日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

1/17 鮑、さざえ、牡蠣

2014-01-17 23:37:12 | Today's Menu

2014.1.17. Fri.

私は新年会でお昼は外食。

五島の海の幸をどっさりお取り寄せ。

考古学のお教室が終わってから、連れとせっせと貝を捌く。

夜: 遅くからの夕食。

 生牡蠣

 黒鮑のお刺し身

   

 サザエの壺焼き

    

 鮑のバター焼き

    

 鮑ご飯

 Champagne Le Mesnil Blanc de Blancs Grand Cru Brut  シャルドネ100%

       

「シャンパーニュ地方のコート・デ・ブランにある、格付けクリュ100%で有名な名高いメニル・シュール・オジェ村にあります。

1937年に設立された協同組合からなる組織でして、約600の生産者から成り立ちます。 その殆どがグラン・クリュ畑であり、ル・メニルの石灰質土壌からなる最上級の畑を全体で305ヘクタールほど所有しています。 そこから収穫される「最も良質なシャルドネが育つ」と言われるブドウは、大手シャンパンメーカーからこだわりを持ったプレミアムシャンパンの生産者までが買い付けると言う、シャンパン・メーカーなら喉から手が出るほどに、羨ましいブドウなんです。 今回ご紹介は、そのシャンパーニュ・ル・メニルが自分たちで醸造し、熟成させたとっておきのシャンパン。 あまり出回っては居ないのですが、そのコストパフォーマンスは素晴らしく、ワイン業界では話題騒然!

デキャンタ誌: 『心地良いフレッシュなアロマ。クラシックな控えめな酵母の香り。 果実味と酸味のバランスが良く、魅惑的なハチミツのニュアンス。精密でしっかりと造られている。』

ワインスペクテーター誌: 『煮詰めた洋梨と砂糖漬けのレモン皮、軽い白亜質の香りに僅かにパイ生地のアロマ。 しっかりとした珠玉のような泡に、ジュルっと涎が出てしまうほど美味しそうな余韻で
締めくくられる。』

マイケル・エドワード氏: 『極上ワイン。2009年1月ワイナリーにて試飲。 水晶のような緑-金色。 豊かで柔らかい質感の泡立ち。 白い花、特にセイヨウサンザシの生き生きとした香り。 キレが良く、ミネラルが豊かで長く、きめ細やかな口当たり。 エントリーレベルのブラン・ド・ブランの模範的シャンパン。』

20年以上シャンパンを追求し続けるシャンパン界のスペシャリストであるマイケル・エドワード氏著書の[FINEST WINE シャンパン]ではシャンパーニュ・ル・メニルについて大きく特集されているのですが、

『ワイン評論家の中には、この協同組合をただのワイン工場とさげすみ、偉大なシャンパンを語る時の情熱を見せないものがいるが、それは大きな間違いである。規模が大きいのは確かだが、そこから生まれるワインは秀逸である。なぜなら553人の組合員が所有し入念に育んでいるのは、コート・デ・ブランで最も良く熟成するグラン・クリュの村ル・メニルの最上畑ばかりだからである。醸造技術の確かさ、品質へのこだわりは、シャンパーニュ・ル・メニルとその一番の顧客であるグランド・メゾンを見ればよくわかる。この協同組合は、モエ・エ・シャンドンやヴーヴ・クリコ、パイパー・エドシック、テタンジェなどの大手ハウスだけでなく、ポール・ロジェやブルーノ・パイヤールなどの規模の小さな完全主義者のためにも葡萄の搾汁を行っている。さらにそのワインは、同じ村の伝説的なハウス、サロンにも卸されているという噂もある。』

そう、この造り手はメニル・シュール・オジェ村のグラン・クリュ畑を所有している優良ブドウ栽培家たちが集まった協同組合からなる組織でして、今現在ではコート・デ・ブランに広がる600の生産者が集まっている組合なんです。 ですから、徹底的にブドウ栽培にこだわった最上級なるメニル・シュール・オジェの特級シャルドネ100%にして、実勢売価45~50ドルほどの非常に良心的な価格で流通しているというわけなんです!!

以前、日本の人気ワイン誌[ワイン王国]58号においてもブラン・ド・ブランのシャンパン特集の際、登場した別ブランド、マスター・オブ・ワインが選び抜いた英国最古のワイン商ベリー・ブラザーズ&ラッドのオリジナルシャンパンも手掛けているんです。

そのオリジナルラベルは[ユナイテッド・キングダム・キュヴェ]という名が付けられる通り、英国王室の紋章が入り、品格を汚さないよう徹底した最高級品質の維持が求められます。その最高級品質を生み出している造り手こそ[シャンパーニュ・ル・メニル]であり、彼らの醸造手腕こそが、最上級シャルドネのポテンシャルを100%引き出しているんです!

その味わいたるや・・・、『淡いゴールドイエローの色合いの中を綺麗で細かな泡が宝石のように立ち昇り、香りはレモン、グレープフルーツなど柑橘系のアロマに、白い花束やミネラルやリンゴの風味。柔らかく口中を軽やかに踊る泡に包まれた味わいは、非常に洗練された素晴らしいミネラルとキリッとした酸味があり、シトラス、リンゴのミツ、ハーブなどの果実味と織り成す全体像は≪エレガント≫の一言に尽きます。ボディもふくよかで余韻も非常に長く続き、その瞬間は優雅な別世界にいるかのようです!』石灰質土壌のメニル・シュール・オジェらしいミネラル感、そして心地良い軽やかさに品格あるフィネス、さすがの上質なる味わい!

さらに今回、造り手さんからもコメントを頂きました。『このシャンパーニュには私たちのノウハウがよく表れています。皆さまの大切な時間を演出するシャンパーニュをご提供できることを大変嬉しく思います。』」

ブラン・ド・ブランの泡と言うことで、再登場。 やっぱりこれはコスパ抜群 

牡蠣に〇◎。

鮑の刺身に◎。 バター焼きにも〇◎。

 Chablis 2011 Antoine Chatelet AOC Chablis  (AOCシャブリ(Green Heartラベル))

     

「ブルゴーニュで もっとも信頼の高いワインメーカーの一つとして評価されているアントワーヌシャトレ社からの高評価のシャブリ。

フルーティでフレッシュな柑橘系の香りが楽しめる。キリッと引き締まった辛口の味わい。魚料理に最適。 香り高く生き生きとして、スッキリとしていながらもスティールを思わせる味わいがこの造り手の信頼性の高さを物語っています。

レモンのしずくとミネラルの魅惑的な香りを放ち、柑橘系のアロマと白墨、ライム、グレープフルーツの味わいが詰まった、絹のようで生き生きとした火打石とかすかにチナール(イタリアンリキュール)のようなビターな個性を示す。見事に熟したミディアムボディで、非常に辛口で切れがある。正統派シャブリの典型。

アントワーヌ・シャトレ社はネゴシアンであると同時に、多くのドメーヌ・ワインの輸出・販売元です。30社以上の航空会社、世界各地の有名レストランでも取り扱われています。 伝統的な独自のワイン造りが、最新のテクノロジーに支えられ、素晴らしいワインを生み出しています。 世界の第一級のレストラン・ホテルで高く評価されており、実績があります。」

ミネラル分がしっかり。 1年ほど放置していたので、キリリさはまろやかみを帯びていた。 

やっぱり牡蠣にはシャブリ ◎。

 Hautes Cotes de Nuits 2010 Gros Frere

     

今風の果実味のパンチがきいたブル白。 2010年ヴィンテージの影響もあるのか、パイナップルの風味が感じられ、もっと南の方かしら?と感じるテイスト。

鮑のバター焼きに◎。 肝にも良く合って、◎〇。

サザエの壺焼きには、私にはどれも〇と思えたが、こぱん先生は壺焼きには日本酒でしょうと主張。

 辻口博啓(つじぐちひろのぶ)氏(『Chocola de H』)作 「ナノ・ショコラ」

  

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