日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

1/4 牡丹鍋

2014-01-04 23:43:33 | Today's Menu

2014.1.4. Sat.  ぼたん鍋 

昼:

 鴨なんばうどん

 黒豆

 『ドイツ菓子 グリュックス・クレー』 のショート・ケーキ (お姑さんのお土産

   

夜:

 三種 (数の子、たたき牛蒡、黒豆)

 紅白なます 柚子風味

 牡丹鍋

 〆: うどん

 MOF熟成チーズ   

    【P・アレオス熟成】 ミモレット22ヶ月熟成AOP (セミハード)
      しっとりとした舌触りに、絶妙な塩加減と甘みが加わり、カラスミに例えられることの多い逸品。凝縮された旨みの虜に。 
    【ロドルフ・M熟成】 クレーム・デ・シトー・オ・トリュフ (白カビ)
      雪のように白く美しい表皮の中は、非常にクリーミーでとろける食感のチーズです。中心には世界三大珍味のトリュフ挟まれ、華やかな芳香が溢れ出ます。
 
 Mazoyeres-Chambertin Grand Cru 1998  Camus Pere & Fils  (Cote de Nuits)

      

「マゾワイエール・シャンベルタンはシャルム・シャンベルタンの真下にある畑で、恐らく特級シャンベルタンの中では最も無名な畑だと思われます。それもそのはず、法的にはシャルムを名乗ることができるので、シャルムを名乗る場合が多いからです。そんな中、カミュは常にマゾワイエールを名乗り続けています。

コルクを開けたては熟成したワインならではの熟成香がややきつく感じられますが、それが飛べばしっかりと熟した果実の甘みを感じる心地よい香りが堪能できます。抜栓後少し時間をおけば、完熟果実の風味満載の、そして熟成ワインならではの味わいを存分に楽しむことができます。何より素晴らしいのは10年以上の熟成を経てなお嫌な要素は一切感じさせないところです。
ジュヴレ特級最大所有者
180年にジョセフ・カミュによって設立された。現当主ユベールは孫に当たり、現在所有する16.8ヘクタールから成る畑の約2/3は特級畑となっている。ジュヴレ最大の地主の一人で1981年から2004年の長期間INAO(Institut National des Appellations d'Origine)の地域代表を努めた。更に1993年には、BIBV( Bureau  Interprofessional de Vins de Bourgogne )の局長となるなど、地元民の人望も厚く、責任感の強い人物。このドメーヌでは生産量の約70%をドメーヌ元詰めし、残りはネゴシアンに販売。現在は娘のエディーとの二人三脚でドメーヌを運営している。

シンプルな事こそ重要
ユベールのワイン造りは至ってシンプル。発酵時の温度調節機の導入はなされたが、基本的には約50年間なにも変わっていない。40年を超える葡萄樹から産まれる健全な葡萄は収穫後100%除梗され、1週間から10日の1次発酵に入る。ルモンタージュとピジャージュを1日1回行い、ユベールお気に入りの1920年製のプレス機でゆっくりプレスされたワインは15~18ヶ月、樽熟成。新樽の比率は平均で25%(グラン・クリュに関しては約50%)。できるかぎりシンプルに。人為的介入を最小限に抑え、1つ1つの作業を丁寧に行うことでブルゴーニュの、シャンベルタンの威厳が生まれると言う。

純粋に土地の魂をワインに宿す
ユベールにとっては何も特別なことはないが今のブルゴーニュにおいては非常に稀有な存在かもしれない。彼らは自身のワインに対する評価を真摯に受け止め敬意を表している。数々の賞賛の声があると同時に、『現代風でない』彼等のワインに対するマイナスの評価も多々存在する。「私達は年間数十万本を生産しているわけではありません。ずっと続けているものはシャンベルタンという特別な土地の魂をワインに宿すこと。伝統に拘るのもそのためで、それがクラシックな味わいと評価されるのは当たり前のこと。それでも我々のワインを認めてくれる人たちがいるのはとてもありがたいし、その人たちのためのワイン造りが今後も続けられれば幸せです。」控えめな口調ながらカミュ親子のこの一言には彼らの信念が垣間見えるよう。濃縮感よりエレガントさを感じさせるワイン。力強さより優しく長い余韻。奥に潜む、味わいの存在感は、ワイン全体にエネルギーを与えているようにも思える。それを発見したとき、このドメーヌの本当の評価ができるのではないだろうか。」

抜栓と同時に始めたのがいけなかったのか、数の子の後味がいけなかったのか、こぱん先生「ブショネ?」と顔をしかめる。

大きめのブルゴーニュ・グラスに放置すると、スミレや赤い花、赤い果実のアロマが益々+++++0出てきて、熟成したブルゴーニュらしいお味に。

還元中に飲んでしまったからだったのかな? 少し盛りを過ぎた感があるので、熟成状態があまり良く無かったのかもしれない。

味噌味の牡丹がとても良い感じで〇◎。

クレーム・デ・シトーと◎。 トリフの枯れた感(?)と熟成感が良く合う。

ミモレットとは普通に△〇。

 コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2009 E・ギガル  シラー45%、グルナッシュ52%、ムールヴェードル3%

       

「平均樹齢35年、1年半の樽熟を経て造られます。黒みがかった赤色、赤果実やスパイスの香り、まろやかでスムースなタンニン、アロマティックなフルボティで余韻も長く楽しめます!」

前回はやや硬めだったが、ようよう飲み頃に入った感じ。 力強い果実味が↑と対照的。

こちらも牡丹鍋に〇◎。 こぱん先生の解説によると、猪の肉自体はローヌに、味噌のお味がブルゴーニュに合うらしい。

 越乃寒梅 干支ボトル  石本酒造製 (新潟市)

コメント