名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

木曽岬干拓地に大規模太陽光発電

2012-02-10 12:28:36 | Weblog
2012.2.10(金)
 木曽川河口に木曽岬干拓地がある。三重県長島町、桑名郡木曽岬町、愛知県弥富市に属し、総面積は444haと広大である。
 50年ほど前に国の直轄事業として工事に着手され、現在はほとんど未利用のままの状態である。 かつて、万国博の会場用地や、この沖合いが中部国際空港の候補地になった経緯がある。
 今朝の中日新聞によると、この広大な用地を活用して、三重県が国内最大規模の太陽光発電所(メガソーラー)を民間から誘致しようとしているそうである。
 三重県は干拓地のうち、伊勢湾岸自動車道の南側の80ha(三重県63ha、愛知県17ha)に出力40メガワット規模の発電所誘致を目指すとしている。
 民間事業者が用地を借地してソーラーパネルなどを設置し、今夏に始まる再生可能エネルギーの全量買い取り制度を利用して中部電力に売電するというものである。
 面白い計画である。この地域における脱原発の小さいけれども第一歩である。既に大手商社やメーカーなどが計画に関心を示しているというが、前途には国、三重県、愛知県など関係者が多く、また発電した電気の買い取り料金など乗り越えなければならない壁は厚い。期待をもって進展を見守ろう。
 

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