田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ひとが変容していく。どこに向かっているのだろう。 麻屋与志夫

2014-02-04 09:49:17 | ブログ
2月4日 火曜日

●昨日は節分だった。
すつかり忘れていた。
そのことを確かめるために「今夜は節分だったの?」と夜も更けてから塾生にきいた。
みんなポカンとしていた。
ともかく住宅密集地に住んでいるのだが、豆まきの声などきけなくなった。

●古い、古典的な人間認識ではとても日々突発する事件を理解できない。
事件とまでいかなくても、周囲の人のとる行動の原因を推察できない。
むかしとは、まったく異次元と思えるような生活環境となってきた。
そこで育ってきたひとの考え方も、わたしたちの世代とは異なるのは当たりまえのことなのだろう。
要するに、わたしが時代についていけなくなっているのだ。

●でも、今朝テレビでオウム真理教の井上死刑囚の姿を久しぶりで見た。
証人喚問で出廷しての発言は、しごく常識的なものだった。
あれほど、世間をさわがせたのにそのあまりにありきたりの発言に、こんどはむしろ異和感を覚えてしまう。
人間、やはり環境によって性格、行動がかわつていくものなのだろうか。
そうとしか、思えない。

●孫娘が成人式をむかえた。
赤ちゃんのときは西宮にいた。
震災に会っている。
オウム真理教の事件があった。
多難な時代に生きてきた。
それでも良識のあるかわいい娘となっている。
成人式の日は一日ずっと家族と過ごしてくれた。
楽しかった。

●むかしのままの、温和な生活を守って生きている階層と、常識では計り知れない思考パターンでいきている階層との差が、ひらきつつある。
どちらが、これから考え方の主流、社会的に絶対多数となるかは、予断をゆるされていない。
この世の中、どうなっていくのだろう。
そんなことを考えながら、これからまた小説を書く仕事をはじめます。
また明日まで――。



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コメント
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