Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

グランド・ブダペスト・ホテル

2014-06-20 00:17:14 | 映画 か行
                  
2013年/イギリス・ドイツ/100分
原題:THE GRAND BUDAPEST HOTEL
監督ウェス・アンダーソン
出演:レイフ・ファインズ、F・マーレイ・エイブラハム、マチュー・アマルリック、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラム、ハーヴェイ・カイテル、ジュード・ロウ、ビル・マーレイ、エドワート・ノートン、シアーシャ・ローナン、ジェイソン・シュワルツマン、レア・セドゥ、ティルダ・スウィントン、トム・ウィルキンソン、オーウェン・ウィルソン、トニー・レヴォロリ、他
ストーリー:1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、究極のおもてなしを信条に大勢の顧客たちをもてなしていた。しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。グスタヴは信頼するベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と一緒にホテルの威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。~シネマトゥデイより

現代・60年代そして大戦前夜と3つの時代が交錯する構成になっているこの作品は、仮想の国ズブロッカ共和国を物語の舞台として展開する。
仮想の国とは言え、明らかに時代に翻弄された歴史を持つ国を感じさせるように物語が進むので、リアリティがある。
大きく歴史が動く中でまるでそういった事柄とは一切関係ございません、といった、そう、まるでそこだけ別世界、夢の国のようであったグランド・ブダペスト・ホテルとそこに集う人々。しかし、歴史は容赦なくかかわってくる、こういうことって背筋が寒くなるような怖さがある。しかし、そういう怖いものを内に持ちながら物語は軽快なスピードで笑いを交え進んでいく。そのスピード感、登場する俳優の豪華さ、そして舞台の豪華さにうっとり~する。でも、怖いよ!!
コメント
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