ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

今年はシューマンイヤーでもあったのに!

2010年12月10日 | クラシック豆知識
今年もあとわずかになりました。この一年、クラシックピアノ界では、ショパン、ショパン、ショパンの嵐でした。ショパンコンクールも重なり、生誕200年のショパンイヤーは、大いに盛り上がりました。私も一年中ショパンを弾いてきました。

しかし、今年はショパンだけではなく、シューマンの生誕200年でもあったのです(二人は同い年)。つまりシューマンイヤーですね。でもシューマンは、ショパンの影に隠れて、なんだかもう一つ盛り上がらなかった印象があります。私も今年始めは、ショパンとシューマンの二本立てでいっていましたが、途中からショパンに追われ、いつの間にかシューマンを弾かずに過ごしてしまいました。もともと、シューマンも大好きな私です。ちょっと遅ればせながら、来春はシューマンを弾こうと、改めてプログラムに組み込むことにしました。お客様にこんなにショパン熱があるのなら、きっとシューマンも喜んで頂けると思っています。

しかーし! 実はもう一つシューマンを邪魔するものがあるのです。来年は、「ピアノの魔術師」と言われるほどの超絶技巧で有名なピアニスト兼作曲家、フランツ・リストの生誕200年にあたるのです。つまり来年はリストイヤー。すでに、私もリストの曲をリストアップ(ここオヤジギャグ?)しています。リストも素敵な曲が多いですからどれを弾こうか迷っちゃいますよね。

ということで、またも、シューマンが埋もれてしまいそう? いやいや、私だけでもシューマンを弾こう! こう、心に決めたのでした。本当に、気持ちが溶けるくらいロマン派を代表する作曲家の一人です。「クライスレリアーナ」「ダビッド同盟舞曲集」「カーニバル」あげたらキリがないのですが、素晴らしい曲たちだと心から思っていますから。。。

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コメント (2)
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