたプリキュアさんのせいで、ジコチューが生まれてしまった。それも2人も。

同時刻。相田さんは謎の小学生に説教されていました。



???:
 「いつまで背中を丸めているつもり?」
 「そんなことでは」
 「いずれあなたの一番大切なものを失う事になってよ」

いきなり何を言うんだろうかこの子は。
面食らってると、不意に携帯が鳴りました。
便利な世の中になった。ちょっと前までは走って伝えることしかできなかったのに。



まこぴー:
 『スパークルソードが効かない!?』

聞こえてきたのは、交戦中の剣崎さんたちの悲鳴。
凄い台詞です。たった一言で映像もないのに、置かれている状況がリアルに目に浮かびます。
もはや他に説明は不要。一言で必要な全てが網羅されている。
これはまこぴーの名セリフとして、末長く語り継ぐべき。何この破壊力。

このあまりの名セリフに、相田さんの中で何かがはじけた。

相田さん:
 「あたし、大事なことが見えなくなっていたんですね」
 「でも何が一番とかじゃなくて」
 「あたしは皆の笑顔を守りたい」
 「全部、守って見せる…!」

そう叫ぶと全力でダッシュ。ま、待って、何を悟ったの相田さん…!
無茶苦茶すぎて、どう判断すればよいのか分かりません。
生徒会長の優秀さに、私の脳がついていけない。

きっかけとなった謎少女からの言葉は「一番大切なものも失う」です。
ところが相田さんは「でも一番とかじゃない」と、反論してしまってる。
それでも特にわだかまりなく双方納得してるという事は、謎少女は試す意味で言っただけなんでしょうか。
それとも「特定の何かが一番なのではなく、皆の笑顔を守ることが一番だ」とかそういうことが言いたかったのであって、反論はしていない?
わ、分からない。何がどうつながったの相田さん。

相田さんの回答自体も、良いことなのか悪いことなのか、いまいち釈然としません。
悩んでいた相田さんは、周囲が全く見えなくなってた。
誰かを一番に考えて拘ると、それ以外の周囲は見えなくなる…?だから特定個人ではなく、「笑顔」という抽象的なものを重視した?
ただレジーナ様は、まさしく自分への愛を求めておられるわけで。
相田さんのいたった「何が一番かではない」を聞いたら、レジーナ様はきっと激しく落ち込まれる。

ふと思いましたが、この自己愛と他者愛の関係性は、フローラ様とエターナル館長と同じなんでしょうか。
最終的にあのお二人は、凄惨な殲滅戦に突入してしまいました。
相田さんはどうなされるおつもりなんだろう…。



何はともあれ、未変身状態で突撃した相田さんは、生身のままで大活躍。
プリキュアに変身するから強いんじゃない。強いからプリキュアに変身できるんだ。
泥まみれでコスプレしてる3人が、羞恥で倒れないことを祈ろう。

というわけで、やってきた謎小学生ことエースさんにも認められ、再度ハートさんとして復帰されました。
ここで逃げることができていれば、この先、悲惨な戦いをしなくても済んだのに…。
本格的に「幸福の王子」的破滅に一歩近づいてしまった気がする。


(左画像)
プリキュア ボーカルベストBOX

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


次回。まこぴーがアイドルを辞めるそうです。
王女様は見つかりましたし、続ける理由がありません。
というか、王女探しには何の役にも立たなかったどころか、ファンがジコチュー化すること数度。
大失態と呼ぶのも憚れるほどの失敗ぶりです。
本当に大丈夫かしら、まこぴー。もうトランプ王国に、籍はないんじゃないかな…。

【今年のプリキュアさん】

相田さんを復活させたのが、仲良しの3人ではなく、降ってわいた第三者というのが上手いと思った。
「外からの助け」は重要です。
あの4人、何気に局所最適に陥ってる気がする。

今回の状況は、月光さんや陽光さん視点で見た「ハートキャッチ」なのかなとも思った。
月光さんを救ったのはもも姉ではないし、陽光さんも兄や家族ではなく、よく事情を知らない通りすがりの花咲さんだった。
個人的に、「ドキドキ」さんはディケイドよろしく各シリーズの要素を組み合わせてると思い込んでるのですけど、しばらく「ハートキャッチ」編に入るんじゃないかと予想。

【今年のプリキュアさん2】

既に半分近くが終わってるのに、どういう方向に着地する気なのか、さっぱり分かりません。

今回の相田さんの回答は「全部守る」。
ですが秋の映画はウェディングモード。
世間一般的には、特定個人とのつながりを象徴するアイテムです。
どうなってるんだ。

「フレッシュ」(世代や家族)+「5」(表面的には離れていても孤独ではない)の組み合わせとか?
「結婚によって特定の誰かを選んだからといって、世間から隔絶するわけではない」を通じて、「一人(や自分)を助けるか、個を犠牲にして全員を助けるか」問題に回答するとか。
考えれば考えるほど、よく分からなくなってきた。

【今年の人魚さん】



やっぱりスターアイズミラーは正しかったんですよ!ちょっと時代を先取りしすぎただけで!

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ドキドキ!プリキュア 第22話「ピンチに登場!新たな戦士キュアエース!」

2013年07月01日 | ドキドキ!プリキュア感想
「『ドキドキ』では季節ネタをやってる余裕がない」と聞きましたが、確かに無理そうだと、ここ数週見て納得中。

■ドキドキ!プリキュア 第22話「ピンチに登場!新たな戦士キュアエース!」

王女様の奪還と、王女様の強奪に成功しました。
でもそこで一息ついたりしない。
無事を確認するのもそこそこに、まこぴーは即座に言う。
どうにかして王女様を助け出さないと!
彼女の王女愛の深さが伝わってきます。

王女様を目覚めさせるものといえば王子のキス。
ということで、岡田さんが頑張ることになりました。
夢原さんという前例もありますし、勝算はありそう。



お子様は見てはいけません。気品ある四葉さんも見てはいけません。
逆説的に、残りの3人は薄汚れたということですね。
特に相田さん…。剣崎さんなんて、純然たる忠誠心で固唾を飲んでるのに、相田さんときたら…。

しかし接吻作戦も失敗に終わりました。相田さん、薄汚れ損。
しょうがないので、とりあえず岡田さんと王女様は共に身を隠すことに。
潜伏場所は秘密です。賢明だ。大事な情報は、一介のプリキュアには伏せておく方がいい。

残る問題は奪取してきたレジーナ様。
とりあえずどうにもならないので、とりあえず実家に連れ込むことにしました。
快く受け入れてくれる相田家が優しいです。多分、前にも似たことがあったんだ。

翌日(?)、レジーナ様を連れて、相田さんらは海にピクニックへ。
まぁまだ6月ですしね…。
えぇ言うまでもなく水着になんてならないですよ。寒いですからね。えぇ…。

そこにジコチューさんがやってくる。
レジーナ様を取り戻しに。
ついでに、アン王女の所在を探りに。

剣崎さん:
 「あなたたちなんかに教えるものですか!」

おぉ。かつて日向さんがダークフォールを破ったときの再現…!
「太陽の泉」の場所を聞かれた日向さんは、実際は「知らない」のに「教えない」と言い続けました。
このせいでダークフォールは「聞きださないといけない」と思い込み、様々な決定的局面を逃したんですよね。
(例えば拉致した精霊の息の根を止めず、拷問に時間をかけてしまったとか)
日向さんがプリキュア随一の智将と呼ばれる由縁です。

ジコチューさんらもまんまとハマり、居所を知らない相手に戦闘を挑むことに。
しかし不毛と思われた戦いは、レジーナ様の反転により急展開。
なんか知らんがキングジコチュー様の影響を受け、レジーナ様が裏切りました。いや表返ったというべきか。
もちろん相田さんらは説得を試みます。あたしたちはもう友だちだから云々。
だけどレジーナ様は愛らしく微笑まれた。



レジーナ様:
 「残念!」
 「もうその手には乗りませーーん」

今まで数多の敵幹部を苦しめてきた説得作戦、失敗す。

故国を裏切って相田邸にもぐりこんだレジーナ様でしたが、温かさを感じると同時に胸の痛みも感じておられました。多分、毒を盛られた。
深海魚を陸地に連れてきて「太陽気持ちいいよね!」とかやったら、干上がってしまうんです。
根本から性質の違う生き物に、相手の立場無視して快楽を教えても、行きつく先は破滅なのです。



レジーナ様からしてみれば、確かに「愛」は心地よい。
だけど大好きなお父様からは、その分どんどん離れて行く。
結局のところ、どんだけ相田邸で楽しく過ごしても、他人であることは変わらない。
ジコチューである彼女が、自身がジコチューであると実感したのが、むしろジコチューとは程遠い理由なのが切ない。
言葉通りにジコチューなら「パパのことなんてどうでもいいし、この家族に取り入ろう」と思うところなのに…。

そんなこんなで敵対したレジーナ様。さてどうしたものか。

剣崎さん:
 「ラブリーフォースアローなら」
 「悪い心を浄化できるかもしれない」

発想が実にプリキュア的です。
常人では、必殺技をブチ込もうなんて、理屈では分かってても出来ません。
少なくとも雪城先輩や夢原さんが同じことを言ってきたら、「え…、あ、はい。い、いえ!異議はないです!」と呻くことしかできません。
仕方がない。マーブルスクリューを撃ちこむか…。
さようなら、レジーナ様。。

相田さん:
 「あたし、やっぱりできない」

っ!?思いとどまった!!
あぉぅ、なんてまともな子だ…。
今まで、凍結させて動けない敵に主砲をガンガン打ちこんでた娘とは思えません。
まぁなまじ理論派の子ですからね。。
逆に、ここで笑顔で大砲を撃ちこめないのは弱さなのかもしれない。プリキュアさん怖い。

さりとて、こちらが攻撃を中止したからと言って、レジーナ様が何か変わるわけでもなく。
戦闘は続行されますが、そこに唐突に何かがやってきた。
妙なBGMと、妙なケバさを引き連れてやってきた。



???:
 「愛の切り札・キュアエース!!」

正体が誰かよりも、実年齢の方が気になる中、次回に続く。


(左画像)
プリキュア ボーカルベストBOX

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


なんかBGMが愉快な回だった。そして同時に、大変に美翔さんの香りのする回でもありました。

前にも書きましたが、「ドキドキ」さんは「ディケイド」的に歴代シリーズの集大成をやってる気がします。
ここしばらく「GOGO」の香りを感じてましたし。
今回はレジーナ様と霧生姉妹はイメージが被るし、わざわざ海(SS的には太陽の泉)に来ているのも出来過ぎです。

その流れでいえば、レジーナ様が復帰するときのキーワードは「いつだってやり直せる」(桃園理論)でしょうか。

【今週のドキドキ】



砂浜なのに厚着の集団。珍妙な敵どもです。



砂浜なのにコスプレの集団。珍妙なのはむしろこっちだった。

【来週の5人目】

どう見ても、見た目も王女様ですが、次回予告には謎の娘さんが。
あの子はミスリードで、ただのゲストキャラとか、王女様付きの謎生物の変化体とかなのかしら。
個人的には、王女様は甲冑姿の方が素敵でしたので、あの謎娘が正体であってほしい。

【来週の5人目その2】

「口紅つけてるせいでケバく見える」と巷で大話題のエースさん。
本来、口紅は魅力的に見えるからつけてるはずなのに、えらい言われようです。
なんでしょうねこれ。コスプレは歓迎されるのに、化粧は拒絶されるこの世の中。

【今夏のスマイルさん】

意地でも水着にならないことで有名なプリキュアさん達。
その掟を勇敢に破った娘さんもいらっしゃいましたが、その後に行われた報復人事ことmktn現象の恐怖は、深く深く心に刻まれています。
おかげで海に遊びに行っても、虚しく砂浜から海水を見つめるばかり。
うん、入っちゃダメだよ。
どうしても泳ぎたいなら、ウェットスーツでね。



そしてそんな鬱憤を晴らすように、退役した後は元気に泳ぎ回るのです。
妙な規制から解放された後の、スマイルさん達のこのスマイル…!
夏バイト回でも泳げなかったストレスを、今こそ発散するとき。

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