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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

ディケイドプリキュア! 第4話「SplashStarの世界(前編)」

2009年06月21日 | ディケイドプリキュア!他
【今週のオールスターズ】

本日開催、夢のライブ企画!当日券の販売は11時から。

 『みんなでSUPER☆TEUCHI☆LIVE ~Friend×Friend~』

  日時:6月21日(日)開演13:30/開演18:00
  場所:初台ドアーズ
  出演:うちやえゆか、榎本温子、樹元オリエ、五條真由美、千葉一伸
  ゲスト:三瓶由布子、前田愛

「SplashStar」チーム&「プリ5」チームの夢の共演。
恐ろしいことに『新曲』もあるようです。
ここでしか聞けない・見れない「SS」の未来がある。行ける方は一緒に行きましょう。

■ディケイドプリキュア! 第4話「SplashStarの世界(前編)」

先週までのディケイドプリキュアは!



 「…私には夢がない。でもみんなの夢を守ることはできる」
 「それが私の夢なんだから!」
 「どんなに苦しくても、この娘は諦めない」
 「だから安心して、人は自分の夢に向かっていける…」
 「それは断絶でも裏切りでもない。そして再び出会ったとき、それまで以上に支えあえるのよ!」
 「私?通りすがりのプリキュアよ!覚えておきなさい!」

『世界の破壊者・ディケイド』
『6つの世界を巡り、その瞳は何を見る…』

…。
……。
………。

「プリキュア5」の世界を越えて、新しく次の世界にやってきたディケイドの姉さん。
そこは何かがどんよりと鬱屈した世界。
青空なのに、何かが背にのしかかるというか…。

早くも嫌な気分になるディケイドの姉さんが見たのは、街角でお歌を唄うアイドル様の姿でした。



彼女の名前は日向咲さん。売り出し中のアイドル様だそうです。
何か微妙にお客さんの入りが悪そうですが、それもそのはず。
先日、彼女の所属する事務所の先輩アイドルが引退してしまい、代わって抜擢されたそうなのですが、先輩達の人気の高さが仇になり…。
ファンからも事務所からも、事あるごとに比較されて苦労しているそうです。
それでも健気に頑張る姿は涙すら誘います。



マネージャーの美翔舞さん。
陰ながら日向さんを一生懸命支えておられます。
まあ微妙に猫背なところはご愛敬。

美翔さん:
 「あ、あの今、咲の路上ライブやってるんです。良かったら観ていって…」
ディケイド姉:
 「いや、興味ないし」

グサリ。でも負けない。

美翔さん: 
 「い、今なら奇跡の雫キャンペーンやってるんです。7回参加してもらえると、このフェアリーキャラフェをプレゼ…」
ディケイド姉:
 「いや、いらないし」

グサグサリ。
どんどん猫背になっていく美翔さん。そんな彼女に追い打ちをかけるように。
突然、会場に大型特殊車両が現れました。
そしてあれよあれよという間に特設ステージを作成すると、どこからともなく別のアイドル様が。
嗚呼、美翔さんの顔が恐怖に歪む。



神:
 「バラライカ♪」

彼女はライバル事務所の看板娘。悪魔のような強さと躊躇しない略奪戦略が売りです。
今日も今日とて、日向さんのライブに強制乱入。
たちまち会場は地獄絵図と化しました。
『神』の愛称で親しまれる彼女を一目見ようと、お客さんは争ってそちらに殺到。
ポツンと取り残された日向さんが気の毒でなりません。もう見てらんない。

たまりかねて、ディケイド姉さんも加勢に入ることに。
相手は泣く子も黙るアイドル様。
ならばここは一つ、前回手に入れたばかりの新しい力を試してみましょう。

ディケイド姉:
 「PreCu Ride」

 がしゃこん!

 「Cure Lemone!」

アイドルにはアイドル。乾坤一擲、気合いの歌声が迸る!



キュアディケイド:
 「明日からー、生まれ変わるー新しーい私を見て…」
 「運命はーこの手の中でー、はじけていく奇跡…。夢見る女の子ー♪」

唄うは彼女の2番目のソロ曲「夢見る女の子」。
個人的にこのお歌は「プリキュア5」ソングで1,2を争うほど好き。
ブラウン管では初お披露目。ありがとうスタッフ様。

レモネ能力の乱入により、神の襲来はひとまず乗り切りました。
もちろん「レモネのお歌で撃退できた」という意味ではありません。
新しい生贄を見つけた神がレモネに襲いかかり、虐殺の限りを尽くした後に満足して立ち去った、の意味です。
蹂躙されたレモネの姿は、軽くお子様に見せられないレベル。
あれはもはや戦闘とは呼べない。ただの捕食行為です。朝っぱらからエグイものを見た…。

奴は化け物だ。視聴者の心にまでトラウマを残しましたが、それでも日向さんは戦わないといけません。
ぜ、絶対に諦めない。
あまりに悲壮な覚悟に、こちらの方が絶望に襲われます。いっそ諦めれば楽になるのに…。

なんとか対抗しようと必死の分析の結果、神の強さの要因がふたつ見つかりました。
「ダンス」。そして「コスプレ」。
ならばこちらもそれに対抗しよう。



フィーリア社員:
 「…というわけで、相手の『バラライカ』に対抗してこちらは『サンバ』で行きましょう」

サンバ…。やるまでもなくダメな香りが…。
敵の持ち歌はロシアっぽい民族音楽です。向こうが北方なら、こちらは南方。
発想そのものは、もしかしたら間違ってはいないのかもしれません。しかしサンバか…。

試すまでもなく結果が見えますが、日向さんも必死。
キントレ先生に基礎体力を鍛えてもらい、サンバのリズムはモエルンバ先生に師事。
もう一つの争点「コスプレ」はシタターレ先生に学び、裏方担当のドロドロンの兄さんも不眠不休でセットを用意してくれました。
まぁフィーリア社員がひたすらに足をひっぱりまくってるのが邪魔くさいことこの上ないですが、概ね企画は順調に。

そしてやってきた決戦の日。



恐怖の神を手打ちにするべく、前座を五條さんとうちやえさんの豪華メンバーが引き受けてくださいました。
更にはカレハーンさんのMCにより暖まった場に、いよいよ日向さん登場。
さあ特訓の成果やいかに!



…なんでそんな路線のコスプレ。。日向さん…、一体何を学んできた…。
横の美翔さんの方がまだ可愛いですが、期待してるのはそういうのじゃないんです。
たちまち会場内に漂うがっかりムード。いきなり冷え切った空気に、日向さんもガチガチです。

その隙を見逃さず。
いつものように、ライバル企業のあの女は攻めてきた。
わざわざ日向さんの会場横で、即興のライブを始めやがりました。



しかも何かすげぇイメチェンしています。
ま、またそんなお客さんの心の琴線をくすぐるような、安易であこぎな販売戦略をして…!
って、あ、ああっ!待って、お客さん!そっちに行かないで!

どうしようもない状況の中、今にも心が折れそうなその時。
ふと横を見れば、いつでも一緒に苦境を乗り越えてきたあの娘の姿が。
そう、いつも私たちは一人じゃなかった。

二人は何やら悟りあうと、朗々と啖呵を切ってみた。

美翔さん:
 「…確かに貴女の方が強いかもしれない」
 「私たちは完璧じゃないから」
日向さん:
 「完璧じゃないから足りないところを助けあって補うの!」
美翔さん:
 「一人では無理でもふたりならできるって思える」



日向さん:
 「だから!」
美翔さん:
 「だから、プリキュアはふたりなの!」

言いきった。
一人一人は確かに弱い。だけど皆それぞれ生きている。
人も、木も火も土も水も金属も。全てのものに命が宿り、それらが一体となって世界は形作られている。
たった一人の最強の神がいれば良いと言うのなら、それは何と寂しい世界だろうか。
だから。だからプリキュアはふたりなんです。

しかしながら、神の反応は冷淡でした。



神:
 「ふぅん?」

あ、あう。今、良いこと言ったはずなのに、その目は何。
偉そうなこと言ってるけど、所詮は「無印プリキュア」の二番煎じ。パクリだよね?とでも言いたげです。
ち、違うのに。そういう決めつけって、何か違うのに。
ちゃんと見もしないで、劣化黒キュアとか偽白キュアとか言うのは止めて欲しいんです。
ああもう、何て言えばいいんでしょうねこの感じ。だから、違うんですって。何て言うか、これはその…。

視聴者のもどかしい思いを、しかし、彼女は代弁してくれた。

ディケイド姉:
 「世代を超えて、全てのものに命は宿っていく」
 「たとえ一つの時代が終わっても、命は受け継がれ、そして広がっていく」
 「そう。彼女たちこそが、命を受け継ぐ『二代目』プリキュアなのよ!」

あ、嗚呼…。そうなんですよ。日向さん・美翔さんは「二代目」。
三代目、四代目と続いて行く偉大な魂の継承者。その最初のバトンを受け取り、次につなげる人たちなんです。
もうシリーズ毎に誰が強いかとか、そういう狭量なことを言う時代は終わった。
全てのものに、全ての世代に、命は宿ってるんです。
そんな良いことを言ってくれた、貴女のお名前は、何?

ディケイド姉:
 「私?通りすがりのプリキュアよ!」

 がしゃこん!

 「PreCu Ride」
 「Cure Decade!!」

颯爽と登場した彼女に、日向さんたちももちろん応える。

日向さん&美翔さん:
 「デュアルスピリチュアルパワー!!」



 「聖なる泉を汚すものよ!」
 「あこぎな真似はおやめなさい!」

最強の敵・「神」に対し、世代を超えたプリキュア達が立ち向かう。
これがシリーズの力。これがプリキュアの強さ。
たとえ相手が「神」であろうと、私たち一人一人が団結すれば立ち向かっていけるのです。頑張れ日向さん!負けるな美翔さん!


(左画像)
映画ふたりはプリキュア Splash ☆ Star チクタク危機一髪 (初回限定版) [DVD]

(右画像)
映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!【初回限定版】 [DVD]


なお。書くまでもないことではあるのですが。
「一人ではなくチームで戦う」だとか「二代目」だとかのフレーズを、『神』に向かって投げつけた日には。
天下のアイドルグループ所属の『神』から、壮絶なカウンター攻撃を喰らうわけですが。

この後の展開は描写しないのが美翔さんに対する優しさです。
は?「チーム」?「二代目」?私がどこのアイドルグループ所属の何代目か、知った上でその言葉を吐いてるの?
本当の「絶望」の意味を知った美翔さんの、吐きそうな顔が目に浮かびます。

美翔さん:
 「ええとこれは前編だから、後編できっと巻き返せると思うの」

後編なんて、そんなものないです。
他シリーズがそうだからって、前後編にしてもらえると思ったら大間違いなんです。
だって「SplashStar」なんですから。
コメント (9)
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映画「Yes!プリキュア555! パラダイス・ロスト」 感想

2009年04月01日 | ディケイドプリキュア!他
 ・象徴的なモチーフとして蝶々が使われている
 ・携帯電話で変身を行う
 ・人気シリーズの第4弾
 ・変身の際にはボタンを3回鳴らす
 ・主人公の持つ武器は、光る棒状の剣である
 ・番組終了後しばらくしてから、後シリーズの主人公とコラボレーションの形で復活
 ・主人公は自分自身の夢を持たず、他人の夢を守ることを使命としていた
 ・敵が会社である
 ・頻繁に食事シーンが流れる
 ・主人公と対になるライバルキャラの正体は、謎の生き物である
 ・劇場版ではまだテレビ放映されていない未来を描いた
 ・番組の副題は『555』と表記される

そんな大好きだった番組が、放送終了から久方ぶりに復活しました。
感想を書きたかったのですが微妙にタイミングを逃した気がするので
映画版の感想を思い出しながら書いてみる。

■映画「Yes!プリキュア555!パラダイス・ロスト」

舞台はテレビシリーズよりちょっとだけ未来。
人類の進化系・謎生物により支配された暗い暗い設定には度肝を抜かれました。
もう花は咲かないし鳥も飛ばない。風も吹かず、月が空を照らすこともない。

 

我らの夢原さんたちも最終決戦に敗北。
1万人のプリキュア部隊を前に、夏木さん・秋元先輩・水無月先輩は生死不明の行方不明。
夢原さんも記憶と共に変身能力を失い戦力外。
残ってるのがよりにもよって檸檬のみ、という絶望の未来です。

その檸檬も敵企業の送り込んだ「帝王のプリキュア」の前にあえなく散華。

 

???:
 「After all, You are only lemon」
 「Give me the Curemo」
 「Good to see you, guys. Taking care of all of you, It's part of my job」
 「デュアル・スピリチュアルパワー」

 

???:
 「... Let the game begin」

寝返ったブンビーさん・ナッツ・ミルミルの謎生物トリオでどうにか撃退したものの、状況は最悪。
挽回すべく謎生物トリオは敵本拠に突撃。けれど罠にかかって全滅の憂き目に。
ナッツさんを庇って撃墜されるブンビーさんの姿には当時も今も泣けます。その後、仇を取ろうと特攻するものの、一矢報いることもできずに玉砕するナッツさんも泣ける。

一方、拉致られたココを取り戻すべく、復活した夢原さんも敵本拠へ。

夢原さん:
 「あなたをこんなところで死なせはしない…!」
 「プリキュア・メタモルフォーゼ!」

周囲は全て敵。
巨大生物を相手に颯爽と撃ち放ったビオランテアタックが、あっさりと踏みつぶされた時は、何故だか胸を締め付けられる思いでした。
絶対無敵のはずのお助けバンクが…。あんなにあっさり…。

 

その上、帝王のプリキュアも襲来。
夢キュアさんが蝶フォームを起動したときは勝ったと思ったものですが、返しで相手はスパイラルリング装着。
実質相殺され、切り札のはずの二段変身も無駄打ちに。スタッフさんはどこまで夢キュアさんを追い詰めれば気が済むのかと。

 

しかも周りが全部敵というのが辛すぎる。ホシイナーが敵に声援を送ってるのはまだいいです。
でも、サンクルミエール制服の娘さんや、小さなお子様まで夢原さんに罵倒と嘲笑を浴びせかけてるのが…。
夢原さんよりも先に視聴者の心が折れそう。

 

帝王のプリキュア:
 「プリキュア・スパイラルスター・スプラッシュ…!」
ココ:
 「のぞみー!」

打ち放たれた必殺の攻撃を前に、夢キュアさんは丸腰。
そこにココから投げ込まれるキュアフルーレ。
まるで渡されることを信じ切っていたかのように、即座に夢キュアさんは構え…

 

夢キュアさん:
 「プリキュア・ドリームローズ・エクスプロージョン…!」

展開されるスパイラルスターとビオランテ。
威力は拮抗、けれど一瞬の勝機を逃さず、夢キュアさんは次の手に。
考え付きそうで付かなかった、キュアモの再起動!

 

夢キュアさん:
 「プリキュア・メタモルフォーゼ!!」

過負荷に嫌な音を立てながら、キュアフルーレが謎プリキュア達を打ち滅ぼす。
ぜはー。ぜはー。
肩で息してる夢原さんが何かもう気の毒でしょうがないですが、事態は更に悪化。

夢キュアさん:
 「…?」
観客:
 「…ローズ!ローズ!ローズ!ローズ!!」

姿を現したのは…ミルミルさん。

ミルミルさん:
 「…スカイローズ・トランスレイト……ッ」

 

ミルミルさん:
 「ようやく分かったの」
 「私が生きていく道は一つしかない」
 「私は謎生物として生きていく…!」

かくしてお話はクライマックスに。
全ての武器を使い果たした夢原さんが、最後の最後に使った「切り札」には場内が静まり返ったことを今でも思い出します。
嗚呼、だから彼女はココとの恋愛にもハードルを感じなかったんだなぁ…。

ラストシーンは純粋に涙でした。

夢原さん:
 「ねえココ。伝説の戦士って何をするの…?」
 「…そう。貴方の夢に応えるのは大変だね」
ココ:
 「のぞみならできるココ!だって、のぞみはのぞみココ!」

その言葉に、ただ静かに微笑む夢原さん。
今まで仲間にも視聴者にも公開できなかった秘密を受け入れてもらえた。
ただそれだけで、彼女は戦える。仲間も失い周囲も敵だらけの状況で、たったひとつ残った「夢」を守るため、彼女は立ち上がる。

 

ココ:
 「のぞみ?どこに行くココ?」
夢原さん:
 「…行けるところまで、行くよ」

そんな夢原さんの「オールスターズ」での大復活を、心より祝福したい。


(左画像)
劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト [Blu-ray]

(右画像)
映画プリキュアオールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!主題歌 キラキラkawaii!プリキュア大集合♪プリキュア、奇跡デラックス


日曜日の「555」の感想を書きそびれたので、もうこれでいいや。
ていうか、こういうのは日付変更と同時にアップしないとダメだと思うんだ。
あと、増子さんの「変身一発」によるレモネード変身シーンは省略したので、奇特な人だけ脳内補完してください。

【追記】

TJ-type1さんの記事とシンクロシニティ。電飾夢原さん超絶格好いい…!
コメント (8)
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Yes!プリキュア5GoGo! 第20話「みちるとかおる 二人の夢」

2008年06月15日 | ディケイドプリキュア!他
大変なこともあったりする、そんな辛い世の中だからこそ、あえて元気に叫ぼう。

 

 『Yes!プリキュア5GoGo!このあとすぐ!!』

■Yes!プリキュア5GoGo! 第20話「みちるとかおる 二人の夢」

平々凡々、いつもと変わらぬ学園生活。
新シリーズになっても学年が変わってないのが謎ですが、当事者たちもこんなにシリーズが続くとは思わなかったのです。
嬉しい設定ミスなので、気づかない振りをするのが優しさというもの。

 

抜群のバランス感覚を誇る赤霧生さん。結局、バレーボール部に入られたようです。
この娘のちょいと邪悪な笑顔は癒されますね。
さすが「一緒にふたりはプリキュアするなら誰?」および「お嫁さんになっていただきたいプリキュアさん」部門で1位を取られるだけのことはあります。(私脳内調べ)

今回はそんな霧生姉妹の夢がテーマ。

 

ご存知のとおり、赤霧生さんはお料理、青霧生さんはお絵かきに目覚めました。
これにより美翔さんは何も売りがなくなってしまい、大変お辛い立場におかれたわけですが…。
最近の美翔さんメイン回って、美術部部長を押し付けられて部費の徴収に悩むとか、些細なことで喧嘩して死闘を始めた霧生さんたちを命がけで仲裁するとか、そんなのばっか。
管理業務ばかりでなく、たまにはまともなメインを…。

閑話休題。
そんな霧生さんたち、最近ちょっと悩んでます。
私たちの夢は一体何なのか。そもそも夢ってなんだろう。

 

人間界に来たばかりのころは何もかもが新鮮で面白かった。
お料理は楽しい。お絵かきも楽しい。
でも、言ってみれば物珍しさで好きになったようなものかもしれない。

何せそれ以前のダークフォールでの生活の方が長いのです。
当時は「滅び」こそが全てと思ってた。
日向さんたちと出会い、そのころの夢である「滅び」を否定し、今の夢を手に入れた。
でも、またいつかそんな日が来るのかも。
あのとき、かつての自分たちを全否定したように、やがて今の自分たちを否定する日が来るのかも…。

そんな不安を、ネバタコスさんは的確についてきた。

 

ネバタコスさん:
 「くだらねえんだよ、夢なんて」
 「どうせまた、すぐに違う夢に飛びつくんだろ」
 「ダークフォールを裏切ったときみたいにな!」

なんてことを!風月キュアさん、必死に否定するように応戦。
でもネバタコスさんは強かった。迷いのある彼女たちでは相手にならない。
光をまとって突撃する月キュアさんが格好いいですが、残念ながら通じず。

 

嗚呼、風月キュアさん。

 

変身が…解けた…。

 

ネバタコスさん:
 「もう終わりか?なんだったら、エターナルに来て、また新しい夢でも見つけたらどうだ?」
 「そうやってフラフラしてるのが、ダークフォールとかいうカスにはお似合いだぜ」

なんて腹立たしい。
脳裏に浮かぶダークフォールでの日々。
確かに、確かにダークフォールは悪の組織だった。

でも…!

 

がつん。渾身の反撃。霧生さんが何かに立ち上がる…!

霧生さん:
 「プリキュアである前に」
 「私たちはダークフォールの戦士!」

言い切った。
凄く久々のダークフォール戦闘服。
そうだ、ダークフォールは悪の組織だったけど、決して腐ってなかった。

 

 「会えて嬉しいぞセニョール♥」
 「お前ほどのものなら、簡単にできるはず。やり方に問題があるのではないか?」
 「ささやかな夢があるんだ。手柄を立てて、アクダイカーン様の右腕になるって夢が」
 「共に戦えて満足だ。…さらばだ」

同僚も個々人はいい奴でした。アクダイカーン様も部下思いの優しい人だった。

ダークフォールは悪の組織。でも過去の全てを卑下することはない。
大事なのは、そういったものを全てひっくるめて、これからどう生きるかなんです。
たとえこれから先、違う夢を見つけたとしても、今の自分たちがいなくなるわけじゃない。
この気持ち、「永遠不変」を是とするエターナルには、決して分からない。

 

頑張れ霧生さん!頑張れ!
去年1年、過去を否定する展開ばっかりで悲しかったですが、ダークフォールの矜持を見せてくれて何だか嬉しいです。
ブンビーさんも、ナイトメアの意地を見せるような展開にならないかしら。

 

全部が終わった頃に、遅れて到着、脇役AとB。
そしてダークフォール姿の霧生さんを見て硬直。
思わず恐怖が蘇る。え、ちょっと、あの、薫さん満さん…?

 

でも大丈夫。とっても素敵な笑顔。
ダークフォールはふたりの中に生きている。
そしてふたりと共に、新しい未来を作っていくんだ。



(左画像)
なかよし 2008年 07月号 [雑誌]
プリキュアさん、大人気連載中!

(右画像)
Rainy Lady Palace
美翔さんの中の人、榎本温子さんの公式ページ。
ただいま特製甚平の予約受付中(6月18日まで)


【今週の鳥】

 

変身すらさせてもらえなかった。
最近はお絵かき技能も日陰になったというか、絵に没頭してた頃の自分の社交力のなさを恥じてる気配がしますね。
2年前のあの当時、絵よりも何はさておき玩具をアピールして売ってれば…。

でもそうやって過去を否定してもダメなんです。
暗い過去は過去として認めて、今の世代・次の世代に生かしていくべきなんです。
いつまでも過去に拘ってないで、ちゃんと前を向こう。壁しかないけど!
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Yes!プリキュア5 第39話「恐怖!デスパライア現る」

2007年11月04日 | ディケイドプリキュア!他
週に一度の「プリキュア」日。
カードゲームも各地で稼動を開始し、来週は劇場版も大公開です。
更には出演者有志によるライブイベントまで。

第2回SUPER☆TEUCHI☆LIVE
 日程:11月11日(日曜日)
 場所:初台ドアーズ
 時間:一部 12:30開場 /13:00開演
    二部 17:30開場 /18:00開演
 料金:¥3,500(ドリンク別)
 
  出演:樹元オリエ、榎本温子、五條真由美、うちやえゆか
  ゲスト:山口勝平、千葉一伸

「いつもの子供向けイベント?」と思った方は、開演時間を要チェック。
中の人たちが二次創作的乱痴気騒ぎをやるとどうなるか。
公式イベントではないのをいいことに繰り広げられる悪ノリを楽しみましょう。

・Yes!プリキュア5 第39話「恐怖!デスパライア現る」

先日、まがりなりにも敵幹部の一人であったガマオくんを撃退した美翔さんたち。
束の間の平和を楽しんで、今日は楽しくデートです。
霧生さんたちも気を使ったか、日向さんと美翔さんを二人っきりにしてくれました。ラブが爛れてて胸焼けがする。

 

しかし冷静に考えてみると、今回は前回と違い、敵が何者なのか&あと何人いるか全く情報がないんですよね。
(ガマオくんなんてちゃんと個体名を認識してもらえてたんだろうか)
時期的には既にクライマックスなのに、いまいちそんな気がしないのはその辺の影響もあるんだと思う。

 

そんな油断をついて、いきなりデスパライアさま襲来。
意味がわかりません。
部下に任せて置けない気持ちは分かりますが、最後までどっしり構えてたアクダイカーンさまを少しは見習って欲しいです。

日向&美翔さん:
 「デュ、デュアルスピリチュアルパワー!!」

突然の出会いにビビりながらも変身能力起動。
今日のフォームは花鳥です。
霧生さんたちがいないときにこのフォームを選択するのは珍しい。

 

さて今年のテーマは「夢と現実」そしてそこからくる「絶望」。
デスパライアさまが何に「絶望」してるのかはよく分かりませんし、目的も不明。
でも株式会社のお偉いさんなのだから、当然いつもの精神攻めです。

デスパライアさま:
 「結果を残せないものには価値などな…」
花キュアさん:
 「あんたたちの理屈なんてどうだっていい!!」

 

嗚呼、また相手の話を聞かない…。

でも花キュアさんたちが言うと説得力があります。
売上不振と散々叩かれた彼女たちですが、視聴者からの人気は高く、こうして第2期が始まったのですから。
利益だけが全てではないのです!諦めなければ望みは叶う!

花鳥キュアさん:
 「私たちは!」「絶対に諦めない!!」

いつもの台詞を叫んでいつもの大砲をぶっ放し。

 

でもさすがにこれで倒せたら話が終わってしまいます。
あっさりと技は破られてしまいました。
この間身に付けた幻の4段変身、もう弱小扱いか。年末商戦に向けて、新しいラインナップでも用意してあるのかしら。

美翔さんたちが危機に陥っていたその頃。
別行動していた霧生さんのところにはカワリーノ社員の姿が。
両者激突…なとこで以下次週。

 

来週は風月キュアVSカワリーノさんから。まぁ、抜群の安定度を誇る月キュアさんに勝てるとでも…

【次回予告】

花キュアさん:
 「私の友達を返しなさい!」
カワリーノさん:
 「友達?ああ、もしかして貴女の友達というのはあのふたりですか?」

 

ぎゃあ。霧生さんに何があった!
しかも仮面が付いてダーク化しそうな気配。
確かに霧生さん、精神攻撃には弱そうだもんなぁ…。

 

これは期待が止まらない。


(左画像)
ふたりはプリキュアスプラッシュスター 1 (1) (KCデラックス)
2巻の発売にも乞うご期待。

(右画像)
新エンディング:ガンバランスdeダンス


せっかくダーク化するのなら、今度こそ花鳥VS風月のガチバトルが見たいですね。
まぁまた「友達とは戦えない!」な展開になりそうですけど。
どうせなら花鳥キュアさんの方が悪夢にとらわれてダーク化しても楽しかったのかも。
絵の才能を青霧生に奪われ、お料理家庭的キャラも赤霧生に奪われ。
そんな絶望に直面した美翔さんが悪夢に溺れて現実逃避するとかさ。リアルに話が終わりそう。

……悪夢に溺れて現実逃避してるのは断じて私ではない。
コメント (6)
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