ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

2009年 私の選ぶ CDベスト5

2009年12月15日 | 素敵な曲
いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりました。今年も一年間、ほん~っとに 色んなことがありました。嬉しいことも、悲しいことも、悔し涙を流したこともあるし、楽しいお酒の席で、つい飲み過ぎて二日酔いに苦しんだことまで・・・!!

そんな毎日の暮らしの中で、いつでもどんなときでも、すばらしい音楽は私の心をなごませてくれて、元気づけてくれて、しっかり支えてくれました。

そこで、年末恒例の(実は今年が初めてですが(笑))「私の選んだCDベスト5、2009年版」を発表いたします。

①川島基(もとい)、「Schubert-Wertbewerb 2005」
今年最大の収穫は川島基というピアニストを知ったこと。コンサートで生の演奏を聴いて衝撃を受けました。そして会場で買ったCDを聴いて、さらに感動しました。彼のピアノは、まるでオーケストラ!

②ピョートル・アンデルジェフスキー、「Mozart: Piano Concertos 17 & 20」
とても男性的なモーツアルトです。 音に潔さがあります。オケを完璧にコントロールして、音楽を自由自在にあやつる力をみせつけられました。

③河合優子、「ショパニッシモ IV ~「ナショナル・エディション」によるショパン集」
深い!とにかく深い!!「この指一本一本に命をかけてるんですものね」というお言葉の意味が、これを聴くとよく分かります。ただ上手に弾くということだけを追い求めてもこの境地には達しないと思います。ショパン、ああ、思わず涙が・・・。

④辻井信行、「debut」
なんて、みずみずしい音でしょうか。はっとするような音です。若さと純粋さがいっしょになった活力のある音です。ほんとに綺麗!

⑤ファジル・サイ、「THE BEST(5)ファジル・サイ【HQCD】」
このスピード感!この人も天才ですね。音楽が楽しくなる秘訣を知っていて、私たちにそれを惜しみなく分けてくれるのです。そして、旧来のクラシックの枠を超えた斬新な取り組み。これにも脱帽です。

以上です。もちろん、全て私の個人的な好みによる選択なので、皆さんに納得していただけるかどうかは分かりません。ただ、こういう仕事をしているとよく、おすすめのCDありませんか、とお尋ねを受けることがあるので、なるべくたくさんのCDを聴くように心がけています。

皆さんのおすすめCDはどんなかしら?何かあれば教えて下さいね。

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