Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ヘアスプレー

2007-11-14 00:33:00 | 映画 は行
             *公式サイト
2007年/アメリカ/116分
原題:HAIRSPRAY
監督:アダム・シャンクマン
出演:クイーン・ラティファ、ジョン・トラヴォルタ、クリストファー・ウォーケン、ザック・エフロン、ミシェル・ファイファー、ブリタニー・スノウ、ニッキー・ブロンスキー

歌~、ダンス~、衣装~、どれをとってもエンターテインメントに徹していて目も耳も心もうっきうき!!思わず身体が動いてリズムを一緒にとってしまってました。
ビッグサイズのトレーシーのあくまで前向きで積極的で、しかもひたむきな姿が気持ちいい。彼女の身のこなしのまた何と軽いこと、のびやかな歌声の気持ちいいこと
ひたすらハッピーなようで、作品は1960年代の人種差別を色濃く映し出す。それは冒頭『ボルチモア大学 黒人学生の入学拒否』という新聞の一面の記事が大写しされることで、観ている側はどきっ、とする。そういう時代背景なのか、と意識させるのである。トレーシーが出演することを夢に見る「コーニー・コリンズ・ショー」には白人の日、黒人の日がある、といった具合である。
しかし、とにかくここでは、全てが前向きなので、深刻でありながら明日への希望を持たせてくれる。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ♪音楽会のお知らせ♪ | トップ | 記憶の箱 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ドモドモ-♪ (Puff)
2007-11-14 18:35:40
いろんな意味で見応えある映画でしたねー
オリジナルや舞台は観ていないので、てっきりオデブちゃんの成功物語かと思っていたんです。
でもでも、それだけに留まらないところがまたこの映画の魅力でもありますね。

トラボルタのビッグママ、ミョーに似合ってましたね。うふふ
普段は刑事役やアクの強い役が多いので、決定した時は「!?」だったのですー
いやー、姿かたち仕草全てがママしてましたね。
ウォーケンとの絡みも可笑しかったし!
深刻なメッセージを打ち出しつつ明るく楽しいミュージカルでしたね。
素敵な映画でした~~~!
返信する
Puffさま! (rubicone)
2007-11-15 00:25:22
予告編を見たとき、「あのビッグママは誰?」と思ったんです。それで彼女が彼、トラボルタと知った時の驚き
ほんとに彼女が「サタデー・ナイト・フィーバー」(古っ!)のあのトラボルタなの~
いやしかし、厳しいあの当時の社会状況を背景にして、あれだけ前向きな明るいミュージカル。楽しかった~
返信する

コメントを投稿