Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

タラフ・ドゥ・ハイドゥークス@武蔵野公会堂

2012-10-03 22:43:08 | 音楽

一度はライブで聴きたい!!と切望していた『タラフ・ドゥ・ハイドゥークス』が武蔵野公会堂にやってくる~!!というので勇んで聴きに行った。
PCで座席を取っていたのに、頭の中では前の方だけれども上手の端だと思い込んでいたので、実際の座席は中央寄りだったことにすっかり嬉しくなって開演を今や遅しと待ち構えた。
舞台を見ると奥のホリゾントには能舞台のような枝ぶりのよい松の木が描かれ何か不思議というか「ん?!何故、松の木?」と言う感じ。その手前に何脚かの椅子、中央にはツィンバロン、その脇にはアコーディオンなどが既に並べられていた。
開演時間になってタラフの面々が舞台に登場した途端に会場内、もうやんやの歓声が上がる!!
高調した気分の中、ヴァイオリンが鳴り、ツィンバロン、ベースそして縦笛そしてアコーディオンが・・・!!一気にタラフの世界が繰り広げられていく。器楽の巧みさ、歌の上手さ、みんながそれぞれ音楽という言葉で語りかけてくる。賑やかで陽気で、中には哀愁漂わせる音楽ありととにかく多彩にその音楽世界が展開する。ルーマニア民俗舞曲も彼らの手にかかると全く別の作品となっている面白さ!
2部では二人羽織ならぬ二人ヴァイオリンという曲芸弾き、そして笛と言えば鼻吹きでしょう!など次々披露され、いやあ楽しかった。しかし何と言ってもずっと弾き続けていたツィンバロンとベース、特にツィンバロンには目と耳が釘付け!!忘れられない興奮の一夜となった。
コメント (2)
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