【今週のプリキュアさん】
よりにもよって大変に盛り上がる決着回のようなタイミングで何ですが、先週分を書けてなかったのでで先にそちらを書く。
■ドキドキ!プリキュア 第31話「大貝町大ピンチ!誕生!ラブリーパッド」
1万年前の玩具を手に入れました。しかし使い方が分かりません。
バンダイ様にも問い合わせてみましたが、既に在庫もなく、耐用期限的に使用もお勧めしないとのこと。
残念。同じ過去の遺物でも、スパイラルリングだったら在庫いっぱいだったのに。
あれやこれやといじくりまわしては見るものの、どうにも埒が明きません。
まさかこれ、顔を映して遊ぶだけの玩具だったりしないですよね…。
1万年前はそれで通用したのかもしれませんが、さすがに現代っ子には厳しいものが…。
一同に重い空気が立ち込めたその頃、グーラ&リーヴァさんが最終手段に出られました。
謎の植物兵器によって、問答無用で全人類をジコチュー化をしようというのです。
二次的に敵を生み出して増える生き物は、怖い。
阻止するには攻撃しかない、ということでドキドキさんらは一斉突撃。
しかしちょっと待って欲しい。
本当に敵さんは「人類皆ジコチュー化」なんて出来るんだろうか。
全ては彼らが勝手に言ってるだけです。
実際、トランプ王国戦ではそのような描写は見られませんでした。
嗚呼まこぴー。
ここで「待って!そんなのはったりよ!落ち着いて策を練りましょう!」とか言いだせたら格好良かったのに。
まぁ「トランプ王国の守護プリキュアが貧弱すぎて、最終手段を使うまでもなかっただけでしょ」と言われたらそれまでですけど。
突撃したドキドキさんらは、英知の光の提案通り、エースさんを温存する策に出ました。
これでもちゃんと頭は使ってるんです。煌めく英知の光。
ですが貧弱なる彼女らは、あっさりと戦線瓦解。
温存するはずのエースさんも結局すぐに投入され、そのまんま時間制限でやられました。
英知の光のせいで、単に各個撃破された。
何の役にも立たぬ仲間を庇い、ロゼッタさんも頑張ります。
だけど。嗚呼だけど。
敵の攻撃を受け止めはしたものの、防ぎきれないことを悟ってるこのお顔。
胸がきゅんきゅんします。3美翔あげたい。
次々と頼りなく倒れていく仲間たち。
取り返しのつかぬ変化を遂げていく世界。
何も出来ぬまま、相田さんは立ちすくむ。
そして今にしてようやく思い至る。
日常が破綻していく恐怖。断ち切られていく悲しさ。
相田さん:
「あたし、トランプ王国を失った皆の気持ちを分かったつもりでいた」
「でも本当には分かってなかった」
「自分の身近な人たちや街がこんなことになって、初めて分かったよ」
「胸がこんなに痛むんだね」
今の今まで実感がなかった。
どこか遠くの悲劇に、「手を貸してあげる」立場。
だけど違う。
宝石を恵んでいた「幸福の王子」も、彼自身も街の仲間の一人。
配るべき宝石が尽きた今、失う恐怖が実感とともに押し寄せる。
玩具も砕けた。
願いを託した1万年前の型落ち品は、何の役にも立たずに粉砕されてしまった。
物に頼ったところで、問題は解決しない。
だけど。
相田さん:
「あー泣いた泣いた」
「落ち込むのはもうおしまい」
「さあ、反撃だよ」
相田さん:
「今のあたし達では、全然歯が立たない」
「だったらあたし達は、今よりももっと強くなろう」
「だって皆を助けたいと思うこの気持ちが、ジコチュー達に負けるわけないんだから」
失うことが怖いのなら、尚の事立ち上がる理由が生まれてくる。
配る宝石がなくなったのなら、台座から降りて走れ「幸福の王子」。
今まで行ってきた人助けが、単なる「お手伝い」から現実にリンクした瞬間。
相田さん:
「それに、あたしは一人じゃない」
私たちは一人じゃない。
相田さんの気持ちに応え、お仲間さんも立ち上がります。
まこぴー的には「え、今まで他人事…?だから王女様探しにも乗り気じゃなかったのね」と微妙な気もしますが、それはそれ。
そして我らの玩具も、エンプレスさんの志を継ぐ相田さんにリンクして、再稼働してくれました。
iPad的何かだ。
これが本来の姿なのか、はたまた時代に合わせて姿を変えたのか。
前者だとすると当時の所持者・エンプレスさんは、ちゃんと使いこなせてたんでしょうか。
「この『いんたーねっと』って何に使うんだろう…?」「押してみるか。あ、『せつぞくえらー』?」。
後者だとすると、当時の鏡は現代のiPad相当の先端アイテムだったのか。
意外と価値観としてはあってる気がする。何せ石器時代ですし。
蘇ってくれた玩具のおかげもあり、危機はひとまず脱出。
結局、鏡は武器でした。
鏡は知性を表すアイテムだと思うのですが、ミルキィミラーといいプリキュアさんはおかしい。
多分エンプレスさんも打撃武器として使ってたんでしょうね。
これ、固いよね。石よりも。
一方のジコチューさん。
逃げ帰ったグーラ&リーヴァさんを、おじさん幹部が屠ってしまいました。
このお二人はなんだかんだでお互いに「リンク」してました。
もう少し時間があれば、相性ばっちりだけどバラバラの境地に達し、非常に厄介な敵になってたかもしれない。
だけどジコチューさんのジコチューなポリシーにより、リンクは形になる前に断たれた。
今回の話だけだと、「救われた街の人々」からのフィードバックは直接的にはない状態。
そこからの次回は上手い流れです。
「ドキドキ」さんのテーマも、ついに着地し始めた。
【今週の切り札】
温存されたはずなのに、出てきてあっさりやられたエースさん。
放った技は、紫属性のものでした。
すぐそうやって、まこぴーのポンコツ具合を馬鹿にする。
よりにもよって大変に盛り上がる決着回のようなタイミングで何ですが、先週分を書けてなかったのでで先にそちらを書く。
■ドキドキ!プリキュア 第31話「大貝町大ピンチ!誕生!ラブリーパッド」
1万年前の玩具を手に入れました。しかし使い方が分かりません。
バンダイ様にも問い合わせてみましたが、既に在庫もなく、耐用期限的に使用もお勧めしないとのこと。
残念。同じ過去の遺物でも、スパイラルリングだったら在庫いっぱいだったのに。
あれやこれやといじくりまわしては見るものの、どうにも埒が明きません。
まさかこれ、顔を映して遊ぶだけの玩具だったりしないですよね…。
1万年前はそれで通用したのかもしれませんが、さすがに現代っ子には厳しいものが…。
一同に重い空気が立ち込めたその頃、グーラ&リーヴァさんが最終手段に出られました。
謎の植物兵器によって、問答無用で全人類をジコチュー化をしようというのです。
二次的に敵を生み出して増える生き物は、怖い。
阻止するには攻撃しかない、ということでドキドキさんらは一斉突撃。
しかしちょっと待って欲しい。
本当に敵さんは「人類皆ジコチュー化」なんて出来るんだろうか。
全ては彼らが勝手に言ってるだけです。
実際、トランプ王国戦ではそのような描写は見られませんでした。
嗚呼まこぴー。
ここで「待って!そんなのはったりよ!落ち着いて策を練りましょう!」とか言いだせたら格好良かったのに。
まぁ「トランプ王国の守護プリキュアが貧弱すぎて、最終手段を使うまでもなかっただけでしょ」と言われたらそれまでですけど。
突撃したドキドキさんらは、英知の光の提案通り、エースさんを温存する策に出ました。
これでもちゃんと頭は使ってるんです。煌めく英知の光。
ですが貧弱なる彼女らは、あっさりと戦線瓦解。
温存するはずのエースさんも結局すぐに投入され、そのまんま時間制限でやられました。
英知の光のせいで、単に各個撃破された。
何の役にも立たぬ仲間を庇い、ロゼッタさんも頑張ります。
だけど。嗚呼だけど。
敵の攻撃を受け止めはしたものの、防ぎきれないことを悟ってるこのお顔。
胸がきゅんきゅんします。3美翔あげたい。
次々と頼りなく倒れていく仲間たち。
取り返しのつかぬ変化を遂げていく世界。
何も出来ぬまま、相田さんは立ちすくむ。
そして今にしてようやく思い至る。
日常が破綻していく恐怖。断ち切られていく悲しさ。
相田さん:
「あたし、トランプ王国を失った皆の気持ちを分かったつもりでいた」
「でも本当には分かってなかった」
「自分の身近な人たちや街がこんなことになって、初めて分かったよ」
「胸がこんなに痛むんだね」
今の今まで実感がなかった。
どこか遠くの悲劇に、「手を貸してあげる」立場。
だけど違う。
宝石を恵んでいた「幸福の王子」も、彼自身も街の仲間の一人。
配るべき宝石が尽きた今、失う恐怖が実感とともに押し寄せる。
玩具も砕けた。
願いを託した1万年前の型落ち品は、何の役にも立たずに粉砕されてしまった。
物に頼ったところで、問題は解決しない。
だけど。
相田さん:
「あー泣いた泣いた」
「落ち込むのはもうおしまい」
「さあ、反撃だよ」
相田さん:
「今のあたし達では、全然歯が立たない」
「だったらあたし達は、今よりももっと強くなろう」
「だって皆を助けたいと思うこの気持ちが、ジコチュー達に負けるわけないんだから」
失うことが怖いのなら、尚の事立ち上がる理由が生まれてくる。
配る宝石がなくなったのなら、台座から降りて走れ「幸福の王子」。
今まで行ってきた人助けが、単なる「お手伝い」から現実にリンクした瞬間。
相田さん:
「それに、あたしは一人じゃない」
私たちは一人じゃない。
相田さんの気持ちに応え、お仲間さんも立ち上がります。
まこぴー的には「え、今まで他人事…?だから王女様探しにも乗り気じゃなかったのね」と微妙な気もしますが、それはそれ。
そして我らの玩具も、エンプレスさんの志を継ぐ相田さんにリンクして、再稼働してくれました。
iPad的何かだ。
これが本来の姿なのか、はたまた時代に合わせて姿を変えたのか。
前者だとすると当時の所持者・エンプレスさんは、ちゃんと使いこなせてたんでしょうか。
「この『いんたーねっと』って何に使うんだろう…?」「押してみるか。あ、『せつぞくえらー』?」。
後者だとすると、当時の鏡は現代のiPad相当の先端アイテムだったのか。
意外と価値観としてはあってる気がする。何せ石器時代ですし。
蘇ってくれた玩具のおかげもあり、危機はひとまず脱出。
結局、鏡は武器でした。
鏡は知性を表すアイテムだと思うのですが、ミルキィミラーといいプリキュアさんはおかしい。
多分エンプレスさんも打撃武器として使ってたんでしょうね。
これ、固いよね。石よりも。
一方のジコチューさん。
逃げ帰ったグーラ&リーヴァさんを、おじさん幹部が屠ってしまいました。
このお二人はなんだかんだでお互いに「リンク」してました。
もう少し時間があれば、相性ばっちりだけどバラバラの境地に達し、非常に厄介な敵になってたかもしれない。
だけどジコチューさんのジコチューなポリシーにより、リンクは形になる前に断たれた。
今回の話だけだと、「救われた街の人々」からのフィードバックは直接的にはない状態。
そこからの次回は上手い流れです。
「ドキドキ」さんのテーマも、ついに着地し始めた。
(左画像) ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1 (右画像) ドキドキ!プリキュア キュアドール! キュアエース ドキドキ!プリキュア 後期エンディングテーマ(DVD付) |
【今週の切り札】
温存されたはずなのに、出てきてあっさりやられたエースさん。
放った技は、紫属性のものでした。
すぐそうやって、まこぴーのポンコツ具合を馬鹿にする。