田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

大寒の朝。 麻屋与志夫

2021-01-31 16:16:17 | ブログ
1月31日 日曜日
●大寒の朝。

●ピントはりつめた青空。針でいたずらに刺してみたいようだ。

●それとも指ではじいたら、わたしの心の琴線にふれるような澄んだ旋律を奏でるだろうか。

●午後松戸の娘夫妻が来て、石油その他、生活必需品の買い出しに行ってくれた。車がないので重いものや嵩張るものの買い出しにはいつも苦労する。ありがたかった。

●妻は毎日苦いゲップがでていたのが治ってしまった。ストレスだったのだろう。

●コロナで緊急事態宣言がでている。お互いにマスク越しで話をした。上がらずに直ぐにかえった。

●何時になったら、コロナ禍が終息するのだろう。早く子供や孫たちと楽しい時間を過ごしたいものだ。

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なんとかかいものに出られた。 麻屋与志夫

2021-01-29 18:21:08 | ブログ
1月29日 金曜日

●今日は朝から快晴。真冬なので裏の廊下から古賀志山がよく見える。この山は恐竜の背のようなごつごつした山並みで面白い形をしている。

●昼頃、ベニマルまで買い物に――。どこを歩いていても、古賀志山が見える。ところが塾生にきいてみるとこの山を知らない。車で移動するので、街や周囲の山々の名前を知らないのだ。まして、街の歴史など、例幣使街道という地名なども、何も知らない。

●試験に関係ないことは無視。節分も知らない。なにか生活感のない子がふえてきたなぁ。さびしいよ。

●なんとか足を引きづらないで歩くことができた。それも背中のリックにA4のコピー用紙と食料を詰めて……すこしでもカミさんの役に立ててうれしかった。



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スランプ 麻屋与志夫

2021-01-28 16:29:48 | ブログ
1月28日 木曜日

●今日は肌寒い一日だった。終日、掘りごたつで過ごしてしまった。

●このところ鬱。ぼんやりしていると、つまらないことばかり考えてしまう。

●夕刻。カミさんがJAZZをかけてくれた。気分転換になった。わたしが落ち込んでいるので鼓舞するためにかけてくれたのだろう。

●なにしろ、新宿紀伊国屋の裏にあった木造?の「ピットイン」に入りびたっていたのだから筋金入りのJAZZフアンだ。後年、結婚して娘が生まれ大学に入ったときにそのピットインにつれていった。古いピットインを解体して廃材を積みあげてあった。

●あのころジャズ喫茶で出会ったみなさんは今どこに散らばってしまっているのだろう。

●思うように小説が書けない。いまだに自分のスタイルというものが決まっていない。こりゃダメだね。いくら長生きしても最後までダメなのだろう。一番勉強しなければならない、中年期に家業がいそがしくて、作品が書けなかった。そのた諸々のマイナス要因が重なり悲しいことに、カムバックを期して小説を書きだすことができた時には、70歳を過ぎていた。

●まあ、こうなったら。ただ書きつづけるだけだ。その結果がどうなるのか。あまり期待しないで精進するのみ……。

●毎日、同じようなことばかり考えている。同じようなブログを更新している。こりゃダメダメ。やはり鬱だ。


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外は矢来の雨。半村良「石の血脈」でも読もうかな。 麻屋与志夫

2021-01-24 08:59:24 | ブログ
1月24日 日曜日

●矢来の雨が雪になっているかと、カーテンをひいた。
あいかわらず、しとしとと、氷雨。
雪になればいいのに……子供のころはよくそう思ったものだった。

●ルナも起きてきてわたしの周りをうろうろしている。
今朝は寝過ごしてしまった。

●この街にはどこもとりたてて吹聴できるような景観はない。
だが、前にも書いたが、そのなにもない平凡な景観が、街並みがいいのだ。
わたしは、この街がだいすきだ。

●だって「引っ越し魔」とまでいわれた半村良先達が終の棲家とするべく、越してきた町なのだ。

●誰にも煩わされず生活するには、こんな素晴らしい町はない。
わたしにとったら半村良は私淑しているほどの作家だ。
作品はほとんど読んでいる。
蔵書している。
「石の血脈」でも今日は読もうかな。
わたしは彼とは同年生まれ。
だから20年も余計に生きていることになる。
ところがいまだに人様に誇れるような作品が書けない。
情けないったらありゃしない。



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ニューノーマルの生き方を半世紀も前からしてきた。麻屋与志夫

2021-01-23 22:12:27 | ブログ
1月24日 日曜日
●ニューノーマル。いまや流行語となっている。いままでの常識が大きく変わる。新しい状態とでも考えればいいのだろうか。

●ところがこれはわたしがある事件があって、考え抜いて実行して、かれこれ半世紀にもおよぶ生活態度、ものごとの考え方なので笑っちゃいますね。

●ある事件とは隣組から村八分にあったこと。なぜそういうことになったのか、カフカの世界のような不条理な事件だった。
この街からでていけ。
そんなことがすぐはできない。
長いことかかって子供たちはみな東京にだした。わたしは「アサヤ塾」を主宰している。やめるわけにはいかない。いまもってこの故郷の街でがんばっている。

●ソーシャルデスタンス。塾は一学年四名編成。
広い四十人は入室できる教室で十分な距離をおいて勉強している。

●私個人の生活では、いままでに、この年齢で友だちの家に遊びに行ったのは数回。こちらから電話をかけるなどということはしない。変わり者だ。偏屈だといわれている。先日も書いたが飲みに出かけることもない。親戚付き合いもしない。ただただ愛妻とふたり家の中だけで楽しく暮らしている。

●食料を買い出しに行く以外は街にでない。不要不急の外出はしない。散歩も家の周りを歩くくらいだ。

●テレビだけが社会に開いた窓だ。ただしニュース番組と映画、教養番組だけを見る。

●今となってみると、これから社会が変化していく生活の先取りをしていたようなものだ。

●家にいて仕事ができる。家が職場。こんな素晴らしいことはない。



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酒は微酔 麻屋与志夫

2021-01-23 12:17:36 | ブログ
1月23日 土曜日

●寒空の下、散歩に出た。
歩いているうちに体が温まってくる。
弁天池は隅のほうに氷が張ったままだった。
歩道にも氷。
滑らないように注意して歩く。

●塾で黒板の前に立つのにも体力。
小説を書く時など、特に体力がないと根気が続かない。

●毎日散歩して足腰を鍛えなければ、ただでさえ、ほうっておけば体力は低下するばかりだ。

●このところ織本さんのドキュメントに影響されて悲観的なことばかりかんがえていた。

●こうした危機を乗り越えるには、非日常的なことをするに限る。
くたくたになるまで、歩いたり、毎日お酒を飲んだり。
飲むといっても100㏄くらいだ。
元日に飲みだした一升瓶がまだ残っている。

●酒は微酔。


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イタイ、いたい、痛いの向こうの山に飛んでいけ。 麻屋与志夫

2021-01-21 08:53:58 | ブログ
1月21日 木曜日

●幻の巷に……買い物をするためにカミさんとでかけた。あいかわらず、大きな黒のリックを背負っている。

●街に人影は見られない。ただでさえ二足歩行のpithecanthropusも野良猫も見かけない街だ。動いているのは四足歩行の車だけ。

●きょうは、腰痛と膝関節症がGGをさいなんでいる。家を出るときは、これほどの痛みにおそわれるとは予期できなかった。マツキヨの前の歩道にある木製のベンチまでどうにかたどりついたが、もう動けなかった。ベンチに座って「アビラウンケンソワカ。アビラウンケンソワカ」と、となえながら黙想する。カミさんはただおろおろするばかり。歳をとっていくということは、未知の領域に踏み込むことで、一過性のことばかりだ。驚くことばかり、連続して生起してくる。経験というものがまったくものをいわない。そのつど、なんでこんなことが起きるのだ。痛い。いたい。イタイ。と嘆くばかりだ。

●こうした苦役をのりこえて生きつづけている人は「偉い」と尊敬してしまう。

●真言による自己暗示が功を奏した。

●なんとかよたよたと歩きながら悲観的なことばかり柄にもなくかんがえていた。あるく姿は、がに股でよろよろ――ああ、なさけないこれでは直立猿人のソックリサンではないか。家にたどり着いたら、ミンガスを聴こう。ミンガスを聴こうと、こんどはとなえながら歩きつづけた。

●元祖「ヒッキー」を自負している。引きこもり歴、なんと半世紀。二地域居住なので故郷のこの街では飲み友だちをつくる時間の余裕がなかった。

●そのためもあって、家にいるだけで楽しく過ごせるようになっている。

●ジャズレコードのコレクション。カミさんとジャズを聴いているときが、至福の時だ。蔵書が何万冊とある。もともとケチだから週刊誌でも、捨てたことがない。たまるはたまるは本の重みでどの部屋の床もきしんでいる。奥の書斎など、いよいよ床が抜けだした。

●家にたどりついた。「長生きするのは、おもしろいが、どんなことがこれから起きるのか、恐怖と喜びと、それこそ悲喜こもごもなのだな」と実感したものだ。



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幻の街に生きている。街から人が消えた。麻屋与志夫

2021-01-20 12:23:13 | ブログ
1月20日 水曜日
●黒川や武子川はべつだが、鹿沼の街を流れているのは川ではなく「せせらぎ公園」にそった木島堀、戸張町の「カトリック鹿沼教会」の脇、上材木町の奥山病院に沿っての流れは用水だ、ということを知ったのはごく最近のことだ。あるいは、教会脇と奥山さんのところをながれは同じかもしれない。

●道幅を広げるためにコンクリートで覆ってしまつた。暗渠となっているから流れのようすがまったくわからなくなっている。

●このところ乾季なので、白い川底をさらしているので、ああこのながれは川ではなかったのだ。と気づいた。まったく迂闊だ。街の地理にかんする知識がない。こんなとき、市役所前の柳田古書店の主人、わたしの友だちのお兄さんでも生きていれば、いろいろとレクチャーを受けることができたのに。

●まさに乾季。このところ二月くらいほとんど雨が降らないという異常気象がつづいている。コロナ騒ぎで街は厳戒態勢下にある。なんでもこの県は十万人としてのコロナ患者は日本で第四番目らしい。あまりありがたくない統計結果が開示された。

●寒さとコロナ。街を歩く人はほとんどいない。

●水木落ちて石痩せ崖枯れ、という「菜根譚」の一節を思い浮かべる。

●川底の白い石を見たり、木々の枯れ果てた様子を見ているとなんとも寂しくなる。

●コロナ騒ぎで、ひとのエゴが現れる。まあGGくらいの年齢となればたいがいのことでは驚かなくなる。在宅しているのだから、こんな時ほど、本を読んでくれればありがたいのだが、読書の習慣がない場合はゲームに走る。

●この町はどうなっていくのだろうか。

●こういう時だから、街も人も本当の姿が見えてくる。

●われ幻境にあり。


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雪崩れるように老いてくる。 麻屋与志夫

2021-01-17 10:54:20 | ブログ
1月17日 日曜日

●この寒空の下、妻はDIYの店「カンセキ」までバラの土と肥料を買いに行くと意気こんでいる。
「真冬の寒波到来。きょうが一番寒いってさ」
「そんなことない。寒さなんて感じない」
 それはそうだろう。なにか好きなことに熱中しているときのカミさんのパッションはすさまじい。そばによったらひぶくれができるだろう。誇張ではない。すごい熱気を感じる。

●彼女がいらいらしていると、電球が破裂したり、計量器が狂ったりする。わたしも若く体力のあったときはさほどに感じなかったのだが、最近はもうダメ。

●彼女が怒っていると、体内電気が放出されるのだろう。こちらも帯電してしまってなにもできなくなる。

●先日は尿をトイレの床に垂らしてしまった。歳相応の頻尿だ。「またよごしたよ」と絶叫を浴びた。恐怖におののいた。

●織本順吉さんの老残の姿が瞼に浮かんだ。「老いてなお花となる」同世代のGGは見なければよかった。といまでも思っている。世間と没交渉。だから自分が老いたことを他人と比べたことがない。老人だと思っていなかった。他人が見たらあんな老いぼれと、映るのだろう。まだ文学青年のつもりでいるのに……。天下の名優を老いぼれ、なんて言ってごめんなさいね。同世代のよしみで、泉下の織本さんゴメンごめん。

●織本さんが背後からカメラを向けられて怒りだしたシーンがあった。GGも思わずしーんとしてしまった。カメラに殺意を感じた。もっともどのシェークエンスにも冷酷な目があったことは否めない。娘さんが父にたいする復讐の気持ちがあったと語っているのを知った。

●GGもいまはカミさんと二人暮らしだ。力関係が、まったく逆転。娘や息子たちも、みんなカミさんの味方だ。

●これからますます、雪崩れるように老いていく。死ぬことは少しも怖くはないが、いい小説、これがおれの小説だと誇れるような作品が書けるまでは死ぬわけにはいかない。

●カミさんの叱咤にもめげずにきょうもこれから作品を書きつづける。

●まだまだ若い気持ちでいるんだけどな――。あと何年……いやそんなことは考えないことにしている。


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雨の匂い  麻屋与志夫

2021-01-16 17:27:55 | ブログ
1月16日 土曜日
●ともかく寒い。室温がいよいよ三度。あわててキッチンのエアコンつけた。

●若い時には寒さはそれほど感じなかった。季節の移り変わりを楽しんで過ごしていた。ところが歳老いてみると寒さ暑さが身に沁みる。

●夕刻雨となる。久しぶりの雨だ。雨が庭土に滲みこんでいく。そうした光景を眺めることができるのは、田舎暮らしのありがたさだ。雨の匂い、土の匂い。自然の匂いが感じられる。

●石塀のうえには野鳥が群れてている。

●楽しいな。寒さなんかに負けるな。

●春はもうそこまで来ている。


●わたしの作品は角川BOOK WALKER 惑惑星文庫で読んでいただけます。

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