あきらめない。あきらめないで、つづける。 麻屋与志夫

2月3日　月曜日
●続ける。アキラメナイ。はじめたことはやり続ける。持続する。そんなことばが、今日は随所にみかけた。

●いうまでもなく、STAP細胞を発見した若い女性の研究者を讃える言葉だ。

●つづける。あきらめない。こころよくひびく言葉だ。

●中学でも英語の授業は英語で。と言うニュースがパソコンで検索していたら眼にとま
った。

●あたりままえじゃないか。いまどき、英会話のできない先生がいるのだろうか。

●いるとしたら、10年間どんな英語教育をうけたのかと疑問に思う。

●わたしたちの世代は、戦後英語教育が復活しての第一期生だ。

●英語の会話の勉強をするのは「パンパン英語だ」と担任教師にしかられた。

●それでも、神国日本を負かしたアメリカ人はどんな人たちのだ。という疑問に解答をもとめて、寝食もわすれて勉学した。

●ありがたいことに、GHQで通訳をしていた愛波先生が引退して鹿沼に住んでおいでだった。師匠と仰ぎ、六年間通った。

●いまだに、英語の勉強をしている。塾で生徒たちに英語を教えている。師恩をしみじみと思い出している。わたしも何年たっても、思い出してもらえるような教師になりたい。

●東京オリンピックでは通訳をつとめさせてもらった。

●もうひとつあきらめずに、やって来たことがある。「小説」を書くことだ。このほうは、昨年親友Kさんの引き立てでカムバックできた。20年冷や飯をくわされたことになる。

●毎朝、5時起床。１日５時間は執筆に当てている。書くことが溜まり過ぎている。このペースではあと３０年は生き続けなければならないだろう。なんとかあと30年小説を書く時間を与えてください。と神とご先祖様に祈っている。仏壇が掘りごたつの前にあるので、亡き母とは毎日会話をかわしている。

●ああそうだ。学習塾を始めて40年になる。これも、生ある限りつづけていく。

●「持続することは力なり」いい言葉じゃありませんか。





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