心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

パソコンと戯れる70代のお爺さん

2022-02-18 09:09:19 | Weblog

 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)。春の雨が大地を潤し始めるの意。う~ん、なんとなくわかるような気がします。まだまだ寒くても春の雨になんとなく生き返ったような風情。庭の片隅で香しいスイセンの花が咲き、昨秋に植えたフリージアも15センチほどに育ち、春を待っています。
 さてさて、きょうは午後3回目のワクチン接種です。2回目のときに微熱と倦怠感に襲われたので少し心配していますが、これでオミクロンの感染が防げるなら我慢、我慢。 
 今週はドタバタの1週間でした。週明けから、水彩画教室もお休みしてNPOの事務所でお仕事でした。4月から始まる講座の受講申込の受付です。WEB申込やらFAX申込やらが混在するなかで、データ処理をいかに正確に進めることができるかということになりますが、応募者が殺到したにも関わらず比較的スムーズに処理できたように思います。
 システム畑を歩いてきたわけでもなく、現役時代はむしろシステム部門に偉そうな課題ばかり言ってきた私も、いざ自分でExcel関数を使った受付簿を用意したり、Wordの差込印刷方法を身につけたり.....。
 そんな話を東京の甥(ITベンチャー企業の社長さん)にしたら、「30代の若い衆のような仕事をしている」とお褒めの言葉。でもねえ。基本的な知見を持ち合わせることなく見様見真似ですから、どこかで躓くとすべてが躓く。何とも恐ろしいことをしているとも言えます。

 そんな甥に先日、数あるノートパソコンの機種の中からお薦めの機種を尋ねました。現役時代に購入した現在のLet's noteは、使い出して10年近く経ちます。その間にWindows8からWindows10にバージョンアップしたり、いろんなソフトをインストールしているうちに、なんとなく重くなってきました。複雑なことをしているわけでもありませんが、ノートパソコンの寿命って一体何年なんでしょう。
 そんなわけでネットでいろいろ調べてみたら、あるはあるは....。複雑な操作やゲームをやるわけでもないので、そんなに高価なものでなくてもよいし、健康寿命を考えると耐久性もことさら追及する必要もなし。
 こんなときは、東京の甥に相談するのが手っ取り早い。パソコンの使途を示し20万円以下という条件設定で相談しました(笑)。すると、とあるメーカーの直販サイトの見方を説明してくれました。お手頃な機種を何点か提案してくれて、あとはカスタマイズで必要なものだけを追加していく。そんなやり方でした。
 いつもはパソコンショップに出かけて店員さん相手にいろいろ話を聞きながら決めていくのですが、とは言ってもお話しいただいている事の半分も理解できない。今回は、カスタマイズといってもその判断については私の意向に沿って甥が説明してくれるので、助かりました。
 私たちはパソコンに装備されている機能の半分も使っていませんから、贅肉を落としたお気軽PCをめざしました。その結果、お値段は15万円にまで圧縮できました。Windows11でメモリーは8GB、ストレージは512GB(SSD)、Office Home and Business 2021付。これが私にとって最後のノートパソコンになりそうです(笑)。

 厚生労働省が昨年末に発表した健康寿命(2019年時点)は、男性72.68歳(平均寿命81.41歳)、女性75.38歳(平均寿命87.45歳)。健康寿命延伸プランとして①生活習慣の形成②疾病予防・重症化予防③介護予防ーーを挙げています。
 何事にも好奇心をもって生きる。家に閉じ籠るだけでなく、シニア向け講座にも積極的に参加する。これが私の健康寿命を延ばす取り組みになるんでしょう。きっと。
 このブログ「心の風景」も、その一環かもしれません。今朝は、内田光子のCD「シューベルト:ピアノ・ソナタ第7番/三つの小品(即興曲)」を聴きながらの更新となりました。
 それではこれからワクチン接種に出かけてきます。

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