Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

街角で

2010-03-20 00:31:05 | 旅:バルセロナ・グラナダ紀行
旅をしているんだなぁ、と思う瞬間って色々あると思う。(もっともその瞬間というのは実際に旅に出ている時でもあるし、日々の暮らしの中でも存在する感覚であるけれど)
流れる空気であったり、鼻先をくすぐる香りであったり、目に飛び込んでくる景色でもあろうし、耳に流れ込む言葉の音・リズムであったり・・・。
バルセロナの街でふと目を上げた時に飛び込んでくる街の景観の中にしっくり溶け込んでいる彫刻・オブジェの数々を楽しんで眺めている自分自身を発見した時に、また旅の途上であることを意識する。

何なんだろう?恐竜?怪獣?など思いつつしげしげ眺めていたこの巨大なオブジェ・・・
と思ったらこれはなんとも実用的な遊具、「滑り台」子どもたちが次々この中に飲み込まれてはすすす~と滑り出てくるのだ。
  
キリンのような、やはりどう見てもキリン!がユーモラスに横たわっている作品。そして、帽子を被った少年がその手に握りしめているのは・・・暑い季節にはこの蛙の口からきっと水が出てくるんだろうな、きっと。などひんやりする空気に首をちょっとすくめながらそんな季節を想ってみたりするのだ。
コメント (2)
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