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Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

自己紹介バトン

2006-05-28 | SNS・BLOG研究
・回す人を最初に書いておく(5人)。
終わりに候補を考える。先ず、ご指名頂いた「うさたろうのフランス生活」のうさたろうさんの紹介。「兎」に角、フットワークが良さそうだ。バレーの経験があると言うから、身動きも洗練して姿勢が良いと想像する。突然の跳躍に、時々翻弄されてしまうが、それがまた小動物を見ている様で愛らしい。

・お名前は?
Pfaelzerwein(プフェルツァーヴァイン)、パファルツ地方(Pfalz)のヴァイン(Wein)の意味。一般的にこの地域のワインを指すPfalzwein とのニュアンスの違いは、プフェルツァー(Pfälzer) の男性人称によるところが大きいだろうか。二重母音化äした響きが訛りの様で好い。野暮ったく、どこか間抜けな感じが良いのだ。それをaeと万国語綴りとしている。

・おいくつですか?
十代前半から殆ど考え方も文章の内容も変わらないので、その思い出話から年齢を想像すると、十年ぐらいの誤差が生じている可能性がある。ここの文章を読んでから、実際に会うと「落ち着いた文章から思ったのとは随分と若い」と言われる事を密かな喜びとする。

・ご職業は?
「なにしてる人なのか不明な感じがいいです」とブックマークに書かれ、これが本望となっている。残念ながらワインには投資しても見返りが無い。

・ご趣味は?
どうも最近は山登り関連の記事が続いて、趣味のような感じがするが、将棋とチェスの比較などにも興味を持つ。碁も勉強したいと思っているが、ネットを使って始めるほどの気力も無い。凝り性で深入りし過ぎ、直に趣味の領域を超えてしまうので、決して多趣味とはならない。

・好きな異性のタイプは?
カテゴリー「女」に表れる、講評がそれを語っている。要は、シックリ行くか行かないかの微妙な相違で、そうなると外見・内面別に評価基準を切り離す事が出来ない。絶対的な基準は無くて、相対的なものらしい。外見に固執すると、絶世の美女は存在しない。

・特技は?
特技は、水の中で禅を組まずに禅を続けられる事。人呼んで「水禅」と云う。既に教祖の域に入っているので、弟子入り希望者に教授可。入門前提条件として、大きな肺活量が挙げられる。

・資格、何か持っていますか?
文章の内容から察せられるように、議論の前提となるような資格や権威が全く無い。そのためか、反権威主義のような姿勢が時々見苦しい。逆に、発言資格があるような話題にはどうしても慎重にならざるを得ない。発言が固定された上位からの視点にならないように留意すべきだからである。そもそもBLOGの内容に正論や結論を期待する人は少ないだろうから、その方が良い。

・悩みが何かありますか?
恐らく生きる事は悩みではないが、希望を持ち続ける事は悩みを持ち続ける事に等しい。悩みがある方が幸せである。

・お好きな食べ物とお嫌いな食べ物は?
好き嫌いが無い事が自慢で、それで得をしていると信じているが、実際は特別に好きなものが無いのはつまらない。嫌いな食べ物が見つかれば、それを旨く食べるコツを会得するのが楽しみである。

・貴方が愛する人へ一言。
愛は忍耐強く、愛は親切です。ねたみません。愛は自慢せず、また、高ぶりません。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱きません。(コリントの使徒への手紙I 第13章4,5 愛の雅歌から)

・回す人5人を指名するとともに、その人の他者紹介を簡単にお願いします。
指名というよりも、この機に常連コメンテータリストから、五件を紹介・他薦する。

☆・。.・☆写真エッセイ&工房「木馬」のロードスターさんは、近頃「岩国エッセイサロン」を創立、地元紙に紹介されている。頓知の効いた文章と悠々自適の生活の中でもその行動力が魅力。

無精庵徒然草の国見弥一さんは、その読書量と思索の時から、独自の弥一の世界を展開。ロッキングチェアーに揺られての幻とも正夢とも判断のつかない思索の世界にも注目。

Mani_Maniのmanimaniさんは、既に七つのバトンに参加しているバトンの大家。喫茶店での「読書の一時」が何よりもの「至福の時」のようである。鑑賞する映画の質と批評は、秀逸。

ちょこばすのちょこばすさんは、スウイーツのある「喫茶の時」をこよなく愛している。其々のカフェーの雰囲気がまるでそこにいるかのように伝わる。雪国の外界と室内のほんのりとした空気感が楽しめる。

たるブログのたるさんは、集中したリサーチと思考の流れが分かる記事が特徴。それらは、感興を綴った「つれづれ日記」の間に挟まる。物事を因果律として考察していくのが科学的である。


回す人を最初に書いておく(5人)。
お名前は?
おいくつですか?
ご職業は?
ご趣味は?
好きな異性のタイプは?
特技は?
資格、何か持っていますか?
悩みが何かありますか?
お好きな食べ物とお嫌いな食べ物は?
貴方が愛する人へ一言。
回す人5人を指名するとともに、その人の他者紹介を簡単にお願いします。
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剰余商品価値の継承

2006-05-05 | SNS・BLOG研究
商品価値について異なった視点を教えて頂いた。我ながら、全く気が付かなかった視点の相違が出て来て驚いている。元来、そういった経済の基本に疎い人間は、こうしてその相違を知るとなんとも嬉しくなる。

プリンターの純正インクの価格についての評価が始まりである。そこから携帯電話の普及の為のサーヴィス供与と一台当たりの生産コストへと考えは至る。つまり、消費者にとっては少なくとも見かけ上は供与されるほどの価値しかないと云う新たな主観的価値観が生じるようだ。

また、その使用目的によって価値観が変化してくるので、生産者は其々の目的に合致した商品を供給する事が市場を正しく生き残ると云う商業の基本となる様である。

もう一つ、その購買者の経済力が商品価値に影響すると云う考え方である。

これら三点についてだけ考慮しても商品への価値観は、規定出来ないと云うのがご意見である。目から鱗が落ちるような気がした。どれも近代的もしくは後期資本主義的な消費経済の基礎の基礎のようなことであるにの、青天の霹靂のような印象を持った。

その驚きを視点の相違点として纏めると以下のようになる。

先ず商品価値は、個人にせよ法人にせよその商品が生み出す経済価値に基本を置くべきと考える。つまりプリンターの場合は、A4紙一枚あたりの単価であり、作業を成し得る時間でも人件費でもある。すると、この経費に関しては、その価値は失業者であろうともビル・ゲートであろうとも変わらないのである。寧ろ、ありえるような偽請求書を送りつけて振り込み詐欺を働く犯罪者の方が、ビル・ゲートのホワイトハウスへ宛てた一枚の手紙よりも経済価値は高いかもしれない。購買力には関係しないと考える。

付加価値が付いた商品や贅沢な商品、嗜好品などにこそ、購買力の差が生まれる。しかし、ビル・ゲートがマイバッハやロールスロイスに乗らず、レクサスに乗っていても決しておかしくは無い。反対に失業者がポルシェに乗っている事などもありえる。これらの主観的な価値観は存在しても、商品の客観的価値とは需要供給の関係で存在するのだろう。

それに関して、市場への目的に応じた商品供給の細やかな配慮が問われる。これはトヨタ社などが高級車市場へと参入して来て、ダイムラークライスラー社がA、Bクラスへと進出しているのに等しい。しかし、失業者に適当なメルセデスが無いからといって、誰もこの生産者を批難しない。つまり、生産者が幅広い市場を睨むのは当然としても、市場は生産者間の相違から商品を選択する事も出来る。もしそういった選択が出来ないならば、自由競争市場が機能せず独禁法に抵触するのではないかと云う考え方である。

この視点からは、「100ドルPC」を扱っての記事が書かれている。ビジネス音痴の人間としては、大変興味を持って拝読した。中華圏でのNECコピー事件の記事などを読むと益々、こう云った下請企業の技術力を活かした第三世界での経済の展開を予想させる。知的財産権の保護に加えて、経済活動の可能性を考えるべきと思われる。

その権利こそが、今回の話題の発端となったのであった。つまり純正品はその権利を開発経費の名目で行使する事で、大量生産による実際の削減されたコストを逸脱していないかと云う疑惑が消費者に常に存在している。電気剃刀の老舗の商品の質の低下とその親会社の営業方針などを見ても、国際的シェアーの高いブランド商品は明らかに質が悪くなって来ており、有名ブランドには信用では無く不信感が募って来ている。こうした弊害を取り除き、自由経済競争の実行のために独禁法の厳正な行使が求められていると承知している。

商品価値はやはり客観的に存在して、必需品は最低の所得の者が購入出来る価格である必要があり、それを逸脱する価格帯の商品購入時の剰余価値は新たな投資として厳密に計算されるべきであろう。その剰余価値に拡販などの経費が含まれているとすると、経済の基本のような話になる。マルクス経済はドイツ的であると云う特集があったがやはりそうなのか?昨日もラジオの文化波の番組で盛んにぺーター・リヒトの「やっとのことキャピタリズムスは過ぎ去った」が流れていたが、どうしたものだろう。

結論を纏めるならば、こうした生活感が欧州の経済感覚として確り根付いている。蓄積された富が、ゆとりとなって新たな経済活動の資本となる。その資本が文化と云うソフトである事も多く、今後益々高齢化社会となって若い世代がそれを引き継いでいけないとすると、何時かは井戸のように枯れて仕舞う。文化を継承するとは、こう云ったものなのだろう。
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蜘蛛の巣と云う創造物

2006-04-21 | SNS・BLOG研究
ここ暫く、散歩や外出先から夜遅く帰って来たりして、なかなか起きていられない。そのような事情で、早朝にごそごそと旧約聖書を紐解いて、調べものをした。その 歴 史 に興味はあっても、なかなか目を通すことの出来ない書物なので、なんらかの切っ掛けがあれば興味津々で、少なくともその部分だけは読んでみる。今や聖書などは、様々な言語で多くの校訂版がネットで検索も出来て簡単に読めるのだが、手元にあるものを他のものと比べて、初めて納得が出来るような気もする。

暗闇に薄い紙の頁を、こうして指を舐めるように捲って、調べがついてから適当に記事を書き、それをアップしてからもう一眠りした。そして再び、確認を兼ねて記事をみるとトラックバックが付いていて驚く。何故ならば、繋がれた記事がまるで考え抜かれて対句したような内容であったからだ。そもそもこちらの記事自体が、アーモンドの開花からヘブライ語のアーモンドに至り、その言葉から同音の単語が旧約聖書で言葉遊びとして使われていた。それがリンク先ではユダヤ系のビュヒナー賞受賞の詩人パウル・ツェラァンの詩で重要な役割をしている。そしてそれがまた、アーモンドの実の成分や開花の文化的意味合いへと繋がり、アーモンド並木の現実へと再び還ってくる。

特にユダヤ系文人の創作の場合は、旧約聖書からの連想が重要な文化的・知的基盤となっているとは知識としては分かっていても、こうした形で証拠を目の辺りに出来るのは嬉しい。詩の場合は、ある程度解説を付けずにオープンにして措くのが礼儀であるのだろうが、共同文化的な価値を見逃す事は出来ない。文化的に価値のある付記は、研究家などの専門家によって当然の事ながら留意されるのだろうが、こうしてネットを通してなんら予想もしていなかった文脈が築かれていくのを見るのは素晴らしい。

それどころか、こう云った連綿と続くヘブライ文化の核にある観念連合が、ネット上の新たな文脈で 実 現 化 しているのを確認するのは面白い。ある意味で、ニュートンやアインシュタインに於ける思考パターンの基礎が、その理論以上に、こうして現実を支配していると認知出来る現象なのである。やはりヘブライの「見えない神」が世界を支配していると考えるべきなのだろうか?

元々インターネットの存在理由が軍事や学術的なデーターベースや処理であったことを思い出すと、知的所有物の保護の意識から一部有料化したりアクセス制限をするデーターベースは、技術的問題解決を待って結局淘汰されると考える。一部の学術論文や特許のデーターベースなどはその際たるものであろう。

蜘蛛の巣状に張り巡らされた文明の脈は、様々な文化的水脈がここ彼処で繋がっている様に、共有の知的財産となっている。昨日初めてWIKIがサーヴァーの容量不足で何度かアクセス出来なかった。商業主義を避ける為にスポンサーからの企業献金には憂慮して、一般の寄付を募っている。



参照:
哲学教授と為らず聖人に [ 女 ] / 2006-03-18
高みから深淵を覗き込む [ 文学・思想 ] / 2006-03-13
引き算無用の世界 [ 文学・思想 ] / 2005-05-08
否定の中で-モーゼとアロン(1) [ 文学・思想 ] / 2005-05-02
滑稽な独善と白けの感性 [ 歴史・時事 ] / 2005-03-10
高みからの眺望 [ 文学・思想 ] / 2005-03-09
無料情報の客観主義 [ 文化一般 ] / 2005-08-10
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ウェッブ版RSSリーダー

2006-04-17 | SNS・BLOG研究
RSSリーダーのサイト一覧表が壊れた。決してその前に強制終了したわけではないが、二度と一覧表は表示されなくなった。350件ほどのサイトのリストが消滅してしまう。アプリケーションタイプのリーダーについて様々な苦情も聞いてはいたが、予想以外の壊れ方で、リストを一新しなければいけなくなった。頻繁にアップデートするものだけに、リストを頻繁に保存して置く事も考えてもいなかった。何れにせよそれほど使い勝手が良かったわけでもないので、アンインストールして消去する。

リーダーをブローザーとして使う考えなどは毛頭なかったが、RSSリーダー機能は手放せ無くなった。以前より興味があったネットで使うウェッブ版を試してみよう。ただ、そこにリストアップするサイトの数が多いので手間が大変かかる。またリストが失われる事を考えると悲愴的でさえある。

どうもウエッブ版は実用に耐えないようだ。何故かRSSアドレスリストを移転する事も出来ないので、再びマニュアルで、リインストールしたアプリケーション版に遷す。作業が終わり次第、今度はデータを保存しておかなければいけない。

結局丸一日仕事で、これまで行き来の有った計447件のサイトをリストアップした。二度と繰り返したくないものである。早速、何はともあれリストをコピーして保存しておく。そのリストをウェッブ版にも移殖してみる。
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時間的連続と空間的連続

2006-03-15 | SNS・BLOG研究
限が無い。立体地図探訪は、いつまでも飽きない。このシステムに関する面白いアイデアを集めたBLOGをみると、千人千様の使い方が紹介されている。ネーチャー誌カヴァーストーリーのフォローをしたり、渡り鳥の経路を示したり、気象や植生に注目したり、特異な地形やクレーターを探したり、地震や山火事の影響を観察したりと盛んな様である。氷河の侵食も火山の活動も何処かでkmz-File の形式の良い資料がダウンロード出来るだろう。

飛んでいる飛行機や大海に浮かぶ船舶、軍事施設の写真なども趣味の世界であるが、衛星へと向けて屋根の上に広告を出す輩までいる。これは、景観が壊される前に町の広告同様に規制して行かないといけないかもしれない。設置点が記載されているライヴカメラとの併用も面白い。

映像は、二年から三年まで以前の物にそれ以前の写真も合成されている様で決してオンタイムとは言えない。広場などで集まり、階段に座り込む人達の姿も過去の物である。しかし、通常の写真や地図と違うのは、何と言っても自然の時の流れの中で生活感や時間の感覚が写し込まれているからだろう。決して、季節感は正しくないのだが、古びた家並みや工場の駐車場に止まっている車の数々、または知人の家の前の車寄せに停められている車など、世界中を探せば個人的に懐かしかったり想い出深い物を上空から沢山見付ける事が出来る。以前の思い出の土地の様変わりを確かめるのも一寸したサイバー感傷旅行である。

ヒマラヤ周辺の地形も大変面白い。ニューヨークの立体に登記されている主要ビルは、シルエットで見るだけで無く、その谷間を飛行出来る。しかしイエローキャブなどの走るビル街は、お馴染みの光景なので情報量の割には意外につまらない。それに引き換え大ロンドンの大きさには、唖然とさせられる。ケンブリッジ・キングスカレッジ周辺の解像度も大都会並で、違法駐車までチェック出来る。

上の機影探しのアイデアから、飛行ルートをシュミレーション宜しく飛んでみる。特に離陸は、操縦管を握らなければ難しいが、巡航飛行は結構近い光景に設定出来る。旨くいかなかったのは、テームズを遡りながらのヒースロー空港への進入である。ロンドンブリッジや塔が充分に立体となっていないので何度も見逃して仕舞う。しかしバッキンガム宮殿内のテニスコートは、初めて気が付いた。嘗ての日欧間の北回り中継地であったアンカレッジの飛行場も今や大韓航空などのカーゴ基地になっているようだ。あの寂しい飛行場の廻りの様子を知りたかったので、これでやっと溜飲が下がる。

一度足を地に踏みつけた土地やそこの人々を、上空から経路を辿る事で、今までに無く視覚に訴えてありありと思い出す事が出来る。しかし何も所縁のある土地だけが面白いのではなくて、新旧の家並みや工場など、手入れの行き届いた垣根や庭、良く耕かされた耕作地や人手の入った森林など、通常の地図では地元役所の資料とともにしか分からないそこの地域の経済や人々の生活が見た目で充分に推測出来る。遥かに長く続く道は、町へと連なる。如何なる僻地でも必ず経済圏へと道が伸びている。

こうして見ると、時間的連続と空間的連続が、地球が円を以って閉じているように、任意の地点で確認できる。各々の連続が途切れる事を破局と呼ぶ。
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まだ言論の自由がある?

2006-02-17 | SNS・BLOG研究
デンマークに端を発したモハメッドの漫画騒動から、一つのBLOGサイトを覘いた。サイト運営者のクレッチマーさんは、ドイツ連邦議会での平静な議論への提議とドイツ国内のイスラム団体への評価を支持している。そして、左翼から右翼までまたは自然環境団体やパキスタンが暴力的な行為に出て居ない事を茶化しながら賞賛して、報道や教会や政治が傲慢な議論をしていなければこれも賞賛するのだがと皮肉る。特に、西側の常識-特に報道の自由-を、言論の自由を、男女平等を議論無しとしている事を挙げて、ここで息子ツ・グッテンベルク代議士の強硬な態度にリンクを張っている。そして、同じ目の高さで価値基準を語れることを肝要として、このような状況では布教は難しいと言うイスラム教代表のコメントを引用する。最後に予期に違わずネオ・マルキストのアドルノを引用するとはと自嘲して、「狩人に突然射撃されて、気を失い倒れる二頭の兎が、はたと我に返り逃げて失せる」童謡を譬えた名著「ミニマ・モラリア」の「退化の章」からの「理性の一節」で筆を置く。

先日のFAZ記事では、スエーデンの同化政策が扱われている。隣合わせのスカンジナヴィアの王国間でも事情が異なる。1971年に纏められたスヴェーデン語の冊子が紹介されている。社会システムを簡易に紹介して自国民にも勉強になる内容そうだ。TVシリーズと並行した政治学者トーマス・ハマールの企画の様で、基本的情報だけでなく、現在から見ても厳しいところを突いて来ていると言う。

「女性は、男性と同様の権利を有する。家庭の経済や子育てや自らの生活に於いても」とあり、「男性は女性の主人ではない」と否定法で叙述している。なかなかユーモアにも富んでいて上出来のようで、このような読本を求めているドイツの政治家は多いと紹介している。

しかし、今回の騒動を今更価値観の闘争として見ても致し方ないので、余り事件に関心を持たずに居たのだが、こうした意見を読むと、それはそれで考える事はあるものと気が付く。例えば、モスリムの人口学的なダイナミックがその価値観に先ずは影響を与えないとしながらも、現在最も重要な劇作家ボート・シュトラウスはシュピーゲル誌で、「ムスリムの同化力がまたそれ以外のムスリムとの同化に依存しているので、これは我々が其々の家庭によりも我々の社会に多くを依存しているのと同じであり、学ぶ事が多い。」と語る。

つまり、ここでは複数の並行した社会が存在していて、人口学的な変動が問題となっている。「大多数とは何か」と言う問いは、移民政策の場合だけで無く世代交代やマクロな世界的な社会システムを考える場合に重要であろう。具体的に、世界第二位の規模を持つイスラム教のみならず中国の拡張主義を考えれば分かり易いだろうか。欧州の主義主張を堅持して影響を与えて行く上で、これは無視出来ない学習であろう。

同時に取り上げられた視点として、ギュンター・グラスがスペインの大新聞エル・パイス紙に答えて、今回の事件を「野蛮と強制的な報道自粛の戦い」として、「メディアは大企業の一部であり、公共の主張を牛耳っている。我々が言論の自由を求めるという権利すら失われている。」と大胆に述べている。

社会主義化するEUにおいて、今回の事件の発端となった保守的なデンマークや進歩的なオランダなどが大多数派のなかで、何らかの立場を示して将来的なシステム作りに貢献するのだろう。価値基準は一体誰のものなのか?その時に其々の文化的な水準が高いところから低い所へと流れるように影響を与えて行くのか、それとも平均化ではない高い水準での価値基準が設定出来るのか。

「世界の流れは狂っている。それに注意深く寄り添い付和雷同する者は、狂人の一部となるのである」と、アドルノは「山と深い谷の間に生きる兎」の譬えで、「やっとこさ極端な者が気を持ち堪えて、気がふれた者は一体化して判断停止をする」と対置する。さらに、外観上の不幸即ち絶望の無効を以って初めて、兎は自らがただ「まだ生きている」のかではなくて「まだ命がある」のを悟るのであるとする。気を失った兎の悪知恵は、罪をくすねてやった猟師から自らを解き放つと結ぶ。



参照:
リベラリズムの暴力と無力 [ 歴史・時事 ] / 2004-11-06
キッパ坊やとヒジャブ嬢ちゃん [ 歴史・時事 ] / 2004-11-06
平均化とエリートの逆襲 [ 文学・思想 ] / 2005-11-06
固定観念を越えた感応 [ 文化一般 ] / 2006-02-10
「証拠を示せ」と迫られて [ 文学・思想 ] / 2005-06-08
デューラーの兎とボイスの兎 [ 文化一般 ] / 2004-12-03
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BLOG研究の方針

2006-02-07 | SNS・BLOG研究
何時もお付き合い頂いているコメンテーターさんのBLOG一覧表を、追加がある毎に補筆して、その都度新記事として、この新カテゴリーに再投稿する。

研究とは名ばかりで、自己の記事更新に追われてBLOGプレゼンテーションの全体像を見失い勝ちである反省から、様々なBLOGを覗いてそれを紹介しながら自らの「立ち位置」を確認して行きたい。覗くと云っても偶然に出会うのみで、特に目標を持って検索して探す事はないと思う。

嘗て常連コメンテーターリストを「ブックマークとは異なる」と宣言した。しかし、「BLOG巡り」の中では、未知のサイトからだけでなく、既知のサイトからも気になる「注目記事」を紹介する。主観的に興味のある内容であったり、客観的に面白いと思われる記事を不定期的に選択する。

BLOG批評などは到底出来ないが、特定の記事を紹介する事でBLOGのあり方を考える端緒になれば幸いである。

Weblogカテゴリーは、索引表のカテゴリーとする。それ以外の記事はこの新カテゴリーへと再配置した。



参照:
リストとRSSリーダー [ BLOG研究 ] / 2005-11-28
「常連コメンテーター」リストについて [ BLOG研究 ] / 2005-01-24
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改訂コメンテーターリストI

2006-01-01 | SNS・BLOG研究
改訂コメンテーターリストIIへ続く

2006年7月から2006年12月までの間(追加リスト)

雑に-訪ねた街、聞いた話、感じた事を、「雑」に、書き溜めていきます

一龍的記事本 - チャイ語勉強中!とは名ばかりで、日々の雑感を自己発散するBLOG。

フルリーナの部屋

コミカル・ミュージック日記 -アメリカでの社会的ミュージック

めるてぃんぐぽっと~Melting Pot~ - ドイツの文化、ニュース、便利なものなどについてのコラム

10億人が楽しめる手描き文字絵 - 10秒で描けます! ノウハウ大公開! ©文字絵研究所/a>

somebody wrote something

magnoria

だらだら日記

蓬莱の島通信ブログ別館 - 「すでに起こったことは、明らかに可能なことがらである」(『詩学』) 台湾滞在の日本語教師から見た東アジア時事への論評

雲は流れる・・・- 仔豚のブログです

春夏秋冬どっこいしょ、人生の冬支度 腎不全介護の思い出 - 腎不全食の献立等は【左下のリンク先】をお訪ねくださいね♪♪♪腎不全、肺高血圧症で逝去した姑の介護がブログの始まりでした。

弁護士Barl-Karth

庭は夏の日ざかり


2006年4月から2006年7月までの間(追加リスト)

MOMOの台所 ~ドイツの食生活だより~ 仕事のないときは昼からビールを飲む生活。

悪魔の辞典_AMNESIac7版 - ボクなりの悪魔の辞典

ケルンだより その2

やっとかめ - 軽ーい話をたまーに書きます


2006年1月から2006年4月までの間(追加リスト)

はろるど・わーど - クラシックコンサート、美術展、映画などの感想を、勝手気侭に書いています。


2005年10月から2005年12月までの間(追加リスト)

田村伊知朗政治学研究室 -
時事問題、マンガを含めた書評など、ジャンルにとらわれずエッセイ風につづっています。


artshore -
芸術海岸


散歩絵、記憶箱の中身 -
ドイツの空の下些細な発見。。道端で見つけた物や風景。


ちょこばす -
毎日を一生懸命生きること 何気ないけど、実はいちばん難しいのかも知れません



2005年7月から2005年10月までの間(追加リスト)

かわうそ亭 -
読んでいる本の話を中心に日々の雑感など


ひねもすのたりの日々 -
~広大なネットの隅で 物想う~


雨をかわす踊り -
雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。



2005年5月から2005年7月までの間(追加リスト)

はぐれ音楽家の食卓 -
私S.K が日々のよしなしごとをつづっていくBlog。音楽、食事、思ったこと…、日記代わりに書いています。


ルサンチマンな日記 -
闘う文系ヘタレここに降臨 今こそ我等の時代へ


un socioのetc. 日記 -
日々のなかで読んだ本、考えたこと、見た映画、かつての出来事などを日記形式でつけております。


つきみそう -
15年前出版した処女歌集の名


ラジカル コミュニケーション - milton1964.exblog.jp


ロングアイランド 気まぐれ日記 - 
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時空を超えて Beyond Time and Space -
人生の断片から Fragmentary Notes in My Life



2005年3月から2005年5月までの間(追加リスト)

Musikant/komponist -
作曲することとは?


うさたろうのフランス生活 -
愛する会社を辞め、偶然始めたフランス語に魅せられ、後先みずに留学。フランスの片田舎に暮らす、うさたろうの徒然日誌


Le vent dans la plaine - 野を渡る風


こころ模様 - 人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。


たるブログ -
たるの日々つれづれ日記&文章置き場。興味は広く浅くがモットー。


叡智の禁書図書館 -
ダ・ヴィンチ・コード関連情報の探索中心。非日常の象牙の塔でいにしえの叡智への探求を目指す日々。 by alice-room


YAYAYA -
その時を忘れない?・・・胸に残るいとしい人よ飲み明かしてた 懐かしいとき

2まいめの板 - 
日記


夢のもつれ -
なんとなく考えたこととか、小説みたいなものをもつれさせながら、書いていこうと思います。



2005年1月から2005年3月までの間(追加リスト)

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Welcome to Yasuhiko Ohta's Website


ドイツ音楽紀行 -
絵画・文学・歴史への旅+オペラ日記 byフンメル


インディペンデントな人生 -
上質で快適な大人の生き方を求めて - ロンドンからの提案。


珠里亜~JULIA~ -
uranai2021.exblog.jp


らおだ~@上海 -
「戦時下」上海における生活と意見


The cat of Heisenberg

切られお富! -
歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!


ザ大衆食つまみぐい -
気どるな、力強くめしをくえ!



2004年11月から2005年1月までの間


恵比寿法律新聞 -
Ebisu Legal News


買ったら全部聞け -
買ったきり聴かないCDの山。辿りつけるか完全ディスコグラフィー。


ドイツ語アウトバーン!-
Papagenas Pretty Page


流山発 ちょっと気になるWeblog -
気の向くまま、思いつくままに書き込んでいきます。


日々雑録 または 魔法の竪琴 -
音楽、読書や日々の雑感を書き留めています。


KOAな生活 -
GAMのHP=「Collecting Blue」と「KOAな生活」のBlog版です。


生きてゆく Live! -
Now On Air


発見の日々 -
日々の生活の中で気になったことをとことん追っかけていきます。テーマも見解もまったく独断。多少辛口、皮肉は込めますが、毒舌は控えています。こんな味付けで。


作品 No.___ -
文章に依るストレスの発散、及び自己解析、又はその記録。のつもりですたーと。

Mani_Mani -
「音楽や読書好きなので、出会ったCD・本・映像などのことが中心になるかと」と思ってたら単なる垂れ流し日記になってます。


お茶の時間に・・・ -
その時に思ったこと、そのままに。子育ての悩み、おいしかったもの、前に住んだドイツの話・・・お気軽にコメント下さい。


徒然ウォッチング -
エリアマネージャー日記。Q.O.L.がテーマです。


知的体育会系フリーエージェントの実践記録 -
Happy-Consortium Group New Models Story


わりとキッチュな自閉症 -
わすれないうちになんでも書いておくメモ帳


サニーサイドアップ・ホテルへようこそ -
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BLOG散歩の例語集

2005-12-21 | SNS・BLOG研究
暫くご無沙汰していたBLOGサーチとTBを試みる。キーワードは、ハイデッカーとシラーとバウハウスなどで行った。

最後のバウハウスが最もヒット数が多い。ほんの一部しか観覧出来なかったが、相当数の商業サイトが含まれていて、そこではバウハウスがブランドの様に扱われている。先日話題にしたバウハウス校再開の講演では、殆んど優れた人材が生まれなかったと発言されているのでこの対照が面白い。この芸術運動は、今でも興業に多く関わっているらしい。

シラーは、思いがけなくオーストラリアの葡萄種として沢山ヒットする。ローヌの有名な赤ワイン種である。文豪のシラーは、ネッカー川沿いの生まれなので、赤ワインはトロリンガーのようなものを好んだのであろうか。後年、ヴァイマールのゲーテの家に出入りするようになってからはドイツ高級リースリングワインに加えてフランス高級ワインなどを開けて気炎を上げていたに違いない。

滑稽なのは、ハイデッカーのキーワードで出てくるのは何故かバスなのである。二階建てバスの事を言うのだろうか?デッキが高いのは、乗り降りが不自由なので否定的な意味でしかない。マンハイムのチンチン電車などは、道路から床下20CMもないので他所からの訪問者を感心させる。ロウデッカーこそ望まれる哲学なのである。

10月から12月までの間のコメンターリストをアップデートした。掲示場所の制限で完全リストアップとはならなかったが、辛うじて新たに四件を加えた。



参照:「常連コメンテーター」リストについて [ Weblog ] / 2005-01-24
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リストとRSSリーダー

2005-11-28 | SNS・BLOG研究
リストの更新が今回は二月ほど遅れた。理由は、RSSリーダーを使うようになって以降、このリストを自分で使う事が殆んどなくなって疎かになってしまった。それでもその該当期間内の交流をピックアップして表示する事は大切であると銘じている。今回は、遅れたが10月までの期間に絞る事で辛うじて限られた場所が確保出来た。実は、更に二件ほど場所が欲しかった。結局、計二件の新たなサイトのリストアップと一件の旧知のサイトの再ピックアップとなり、喜ばしい限りです。

既に10月以降のリストも一部準備されている。期間限定の期間を短くして行き回転を早くする事で、同様の方法での作業を今後も続けていけるかもしれない。何れにせよ嬉しい悲鳴である。

RSSリーダーの方もコメントを頂いたら直ぐにリーダーに登録して定期観覧しているので、件数は342件に達している。更新頻度が其々違うので、更新された記事のタイトルに目を通して、興味ある記事を読む事は可能である。この件数と訪問者数が殆んど近似している。

以前に比べてこちらからTBを張る件数が減少したのは、限られた時間の中で訪問するサイトの数に限りがあるということでしかないだろう。反対に、こちらの記事数も多くなると何もこちらから働きかけるだけではなくて、先方からコンタクトをして頂ける回数も増えて喜ばしい。

書きたい事や紹介したい写真などは数あれど、調査推敲する時間も充分にないので、キーワードの寄せ集めのような文章になってしまうが致し方ない。更新の数を減らして内容豊富に質を充実させても同じように時間が掛かると、これを言い訳にしている。



参照:「常連コメンテーター」リストについて [ Weblog ] / 2005-01-24
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更新リストとRSSリーダー

2005-07-22 | SNS・BLOG研究
RSSリーダーを使用する事になったのは既に触れた。その効果は、定期的に訪問出来るBLOGの数の増加に端的に表れる。そのリーダーに登録しているサイト数は、現時点で255件である。それら全ての情報を一時間おきに監視するようにデフォルトで設定されているので、サーヴァーにかける負担は知れよう。

その中には休止状態のサイトや見出しを見るだけで訪問しないサイトも含まれている。しかしマニュアルでそれらの更新間隔を書き換えるのも面倒である。無駄なトラフィックを避ける為には、過去の更新間隔や訪問頻度によって自動的に更新間隔を設定できる機構が欲しい。

そのような理由で、ここに新たなアップした常連コメンテーターさんリストは、以前にも増してブックマークとは似ても否なるものになる。今回も、返り咲きを含む、八件の新たなサイトを登録出来て喜びに耐えない。同様にここには掲載出来なかったがリーダーに登録されているサイトとの再会や新たなサイトの出会いが楽しみである。

リーダーに関して言及すれば、今後各国の報道機関の速報系のニュースサイトを登録して行く予定である。こうしてこちらも直ぐに500件程はリストアップされるだろう。今後は、時々TVを付けてブレーキングニュースが流れているかどうかを確かめる必要も無くなり、CNNよりも早くニュースを知る事が出来そうである。画像が特別に必要な時だけTVを付ける事になるので、情報収集は本格的にネット中心となる。こうなるとネット上で、所謂ポータルサイトを利用する意味は殆んどなくなりそうで、それらが娯楽方面へと力点を置いて来ている理由が良く理解出来る。



参照:暑気の隙間に感傷旅行 [ 歴史・時事 ] / 2005-07-03
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リスト更新と過去リストの追加

2005-05-26 | SNS・BLOG研究
常連コメンテーターリストを更新した。さらに前回リストは、過去分完全リストへフルタイトル且つサブタイトルを付けて保存した。過去リストは、常連コメンテーター(歴代完全リスト)をクリックすると開く。

今回の対象期間は2005年3月から5月までである。何時ものように新たなコメンテーターの掲載は、何よりも喜ばしい。また、継続した交流を確認出来た反面、この期間に更新休止や停止したリンク先もある。

膨大で未だ知らぬ交流の可能性が潜在するネットの世界といえども、当然の事ながら各々のサイトが紛れもない特徴を有していて決して他のサイトと代替することが出来ないのに改めて気づかされる。それにも増して、トラックバックやコメントに留まらず其々の記事の話題に影響されて、そこが新たな基点となる緩やかで新たな連想の輪の広がりにしばしば気付くようになった。キーワードやある事象が節となって違う話題に繋がるコムニケーションの形態は、その文章という媒質の性質から、平素の対話や対面などよりも他者の思考の片鱗に深く触れる場合が多く興味尽きない。このようなメールともHPともBBSとも違うBLOG形態特有のコミュニケーションの意味を、更に探る価値は大きいと思う。

こうして複数回コメントという基準の下に、総数9件のタイトルが新たにリストアップされた。

この間の訪問と支援に改めて御礼申し上げます。そしてこのようなリストアップが全てのブロガーさんにとって心理的圧力にならない事を希望します。ブログにおいては新たな遭遇は、継続的な交流以上に重要と考えるからです。掲載方法もしくは採択等に不都合があればご指摘ください。




参照:「常連コメンテーター」リストについて [ Weblog ] / 2005-01-24
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リスト更新と過去リストの保存

2005-03-28 | SNS・BLOG研究
常連コメンテーターリストを更新した。さらに過去分完全リストを、フルタイトル且つサブタイトルを付けて記録する事が出来た。アクチュアルなリストでは、フルタイトルが掲載出来なかったお詫びとして理解して頂けると思う。過去分の記録保存と掲載によって、リストの更改が未練無く出来るようになったのも付随効果だ。

今回の対象期間は2005年1月から3月までである。前回と同様に複数回のコメント投稿を第一の基準に、先方で交流が有った場合等も補填算入した。当然の事ながら新たなコメンテーターの掲載は、何よりも喜ばしい。それに劣らず継続した交流を確認出来たのも嬉しかった。そのような交流の続いているリンク先も、基準を前提に一部を入れ替えた。過去リストにこうして蓄積させて行きたいとの考えと、出来るだけ多くのサイトをリンクしたいとの意図からである。こうして、タイトル名称変更も含めると全体の三分の一の11件が新掲載となる。

過去リストは、常連コメンテーター(歴代完全リスト)をクリックすると開く。今回の作業で、全てのサイトはリンク切れで出ない事も確認した。そのような無礼の申し訳として、前回のご挨拶をここに繰り返す。

この間の訪問と支援に改めて御礼申し上げます。そしてこのようなリストアップが全てのブロガーさんにとって心理的圧力にならない事を希望します。ブログにおいては新たな遭遇は、継続的な交流以上に重要と考えるからです。掲載方法もしくは採択等に不都合があればご指摘ください。
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「常連コメンテーター」リストについて

2005-01-24 | SNS・BLOG研究
ブックマークの項に、複数回以上コメントを頂いたブロガーさんのサイトリンクを付け加えた。予てからこの機能の利用法を考えていたが、先ずはベストの解決法と思う。厳密にはコメントだけでなく、各々の仕方に応じてTBやリンクも考慮した。対象は2004年11月から2005年1月までの間のログとなる。厳密な集計ではないので誤りや抜け落ちも有り得るが、期間限定の過去形であり進行形で考えればあまり支障はないと想像する。反面これらのサイトが「お気に入り」を示す訳ではなく-一般に真実であっても-、専らこの期間通常以上に交流があったという事を意味する。実際にはこのリストにはないサイトも定期的に巡回しているが、コメントは有用な反響であると共にそのコメンテーターのサイトへの否応ない注意を喚起する。しかしこうして無作為に選んでも、幸いにも否定的で無意味な交流は存在しなかった。

ここに掲載出来る数に制限があり、実際の定期的訪問者の数と較べると著しく少ない。所謂声無き衆と云われるアクティヴではないパッシヴな訪問者の声には、寧ろより以上に敏感になる。自身、コメントを残さずに定期的に訪問するサイトもある。記事の内容について余りにも門外漢である時や、反対に立場上あまり語りたくない時などの両方である。何れの場合も大きな関心がありながら、コメントし難い。余りに受け入れがたい論調や論法から、無用で無駄な議論を避けるために素通りする事もある。しかしそのような場合は、記事内容に不理解や無関心の場合と同様、定期的訪問者とはならない。

この間の訪問と支援に改めて御礼申し上げます。そしてこのようなリストアップが全てのブロガーさんにとって心理的圧力にならない事を希望します。ブログにおいては新たな遭遇は、継続的な交流以上に重要と考えるからです。掲載方法もしくは採択等に不都合があればご指摘ください。
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