本番を控えてずっと同じ曲を練習していると、だんだんその曲に飽きてくるというか、なれてしまって緊張感が薄れてしまう時があります。生徒たちを見ていてもコンクールの前に何回も何回も練習して、そのうちに練習そのもののパターンが決まってきて、停滞してしまう時期があったりします。初めて楽譜を読んだときのときめきや感動が薄れてしまい、とりあえず暗譜もできて、一通り表現的なことなど考えて、まあ、そこそこ間違わないでさらっと弾けるようになった時。
ここが危険ですね。ぼんやり弾きが始まる危険が迫っています。私自身、そんな状況を何度も経験したことがあります。長い曲など途中からもうまるで白昼夢。ピアノを弾いてんだか考え事してるのか、ふと我に返ると、「え、今どこ? 5ページ目?20ページ目?」
これは、その曲に対する自分の気持ちが「こんなもんでいいかな」と甘く考えているときに起こりがち。つまり自分の中の音楽的要求がストップしてしまったからですね。ストップしたらそれはキープできないんです。いくら練習していても実は後退しているのです。そしてだんだんつまらないものになっていく・・・。新しい発見をしようというわくわく感をもって、常に耳を澄ましていないといけません。探せばあるある、必ず新しい発見と課題があるんです。それがクラシック音楽の奥の深いところ。
明日はいよいよ「グループUNO」の定期演奏会。二台ピアノによる八手連弾に挑戦です。これがまた練習するたびに新しい発見の連続で、練習が楽しくて楽しくてたまりませんでした。四人の息も合ってきました。今朝はサックスの伴奏合わせも終わり、本番もこの調子で思いっきり弾いてみたいと思っています。あ、こういう合わせの時はぼんやり弾きはないですね (^_-)-☆ お時間のある方は是非お越しくださいませ!
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「第44回 グループUNO 定期演奏会」
2015年9月26日(土)19:00開演
iichiko 音の泉ホール
チケット:一般 2000円、高校生以下 1000円
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ここが危険ですね。ぼんやり弾きが始まる危険が迫っています。私自身、そんな状況を何度も経験したことがあります。長い曲など途中からもうまるで白昼夢。ピアノを弾いてんだか考え事してるのか、ふと我に返ると、「え、今どこ? 5ページ目?20ページ目?」
これは、その曲に対する自分の気持ちが「こんなもんでいいかな」と甘く考えているときに起こりがち。つまり自分の中の音楽的要求がストップしてしまったからですね。ストップしたらそれはキープできないんです。いくら練習していても実は後退しているのです。そしてだんだんつまらないものになっていく・・・。新しい発見をしようというわくわく感をもって、常に耳を澄ましていないといけません。探せばあるある、必ず新しい発見と課題があるんです。それがクラシック音楽の奥の深いところ。
明日はいよいよ「グループUNO」の定期演奏会。二台ピアノによる八手連弾に挑戦です。これがまた練習するたびに新しい発見の連続で、練習が楽しくて楽しくてたまりませんでした。四人の息も合ってきました。今朝はサックスの伴奏合わせも終わり、本番もこの調子で思いっきり弾いてみたいと思っています。あ、こういう合わせの時はぼんやり弾きはないですね (^_-)-☆ お時間のある方は是非お越しくださいませ!
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2015年9月26日(土)19:00開演
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