その籠の中には雑多な細長いものが入っていて、一体これは?というような笛だとか、譜面台だとかが無造作に突っ込まれている。
確か謳い文句は「いつでもどこでも持っていこう!」だった小さい首にかける皮ひもがついた笛だとか、お土産にもらったりどこかの雑貨屋の片隅で見つけたアジアの国の笛だとか、東欧のどこかの国の笛だとか、おしゃぶり代わりに赤ちゃんがくわえて盛んに吹いていたドイツ土産のソプラニーノだとか・・・。
その籠の中で見つけたΓ口琴」二種類。
口琴といえばアイヌ民族に伝わる竹製の楽器ムックリを思い起こすが、調べてみると世界各国に存在している楽器だそうだ。
さて、かごの中で見つけた二つの口琴だが、これはどちらもアジアの子どものための図書館活動など様々な活動をしているシャンティ国際ボランティア会が扱っていたフェアトレード商品の中の一つだったと記憶している。(随分前、多分25年以上前の物で今は取り扱いはない)
検索してみると画像の右側のものは、タイの山岳民族アカ族のものらしい。
どちらの竹筒にも装飾が施され、右はそれが染色されている。そして竹筒の中に楽器が入っており赤い紐を引っ張ると中に仕舞えるようになっている。
口琴を出してみた。
もう一つの方には豪華(!?)に2本入っている。
どうやって音を出すのかわからなかったので「口琴入門」というYouTubeを参考に試してみた。
左手で持ち、口にあてて右手で楽器の端を弾くと、おおおっ!ビーンビーン、とかボヨヨ~ンという音が出る。
小さい音なのだが、少しでも音が出ると嬉しいものだ。
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